カテゴリー「パソコン・インターネット」の441件の記事

2017/02/02

またぞろ "winmail.dat" が増えてきたので

近頃、またぞろ "winmail.dat" という添付ファイル付きのメールを受け取ることが多くなった。ほとんどは差出人が会社で使用しているメルアドから送付されたものである。ということは、私のような社外の人間にも、社内仕様のまま何も疑いもなくメールしているのだろう。

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マイクロソフトの Outlook を使って送付された添付ファイル付きメールを、Outlook 以外のメーラーで開こうとすると、元々の添付ファイルが "winmail.dat" という、どうにも扱いに困る形になってしまう。このバグ (敢えて 「バグ」 と言わせてもらう) については、10年以上前からネット上でもうんざりするほど指摘されているが、一向に改善される気配がない。

マイクロソフトは自社仕様をデフォルトと勘違いしているのか、あるいは自社仕様をごり押ししてデフォルトにしたいのか、いずれにしても傲慢な姿勢である。また Outlook ユーザーの多くも、自分の送った添付ファイルが開けなくて困る人がいるとは知らないか、あるいは知っていても、それは相手のスキル不足のせいだと勘違いしているようなのだ。

これについては私もこれまで、「"winmail.dat" で戸惑う人が増えているみたいなのだ」、「"winmail.dat" の一番簡単な開き方」 など、何度か触れてきた。こうした記事で触れているように、 "winmail.dat" が送付されてしまった場合でも、実は Outlook なしで開こうと思えば開ける。"Winmail Openner" など、それ用のソフトがあるし、そんなソフトを使わなくても最も簡単な方法としては、Gmail に転送すれば開ける (もちろん、初めから Gmail で受ければフツーに開ける)。

私としては 10年ぐらい前までは 「添付されたファイルは、Outlook 以外のメーラーでは開けないので、開ける仕様で送り直してください」 と返信していたのだが、いくら言ってもわからないようなので諦めて、最近ではおとなしく Gmail に転送する形で開いている。私が Gmail アカウントを持っているのは、この問題への対応だけが目的と言ってもいいぐらいだ。

しかし最近、OS が Windows 10 にアップグレードされていることに伴う現象なのかもしれないが、またしても "winmail.dat" が増えてきたので、おとなしく気を利かせるのもいかがなものかと思い始めている。「あなたから届いた添付ファイルが開けません」 と返信してやる方が親切なのではなかろうかということだ。

Outlook でも、添付ファイルを誰でも開ける形で送付する方法はある。設定をちょっとだけ変更しさえすればいいのだ。やり方は 「Outlook:Winmail.datファイルが添付されないようにするには」  というページに詳しく紹介されている。決して難しいことではない。

Outlook ユーザーには、この点についてしっかり認識してもらいたい。Outlook をデフォルト・メーラーとしている企業の システム担当者は、上述の設定変更をするように社員に徹底すべきである。

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2017/01/30

SugarSync がつながらない!

外部の仕事でプレゼンをする時、PC を使わなくなって久しい。2013年 4月の 「iPhone でプレゼン」 という記事で、Lightning - VGA アダプタというものを買ったので、「プレゼンテーションにも iPhone だけでいける」 と書いているから、iPhone でプレゼンするようになって、2年半以上は経っている。

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この記事には、その前からプレゼンには iPad を使っていたと書いているから、とにかくプレゼンごときに PC なんか使わなくなってから 3〜4年以上は経っていることになる。PowerPoint ファイルの作り込みにはもちろん PC を使うが、実際のプレゼンにまで使おうとは思わない。

理由は簡単。PC は持ち運びが面倒だし、iPhone ならピンマイクを付けて動き回りながらプレゼンできるからだ。ワイヤレスで iPhone をプロジェクターに接続できたらどんなに楽だろうと思っていたが、既にそれも可能な世の中になったようだ。まあ、ワイヤレス接続のプロジェクターはまだ少ないので、アダプターは持ち歩いているが。

ところで先日ある仕事で、普段のように iPhone を使ってプレゼンしようとして、ちょっと焦りまくったことがある。いつもは PC で作り込んだ PowerPoint ファイルを iPhone 用の Keynote ファイルにコンバートし、それを iPhone の中に保存して出かけるのだが、その日はどういうわけかその作業を忘れていた。

仕事先に向かう途中でそれに気付いたのだが、「まあ、いいや、SugarSync でアクセスして読み込んじゃおう」 と思ったのである。SugarSync というのは、ファイルをクラウドに保存して、いつでもアクセスできるようにしてくれるサービスで、これのおかげで、どこにいても自分の PC で作り込んだファイルに自由にアクセスできる。

この日も、軽い気持ちで自分のクラウドにアクセスしようとしたのだが、どういうわけかいつまで経っても自分のデータが表示されない。延々と待たされる。「一体、どういうことなんだ?」 と焦っていると、「回線がデータにアクセスできません。しばらく経ってからお試しください」 みたいな表示に切り替わった。何度トライしても同じ表示になる。

「なぬ !?」 である。やばい。この接続の不具合が長引いたら、会場に出向いても、せっかく作り込んだプレゼン・ファイルが映し出せない。引き返して PC を持ってくるにも時間が足りないし、一体どうしたらいいんだ?

運を天に任せて会場入りし、改めて SugarSync にアクセスしてみると、こんどは接続がうまくいって、自分の作ったファイルを iPhone 内に取り込めた。やれやれ、安心である。力がどっと抜けた。

教訓。クラウド・サービスというのは、いつもまともにつながるとは限らない。稀なことだろうが、つながらなくなる時もある。そんな時でも焦らないように、当日必要なファイルは、ちゃんと端末に入れて持ち歩くことだ。

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2017/01/13

Windows PC の時代の終わり

iPhone Mania が 「対 Apple の Windows 優勢は 2017年に終焉を迎える〜調査会社予測」 という記事を伝えている。この見出しは元記事の "Microsoft’s OS supremacy over Apple to end in 2017" (ComputerWorld)のちょっとぶきっちょな直訳だが、要するに Windows の出荷台数は今年、MacOS と iOS を合計したデバイスに抜かれるというのである。

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間の悪いことに、iPhone Mania の記事では何の手違いか、表示されているグラフが関係ないデータを示してしまっているので、元記事からグラフを拝借して上に表示しておいた。(念のために言うと、Windows PC は、既にずっと前から Android デバイスには完敗している)

2016年までは、グラフの茶色で表される Windows 搭載のデバイス (ほとんどが PC) が、ベージュの iOS と OS X (MacOS) のデバイス (つまり Mac と iPhone/iPad) を出荷ベースで僅かに上回っているが、今年は逆転し、その後も差が少しずつ拡大するとみられている。

その要因は、グラフからも明らかに読み取れるように、Windows 搭載 PC の出荷が減少してしまったことだ。一方、Apple のデバイスは 2012年から 15年までは増加しているが、その後はやや減少し、来年から再び緩やかに増加するとみられている。

つまり、Apple の Mac と iPhone/iPad が増えたり減ったりしつつも、長い目で見れば大きな減少はみられないのに対し、Windows PC は減少が目立つために、今年で逆転してしまうということのようなのである。Microsoft のマーケティングが PC に頼りすぎていて、それが失敗であることを如実に示している。

Windows PC の減少は今年で底を打って、その後は横ばいで推移するとみられているものの、出荷数は 2億 5000万台をやや上回る程度で、3億 5000万台近かった 2012年と比べると、5年間で約 25%も減少してしまうことになる。

私は 2014年の 7月に "「PC の時代」 の 「終わりの始まり」" という記事を書いた。本当に 「PC の時代」 は、あの頃から確実に終わりを迎えているのである。

私の回りには 65歳を過ぎて初めて PC に挑戦しようとしている人が何人かいるが、私は 「悪いことは言わないから、止めときなさい」 と言っている。今頃になって何のお遊びのつもりかしらないが、さして必要に迫られてもいない PC を始めようなんて、タイミングを逸しすぎている。

しかし彼らは言う。「いやぁ、今どきやっぱりパソコンぐらいは、ものにしたいじゃないですか」

私はさらに率直に言う。「そう思うんだったら、遅くとも 10年前に始めておくべきでしたね。こう言っちゃ悪いけど、あなたが今さら PC を始めても、スマホのレベルにすら達しないのは目に見えてます。無駄遣いは止めとく方がいいです」

「じゃあ、どうしたらいいの?」

「あなたの持ってるその大昔のガラケーを、iPhone に機種交換すればいいんです。どうせすぐには使いこなせないだろうけど、少なくともケータイとして使えて、メールぐらいはできるようになるだけましでしょ」

「いやぁ、あんなちゃっちいのより、パソコンでメールしてみたいんですよ。メールができるようになるだけでも十分じゃないですか」

「おぬし、全然わかっとらんな!」

どうせまともに使いこなせないなら、PC より iPhone の方がずっとストレスが少ない。それに下手に PC なんかもたすと、使い方がわからなくなるたびに電話で聞かれたり、プリンターの接続を頼まれたりするのがうっとうしいのだよね。

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2017/01/02

キーボードと入力メソッドについて

昨年夏頃の記事を今頃取り上げるのもナンだが、”Diamond Online" の "「若者のパソコン離れ」 が示唆する恐ろしい未来" というのにちょっと興味を引かれた。最近の新入社員の中には、スマホばかりいじって、PC のキーボードを打てないのが少なからずいるというのである。

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筆者の鈴木貴博さん  (百年コンサルティング代表) という方は、これをまったく否定的には捉えておらず、「20代前半の新入社員というものは頭脳が柔軟なので、パソコンのキーボード入力は数週間もすれば自然にマスターするようになる。(中略) その点では時が解決する問題と言える」 と書いている。しかしながら、「この問題、本質的にはもっと違う、より大きな問題を内包している」 として、PC というデバイスに関して次のように論じている。

やがて今の新入社員たちが 30代になり、製品設計や業務設計の中心世代になると、パソコン中心の業務フロー自体が時代遅れであることに気づくようになるだろう。

あんな大きな物体に机を占領させておくよりも、業務はスマホで十分だということに気づき、会社の仕組みは今よりもずっとスマートなものに変化するだろう。

この鈴木さんという方は基本的にはスマホのフリック入力すら苦手で、PC を使わない場合はタブレットで PC キーボードを表示させて入力しているらしい。しかし 「ある日本を代表するロボットメーカーのアジアでのシェアが落ちるという出来事があった」 という事実を挙げ、それが 「操作パネルがキーボードのままだった」 という理由によるということで、(少なくともアジアでは) フリック入力が主流を占めるようになるだろうとしている。

ただ気になるのは、どうも 「PC 離れ」 と 「キーボードか、スマホのフリック入力か」 という入力メソッドの議論が曖昧なまま論じられていることだ。私としては PC と QWERTY キーボードの必要性は、アジアにおいてもそんなに簡単に消滅するものではないと思っている。

そもそも私は 40年近く前に、英文タイプを打つことで初めてキーボード文化に触れたので、初めから PC キーボードの 「ローマ字入力」 には困らなかったが、それはいびつなメソッドだと思っている。その後、富士通のワープロ専用機 OASYS で伝説の 「親指シフト」 をものにし、PC に移行するために泣く泣く JIS キーボードに戻った。

この経験から言うのだが日本語のローマ字入力は、英文をタイプする時の快速感覚に比べたら、どんなに速くキーを叩いたとしても、いつまでもトップギアに入れず、ずっとセカンドギアのままでクルマを運転するみたいなものである (参照: 「和才洋コン キーボードのストレス」)。これは英文タイプから入った者としての実感だ。

つまり日本語を打つためなら、どんなに長文だろうと PC の QWERTY キーボードが最適というわけじゃない。どこまでもドメスティックに生きちゃうつもりなら、鈴木氏の言うようにスマホのフリック入力で十分だ。

しかし英語を使いたいとか、使わざるを得なくなるとかしてしまったら、やっぱり QWERTY キーボードが必要になる。他にものすごく便利なデバイスが発明されて、誰でもすぐに慣れて使えるようになるとでもいうなら話は別だが、こればかりはしょうがない。

だから 「フリック入力による新時代」 というのは多分来るだろうと思うが、それは思いっきりドメスティックなものということだ。しかも PC が必要ない程度の仕事しかしないという、ずいぶんなまくらな条件下の話である。

本当の意味での 「新時代」 にきちんと対応するためには、PC のキーボードもしっかり使える 「両刀遣い」 にならなければならないだろう。そしてその頃には、「ローマ字入力とフリック入力」 よりも、「英文入力とフリック入力」 を使いこなせる方がずっと使い物になるはずだ。PC のインターフェイスもフリック入力に対応するようになるだろうし。

最後にちょっとだけ触れるが、「若者の PC 離れ」 は、経済的要因、つまり 「若者は PC を買う金がない」 ということが大きいと思っている。経済的余裕があれば、若者だってスマホと PC の両刀遣いになるだろう。

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2016/12/11

Mac に乗り換えてよかったと思う時

初心者に PC の操作法について教えてくれと頼まれることがある。私の年になると、知人に PC 初心者がまだまだ多いのである。そしてその初心者が、還暦を過ぎてようやく PC に触れ始めるということが珍しくないのだ。

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今頃になってようやく始めるぐらいなら、もっと若い頃からやっておけばよかったのにと思うが、まあ、それは過ぎたことだから仕方がない。で、その初心者たちが初めて触れる PC は Windows マシンであることが多く、しかも Windows 10 というのが圧倒的だ。彼らは tak なら 四半世紀以上 PC をやっているのだから、詳しいに違いないと頼ってくるのである。

ところが私は Mac に乗り換えて 3年近く経っている。Mac に乗り換えた理由が、「元々 Mac を使いたかった」 ということと 「Windows 8 を使うなんて真っ平ご免」 ということの合わせ技だから、ましてや Windows 10 なんて滅多に触ることがない。なので初心者に頼られても、こちらが戸惑ってしまうことが多いのである。

PC そのものには慣れているから、何をどうすればいいかはわかる。しかし、Windows 10 上でそれをするにはどうすればいいかに戸惑うのである。「えぇと、これはどこをクリックすればいいんだ?」 なんて呟きながら手が止まってしまうので、相手は 「tak さん、PC のベテランだと聞いてたけど、本当に大丈夫なのかな?」 なんて思いかねない。

思えば 3年近く前に Windows 7 から Mac に乗り換えた時は、ほとんど戸惑うことがなかった。初めから Mac の 10年選手みたいに楽々と操作することができた。ところが、仮にも Windows と名の付くシステムに 20年も触れていた私が、ほんの 3年離れていただけで、Windows 10 にはかくも戸惑ってしまうのである。これは衝撃的だ。

要するに実感として、Windows 10 は使いにくいのだ。この事実を考えるだけで、Mac に乗り換えて本当によかったと思う。

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2016/12/08

「サンタクロースは本当にいる」 ってことに変わりはないのだが

去年まで私の本宅サイトには、12月の声を聞くと圧倒的なアクセス数を誇るページがあった。"サンタクロースは本当にいる! クリスマス・イブは、「大きな愛」 を知るチャンス" というタイトルで、「サンタクロース/本当にいるの」 というキーワードでググると、長年にわたってトップにランクされていたのである。

Santa

アクセス解析ソフトで調べると、例年 12月初め頃からアクセスが急上昇して、クリスマス直前の 1週間ぐらいは毎日 1000以上のアクセスを記録していた。この時期に読んでもらうテキストとしてちょっと自信があったので、私としても少しはハッピーな気分になっていたのである。

ところが私の本宅サイトは今年の初めまでは @nifty の "@homepage" という、ちょっとダサい名称のサービスを使って公開していたのだが、今年の 11月 (だったかな?) でこのサービスは終了するので、同じ @nifty の "LaCoocan" というサービスに移行するようにという通知があった。そこでちょっと面倒だったけど、言われた通りの手続きを行った。

で、私の本宅サイトである 『庄内拓明の知のヴァーリトゥード』 は今、LaCoocan においてある。ただこのサイトには、このサンタクロースについて書いたページ以外にも Google で結構上位 (トップとかね) にランクされていたページがいくつもあって、URL の移行に伴って、その Google 評価が軒並み消滅してしまうのが心配だった。そこで、今年 2月の記事で次のように嘆いた (参照)。

これまでの実績で Google 上位に来ているページも、一から出直しになってしまうのかなあ。そうなると、なんだか手持ち不動産の資産価値が下落してしまうみたいな気がしてしまうのだよね。

するとこの記事に、kazuhiro さんから 「@homepageの方にcanonicalを設定しておけば、Googleの評価は引き継げそうです」 というありがたい情報のコメントをいただいた。で、早速実行したのだが、私のやり方が間違っていのか、今日現在のところ、Google 評価は引き継がれていない。

せっかく貴重な情報を提供して下さった kazuhiro には申し訳ないし、自分としてもちょっとがっくりである。まあ、あちこちからリンクしてもらって、評価を再び上げて行くしかない。

というわけで年中行事みたいなつもりになって、今年も例の記事を読んでいただければ幸いである。その際に、もしよろしければ Twitter などでシェアしてくれると、Google 評価を取り戻すのに効果があるので、図々しいお願いだが一手間かけていただければ感謝感激である。

Thanks in advance.

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2016/12/04

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2016/12/04

偽ニュースに騙されて、シェアなんかしちゃわないように

グーグルやフェイスブックが偽ニュース対策」 という日経の記事を読んで、「ふぅん、そうなんだ」 と思っていた。確かに近頃、SNS で 「それ、ホントかよ!」 と叫びたくなるような怪しいニュースを知り合いがシェアしちゃったってことが度々あり、「ヤバいなあ」 と思ってはいたのである。「おいおい、あれ、削除しとくほうがいいよ」 と、メールで注意することもあった。

Fakebook

米国大統領選挙直前に、「ローマ法王がトランプ候補を推薦へ」 というとんでもないガセネタが Facebook に表示されたことがあって、偽ニュースは大きな問題になっていたようなのである。しかしこんなアヤし過ぎるニュース、まともに信じる方がおかしいと思うがなあ。

そしてまた最近 「Facebook が嘘ニュース検出機能をテストしている」 というニュースが流れたが、これもまた偽ニュースだったらしい (参照)。ここまで来るとお笑いである。このニュースの真相は、Google Chrome と Mozilla Firefox に搭載可能の "BS Detector" という拡張機能のことを早合点して報じてしまったようなのだ。

"BS Detector" というのは、Facebook に投稿されたリンクをチェックし、胡散臭い Web サイト へのリンクを検出したら警告を表示するという機能をもっているらしい。要するに、「そのニュース、出所が結構アヤシいですよ!」 と知らせてくれるものだ。

こうしたプラグインがなくてもアヤシいニュースに騙されて拡散しちゃうなんてことをしないように、NewSphere は次の点に注意するように呼びかけている。(参照

  1. 投稿日、いつの出来事か確認する。再編集の可能性を考える。
  2. 発信元の他の記事を確認する。
  3. サイトデザインやドメイン、免責事項や著作権の記述など、サイトをよく確認する。
  4. 事実確認のサイトで情報の真偽を確認する。
  5. 信頼できる大手メディアのサイトで同じ事件・事象が扱われているか確認する。
  6. 類似画像検索サービスで記事の写真と似た写真の記事を検索する。
  7. ユーモアにあふれ、欲求充足や親近感に富む記事こそ注意。

7番目の 「ユーモアにあふれ、欲求充足や親近感に富む記事こそ注意」 という項目に、「ふむふむ、それなんだよね」 と思ってしまう。そういう記事って、つい騙されてシェアしちゃいたくなるみたいなんだよね。

「こんな記事をシェアして、皆にも紹介したくなる俺って、かなりいいやつでしょ!」 と言外に言いたいみたいなのが、結構目に付いてしまうのだよ。危ない危ない。

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2016/12/01

ショートカット・キーは誰でも使えるってわけじゃなかった

PC を使って作業する際に、ショートカット・キーを使うと効率がものすごく高まるというのは誰でも知っていると思っていたが、実際に使っている人は決して多くない。周囲を見渡してみても、5人に 1人もいないんじゃないかという印象である。

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PC の世界には便利なショートカット・キーがものすごくたくさんあって、それを全部知っている人なんて極々少数だろう。私にしても知っているのは 20に満たないんじゃないかと思うが、それでも知っているのといないのとでは、作業効率に天と地ほどの差が生じる。

最も頻繁に使用するのは、「command (Windows の場合は Ctrl) + C」 と 「command (Windows の場合は Ctrl) + V」 のコピペの操作である。前者がコピーで、後者がペースト (貼り付け) だ。いちいちマウス・クリックでコピペするのが死ぬほど面倒に感じられるほど、指先にしみついた動きになっている。他は何にも知らなくていいから、この 2つだけは知っておくといいよと、人にも勧めている。

ところが、いくら教えてもショートカット・キーの使えない人がいると、最近初めて知った。

先日、知り合いに上述の 2つのショートカット・キーを教え、「とりあえず、実際にやってみて」 とやらせてみたが、彼はどうしてもできないのである。コピペするために、マウスでコピーの範囲を指定させた上で (彼のマシンは Windows PC だったので) 「Ctrl + C」 をやらせると、最初は左手の人差し指で 「Ctrl」、右手の人差し指で 「C」 、つまり両手を使って押そうとした。

「だめだめ、右手のマウスでコピーの範囲や貼り付け先を指定しつつ、左手だけでショートカット・キーを押すからサクサクできるんであって、いちいちマウスから右手を離してたら意味ないよ」 と、左手だけでやらせてみる。すると、どうしても 「Ctrl」 キーを確実に押すことができず、画面上では範囲指定した文字列が空しく 「c」 の 1文字に置き換わるだけだ。何度やっても同じことで、こっちまでがっくり疲れる。

ここで初めて、私は自分が 「Ctrl」 キーを左手小指で押していることに気がついた。私は PC に触るより先にギターを弾いていた人なので、左手の小指は元々苦もなく自在に操れる。しかし彼がそれを真似ようとすると、小指に力が入らず、「C」 のキーだけを押してしまう結果になる。

「小指が使いづらかったら、中指と人差し指の 2本を使うのでも何でもいいから、やってごらん」 と助け船を出しても、長い中指で手前の 「Ctrl」 キーを押しつつ、人差し指をその先のキーに伸ばすという動作がどうにもやりにくいようで、「指がつってしまいそう」 と言う。そして 「こんな不自然な指の動きを強制されるぐらいなら、マウスを使う方がずっと手っ取り早い」 と頑強に主張する。

彼は決して不器用な男ではないのだが、ショートカット・キーの打鍵だけはどうしてもスムーズにできないようなのである。

ここで私は 「なるほど!」 と合点した。ショートカット・キーは、タッチタイピングができるぐらいのスキルをベースにしないと、かえって時間がかかるのだ。ましてや普段のタイピングでも両手の人差し指しか使っていないような人に 「ショートカット・キーは便利だよ」 なんて言っても、片手で 2つのキーを同時打鍵することすらできない。

インターネット上では 「ショートカット・キーを覚えると作業効率が格段に向上する」 などと、お気楽に使用を勧めるページがいくらでも見つかるのだが、どんなに勧められても、「はい、そうですか」 と、急にはできない人が珍しくないのだ。この年になって、それに初めて気がついた。それまでは、「なんで皆使わないんだろう?」 と不思議に思うばかりだったのだ。

最近のオフィスワークは PC を使うのが前提みたいなものだから、仕事の速い人はサクサク気持ちよくこなすが、遅い人はいつまで経っても、側で見ていてイライラするほどトロいままだ。その理由の一端は、こんなところにもあるとわかった。

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2016/11/11

要するに Mac は楽に使えるのだ

Gizmodo が、"「Mac で仕事すれば、Windows より安くつく」 と、まさかの IBM が絶賛" という記事を伝えている。

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IBM の Workplace as a Service 部門の副社長 Fletcher Previn 氏が、「4年間トータルで考えるならば、Windows マシンを導入したときと比較して、Mac 1台につき最低でも 265ドル (約2万7500円)、モデルによっては最高 535ドル (約5万5000円) もの節約になると、IBM では試算されている。初期導入費用こそ Windows マシンのほうが安いものの、導入後の値打ちはMacが勝る」  と語っているのだそうだ。

Mac の方が下取りバリューが高い上に、社内でテクニカル・サポートを求める割合が、Mac ユーザーでは 3.5%に過ぎないのに、Windows ユーザーだと 4人に 1人 (つまり 25%ね) に跳ね上がるのだそうだ。つまり Mac は Windows マシンより圧倒的に扱いやすいってことだね。それ、私も実感としてよくわかる。これじゃあ、社内での PC 導入コストに明らかな差が出るよね。

Mac は結果的に導入コストが安くなるというだけなら、経営側の都合にしか過ぎないことになるが、IBM では 「次にパソコンを新調するときは Mac を選びたいとの社員が、全社で 7割を超えた」 という情報も紹介されている。つまり経営側にも社員の側にも、明らかなメリットがあるというわけだ。

そして Mac は継続的に使うにもいい。何年後になるかわからないが、次の Mac に乗り換えたとしても、乗り換えたことすら意識しないうちに、すいすい仕事を始められるだろう。これが Windows マシンから別の Windows マシンに乗り換えるとすると、ソフトのインストールとデータの移行だけで、1日では終わらないに違いない。

つまり Mac は使い始める前にかかる手間が、ものすごく省けるのである。さらに使い始めてからもいろいろやっかいな設定を繰り返す必要がないので、ありがたい。というわけで、次に使うのも Mac 以外には考えられないまでになっている。Windows に戻ったりしたら、その面倒くささで気が狂いそうになるだろう。

いろいろ余計な手間をかけるのが好きな IT オタクなら、Windows であちこちいじくり回したくなるだろうが、私はそんな趣味はなくて、「IT はひたすら楽をするためにある」 と思っているので、Mac 以外の PC を使うなんて考えられないまでになっている。

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