カテゴリー「ウェブログ・ココログ関連」の72件の記事

2009/09/17

ブロガーのスランプ

昨日、自分のブログの 3年半前のある記事を確認する必要が生じて読み返したら、我ながらおもしろいのである。

その翌日の記事もおもしろいし、翌々日の記事もまたおもしろい。つい、ほぼ 1週間分の過去の記事を読み返して、「あの頃は今より冴えてたのかも」 なんて思ってしまった。

実は近頃、ブログのネタに少しだけ苦労し始めている。いや、決してネタがないわけじゃない。いくらでもあるのだ。私のメモ帳 (最近は iPhone の 「メモ」 機能を使っている) には、日頃書きためたネタが常に 5つか 6つゴロゴロしている。

しかし、メモしたネタのうち、実際に使えるのは 5つに 1つあるかどうかである。さらに、実際書き始めてから、「始めに感じたほどおもしろいネタじゃないかも」 なんて思ってしまうこともある。ひとつには、近頃仕事が忙しくなってしまって、なかなかじっくり一つのネタを掘り下げる時間が取れないということもあるのかもしれない。

あまりじっくり掘り下げなくても、直観でサクサクっと書いてしまえるネタというのもあるのだが、このくらい長くブログを続けていると、そんな重宝なネタはほとんど過去に書いてしまっている。繰り返しを絶対に避けたいというわけでもないが、同じようなネタばかりになってしまっては、自分の気が済まない。

あるいは、単純にちょっとしたスランプなのかもしれない。そういえば、前にスランプというモノについて漠然と考えたことがある。そうか、それでは、今日のところはそれでいってみよう。

スポーツの世界でも、好調をコンスタントに維持するのは難しい。単に体調の波ということもあるが、メンタルな要素も大きい。例えば野球の打撃について、前にある解説者が次のように言っているのを聞いたことがある。

打撃の好調が続くと、選手自身気をよくしてしまって、大抵の球はヒットできるような気がしてくる。それで欲が出て、打ちにくい球にもつい手が出てしまいがちになる。その結果、フォームが微妙に崩れ、だんだん思うようなヒットが出なくなる。それがスランプの始まりなのだという。

スランプが続くと今度は慎重になり、明らかな好球にしか手を出せなくなる。するとだんだんヒットが出始め、いいときの感覚がよみがえり、調子が上向く。こんなような波の繰り返しがあるのだという。人間は機械じゃないから、どうしても波があるのだ。

スランプの原因というのは、その程度の微妙なことである。その結果にしても、野球でいえば、3割打てるか 2割 5分を切るかというのは、100回打ってヒットが 5~6本増えるかどうかという程度のことだ。初めから 2割 5分打てない打者が 2割を切っても、それが 「スランプ」 といえるかどうかは微妙である。

ブログブームといわれた現象が過ぎ去ったのも、こうしたことと無縁ではないだろう。多くのブロガーは、初期の頃の、書くことがいくらでもあった時期を過ぎて、いわばスランプになってしまったのだ。

誰だって腹の底にたまっていて、いつか書いてやろうと思っていたようなネタはいくつかある。ブログを始めた当初は、そうしたことを思い切り書いてしまうと胸のつかえがおりて気持ちがいい。ところが、ネタが尽き始めて小ネタを書き始めると、初期の頃の 「いい気持ち」 がなかなか得られなくなる。

「こんなはずじゃない」 と思う。「ブログを書くって、もっと爽快なことのはずだった」 という気がする。すると、なんだか馬鹿馬鹿しくなって更新をしばらく休むことになる。そのうちまた書くことができればいいが、そうでないと 「しばらく」 が 「ずっと」 になって、消え去ったブロガーも多い。

一方、初めから 2割 5分打てない打者に 「スランプ」 と呼べるものがあるかどうか微妙であるように、こういっちゃ何だが、何年もずっとおもしろくもなんともないブログを書き続けているという例もある。まあ、それはそれでブロゴスフィアの裾野を広げる役には立っていると思う。

私個人としては、ここまで 「毎日更新」 を続けてしまった以上、更新を休もうという発想がないのである。それは意地とかそういったものではなく、もはや 「毎日ブログを書き続けるカラダ」 になってしまったのだ。書かないと気持ち悪いのである。まったくもって因果なことだ。

こんな時には無理に大ネタを書かずに、ぼちぼちと小ネタで続けていると、そのうちヒットが出始めたりする。というわけで、「近頃、胸のすくようなヒットがないなあ」 と思っている方も、よかったら辛抱してお付き合い願いたい。

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2009/07/22

ココログから 「落語」 の 2文字が落ちた

昨日、乙痴庵さんからコメントで、「落語と手話と夢之助」 という古い記事のタイトルから 「落語」 の 2文字が抜け落ちて、「と手話と夢之助」 になっていると知らせていただいた。

タイトルだけではない。本文からも 「落語」 の 2文字がすべて消えて、えらく読みにくくなっている。

さっそく修正したが、ゴキブリが一匹いたら百匹いると思えと言うので、Google で自分のブログ内検索をしてみた。もちろん、キーワードは 「落語」 である。私は案外 「落語」 の話題を使うので、結構な記事がヒットする。

そしてその記事の本文をみると、すべてのケースでというわけではないが、多くの記事の中に使われた 「落語」 の 2文字が見事に消えてしまっている。修正に大変な手間がかかった。それにしても、こりゃ一体、どういうわけなんだ。

咄嗟に思い浮かんだのは、ココログが 6月 30日に実施した大規模メンテである。あのメンテは、ココログ得意のチョンボがあったようで、予定時間を大幅にオーバーしてしまった。かなり問題続出だったようである。

あのメンテが原因という証拠はないが、あれが怪しいんじゃないかという気がしてしまう。それにしても、なんで私の記事の 「落語」 という 2文字が落ちてしまうんだ? ベタすぎて、洒落にもならない。

私以外にも、ココログ・ユーザーで 「落語」 の 2文字が消えている人がいるかもしれない。思い当たるところがあったら、ちょっと確認作業をしてみる方がいいかもしれない。

というわけで、疲れたので、今日は短め。

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2009/07/08

ウチのブログの傾向

ココログでは、カテゴリー別の表示ができるようになっている。デフォルトでいくつかのカテゴリーが設定されているが、自分で新規カテゴリー加えることもできる。

こちらのアーカイブ・ページの真ん中より上が時系列のバックナンバーで、その下にカテゴリー別表示のリストがある。

カテゴリーの多くはデフォルトで設定されていたものだが、自分で新たなカテゴリーをプラスすることもできる。「言葉」 「比較文化・フォークロア」 「哲学・精神世界」 などのほか、そうそう、「唯一郎句集 レビュー」 も、もちろん私が作ったカテゴリーだ。

ふと思い立って、自分の書いている記事がどんなカテゴリーに分布しているのか調べてみた。これを調べれば、自分が興味を持っている分野とあまり興味のない分野が客観的にわかるんじゃあるまいかと思ったのだ。

で、ちょっと手間をかけて調べてみたのが、以下の表である。記事の本数の多い順に、上から並べてある。一つの記事に複数のカテゴリーを振り当てている場合もかなりあるので、合計してしまうと、記事の本数をかなり上回る。

日記・コラム・つぶやき 245
経済・政治・国際 222
言葉 177
ニュース 164
パソコン・インターネット 162
比較文化・フォークロア 136
心と体 123
哲学・精神世界 87
世間話 79
ウェブログ・ココログ関連 69
自然・環境 66
マーケティング・仕事 57
旅行・地域 57
文化・芸術 54
スポーツ 50
グルメ・クッキング 46
唯一郎句集 レビュー 40
ファッション・アクセサリ 38
庄内の話題 37
学問・資格 28
音楽 24
映画・テレビ 22
芸能・アイドル 19
ちょっといい話 16
携帯・デジカメ 10
住まい・インテリア 9
書籍・雑誌 6
おすすめサイト 3
育児 3
ペット 3
美容・コスメ 2
アニメ・コミック 1
恋愛 1

この表を見る限りでは、「日記・コラム・つぶやき」 というカテゴリーに入る記事が断トツで多い。それも道理で、ただ漠然とした記事は面倒だからみんな、このカテゴリーの中に放り込んである。分類が面倒な時に放り込む押し入れみたいなカテゴリーである。

その次に多いのが、「経済・政治・国際」 というカテゴリーだ。私は政治経済や国際問題に特別関心があるわけでは決してないが、こんなに大それたテーマを 3つもひとくくりにしてしまっているのだから、記事数が多くなるのも当然である。

それから、私が少々こだわっている公選法改正や選挙でのネット・キャンペーン解禁という話題が、当然ながらここに入るので、どうしても本数が多くなってしまう。

これ以外に記事本数が 100本を越えているのは、「言葉」 「ニュース」 「パソコン・インターネット」 「比較文化・フォークロア」 「心と体」 である。この中で、「ニュース」 「パソコン・インターネット」 の中には、比較的 「埋め草」 的記事が多いという印象を、自分ではもっている。

ちなみに、「埋め草」 とは、取り立てて重要な記事がない時に、しかたなくスペースを埋めるための記事である。いずれもその時々の話題の中からテキトーに見繕うことができるので、さっと書きやすい。

一方、「言葉」 「比較文化・フォークロア」 「心と体」 というカテゴリーは、私が本当に興味をもっているテーマということができる。当初はこのカテゴリーの記事がやたらと増えてしまっていた。いつだか忘れたが、新たに 「哲学・精神世界」 というカテゴリーが加え、かなり多くの記事をこちらに分けたので、今の程度の状態になったというわけだ。

私は禅宗の坊主の孫という生まれのせいか、こうしたテーマで書きたがる傾向が、我ながら強いと思う。

逆に、本数の少ないカテゴリーをみると、「アニメ・コミック」 「恋愛」 というのが、各 1本ずつしかない。色気のないことである。さらにデフォルトで設定されている 「趣味」 というのは 0本だ。なかなか極端である。

アニメ・コミック」 のカテゴリーで書いてあるのは、『ドラえもん』 の大山のぶ代さんを賞賛する記事だし、恋愛」 のカテゴリーも、当世の若い連中の恋愛観に疑問を抱いたというものだ。残念ながら、こうしたテーマにいかにもありがちな濃い内容ではない。

「経済・政治・国際」 のカテゴリーの記事にしても、私は快刀乱麻の如く切りまくるなんていう書き方はしたくないと思っているので、ポピュラーなインパクトにはものすごく欠ける。こうしてみるとやっぱり、ウチは人気ブログになるような要素はあまりもっていないようなのである。

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2009/07/01

ココログがメンテすると、決まって ……

昨日は @nifty がココログのメンテでチョンボしちゃったようで、昼過ぎから夕方まで "Today's Crack" が閲覧すらできない状態となり、管理画面には 10時頃まで入れなかった。

その逆境にもめげず、昨日の Today's Crack に 824 ものアクセスが記録されたのは、誠にありがたい限りである。

ココログがなにかメンテをするたびに、事前に知らされた予定時間の倍以上かかった上に、かえってシステムがおかしくなって不具合ばっかり生じる結果になってしまうのは、2年半前頃まではほとんどお約束だった。(参照 1参照 2参照 3参照 4参照 5

だから、「機能向上のために大規模メンテを行います」 なんていう告知がされると、「ああ、また大規模におかしくなってしまうのか」 と、ため息をついていたものである。

ところが、近頃はそんなこともなく、3時間の予定でメンテの告知があっても、実際は 2時間ぐらいで終わったりしていた。「ココログもかなり進歩したなあ」 と、感心していたのである。ところが、昨日は 2年半前ぐらいまでのイライラを思い出してしまった。

こんなこともあろうかと、昨日の Today's Crack の更新は、日付が変わって間もない夜中のうちに済ませておいた。近頃は年のせいか、眠くてたまらくなるので、昼とか夕方とかの更新が増えてきてしまったが、以前は夜中のうちの更新がお約束だった。メンテの度にイライラしていた頃の習慣を復活させたというわけである。

Today's Crack の方の更新はこれで OK だったわけだが、和歌ログの更新がままならない。夕べはいろいろと急な仕事が重なって、10時半過ぎまであちこちに確認の電話をかけまくるという、ちょっとすさまじい夜になってしまったのだが、その間にちょこちょこと管理画面にログインしようとしても、「メンテナンス中です」 という表示が返されるばかりである。

久しぶりで味わうストレスだったが、10時頃に試したら、ようやく管理画面に入れた。ログインが殺到して殺人的に重くなってしまう前に、サクサクっと和歌ログの更新を済ませて、再び急ぎの仕事に戻ったので、今朝はチョー眠い。

夕べの更新でちょっとむっときてしまったのは、和歌ログの 6月 30日のログが消えてしまっていたことである。メンテの途中で相当いろいろトラブルが発生したみたいで、私の他にもログが消えてしまったという人はいるのではあるまいか。

こんなこともあろうかと、私は "Today's Crack" のバックアップは 「はてな」 に、「和歌ログ」 のバックアップは 「楽天」 に取ってあって、それぞれココログがトラブった時のリザーブとして使うようにしている。これがないと、安心してココログでブロガーなんてやっていられない。

今回のメンテもようやく一段落したようなので、@nifty さんには、しばらくはあまり余計なことをしないようにお願いしておきたいところである。

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2009/06/16

2000日連続更新

実は、Today's Crack は今日で 2000日連続更新ということになった。平成 15年 12月 26日からずっと欠かさず更新が続いている。

「ちょっと待て、この Today's Crack というブログが始まったのは、平成 16年 7月 1日からじゃないか」 と言われそうだが、それ以前から本宅サイト内で更新していたのだ。(参照

そして、正真正銘の毎日更新というのではなく、「ほぼ毎日更新」 ということだったら、平成 14年 3月から継続していて、既に 7年以上になってしまう。さらにもう少し詳しい事情が 1000日更新記録の日の記事に書いてあるので、再録する。

実をいうと、平成 15年 12月 26日というのは、当コラムの日付の付け方を変えた (参照) 日で、それまでは、その日付のエントリーをその日の夜に書いてアップロードしていたのだが、この日から、翌日付のエントリーを夜のうちに書いておくという原則にしたので、1日飛んでしまったのである。

だから、裏の事情を言ってしまうと、この年の 12月 14日から、既に連続 1012日間、休まず書き続けているのだが、公式記録上は、今日で連続 1000日ということになる。

というわけなので、裏記録としては今日で、2012日連続更新を達成ししてしまっている。そして、私が運営しているもう一つのサイト 「和歌ログ」 では、既に先月の 23日に、連続 2000首目の歌を詠んだ。

ブロゴスフィア広しといえど、まったく毛色の違ったブログ 2つを、5年半以上も毎日更新しているというのは、稀なケースなんじゃなかろうか。それにしても、我ながらよくもまあネタが続くものだ。

この 5年以上の間のアクセス数の変化が、なかなか興味深い。最初の頃は、どんどんアクセスが増え続けたので、データを取るのが楽しみだった。とくに 3年前ぐらいは、前年同月比で 200~300%という 「行け行けドンドン」 的な増加だった。思えばこの頃が 「ブログ・ブーム」 の最盛期だったのだろう。

ところが、2年前から伸びが止まり、昨年当たりからは、前年同月比で 80~90%ということが多くなった。まあ、3年前が 「ブログ・バブル」 で、このくらいが正常な状態なのだろう。この変化に伴って、私自身もウケ狙いの記事を書く気が全然なくなって、割と地味なテーマを追うようになった。

ここみたいなサイトは、一日平均で 3000も 4000もアクセスが集まるようなことはない。今後も地味に展開していきたいと思っている。

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2009/01/16

知のヴァーリトゥード 7周年

私の本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 は平成 14年の 1月 16日に、敢えて知人にも知らせず、ひっそりとスタートした。

つまり、今日は 「知のヴァーリトゥード記念日」 である。7周年ということになる。さらに言えば、"Today's Crack" は昨年大晦日で、5年間の毎日連続更新を達成済みである。

サイトをスタートさせた頃は、「ブログ」 なんていう言葉は存在しなかった。だから、"Today's Crack" の更新は、サイト内のウェブページでやっていた。そして平成 15年の暮れ、「平成 16年は正真正銘の毎日更新を達成してみよう」 と思い立った。

それまでも 「ほぼ毎日更新」 というのは 1年 9ヶ月ぐらい続けていた。だから、「正真正銘の毎日更新」 も、それほど気負い立たなくてもできるだろうと、軽い気持ちで決心したのである。人間、何か達成しようというなら、あまり悲壮にならず、「軽い気持ち」 で始める方がいい。

「なあに、それくらい、さくさくっとできるさ」 というぐらいの気持ちが、ちょうどいいようなのである。心理学的にも、物事を達成するには、「いい意味でなめてかかる方がいい」 と言われている。

「果たして自分にできるだろうか? できないかもしれないけど、とりあえず、チャレンジだけはしてみよう」 なんていうのでは、たいてい失敗する。始める前に、「できなくてもしかたないよね。だって、難しいチャレンジなんだもん」 というエクスキューズが用意されているからだ。

「それくらい、できるさ」 という決心は、一見ちゃらんぽらんに見えるが、実は案外、背水の陣なのである。失敗を想定していないのだから、やるしかない。しかも、あまり悲壮感が伴わないから、楽しんでやれる。この 「楽しい背水の陣」 というのも重要ポイントだ。

「楽しい背水の陣」 というのは、幸運をも呼ぶ。平成 16年の夏、サイト内でいちいち枠を作って毎日新しいコラムを書くという作業が、うっとうしくてうんざりしかけた頃、世の中では 「ブログ」 というのが本格的に盛んになっていた。

で、「よっしゃ、ブロガーになろう」 なんて思ったわけじゃなく、単に面倒なウェブ編集作業から解放されそうだったので、この年の 7月から "Today's Crack" をブログに移行させた。これが 「当たり」 で、更新作業は圧倒的に楽になった。

形としてのブログを始めるずっと前から、実質的にはブロガー的なことをしていたわけなので、更新の苦労なんてない。作業的にはウェブ内でやっていた頃より楽なので、ますます楽しんでやれる。

で、「正真正銘の毎日更新」 は、気が付いてみたら 5年間を越してしまっていたというわけだ。よくもまあネタが尽きないものだと、それだけは我ながら感心してしまう。

そして、しょっちゅう読んでくださる読者の方々に心から感謝し奉る次第である。読んでくれる人がいなかったら、こんなに続けることなんて、とうていできやしない。

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2008/12/25

今後のブログは 「小ネタ」 の勝負

ブログの世界がちょっとつまらなくなってきたと言われて久しい。私のブログも、一時の右肩上がりが続いていれば、今頃は 1日に3,000ヒットぐらいしていてもいいのだが、勢いが止まってしまっている。

この原因に近頃気がついた。これは、「大ネタ」 が語り尽くされてしまったからである。

ブログ勃興期は、「大ネタ」 がほとんど手つかずのまま残されていたから、多くのブロガーがそれについて熱く語ることができた。大ネタには多くのコメントがつき、それがさらに発展して、それぞれの新たなブログ記事になるという拡大再生産が行われた。

ところが今や、大ネタは語り尽くされたのである。政治問題、経済問題、社会問題などなど、いろいろな大ネタが既にいろいろなブロガーに取り上げられ、それぞれの視点から語られた。今さら何を言っても、それらの二番煎じになるだけである。

新しいニュースにしても、それに類したことは既に何度も報じられているから、個別のニュースついて論じてもいつものパターンになってしまう。二番煎じに変わりはない。あるニュースに個々のブロガーがどんな反応をするかは、読む前から大体想像がついたりしてしまう。

二番煎じだから、コメントも盛り上がらない。そうなると拡大再生産も行われない。縮小に向かうのみである。アクセスも減る。ブロガーは、ただでさえネタに困っているのにアクセスも減ってしまうのだから、書き甲斐がなくなってしまう。自然に更新頻度が減る。そしてますますアクセスが減る。

ちょっと話は変わるが、今、文学博士になるのはとても難しい。文学博士に比べれば、理学博士や工学博士は比較的容易だと言われる。それは、理工学の分野は日進月歩なので、画期的なテーマの博士論文がいくらでも書けるからである。一方、文学の世界は大ネタは論じ尽くされていて、新しいテーマがなかなか出てこないので、書きにくいのだ。

そうなると文学博士になるためには、これまであまり論じられなかったニッチなテーマを、ちまちまと掘り下げて論文を書くしかない。しかし文学を志すような人のこととて、そんなつまらないことはあまりしたくない。もっとおもしろい仕事がいくらでもある。自然、文学博士になるための論文なんて書く人が減るのである。

ブログの世界は今、文学博士論文と似たような状況になりつつあるんじゃあるまいか。論じておもしろそうな大ネタが、決定的に不足しちゃってるのである。そうなると、これからもブログを書き続けようという人は、エッジの立った洗練された小ネタを 「ウリ」 にする方がいいかもしれない。

それに気付かず、手垢の付きすぎた大ネタばかり繰り返していると、ブロゴスフィアは停滞してしまうだろう。

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2008/11/15

急にアクセスが増えちゃって

昨日、"Today's Crack" へのアクセスがやたらに多いのでリンク元を調べたら、「日刊ココログガイド」 の 「2008年11月14日のおすすめ」 で当ブログが紹介されていたのだった。

こんな紹介ページができていたなんて、全然知らなかった。紹介された効果は、まあ、大手ニュースサイトより下というところだ。

Crack_081115_3紹介されたのは、一昨日の 「消費者からの不思議な電話」 という記事だ。記念だからちょっとスクリーンショットを撮っておいた。(クリックすると拡大する)

せっかく紹介してもらって文句をいうわけではないが、「少しは考えた? 消費者からの不思議電話に企業も辟易」 というコピーには、ちょっとひっかかるものがある。「少しは考えた?」 って、一体、誰に向かって、問いかけてるんだろう? よくわからんのである。

私は別に、読者に向かって 「少しは考えろよ!」 なんていうつもりで書いたわけではないので、そのあたり誤解のないよう、よろしくお願いしたいところである。

ココログのポータル的なサイトで紹介してもらったおかげで、昨日のアクセスはかなり増えた。いつもの 3倍以上である。これが嬉しくないというわけではないが、ブロガーとしてもそろそろすれっからしの部類に入ってきた私としては、もはや手放しで喜ぶなんてことはないのである。

昨日当ブログに来てくれた人たちの多くが、今日も来てくれるなんてことは、まずない。まあ、まったくないというわけではないのだが、その確率は多くて 10パーセントぐらいのものだ。

つまり、たまたま来てくれた 2000人のうち、明日も来てくれるのは、200人以下で、それもだんだん減っていき、常連として残ってくれるのは、10人以下というところだろう。過去のデータが如実に物語っている。

うちのブログがニュースサイトに取り上げられて、1日に 4000とか 5000とかのアクセスを記録したことが、前にも何度かある。初めのうちは、その異常なアクセスの 1割でも常連になって毎日来てくれたらなんて期待したが、そんなことは全然なかった。それがあったら、ウチのアクセスなんて今頃、1日 1万以上になっていてもいい。

というわけで、昨日の昼頃、異常なアクセスに気付いたので、私は意識してクールダウンすることにしたのである。

本当は昨日のエントリーのタイトルは、「麻生首相の怪しい願望」 みたいなものにするつもりでいたのだが、敢えてそうしたセンセーショナリズムは避けて、"「言い間違い」 を巡る冒険" なんていう当たり障りのないものにしたのである。「~を巡る冒険」 というのは、常連の方はおわかりだと思うが、当ブログの定番タイトルである。

派手で思わせぶりなタイトルで釣ると、こう言っちゃなんだが、お子様が集まりすぎてしまうおそれがある。だって、件の 「日刊ココログガイド」 の 「コネタマ」 というネタ提供ページの 「オススメ」 なんてのをみると、なんとなくお子様っぽい雰囲気なのだよ。こんな具合。

08年「今年の漢字」、あなたは何にする? イベントも開催!
2008年秋ドラマ、あなたのイチ押しはどれ?
内緒で買ったもの
ボーナスが出たら買いたいガジェットは?
あなたが注目する美男・美女アスリートは誰?

うぅむ、うちのコメント欄がこんな感じの色に染められちゃったりするのは、できれば避けたい。そんなわけで、私はアクセス増加を歓迎しないわけではないけれど、それはゆったりしたペースで実現したいものだと思っているわけなのである。

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2008/10/26

結局はキャラ勝負だし

本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 の 50万ヒットは、昨日めでたく達成された。キリ番をゲットしてくれたのは、あの、中森明菜を語らせたら日本一の、まこりんさんである。

まこりんさんのサイトに一度行ってみるといい。余人の追従を許さぬ絶対的分野をもつって、すごいことだと思わされるから。

とはいえ、あまり褒めすぎると、向こうもむず痒くなっちゃうといけないからこのくらいにして、私のサイトのお話である。私の場合は、まこりんさんとは対照的に、「広く浅く」 のごった煮主義である。

ウェブサイト勃興期に、「サイトは性格を絞り込んで製作しなければ成功しない」 なんていわれたが、私は初めからそれに反旗を翻して、「ごった煮」 主義でサイト構築をしてきた。その心意気は、5年以上前に、本宅サイト内の このページ に書いているので、よかったら読んでみていただきたい。

で、私のサイトは 「何でもあり」 ということなのだが、それでも、気付いている人は気付いているかもしれない。「tak-shonai は、いろいろ幅広い話題を語っているように見えるけれど、最終的に言いたいことは、煎じ詰めてみると、いつも大体決まり切ってるんじゃないか」 と。

そんな視点でまこりんさんのサイトをみると、「歌謡曲」 中心の音楽と少女漫画にカテゴリーを絞り込んでいるにもかかわらず、それをダシにして結構幅広いことを語っていて、それでもやはり最終的にぐぐっと集約された 「まこりん的地平」 に連れて行かれたりするのも、結局は同じようなものなのかもしれない。

間口なんて広げようが狭めようが、結局はキャラクターの勝負ということであり、そのキャラクターも、長くやっているうちに、ふと気付いてみると少しずつ進化しちゃてるというのが、個人サイトと長く付き合うおもしろさだと思う。

首尾一貫してはいるけれど、何年経ってもまったく変わらなすぎというのも、やっぱりつまらない。ずっと変わらぬ完成度なんていうのは、桂の 「明烏」 ぐらいになってから言われればいいことだ。

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2008/08/27

"Today's Crack" 100万ヒット間近

当ブログ "Today's Crack" の 100万ヒットがいよいよ間近になってきた。今朝、電車の中で確認したら、"990002" となっていて、いよいよ、残り 1万を切った。

多分、遅くても来月の 10日頃までには達成されるだろう。念のため、カウンターは早めに 7ケタ表示に変更しておいた。

このブログは、本宅サイト 「知のヴァーリトゥード」 で 6年以上前から毎日更新していたコラムを、更新のしやすさという理由で、平成 16年 7月から Cocolog に乗り換えさせたものである。だから、私としてはあくまでも、「本宅の離れ」 みたいな意識でいる。

そんなわけなので、本宅の方が 6年以上もやってきてまだ 50万ヒットにもなっていないのに (多分、10月頃には届くだろうけど)、「離れ」 の方が 4年ちょっとで 100万ヒットになるというのは、ちょっと複雑な思いがしている。

ブログというのは Web 2.0 の代表的存在なんだそうだが、確かに、客観的にみればフツーのウェブサイトよりもずっとアクセスされやすいもののようだ。当初は、「こんなのどんどん書き殴ってるだけだから、本宅サイトの中のページの方が定番として残るだろう」 と思っていたんだけど。

確かに、ウチの本宅サイトの中の "「なおざり」 と 「おざなり」" というページなんかは、毎日どんなに少なくとも 40ヒット、多い日は 200ヒットぐらいある。たまにテレビのクイズやバラエティ番組なんかでこの話題が出ると、1,000ヒット以上になる。

というわけで、目立たない個人ブログのトップページよりはずっとアクセスを稼いでいるのだから、捨てたものじゃない。ところが、"Today's Crack" の方はそれよりもずっとすごくて、ときどき著名ニュースサイトで紹介されたりすると、私が目をむいてしまうほどのアクセスが記録される。

テレビ番組がきっかけの集中豪雨的アクセスは、せいぜい 2時間も経てば台風が急速に遠ざかるように収まってしまうが、メジャーなニュースサイトで紹介されると、子サイト、孫サイトに波及して、1週間はアクセス集中が続く傾向がある。

私のブログは、いわゆるニュースサイト好みでない渋めのテーマを取り上げることが多いので、とくに 「はてな」 系の話題には乗りにくい。それでもたまに紹介されたりすると、2,000 や 3,000 どころではないアクセスが来る。この意味で、やはりブログの威力というのは大きいようなのだ。

ウチのように掛け値なしに毎日更新を続けていると、過去ログという財産もかなりなものになるので、検索サイトからのリンクでのアクセスもかなり多い。だから、ブログの記事も十分 「定番」 として残るものだということがわかった。

ただ、私はやはりフツーのサイトもあった方がいいだろうと思っている。私の母校の校歌特集とか、「庄内力」 のサブサイトとかは、ブログにはそぐわない。何でもかんでもブログにすればいいというわけでもないのである。

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