カテゴリー「パソコン・インターネット」の443件の記事

2017/03/27

iCloud のログイン情報がハッキングされたというのだが

Forbes Japan の記事によると、「ターキッシュ・クライム・ファミリー (トルコ犯罪一家)」 というハッカー集団が、 icloud.com と me.com のドメインのメールアカウント最大 5億5900万件のログイン情報を入手したと主張して、Apple に「身代金」 を要求しているのだそうだ。なんだかアヤシい話ではあるのだが。

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記事は次のように伝えている。

ニュースサイト 「マザーボード (Motherboard)」 の先週の報道によれば、ハッカー集団は、データ消去と引き換えに、仮想通貨のビットコインもしくはイーサで 7万5000ドル (約840万円)、または iTunes ギフトカードで 10万ドル (約1100万円) を 4月 7日までに支払うようアップルに要求。従わなければ、パスワードを使用して iPhone をリセットし、電話番号、画像、動画、メールなどの個人情報を削除すると脅迫している。

というわけで、こちらとしても一応念のために、iCloud のパスワードを変更した。実を言うとここしばらく iCloud のパスワードを放りっぱなしにしといたので、何もなくてもそろそろ変更のタイミングになっていた。ある意味、ちょうどいい機会である。

とはいえ、このニュース自体ちょっとアヤシい。5億件以上ものログイン情報を入手したにしては、「身代金」 の要求がかわいらしすぎる。ハッカー集団を名乗ってはいるが、もしかしたら個人犯罪かもしれない。

で、もし 「身代金」 が支払われなかったら、入手したパスワードを使って世界中の多くの iPhone をリセットして、iCloud 上に保存されたデータを消去してしまうと言っているわけだが、それを実行するのはかなりの 「手間」 である。たとえ本当にパスワードが漏れていたとしても、5億件以上の iPhone の全てをリセットするなんて、結構な力技になる。実際にはできないんじゃなかろうか。

今回のニュースは、Apple ユーザーの iCloud パスワード変更を促しただけという結果に終わるだろうと思う。

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2017/03/24

アイコンでびっしりと埋め尽くされたデスクトップ

今日、出張の帰りに長崎空港の搭乗ゲートで時間待ちしていたら、斜め前の席で Let's Note を取り出して仕事をし始めたにいちゃんがいた。今どきとりたてて珍しい光景というわけでもなんでもないのだが、私が度肝を抜かれてしまったのは、彼のデスクトップをびっしりと埋め尽くしたアイコンの壮観さにである。

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あまりに驚いたので、悪趣味なことについパパラッチしてしまったのが、上の写真である。彼自身、ずらりと並んだアイコンにてこずっているみたいで、この壮観なデスクトップをずいぶん長い間表示させたままで、目的のファイルを探していた。おかげでこちらも、余裕を持って盗撮 (?) できてしまったのだよ。ごめんね。

私だってデスクトップに何も置いてないわけじゃないが、せいぜいメールで送られた添付ファイルの中で、確認が済めば保存しておく必要もないやつとか、当日のブログで使う写真とかを、仮置きするだけだ。そして用が済んだらさっさと削除する。保存しておく必要のあるファイルは、"My Documents" フォルダの中にさらにフォルダごとに分類して入れておく。

この分類は長い間のうちに確立されたシステムで、大雑把すぎず、かといって細分化しすぎず、最も自然に放り込めて、さらに後から見つけやすい絶妙のソート・メソッドによっている。もっともその 「絶妙さ加減」 というのは個人的なもので、誰に薦めても 「最適」 というわけじゃないから、各人が自分で磨き上げなければならない。

というわけで、私のリアルのデスクトップ (つまり作業机の上) は結構乱雑だが、PC の中は人に誇れるほどきっちり分類・整理されている。どんな昔に作った些細な書類でも、必要とあらばあっという間に見つけて開くことができるのだ。

ところが上の写真のような状態だと、必要なファイルを見つけるだけで手間取ってしまうだろう。ご苦労さまなことである。

巷では、デスクトップにあまり多くのファイルを置いておくと起動に手間がかかると言う人もいれば、それは俗説で、実際にはそんなに変わらないと言う人もいる。試しにググって見たら、「エンジョイマガジン」 というサイトに "「デスクトップに重いファイルを多数置くと起動が遅くなる」はホント?" というページが見つかった。

このページを書いた人は、デスクトップをきれいさっぱり空にした状態と、ファイルをどっさり置いた状態、そしてショートカットを置いた状態で、起動に要する時間を計ってみたというのである。OS は、画像から察すると、Windows 7 のようだ。

結論から言ってしまうと、デスクトップをすっきりした状態だと、起動には 150.195秒かかり、 ファイルをどっさり置くと 192.801秒かかったという。この 約 42秒の差をどうみるかだが、やっぱりちょっと大きいと感じてしまうのが人情だろう。

しかしまあ、今どきの PC はスリープ状態にしておくことが多いので、イチから起動するなんて 1週間に 1度ぐらいのものだろうから (私は仕事が終わるといちいち電源切って、毎朝再起動する人の気が知れない)、気にするほどのことじゃないと言う向きもあろう。そうなると、あとは気分の問題である。

突き詰めたら好きずきの問題に過ぎないかもしれないが、やっぱりデスクトップはすっきりさせておく方が、見栄えがいい。とくに、自分の PC を使ってプレゼンをする機会の多い人なんかは、公衆の面前の大スクリーンに、内容がもろに想像できちゃうようなファイルネームの付いたアイコンがびっしり貼ってあるというのは、避ける方がいいと思うよ。

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2017/02/02

またぞろ "winmail.dat" が増えてきたので

近頃、またぞろ "winmail.dat" という添付ファイル付きのメールを受け取ることが多くなった。ほとんどは差出人が会社で使用しているメルアドから送付されたものである。ということは、私のような社外の人間にも、社内仕様のまま何も疑いもなくメールしているのだろう。

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マイクロソフトの Outlook を使って送付された添付ファイル付きメールを、Outlook 以外のメーラーで開こうとすると、元々の添付ファイルが "winmail.dat" という、どうにも扱いに困る形になってしまう。このバグ (敢えて 「バグ」 と言わせてもらう) については、10年以上前からネット上でもうんざりするほど指摘されているが、一向に改善される気配がない。

マイクロソフトは自社仕様をデフォルトと勘違いしているのか、あるいは自社仕様をごり押ししてデフォルトにしたいのか、いずれにしても傲慢な姿勢である。また Outlook ユーザーの多くも、自分の送った添付ファイルが開けなくて困る人がいるとは知らないか、あるいは知っていても、それは相手のスキル不足のせいだと勘違いしているようなのだ。

これについては私もこれまで、「"winmail.dat" で戸惑う人が増えているみたいなのだ」、「"winmail.dat" の一番簡単な開き方」 など、何度か触れてきた。こうした記事で触れているように、 "winmail.dat" が送付されてしまった場合でも、実は Outlook なしで開こうと思えば開ける。"Winmail Openner" など、それ用のソフトがあるし、そんなソフトを使わなくても最も簡単な方法としては、Gmail に転送すれば開ける (もちろん、初めから Gmail で受ければフツーに開ける)。

私としては 10年ぐらい前までは 「添付されたファイルは、Outlook 以外のメーラーでは開けないので、開ける仕様で送り直してください」 と返信していたのだが、いくら言ってもわからないようなので諦めて、最近ではおとなしく Gmail に転送する形で開いている。私が Gmail アカウントを持っているのは、この問題への対応だけが目的と言ってもいいぐらいだ。

しかし最近、OS が Windows 10 にアップグレードされていることに伴う現象なのかもしれないが、またしても "winmail.dat" が増えてきたので、おとなしく気を利かせるのもいかがなものかと思い始めている。「あなたから届いた添付ファイルが開けません」 と返信してやる方が親切なのではなかろうかということだ。

Outlook でも、添付ファイルを誰でも開ける形で送付する方法はある。設定をちょっとだけ変更しさえすればいいのだ。やり方は 「Outlook:Winmail.datファイルが添付されないようにするには」  というページに詳しく紹介されている。決して難しいことではない。

Outlook ユーザーには、この点についてしっかり認識してもらいたい。Outlook をデフォルト・メーラーとしている企業の システム担当者は、上述の設定変更をするように社員に徹底すべきである。

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2017/01/30

SugarSync がつながらない!

外部の仕事でプレゼンをする時、PC を使わなくなって久しい。2013年 4月の 「iPhone でプレゼン」 という記事で、Lightning - VGA アダプタというものを買ったので、「プレゼンテーションにも iPhone だけでいける」 と書いているから、iPhone でプレゼンするようになって、2年半以上は経っている。

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この記事には、その前からプレゼンには iPad を使っていたと書いているから、とにかくプレゼンごときに PC なんか使わなくなってから 3〜4年以上は経っていることになる。PowerPoint ファイルの作り込みにはもちろん PC を使うが、実際のプレゼンにまで使おうとは思わない。

理由は簡単。PC は持ち運びが面倒だし、iPhone ならピンマイクを付けて動き回りながらプレゼンできるからだ。ワイヤレスで iPhone をプロジェクターに接続できたらどんなに楽だろうと思っていたが、既にそれも可能な世の中になったようだ。まあ、ワイヤレス接続のプロジェクターはまだ少ないので、アダプターは持ち歩いているが。

ところで先日ある仕事で、普段のように iPhone を使ってプレゼンしようとして、ちょっと焦りまくったことがある。いつもは PC で作り込んだ PowerPoint ファイルを iPhone 用の Keynote ファイルにコンバートし、それを iPhone の中に保存して出かけるのだが、その日はどういうわけかその作業を忘れていた。

仕事先に向かう途中でそれに気付いたのだが、「まあ、いいや、SugarSync でアクセスして読み込んじゃおう」 と思ったのである。SugarSync というのは、ファイルをクラウドに保存して、いつでもアクセスできるようにしてくれるサービスで、これのおかげで、どこにいても自分の PC で作り込んだファイルに自由にアクセスできる。

この日も、軽い気持ちで自分のクラウドにアクセスしようとしたのだが、どういうわけかいつまで経っても自分のデータが表示されない。延々と待たされる。「一体、どういうことなんだ?」 と焦っていると、「回線がデータにアクセスできません。しばらく経ってからお試しください」 みたいな表示に切り替わった。何度トライしても同じ表示になる。

「なぬ !?」 である。やばい。この接続の不具合が長引いたら、会場に出向いても、せっかく作り込んだプレゼン・ファイルが映し出せない。引き返して PC を持ってくるにも時間が足りないし、一体どうしたらいいんだ?

運を天に任せて会場入りし、改めて SugarSync にアクセスしてみると、こんどは接続がうまくいって、自分の作ったファイルを iPhone 内に取り込めた。やれやれ、安心である。力がどっと抜けた。

教訓。クラウド・サービスというのは、いつもまともにつながるとは限らない。稀なことだろうが、つながらなくなる時もある。そんな時でも焦らないように、当日必要なファイルは、ちゃんと端末に入れて持ち歩くことだ。

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2017/01/13

Windows PC の時代の終わり

iPhone Mania が 「対 Apple の Windows 優勢は 2017年に終焉を迎える〜調査会社予測」 という記事を伝えている。この見出しは元記事の "Microsoft’s OS supremacy over Apple to end in 2017" (ComputerWorld)のちょっとぶきっちょな直訳だが、要するに Windows の出荷台数は今年、MacOS と iOS を合計したデバイスに抜かれるというのである。

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間の悪いことに、iPhone Mania の記事では何の手違いか、表示されているグラフが関係ないデータを示してしまっているので、元記事からグラフを拝借して上に表示しておいた。(念のために言うと、Windows PC は、既にずっと前から Android デバイスには完敗している)

2016年までは、グラフの茶色で表される Windows 搭載のデバイス (ほとんどが PC) が、ベージュの iOS と OS X (MacOS) のデバイス (つまり Mac と iPhone/iPad) を出荷ベースで僅かに上回っているが、今年は逆転し、その後も差が少しずつ拡大するとみられている。

その要因は、グラフからも明らかに読み取れるように、Windows 搭載 PC の出荷が減少してしまったことだ。一方、Apple のデバイスは 2012年から 15年までは増加しているが、その後はやや減少し、来年から再び緩やかに増加するとみられている。

つまり、Apple の Mac と iPhone/iPad が増えたり減ったりしつつも、長い目で見れば大きな減少はみられないのに対し、Windows PC は減少が目立つために、今年で逆転してしまうということのようなのである。Microsoft のマーケティングが PC に頼りすぎていて、それが失敗であることを如実に示している。

Windows PC の減少は今年で底を打って、その後は横ばいで推移するとみられているものの、出荷数は 2億 5000万台をやや上回る程度で、3億 5000万台近かった 2012年と比べると、5年間で約 25%も減少してしまうことになる。

私は 2014年の 7月に "「PC の時代」 の 「終わりの始まり」" という記事を書いた。本当に 「PC の時代」 は、あの頃から確実に終わりを迎えているのである。

私の回りには 65歳を過ぎて初めて PC に挑戦しようとしている人が何人かいるが、私は 「悪いことは言わないから、止めときなさい」 と言っている。今頃になって何のお遊びのつもりかしらないが、さして必要に迫られてもいない PC を始めようなんて、タイミングを逸しすぎている。

しかし彼らは言う。「いやぁ、今どきやっぱりパソコンぐらいは、ものにしたいじゃないですか」

私はさらに率直に言う。「そう思うんだったら、遅くとも 10年前に始めておくべきでしたね。こう言っちゃ悪いけど、あなたが今さら PC を始めても、スマホのレベルにすら達しないのは目に見えてます。無駄遣いは止めとく方がいいです」

「じゃあ、どうしたらいいの?」

「あなたの持ってるその大昔のガラケーを、iPhone に機種交換すればいいんです。どうせすぐには使いこなせないだろうけど、少なくともケータイとして使えて、メールぐらいはできるようになるだけましでしょ」

「いやぁ、あんなちゃっちいのより、パソコンでメールしてみたいんですよ。メールができるようになるだけでも十分じゃないですか」

「おぬし、全然わかっとらんな!」

どうせまともに使いこなせないなら、PC より iPhone の方がずっとストレスが少ない。それに下手に PC なんかもたすと、使い方がわからなくなるたびに電話で聞かれたり、プリンターの接続を頼まれたりするのがうっとうしいのだよね。

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2017/01/02

キーボードと入力メソッドについて

昨年夏頃の記事を今頃取り上げるのもナンだが、”Diamond Online" の "「若者のパソコン離れ」 が示唆する恐ろしい未来" というのにちょっと興味を引かれた。最近の新入社員の中には、スマホばかりいじって、PC のキーボードを打てないのが少なからずいるというのである。

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筆者の鈴木貴博さん  (百年コンサルティング代表) という方は、これをまったく否定的には捉えておらず、「20代前半の新入社員というものは頭脳が柔軟なので、パソコンのキーボード入力は数週間もすれば自然にマスターするようになる。(中略) その点では時が解決する問題と言える」 と書いている。しかしながら、「この問題、本質的にはもっと違う、より大きな問題を内包している」 として、PC というデバイスに関して次のように論じている。

やがて今の新入社員たちが 30代になり、製品設計や業務設計の中心世代になると、パソコン中心の業務フロー自体が時代遅れであることに気づくようになるだろう。

あんな大きな物体に机を占領させておくよりも、業務はスマホで十分だということに気づき、会社の仕組みは今よりもずっとスマートなものに変化するだろう。

この鈴木さんという方は基本的にはスマホのフリック入力すら苦手で、PC を使わない場合はタブレットで PC キーボードを表示させて入力しているらしい。しかし 「ある日本を代表するロボットメーカーのアジアでのシェアが落ちるという出来事があった」 という事実を挙げ、それが 「操作パネルがキーボードのままだった」 という理由によるということで、(少なくともアジアでは) フリック入力が主流を占めるようになるだろうとしている。

ただ気になるのは、どうも 「PC 離れ」 と 「キーボードか、スマホのフリック入力か」 という入力メソッドの議論が曖昧なまま論じられていることだ。私としては PC と QWERTY キーボードの必要性は、アジアにおいてもそんなに簡単に消滅するものではないと思っている。

そもそも私は 40年近く前に、英文タイプを打つことで初めてキーボード文化に触れたので、初めから PC キーボードの 「ローマ字入力」 には困らなかったが、それはいびつなメソッドだと思っている。その後、富士通のワープロ専用機 OASYS で伝説の 「親指シフト」 をものにし、PC に移行するために泣く泣く JIS キーボードに戻った。

この経験から言うのだが日本語のローマ字入力は、英文をタイプする時の快速感覚に比べたら、どんなに速くキーを叩いたとしても、いつまでもトップギアに入れず、ずっとセカンドギアのままでクルマを運転するみたいなものである (参照: 「和才洋コン キーボードのストレス」)。これは英文タイプから入った者としての実感だ。

つまり日本語を打つためなら、どんなに長文だろうと PC の QWERTY キーボードが最適というわけじゃない。どこまでもドメスティックに生きちゃうつもりなら、鈴木氏の言うようにスマホのフリック入力で十分だ。

しかし英語を使いたいとか、使わざるを得なくなるとかしてしまったら、やっぱり QWERTY キーボードが必要になる。他にものすごく便利なデバイスが発明されて、誰でもすぐに慣れて使えるようになるとでもいうなら話は別だが、こればかりはしょうがない。

だから 「フリック入力による新時代」 というのは多分来るだろうと思うが、それは思いっきりドメスティックなものということだ。しかも PC が必要ない程度の仕事しかしないという、ずいぶんなまくらな条件下の話である。

本当の意味での 「新時代」 にきちんと対応するためには、PC のキーボードもしっかり使える 「両刀遣い」 にならなければならないだろう。そしてその頃には、「ローマ字入力とフリック入力」 よりも、「英文入力とフリック入力」 を使いこなせる方がずっと使い物になるはずだ。PC のインターフェイスもフリック入力に対応するようになるだろうし。

最後にちょっとだけ触れるが、「若者の PC 離れ」 は、経済的要因、つまり 「若者は PC を買う金がない」 ということが大きいと思っている。経済的余裕があれば、若者だってスマホと PC の両刀遣いになるだろう。

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2016/12/11

Mac に乗り換えてよかったと思う時

初心者に PC の操作法について教えてくれと頼まれることがある。私の年になると、知人に PC 初心者がまだまだ多いのである。そしてその初心者が、還暦を過ぎてようやく PC に触れ始めるということが珍しくないのだ。

Windows

今頃になってようやく始めるぐらいなら、もっと若い頃からやっておけばよかったのにと思うが、まあ、それは過ぎたことだから仕方がない。で、その初心者たちが初めて触れる PC は Windows マシンであることが多く、しかも Windows 10 というのが圧倒的だ。彼らは tak なら 四半世紀以上 PC をやっているのだから、詳しいに違いないと頼ってくるのである。

ところが私は Mac に乗り換えて 3年近く経っている。Mac に乗り換えた理由が、「元々 Mac を使いたかった」 ということと 「Windows 8 を使うなんて真っ平ご免」 ということの合わせ技だから、ましてや Windows 10 なんて滅多に触ることがない。なので初心者に頼られても、こちらが戸惑ってしまうことが多いのである。

PC そのものには慣れているから、何をどうすればいいかはわかる。しかし、Windows 10 上でそれをするにはどうすればいいかに戸惑うのである。「えぇと、これはどこをクリックすればいいんだ?」 なんて呟きながら手が止まってしまうので、相手は 「tak さん、PC のベテランだと聞いてたけど、本当に大丈夫なのかな?」 なんて思いかねない。

思えば 3年近く前に Windows 7 から Mac に乗り換えた時は、ほとんど戸惑うことがなかった。初めから Mac の 10年選手みたいに楽々と操作することができた。ところが、仮にも Windows と名の付くシステムに 20年も触れていた私が、ほんの 3年離れていただけで、Windows 10 にはかくも戸惑ってしまうのである。これは衝撃的だ。

要するに実感として、Windows 10 は使いにくいのだ。この事実を考えるだけで、Mac に乗り換えて本当によかったと思う。

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2016/12/08

「サンタクロースは本当にいる」 ってことに変わりはないのだが

去年まで私の本宅サイトには、12月の声を聞くと圧倒的なアクセス数を誇るページがあった。"サンタクロースは本当にいる! クリスマス・イブは、「大きな愛」 を知るチャンス" というタイトルで、「サンタクロース/本当にいるの」 というキーワードでググると、長年にわたってトップにランクされていたのである。

Santa

アクセス解析ソフトで調べると、例年 12月初め頃からアクセスが急上昇して、クリスマス直前の 1週間ぐらいは毎日 1000以上のアクセスを記録していた。この時期に読んでもらうテキストとしてちょっと自信があったので、私としても少しはハッピーな気分になっていたのである。

ところが私の本宅サイトは今年の初めまでは @nifty の "@homepage" という、ちょっとダサい名称のサービスを使って公開していたのだが、今年の 11月 (だったかな?) でこのサービスは終了するので、同じ @nifty の "LaCoocan" というサービスに移行するようにという通知があった。そこでちょっと面倒だったけど、言われた通りの手続きを行った。

で、私の本宅サイトである 『庄内拓明の知のヴァーリトゥード』 は今、LaCoocan においてある。ただこのサイトには、このサンタクロースについて書いたページ以外にも Google で結構上位 (トップとかね) にランクされていたページがいくつもあって、URL の移行に伴って、その Google 評価が軒並み消滅してしまうのが心配だった。そこで、今年 2月の記事で次のように嘆いた (参照)。

これまでの実績で Google 上位に来ているページも、一から出直しになってしまうのかなあ。そうなると、なんだか手持ち不動産の資産価値が下落してしまうみたいな気がしてしまうのだよね。

するとこの記事に、kazuhiro さんから 「@homepageの方にcanonicalを設定しておけば、Googleの評価は引き継げそうです」 というありがたい情報のコメントをいただいた。で、早速実行したのだが、私のやり方が間違っていのか、今日現在のところ、Google 評価は引き継がれていない。

せっかく貴重な情報を提供して下さった kazuhiro には申し訳ないし、自分としてもちょっとがっくりである。まあ、あちこちからリンクしてもらって、評価を再び上げて行くしかない。

というわけで年中行事みたいなつもりになって、今年も例の記事を読んでいただければ幸いである。その際に、もしよろしければ Twitter などでシェアしてくれると、Google 評価を取り戻すのに効果があるので、図々しいお願いだが一手間かけていただければ感謝感激である。

Thanks in advance.

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2016/12/04

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2016/12/04

偽ニュースに騙されて、シェアなんかしちゃわないように

グーグルやフェイスブックが偽ニュース対策」 という日経の記事を読んで、「ふぅん、そうなんだ」 と思っていた。確かに近頃、SNS で 「それ、ホントかよ!」 と叫びたくなるような怪しいニュースを知り合いがシェアしちゃったってことが度々あり、「ヤバいなあ」 と思ってはいたのである。「おいおい、あれ、削除しとくほうがいいよ」 と、メールで注意することもあった。

Fakebook

米国大統領選挙直前に、「ローマ法王がトランプ候補を推薦へ」 というとんでもないガセネタが Facebook に表示されたことがあって、偽ニュースは大きな問題になっていたようなのである。しかしこんなアヤし過ぎるニュース、まともに信じる方がおかしいと思うがなあ。

そしてまた最近 「Facebook が嘘ニュース検出機能をテストしている」 というニュースが流れたが、これもまた偽ニュースだったらしい (参照)。ここまで来るとお笑いである。このニュースの真相は、Google Chrome と Mozilla Firefox に搭載可能の "BS Detector" という拡張機能のことを早合点して報じてしまったようなのだ。

"BS Detector" というのは、Facebook に投稿されたリンクをチェックし、胡散臭い Web サイト へのリンクを検出したら警告を表示するという機能をもっているらしい。要するに、「そのニュース、出所が結構アヤシいですよ!」 と知らせてくれるものだ。

こうしたプラグインがなくてもアヤシいニュースに騙されて拡散しちゃうなんてことをしないように、NewSphere は次の点に注意するように呼びかけている。(参照

  1. 投稿日、いつの出来事か確認する。再編集の可能性を考える。
  2. 発信元の他の記事を確認する。
  3. サイトデザインやドメイン、免責事項や著作権の記述など、サイトをよく確認する。
  4. 事実確認のサイトで情報の真偽を確認する。
  5. 信頼できる大手メディアのサイトで同じ事件・事象が扱われているか確認する。
  6. 類似画像検索サービスで記事の写真と似た写真の記事を検索する。
  7. ユーモアにあふれ、欲求充足や親近感に富む記事こそ注意。

7番目の 「ユーモアにあふれ、欲求充足や親近感に富む記事こそ注意」 という項目に、「ふむふむ、それなんだよね」 と思ってしまう。そういう記事って、つい騙されてシェアしちゃいたくなるみたいなんだよね。

「こんな記事をシェアして、皆にも紹介したくなる俺って、かなりいいやつでしょ!」 と言外に言いたいみたいなのが、結構目に付いてしまうのだよ。危ない危ない。

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