カテゴリー「パソコン・インターネット」の100件の記事

2019/03/09

単語登録を巡る冒険

PC を使っていて何気に便利なのは 「単語登録」 という機能である。例えば仕事先とメールで連絡を取るときなど、「お世話になっております」 という決まり文句で書き始めることが多いが、いちいち律儀にそのままキーボードを叩いたりしない。

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「おせわに」 と入力してスペースキーを押せば 「お世話になっております」 と変換されるように単語登録してある。「今後ともよろしくお願い申し上げます」 なんてのもごく当然に 「こんよろもう」 で変換される。

固有名詞にしても同様で、仕事先の社名がカタカナでやたら入力しにくいものだったりしたら、簡単な略称で登録する。例えば 「株式会社マービック情報システム」 なんて名前の会社があったりしたら、迷うことなく 「まびしす」 の 4文字で登録しておかないと指がもつれる。

「代表取締役社長」 なんていう役職名も、「だいとりしち」 で登録してあるし、「取締役部長」 も当然 「とりぶち」 である。最近はカタカナ名前の役職が多いので、「営業担当マネージャー」 なんてのは当然 「えぎまね」 になり、「システム開発エキスパート」 なんてややこしいのは 「しすかいえき」 である。

ところが周囲に聞いてみると、こんなふうにマメに単語登録機能を使っている人は案外少ない。長ったらしい決まり文句や社名、役職名でも、律儀にチマチマ入力しているようなのだ。「どうして登録しないの?」 と聞くと、「だって面倒くさいんだもの」 と言うのである。

「いや、単語登録は一度で済むけど、それしないと一生面倒くさいんだよ」 と言うのだが、なかなか真意が通じない。要するに慣れないから面倒に感じてやらないし、やらないからいつまでも慣れないというだけである。

ところで私はこれまで、近くを走る 「つくばエクスプレス」 という鉄道路線を 「つくえく」 という省略形で単語登録していた。試してみればわかると思うが、「つくばエクスプレス」 はまさに指がもつれそうになり、しかも "express" という英単語ともごっちゃになりやすいから面倒な入力の代表格である。これを単語登録しない手はない。

ところが、世の中はこの 「つくばエクスプレス」 のことを 「TX」 の略称で呼ぶのが当たり前になっているようなのである。いちいち 「つくばエクスプレス」 なんて言うのは、今や完全に少数派だ。ましてや 「つくえく」 なんて言うのは 1人もいないし、言っても通じない。それで私も最近考えを改め、「つくえく」 を放棄して 「tx」 で単語登録しなおしてしまった。

そしてこれ、やってみると恐ろしいもので、10年以上 「つくえく」 に慣れ親しんでいたカラダが、あっという間に 「tx」 のカラダに切り替わってしまったのである。今や 「つくえく」 と打ち込むことさえ、たまらなく面倒に感じる。

というわけで、人間おしなべて楽な方に楽な方にと流れるものだというのを実感している次第である。

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2019/02/20

72〜73歳ぐらいが 「年齢によるデジタル・デバイド」 の境目か

近頃、近所のスーパーやコンビニのコピー・サービスのコーナーがやたら混雑していると思ったら、なるほど、町内自治会の年度替わりが近付いてきて、総会などで使う資料のコピーの需要が多くなっているのだった。

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で、コンビニなどのコピー機を使ってコピーしたりソートしたり、悪戦苦闘しているオッサンたちが目立つのである。彼らは見たところ大抵 70歳はとっくに過ぎたぐらいのようで、この辺りの年齢層というのは、会社勤めをしていた頃でも、コピーなんて作業は当然の如く若い女性社員に任せていたのだろう。

だから今になって町内自治会の役員なんか引き受けてしまうと、総会資料を作るのに自分でコピーとソートという作業をしなければならない。現役で務めていた頃はあまり馴染みのない作業だったようで、なかなか苦労している様子なのである。

いや、コピーとソートだけではない。彼らが仲間内で話している会話を聞くと、資料作成そのものにもかなり苦労しているようなのだ。こんな会話があちこちから聞こえてくる。

「いやはや、今どきは総会資料が手書きってわけにはいきませんからな」
「この年になって、パソコン打つのに苦労しなけりゃならんとは思いませんでしたね」
「私なんか、娘婿に入力してもらってますよ」

いやはや、舅の PC 入力係までしなければならないとは、娘婿も思ってなかっただろうね。

その昔、「デジタル・デバイド」 という言葉が流行ったことがあった。本来の意味は 「IT 機器を使いこなせる人とこなせない人の間に生じる社会的格差」 ということだったはずだが、こうした会話を耳にしていると、この国ではどうやら 72〜73歳を境目として 「年齢によるデジタル・デバイド」 というものがあるような気がする。

もちろん、75歳とか 80歳とかで苦労せずに PC を使いこなしている人もいないではないが、どう見てもそれはかなりの少数派で、「PC は持ってるけど、あまり使わない」 とか 「メールを受け取るだけ」 みたいな人が多く、そしてそのメールでも、「ガラケーの携帯メールのみ」 というケースが多い。

まあ、70代半ばを過ぎてしまったら、PC を使わなければならないような業務とは縁遠くなるだろう。それにそのくらいの年になれば、PC ができないからといって社会的格差につながるなんてこともない。

しかしたまにこうして町内自治会みたいな仕事が回ってくると、ずいぶん苦労してしまうもののようなのだ。会社勤めの頃に、もう少し PC に馴染んでおけばよかったね。

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2019/01/26

突然アヤシすぎるページが表示されたら

昨日の記事で紹介した 「キーワードノート」 というサイトを開いて、そのページ上をクリックすると、やたらアヤシいスパムっぽいページが突然表示されてしまう。念のため 「表示されたら下手に反応せず、すぐに閉じることをオススメする」 と記しておいたところ、さくらさんからのコメントで、Javascript の設定でややこしいことにならずに済むと知った。

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ちなみに 「Yahoo 知恵袋」 でも、上のような Q&A が見つかった。これどうやら、かなり出回っているスパムのようだ。私の場合は、「iPhone X が 100円云々」 の前に、いきなり下のような紙吹雪が舞うという派手なページが表示された。しかし 「あなたは 5億 Google 検索を行いました」 なんてわけのわからない日本語だし、どこからどうみてもスパムである。ためらわず証拠のスクリーンショットを撮っておいた。

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で、せっかくだからもう少しほじくってみようと思い、下の 3つのトロフィーのアイコンの 1つをクリックすると、まさに 「あなたは iPhone X を特別に 100円で買える権利を手にしました」 みたいなページに切り替わる。ここで単純な人なら大喜びで個人情報を書き込んで申し込んでしまうところだろうが、おあいにく様、私は美味しすぎる話を信じやすいタイプじゃないのでね。

さらに上述のページの他のところをクリックすると、「あなたの Mac はウィルスに冒されている」 だのなんだのという英語のページが表示されて、対策を講じるように促される。促されるままに妙なプログラムをインストールしちゃったら、逆に面倒なことになるに決まっているから、すぐにそのページを閉じた。

といわけで、私が昨日紹介したページを開いたせいで (注意を呼びかけているにも関わらず)、ややこしいことになってしまう人が出たらヤバいので、念のためにこの記事を書いているわけである。

自分が意図して調べてみたりその類いのサイトに行ったりしたわけでもないのに、突然美味しすぎる話のページが表示されたら、それは間違いなくスパム・ページなので、求められるままに個人情報を書き込んだりしてはいけない。さらに突然 「あなたの PC に 〇〇個の問題が見つかった」 なんてアヤシい表示も、クリックした途端にそんなことがわかるはずがないのだから、信じてはいけない。

で、こうしたややこしいことにならずに済むようにするには、Javascript をブロックすればいいようなのである。試しに件の 「キーワードノート」 というサイトの Javascript をブロックする設定にしてみたところ、妙なページは全然表示されなくなった。めでたし、めでたし。

Google Chrome (バージョン: 71.0.3578.98) での Javascript ブロックの設定は以下の手順。

  1. URL の表示されるバーの右端のメニューボタン (縦に点が 3つ並んだボタン) をクリックし、「設定(S)」 をクリック
  2. 一番下の 「詳細設定▼」 をクリック
  3. 「コンテンツの設定」 をクリック
  4. 「Javascript」 の右の ▶ をクリック
  5. 表示されたページで、Javascript をブロックしたいサイト名を登録する
    (あるいは、「許可 (推奨)」 という行のスイッチで全面的にをブロックする)

これで OK。一度 Chrome を終了させ、再度起動させると、突然迷惑なページが表示されることはなくなっている。

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2019/01/19

Mac ユーザーになって 5年経った

5年前の 2014年 1月 30日の当欄に "Mac を使うことによる 「しっくり感」 " というタイトルの記事を書いている。その 10日前の 1月 20日に Mac (MacBook Pro) を購入し、慎重に 1週間ほどかけてそれまでの Windows PC から Mac に移行したという話だ。ということは、今日は私が Mac ユーザーになって 5年目という記念日である。

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5年目を迎えた今日、「もう 5年も経つのか」 という気分と、「まだ 5年目か」 という矛盾した気分が相半ばしている。この UX (user experience) は、Windows PC とはビミョーかつ大胆に異なる。

「もう 5年も経つのか」 と思うのは、この 5年前のモデルを相変わらず快適に使いこなせているという実感からの驚きである。Mac に乗り換える前は、3代続けて Panasonic の Let's Note を使っていた。こんな経緯である。

2004年 4月〜 2008年 3月  OS は Windows XP
2008年 3月〜 2010年 5月  同 Windows Vista
2010年 5月〜 2014年 1月   同 Windows 7

Windows XP モデルはかなり堅実で、もっと長持ちするかと思っていたが。3年 9ヶ月目で本体の RAM がイカれてオシャカになった。それに続く Vista モデルは、OS の印象同様にハードとしてもダサくて、2年 2ヶ月で HD が動かなくなってしまった。

その後に購入した Windows 7 モデルは結構頑丈で今でも電源を入れれば動くことは動くが、ディスプレイがショボショボで、長く向き合っていられない。

というわけで、先代までの Windows PC は概ね 4年もたずに次のモデルに切り替えていた。これは 「新しもの好き」 のせいではなく、3年経つと (Vista モデルは 3年もたなかったが)、「ああ、もう 3年使っちゃったなあ」 というハード的限界感が濃厚に漂ったためである。

しかしこの Mac は 5年経った今でも、速度的にもディスプレイの見やすさでも完全に OK だ。SSD さえへたらなければ、あと 2年経っても大丈夫だろう。これは新しいモデルだけに性能が総合的に向上したということもあるだろうが、概ね Mac は Windows マシンに比べて高価格だが、コストパフォーマンスもいいってことのような気がしている。

一方で 「まだ 5年目か」 という感慨があるのは、自分が Mac に完全に馴染んでしまったことによるものだと思う。元々 MS−DOS や Windows マシンを使っていた頃から、「自分は本来 Mac ユーザーであるべきだった」 なんて思っていたぐらいだから、5年どころではなくもっとずっと前から Mac を使い倒していたような気分である。

おかげで周囲の Windows ユーザーからヘルプを頼まれても、今では 「あれ、この場合はどうするんだっけ?」 なんて迷ってしまうことがある。とくに Windows 10 なんて OS だと、かなり戸惑う。Windows 3.1 の時代から 20年も 使っていた私がビギナー・レベルにたたき落とされるというのは、Windows の暴力という気がする。

Mac ユーザーでも Word や Excel などの MS Office set を使うので、バージョンアップの度に、これまで当たり前にしてきた操作で戸惑いまくる (とくに Word)。Microsoft という会社が、ソフトウェアのバージョンアップの度にユーザー・インターフェイスを大きく変えまくるというのは、ほとんどビョーキと言っていい。

それに比べると、Mac の操作感覚にはしっかりした継続性があるのでありがたい。

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2019/01/05

Google Chrome ブラウザでキャッシュをクリアする方法

新年を機に、このブログのタイトル・バナーを変更した。これまでは長らく京都大原宝泉院で供されるお茶とお菓子の画像を使っていたが、ちょっと気分を変えようというわけで、昨年 1月に旅した北海道旭川 (思い出すだけで寒くなる) の光景を使うことにした。既に表示させてわかっている人にはわかっていることで、今さらのようだがこんな感じである。

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ところが、ココログ管理ページ上でのタイトル・バナー変更作業は簡単に終了したのだが、なぜか自分のブラウザーに表示されるのは、変更前の宝泉院のお茶とお菓子 (下の画像) のままなのである。何度再読込みしても、それは変わらない。

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いくらなんでもおかしいので、いつもは Google Chrome をデフォルト・ブラウザとして使っているのだが、試しに Safari を起動して表示させてみた。すると何のことなく、森林の雪景色の新しいバナーが表示されるではないか。

それを確認した上で再び Chrome に戻ってみたが、相変わらず宝泉院のお茶と茶菓子である。こうしてみると、Chrome というブラウザは以前に読み込んだキャッシュ・データを、かなり頑固に死守して表示する傾向があるみたいなのだ。お茶と菓子も悪くはないが、せっかく変更したのだから、さっさと新しいバナーを表示してもらいたいではないか。

というわけでサクッとキャッシュ・クリアの操作をすると、一瞬にして Chrome 上でも森林の雪景色が表示されたのだった。めでたしめでたし。

ただ、自分のブラウザ上での表示は解決したのだが、このブログをむために Chrome をお使いの方々の中には、もしかしてまだ京都大原宝泉院の世界のままでご覧になっている方が多いかもしれないと気になり始めたのである。今日を機会にキャッシュをクリアして新しいデザインでブログを読むことをお薦めしたいので、改めてこんな記事を書いているわけなのだ。

Chrome のキャッシュ・クリアの方法は、前はもっと面倒だったが、最近のバージョンではとても簡単だ。Windows 上で Chrome を使っている場合は、"Ctrl" + "Shift" + "Delet (あるいは Del)" の 3つのキーを同時打鍵すればいい。Mac の場合は "command" + "shift" + "Delete" の同時打鍵となる。

たったこれだけの操作で、お茶と菓子が一瞬にして雪景色に変わる。あるいは、まだキャッシュ・データのままで、お茶と菓子が表示されている方が、簡単な操舵で胸のすくようなダイナミズムを味わえるので、よりラッキーかもしれない。

【追記】

実は自分の iPhone の Chrome で、どうしてもキャッシュがクリアされずに難儀しているところである。いやはや、困ったもんだ。

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2019/01/04

PC を使っての年賀状作成今昔

昨日は年賀状の枚数をなかなか減らせないしがらみについて書くついでに、これまでの私の年賀状コレクションを紹介させていただいた。手元に残っている年賀状の画像データは、平成 11年 (1999年) のものが一番古い。こんなのである。

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20年前のうさぎ年の画像で、ファイル形式も昔懐かしの GIF。この頃は Windows 98が出て間もない頃だが、これは多分 Windows 95 マシンで作ったものだ。いかにも初歩のコンピュータ・アートという風情である。下の方に白い空白スペースがあるが、ここに手書きの挨拶なんかを書いたもののようだ。

ただ、思い出すに付けてこの頃の年賀状のプリント作業は時間がかかった。当時ののインクジェット・プリンターというのは、印刷スピードがやたら遅く、しかも頻繁に給紙ミスでジャムっていた。そうした事情はその 7年後の 2006年になっても変わらなかったようで、その年の年末の 「年賀状は手間がかかる」 という記事で、こんなふうに嘆いている。

印刷を計時してみると 1枚あたり 130秒かかっているので、150枚だと単純計算で 5時間 40分、実際には 6時間以上かかるだろう。

というわけで、夜の 7時頃から始めた印刷が、夜中を過ぎてもまだ終わらない。持久戦である。

10数年前までは年賀状印刷は、果てしないと思えるほどの長時間作業だった。それが、7年前の 2012年に EPSOM 804A という、ごくフツーの家庭用インクジェット・プリンターを導入してからは、1枚プリントするのに 15秒もかからなくなった (参照)。100枚程度の印刷なら 30分以下で済む。テクノロジーの進化というのはすごいものである。

というわけで、前世紀末から PC を使って年賀状デザインをしてきたわけだが、これまでのベスト・スリーをあげると、こんな具合になる。来年の子年は、これらを超えるものを作りたいと思っているが、さて、どうなるだろう。

1位: 平成 25年 (2013年) 巳年

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2位: 平成 22年 (2010年) 寅年

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3位: 平成 28年 (2016年) 申年

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2018/12/09

必要なファイルを見つけ出すのに苦労する人が多いらしい

スラドの記事に 「オフィスで働く人の多くが必要なファイルを見つけ出すのに苦労しているという調査結果」 というのがある。M-Files の調査によると、そういうことになっているのだそうだ。そんなことで時間を潰していたら、せっかくの PC が泣いちゃうよね。

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この記事を読んで真っ先に思い浮かべたのが、あちこちでよく見かける 「ぎっしりと並ぶアイコンに埋め尽くされたデスクトップ」 である。今年の 3月にも、長崎空港のロビーでそんな PC を広げ、30分以上ただじっと眺めているだけの人がいて、そのことをブログに書いている。(参照

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作成したファイルをあんな具合にデスクトップ一杯に置いといたら、後からそのファイルを探して開くのにさぞかし苦労するだろう。これはきっと、ある種の依存症なのだろうと思う。そしてこの記事にらむねさんは、次のようなコメントを寄せてくれた。

フォルダ・ファイルの階層構造がわかってないとこうなりますよね。 ちなみに私の父もそうです。父が自治会長をやったときの様々な書類作成やその整理に対する私のフルサポート1年間は、お金が発生するレベルでした(笑)。

そんなフル・サポートを 1年続けたら、さぞかし大変だったろう。よっぽど美味いものでも奢ってもらわなければ合わない。さらに重箱の隅さんは、こんなコメントをしてくださった。

同僚に同タイプがいますが、依存症というよりは不安症に近いようです。デスクトップ以外の場所に動かしてしまうと永遠にそのファイルが見つからなくなるような気がするそうで。

なるほど、そりゃ、依存症というより不安神経症だ。他に動かすと見つからなくなる気がするので、見つけにくいデスクトップに置くというのが救いがたい。そもそも、ファイルを格納しておくのはデスクトップではなく ”My Documents” が標準なのだということを知らないか、薄々知ってはいても、怖くて使えないという人がやたらに多いのである。

というわけで、私の知り合いにもファイルをデスクトップに置いとくせいで、アイコンで一杯になっている人が少なくない。もしかしたら、3人に 1人以上はそんな感じかもしれない。

そんなタイプの人は、月例報告のファイルを毎月のように上書きしてデスクトップに保存してしまったりするので、ファイルネームはずっと 「2012年8月報告.docx」 とかいうままだったりする。それだとまあ、いつもデスクトップの左上隅近くにあるいつものアイコンをダブルクリックすればいいので、ファイルを探す手間は省けるかもしれない。

しかしその手の人の PC には、先月以前の報告ファイルが残されていないのである。せっかくのたっぷりとした保存領域のある道具に、数年以上前から上書きし続けた最新のファイルがあるだけだ。もし古い報告書が必要になったら、メーラーの送付済みのフォルダから添付ファイルを探し出すのにやたら手間がかかるだろう。

それに、数年前の日付のファイルネームで最新の報告書を送ってこられたら、相手は 「いつものこと」 とわかってはいるだろうが、うんざりするだろう。

「大丈夫です。私は Excel のファイルを使って、単に 『報告書』 というファイルネームです。いつも新しいシートを作って上書きしてますから、ずっと履歴は残ってます」 なんて言う人もいる。

しかし、そんな報告ファイルを毎月送付される身にもなってみろと言うのである。既に見たことのあるシートがぎっしりと並んで、一番右端に今月の報告のたった 1枚のシートが付いているだけだなのだ。これもまたうんざりだろう。

My Documents の階層構造の作り方を 1時間かけて説明してあげたくなるような人が、私の周りにはめちゃくちゃ多い。

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2018/11/26

4G LTE 回線は、Wi-fi より速いらしい

Gigazine が、「もはやWi-Fi はキャリアの LTE 電波網よりも通信スピードが遅いことが浮き彫りに」 というニュースを伝えている。何となくそんなように感じてはいたが、やっぱりそういうことだったのか。

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私は我が家では iPhone を Wi-fi 接続で使っているが、それは速さを求めてのことではなく、単に LTE を使いすぎないようにしているというだけのことである。Wi-fi をオフにしてインターネット接続しても、遅くなったと感じることはまったくない。

ビジネスホテルに泊まると、大抵 「当ホテルでは Wi-fi が利用できます」 なんていう案内があり、示されたパスワードを入力すれば簡単に Wi-fi に入れる。ところが、それで接続してみると、やたらと遅い時がある。

iPhone の画面を見ると、Wi-fi 接続表示 (例の同心円を扇形に切り取ったようなやつ) は、一番下の点みたいなやつの上に線が 2本しか表示されなかったりする。Wi-fi 設備がショボすぎて、電波がものすごく弱いのだ。

ただ、ビジネスホテルはまだマシだ。温泉旅館とか、団体さんがよく利用するような観光ホテルだったりすると、Wi-fi 電波はさらにお話にならないほど弱い。例の表示が 「扇形」 までいかず、一番下の 「点」 しかなかったりする。

こうしたホテルでは、従業員の誰もインターネットなんて使わないのだろう。だから建物の端っこに発信器を 1個だけちょこんと置いただけで、「当ホテルでは Wi-fi が利用できます」 なんて案内を堂々と出す。例の桜田義孝サイバーセキュリティ担当大臣ぐらいのリテラシーの人間しかいないに違いない。

ただ、最近はありがたいことに、その程度のお粗末な Wi-fi 環境でも、LTE だけで接続することを選択すれば、不満のないスピードでインターネット接続ができる。かなり山の中の温泉ホテルだったりすると、LTE 電波自体が弱かったりすることもあるが、画面に表示されるアンテナが 5本中 2本しか立っていなかったりしても、なんとかまともに Web が使えたりするのである。

まさにありがたいのは 4G 回線である。

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2018/10/23

自分のパスワードが記されたスパム・メール

不意に届いたスパムメールのタイトルに、自分が実際に使っているパスワードが記載されていて、ビットコインを遅れなんて脅迫的内容だったりしたら、かなり気持ち悪い。JPCERT/CC は、実際にそのようなスパムを確認したとして、注意を呼びかけている (参照)。

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実は私の知り合いにもこのスパム・メール (英文) が届いて、かなり焦ったようだ。英語が苦手だったりしたら、「一体何だろう?」 なんてことで、そのまま済んでしまったかもしれないが、彼は英語ペラペラなもので、一気にざっと読めてしまい、"Oh, my God!" ってなことになったらしい。それで自分で必死に調べて、上に紹介したページに辿り着いたわけだ。

対策としては、要するに相手の要求するままにビットコインなんて送っちゃいけないってことと、自分のアカウントに不審なログインがないかを確認すること、そしてパスワードを安全なものに変更することだ。

それにしても、パスワードが外部に漏れてしまうってことは、案外あり得ることなのだね。困ったものだ。定期的にパスワードを変えるという対策は、実際に必要なのだと実感する話である。

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2018/10/09

Windows アップデートの不具合

Microsoft は Windows 10 の "October 2018 Update" の配信を一時中止したらしい。アップデートしたらファイルが勝手に削除されてしまったとの苦情が多く寄せられたためだという。(参照

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私自身は 2014年 1月から Mac ユーザーになっているので、ほとんど他人事ぐらいにしか思えないが、Windows ユーザーにとっては由々しき問題だろう。もしかしたらこのブログを読んでくれている人の中にも、いち早くアップデートしてファイルが消えるという被害に遭った人もいるかもしれない。

私は Windows ユーザーだった頃 (Windows 3.1 時代から使っていた) から、OS のアップデートには結構慎重だった。元々 Microsoft をそれほど信用していなかったので、アップデートするにあたっては悪いニュースがないことをしっかり確認してから、おもむろに取りかかっていたものである。

今回の不具合は、「マイ ドキュメント」 の中のファイルが勝手に削除されてしまう (とくに画像ファイルが消えやすいらしい) というのだから、始末が悪い。ニュースによると、ファイルのバックアップをきちんと取っlている人というのはそれほど多くなく、ファイルが消えてしまって途方に暮れてしまうケースがめずらしくないらしい。

Microsoft は消えてしまったファイルの復旧に責任をもつと発表した (参照) というので、最終的には何とかなるだろうが、いずれにしても面倒な話ではある。ローカルの別ドライブと、3種類のクラウドにバックアップを取っている私としては、自分のファイルのバックアップをしないユーザーが多いということに、かなり驚いている。

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