カテゴリー「パソコン・インターネット」の473件の記事

2018/10/23

自分のパスワードが記されたスパム・メール

不意に届いたスパムメールのタイトルに、自分が実際に使っているパスワードが記載されていて、ビットコインを遅れなんて脅迫的内容だったりしたら、かなり気持ち悪い。JPCERT/CC は、実際にそのようなスパムを確認したとして、注意を呼びかけている (参照)。

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実は私の知り合いにもこのスパム・メール (英文) が届いて、かなり焦ったようだ。英語が苦手だったりしたら、「一体何だろう?」 なんてことで、そのまま済んでしまったかもしれないが、彼は英語ペラペラなもので、一気にざっと読めてしまい、"Oh, my God!" ってなことになったらしい。それで自分で必死に調べて、上に紹介したページに辿り着いたわけだ。

対策としては、要するに相手の要求するままにビットコインなんて送っちゃいけないってことと、自分のアカウントに不審なログインがないかを確認すること、そしてパスワードを安全なものに変更することだ。

それにしても、パスワードが外部に漏れてしまうってことは、案外あり得ることなのだね。困ったものだ。定期的にパスワードを変えるという対策は、実際に必要なのだと実感する話である。

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2018/10/09

Windows アップデートの不具合

Microsoft は Windows 10 の "October 2018 Update" の配信を一時中止したらしい。アップデートしたらファイルが勝手に削除されてしまったとの苦情が多く寄せられたためだという。(参照

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私自身は 2014年 1月から Mac ユーザーになっているので、ほとんど他人事ぐらいにしか思えないが、Windows ユーザーにとっては由々しき問題だろう。もしかしたらこのブログを読んでくれている人の中にも、いち早くアップデートしてファイルが消えるという被害に遭った人もいるかもしれない。

私は Windows ユーザーだった頃 (Windows 3.1 時代から使っていた) から、OS のアップデートには結構慎重だった。元々 Microsoft をそれほど信用していなかったので、アップデートするにあたっては悪いニュースがないことをしっかり確認してから、おもむろに取りかかっていたものである。

今回の不具合は、「マイ ドキュメント」 の中のファイルが勝手に削除されてしまう (とくに画像ファイルが消えやすいらしい) というのだから、始末が悪い。ニュースによると、ファイルのバックアップをきちんと取っlている人というのはそれほど多くなく、ファイルが消えてしまって途方に暮れてしまうケースがめずらしくないらしい。

Microsoft は消えてしまったファイルの復旧に責任をもつと発表した (参照) というので、最終的には何とかなるだろうが、いずれにしても面倒な話ではある。ローカルの別ドライブと、3種類のクラウドにバックアップを取っている私としては、自分のファイルのバックアップをしないユーザーが多いということに、かなり驚いている。

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2018/09/26

昨夜、ネットが落っこちていて

昨夜 9時過ぎに帰宅してこのブログの更新をしようと Mac を立ち上げて 「ココログ 管理ページ」 へのアクセスを試みたのだが、なかなかページが表示されない。「おかしいなあ、よほど混んでるのかなあ」 と呟きつつ、他のページにアクセスしてみようとするも、まったく表示されない。

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ここに来て、初めて 「何だよ、ネットにつながってないじゃん!」 と気付いた。「まったくもう......」 と呟きながら、ルーターの電源を抜いて再起動させたが、依然としてつながらない。再び 「まったくもう......」 と、ONU の電源を抜いて再起動。しかしそれでもネットワークは回復しない。

試しに固定電話の受話器を上げてみても 「ツーツーツー」 という音が聞こえるだけで、回線につながっていない。ここで初めて、「やべ、問題は家の中のことじゃなくて、家の外の回線が落っこちてるんじゃん!」 と気付く。

しかたなく、インターネット接続サービスのない温泉旅館に泊まったみたいに、iPhone の回線経由でネットに接続する。妻に 「いつからネットが落ちてた?」 と聞くと、「夕方過ぎに iPhone で天気予報を見ようとしてもつながらなかった」 と言う。へえ、ずいぶん長く落っこちてるんだ。

電話会社に電話で問い合わせようかとも思ったが、既に夜の 10時を回っているし、埒があかないだろう。こんな場合は、何が何だかわからないまま、なんとか復旧してくれるのを待つしかあるまいと、iPhone の 4G 回線経由で淡々とブログを更新し、風呂に入って寝るしかなかった。

で、今朝確認してみると、インターネット接続は何のことなく回復していて、当然といえば当然だが、「昨夜はごめんなさい」 の一言もない。まあ、回復したんだからいいけどさ。

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2018/09/23

「パスワードを覚えてられない」 症候群

世の中には、インターネット関連のアカウントを作るのはいいが、そのパスワードをいつも忘れて往生してしまうという人が少なくない。私はこれを "「パスワードを覚えてられない」 症候群" と名付けている。

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「パソコンを新しくしたので、設定を手伝って」 と頼まれることがある。依頼の言葉は 「手伝って」 だが、実際には初期設定はすべてしてあげなければならないということなので、かなり厄介だ。とくに問題なのは、メールの設定である。

メールアドレスなら、こちらも知っているから問題ない。問題があるとすれば、当人がそれを正確に知らないということの方だ。そして自分のメールアドレスをうろ覚えなのだから、ましてパスワードなんて覚えているわけがない。

「前回に設定してあげた時、ちゃんとメモしておくようにアドバイスしたでしょ」 と言っても、「どこにメモしたか忘れた」 と言う。そう言えば、前回は私の目の前でどうでもいい紙切れにメモしていただけのような気がする。いかにも危なっかしい気はしたのだが。

それどころか、「tak さんが設定してくれたんだから、覚えてくれてると思ってた」 なんて言い出す。冗談じゃない。他人のパスワードなんか礼儀としてすぐに忘れる。忘れると言ったら、本当に意識してきれいに忘れる。

というわけで、「パスワードの再設定」 などという面倒な手続きまでしてあげなければならないことになる。こうした人の共通点は、「パスワードというのがそれほどまでに重要なものである」 ということを全然理解していないということだ。

「家に入る鍵みたいなもんですよ。鍵をなくしちゃったら、家に入れないでしょ」 と、口を酸っぱくして言っても、「でも、普段そんなもの打ち込んだことなんてないし」 ということになる。こうなるとパスワードの自動入力機能というのは、かなり多くの場合、面倒の元にもなるってことだ。

さらに言えば、Facebook で同じ人が複数のアカウントを持っているケースというのがかなり多い。パスワードを忘れてログインできなくなった時に、軽い気持ちで新しいアカウントを作ってしまうためだ。

「Facebook の中に、〇〇さんが 2人も 3人もいて、初めは同姓同名の他人かと思ってたけど、全部あなた本人じゃないですか。1つのアカウントにまとめてくださいよ」 と言うと、「大丈夫、今使ってるのは 1つだけだから」 なんて言う。

「そういう問題じゃない。自分は分かってるからいいけど、他から見るとあなたが 2人も 3人もいるってのがややこしすぎるってことなんです!」 と言っても、あまりピンと来てくれないのである。

それまで Facebook に 3つもアカウントをもっていた知り合いが、最近ようやくその不都合さを理解して、「わかりました。今使ってる以外のアカウントは削除します」 と言ってくれた。しかし後日に確認してみると、それまで 3つだったのが、今度はあろうことか 5つに増えている。

どうしたのか聞いてみると、「忘れてしまったパスワードを再発行してもらうのに失敗して、ふと気付くと新たに 2つ作ってしまっていた」 という。これはもう、完全にビョーキである。この類いの人に、あまり余計なことをさせちゃいけないと思い知った。

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2018/08/11

Apple でのコーディネーションのメリット

IT 関連のニュースを見ると、やれ、PC は何がいいとか、スマホは何がいいとかいう情報が溢れているが、個人的にはそうした話にはとんと興味がなくなってしまった。IT 関連のデバイスは 「単品」 で選ぶものではなく、「コーディネーション」 で選ぶものだという考えに落ちついたからである。

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私は今や、Apple のデバイスの組み合わせでほぼ満足している。PC は MacBook Pro、タブレットは iPad、スマホは iPhone、そして腕時計は Apple Watch。この組み合わせがあれば、当面ほかには要らない。

そりゃ、単品としての機能をみれば、iPhone よりも進んだスマホが出現しているのだろう。YouTube の公開した 「次世代技術対応スマホ」 のリストの中に、iPhone は含まれないらしいので、どうやら iPhone は 「次世代動画技術」 の視点からは最先端ではないらしい (参照)。とはいえ、iPhone は 2〜3年ごとに更新するのだから、いずれはより高機能なものを使うことになると決まっており、慌てて変える必要はない。

そして Mac や Apple Watch との組み合わせによる使いやすさという点で論じれば、私としてはこのコーディネーション以外に選択肢はない。スマホだけは Experia にするなんてわけにいかないのである。Apple の強みはここにあるのだろう。

スマホのマーケットをみれば、日本では iPhone のシェアがかなり大きいらしい。Windows PC を使っていた頃から iPhone ユーザーだった私の印象からすると、スマホが iPhone なのに PC が Mac じゃないというのは、日常的にちょっと損してると思う。機能的にはそれほど変わりがないとしても、ストレスが小さいというのは他のスマホでは代えがたい。

Apple のラインナップの強みは、この 「組み合わせによる使いやすさ」 なのだろう。少なくとも当分はこれで行こうと思っている。

今日は Apple の回し者みたいな記事になってしまったが、お金は全然貰っていないのでよろしく。

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2018/07/30

なぜ 「困った時の再起動」 が有効なのか

今年 4月 9日に "「困った時の再起動」 という金言" という記事を書いた。Scot Adams のマンガで、PC 操作問い合わせ担当のわんこが、何を聞かれても (実は聞かれるより先に)、「黙って再起動」 と答え、それで全てが解決するのである。

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とにかく 「困った時の再起動」 という金言はまことにもって有効で、ほとんどの不具合はこれで解決する。ただ、このことは知っていたが、なぜ解決するのかはよく知らなかった。そして最近、PC ではないが、マイコンを使った家電の専門家に聞いたところ、そのわけがわかったのである。

PC に限らず、スマホでもタブレットでもルーターでも、全自動洗濯機でもエアコンでもテレビでも、一度 「原因不明の不具合」 でにっちもさっちもいかなくなったら、とにかく何も考えずに再起動してやればいい。家電でもこの金言が機能するのは、今や大抵の製品は内蔵されたマイコンでコントロールされているからなのだそうだ。

そして彼が文系人間にもわかるように説明してくれたところによると、マイコンというのは 「自分が間違っている」 とか 「自分の手には負えない」 とかいう想定は、基本的にできないのだそうだ。だから、ちょっと間違って、あるいは雷などの要因で尋常じゃない事態に陥り、回路が一杯一杯になってしまっても、それでも自分で何とかしようと必死になる。その結果、煮詰まって動けなくなってしまうのだという。

これはいわば 「仮死状態」 なので、一度電源を切って楽にしてやり、再び起動させてやれば、死ぬ前のことはすっかり忘れて、新たに生き返ることができる。なるほど、これなら私のような典型的文系人間でもよくわかる。再起動って、「生まれ変わり」 だったのだね。

マイコンは、外側から自分を見つめ直す機能をもたないので、「自分は今、どうしようもなくなっている」 という客観的判断ができない。案外 「我の強い」 デバイスのようなのである。それで、どうみても 「一から出直し」 する方がいいというケースになっても、ひたすら突き進む。そしてますますどうしようもない事態に陥る。

これを自動的に解決するには、マイコンを 2台内蔵させて、一方をメインのマイコンの監視役にすればいい。メインのマイコンがどうしようもない状態に陥ったら、「はい、無駄なあがきはそこでストップ!」 とばかりに、自分で再起動する働きをもたせればいいのだが、それはコスト圧迫要因になるので、ほとんどの製品で実現されていない。結局、人の手で生まれ変わらせてあげなければならない。

「へえ、するってえと、人間の脳ってのは自分で自分の状況を客観的に判断して、『やべ! こうなったら、一から出直し、今までのことは全部忘れてやり直しだ』 という判断ができるだけ、優秀なんだね」
「そうなんだよ。マイコンは単純だから、基本的にそれができない。諦めが悪すぎるんだね。PC でも基本的には一緒だよ」
「なるほど、我の強すぎるヤツが、いざって時には役に立たないのと同じだ」

というわけで、ちょっと処世的な勉強までできてしまったのであった。

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2018/07/21

ようやく 「PC が本当に 5年もつ」 時代になったかも

昨日は見当外れの過去ログについて 「ごめんなさい」 する記事を書いたが、ごめんなさいついでに、もう一つ謝っておこう。それは、やはり 12年前の 「PC が余裕で 5年もつ時代」 という記事についてである。

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この記事の書き出しは、こんな具合だ。

以前は、PC の性能がすぐに環境変化に付いていけなくなり、3年足らずで買い換えを余儀なくされていたけれど、今使っている機種は、 2年 3か月経っても、全然不満がない。

最近は IT のハードとソフトのバランスが成熟してきたような気がする。この分だと、5年経ってもそれほど不満はなさそうだ。

この頃に使っていたのは、Panasonic の Let's Note (OS は Windows XP だった) で、使い心地には結構満足していた。引用の中でも触れているように、それ以前はソフトの進化にハードが付いていけなくなり、しかたなく買い換えるというパターンだったが、この頃はハードウェアとしての PC のスペックがようやく余裕を持ったものになっていたのである。

それで 「余裕で 5年もつ」 なんて楽観的なことを書いてしまったのだが、実際にはこの機種は2004年 4月から 2008年 3月までの、3年 11ヶ月しかもたなかった。ハードディスクの空きは十分で、スペック的にはまだまだ余裕があったのだが、急にまともに動作しなくなり、つまり物理的に 「オシャカ」 になってしまったのである。

それまでは、買ってから 2〜3年でハードディスクが一杯になったり、処理速度が遅すぎて使い物にならなくなるという 「スペック的な理由」 で買い換えていたので、ハード的に壊れるまで使ったことがなかった。というわけで、「PC って、物理的に壊れるんだ」 というのを実感したのがこの時だったのである。

自分の過去ログを見ていて思い出したのだが、この頃はデスクトップとノートの 2台体制でやっていたようだ。デスクトップは NEC のだったような気もするが、機種名は忘れてしまった。自宅のデスクトップを使うよりも、勤務先や出先で自分のノート PC を使う機会の方がずっと多かったような気がする。それで、寿命も短かったのかもしれない。

次に買ったのも、やはり Let's Note (CF-W7) で、OS は Windows Vista だった (参照)。小型軽量で持ち運びはとても楽だったが、たったの 2年 2ヶ月しか使わなかった。ハードディスクが容量不足で、動作も極端に不安定になってしまったので、「オシャカになる前に」 と買い換えてしまったのである。これはスペック的にもハード的にも不満足な機種だった。ついでに Winsdows Vista にも、いい印象はない。

そしてこの時買い換えたのも、懲りもせずに Let's Note (CF-S9) だった。OS は Windows 7 で、結構長持ちして 4年半使ったが、2014年 1月に MacBook Pro に乗り換えた。ハード的には何とか持ちこたえていたものの、ディスプレイがちゃっちくて目が疲れるのと、MS のやり方にあきれて、Windows という OS に見切りをつけたためである。

そして、この時買い換えた MacBook Pro は、ふと気付いてみればもう 4年半以上経っているが、スペック的にもハード的にも、ほとんど不満がない。前の Let's Note は 4年半使い続けるうちに、どんどん使い心地が悪くなっていたので、こんなに満足感が続いているのは初めての経験である。

というわけで、「PC が余裕で 5年もつ時代」 は、今になってようやく実現したような気がする。12年前はかなりフライングしてしまったようなのだ。というわけで、「ごめんなさい」 なのである。

ちなみに世の中には 10年前の PC をまだ使っているなんて人がいるが、それは大抵ライト・ユーザーで、「おもちゃ程度」 にしか使っていない。ハードウェアにあまり負担をかけないのだから、長持ちして当然だろう。OS のサポートがとっくに切れていることに無頓着なのが心配だが、まあ、どうせ 「おもちゃ」 だしね。

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2018/06/05

縦書き引用符の不細工さを解決するには

Word には縦書き入力の機能があって、これこそが私が Mac でも MS Office を使っている最大の理由である。Apple の Office セットにある Pages というワープロ・ソフトには、残念なことに縦書き機能がないのだ。

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日本の社会には縦書き文書を作るというニーズが根強くあって、例えばいろいろな団体の 「〇〇会報」 みたいな印刷物だと、まだまだ縦書きの方が半数以上だと思う。そのために、テキストボックスを駆使して段組で割り付けたページを作るという仕事がなくならないのだ。

ところで、縦書き文書を作っている人たちの間でも、「引用符」 (ダブル・クォーテーションマーク) の縦書き表示に苦労している人がかなり多い。横書きの場合は  「shift + 2」 で、上図 ③ のようにきれいな表示になるが、縦書き入力でこれをやってしまうと、① のように、今イチ不細工なことになってしまう。

上図 ② のような、当たり前の表示にしたいと思っても、どう変換してもまともに変換されてくれない。どうしても ① になってしまうのである。これ、大抵の日本語入力ソフトで試しても、同様の結果になってしまうようだ。なかなかの困りものである。

これを解決するためには、Word だと次のように操作すればいい。

  1. メニューバーの 「挿入」 をクリックし、表示される項目の中から 「記号と特殊文字」 を選択
  2. 表示される 「記号と特殊文字」 ボックスの 「記号と文字」 タブを選択
  3. 表示される一覧の中から 「〝」 "MS明朝 0x0088 (Unicode 文字 301D)" を選択
  4. 同様に 「〟」 ”MS明朝 0x0088 (Unicode 文字 301F)” を選択
  5. 入力の度にこんな操作をするのは面倒だから、それぞれを単語登録しておく

この手順を踏めば、縦書き引用符の入力をする時でも不細工な体裁に悩まずに、上図 ② のような表示にできる。横書きの場合でも、④ のような表示の方がお好みの人もいるだろう。お試しいただきたい。

ちなみに、「〝 」 と 「〟」 は、「ダブル・クォーテーションマーク」 ではなく、「ダブル・ミニュート」 と言い習わしているらしい。「ミニュート」 の綴りは ”minute" で、英語の 「ミニット」 に他ならないが、この場合はどういうわけかフランス語読みを採用している。「ダブル」 は英語読みだから、横文字の重箱読みである。

どういう事情でこんなことになったかまでは知らないが、まったくもってややこしいことである。

【6月 6日 追記】

改めて調べてみたところ、ダブル・ミニュートは多くの日本語入力システムで 「かっこ」 と入力して変換していくと出てくるとわかった。デフォルトの変換候補としてはかなり後の方になるが、一度確定してしまえば、次からは優先順位が上がるので楽になるだろう。

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2018/05/31

Microsoft の、UI をちまちま変えるという 「ビョーキ」

Mac ユーザーになって久しい私だが、Office ソフトだけは外部とのファイル共有のために仕方なく MS の Office 365 を使っている。Word, Excel, PowerPoint, Outlook のセット (ただし、Outlook は性に合わないから使ってない) を、年間 6,000円ちょっとの費用で使用し続けることができるサービスである。

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年間費用を払えば常に最新バージョンにアップデートしながら使い続けることができるという点で便利には便利なのだが、困った点もある。最も困るのは、バージョンアップの度にユーザーインターフェイス (UI) が不必要にちまちま変わってしまうことだ。それまで当たり前にできていた操作のボタンが消えてしまい、「ありゃ、どうしたらいいんだ」 と迷う事態に頻繁に陥ってしまう。

これは別に Office セット に限らず、Windows という OS に関しても同様で、Windows 7 から Windows 8 に変わった時点で、その滅茶苦茶な変わりように世界中が戸惑ったのは記憶に新しい。私が Mac ユーザーになったのは、直接には Windows 8 なんてできそこないの OS を使うのはご免こうむりたいと思ったからだ。

Office の話に戻るが、つい最近も Word を使っていて、テキストボックスのリンク (テキストボックス間のテキストを連続させる) の操作で迷いに迷ってしまった。この操作は、「〇〇会報」 みたいな形の、見出し、段組みされた記事テキスト、画像、表などを割り付けた文書の編集には不可欠の機能である。

ちょっと前のバージョンだと、テキストボックスの輪郭の左下あたりにあるマークをクリックすると、簡単にリンクが設定できたのだが、新バージョンではあの便利だったマークが消え失せてしまっている。それどころか、どこをどう探してもその機能を呼び出すメニューが見当たらないのである。テキストボックスのリンクという単純な操作をするのに、もろに初心者レベルに突き落とされてしまった。

堪りかねてウェブで検索する (純正の 「ヘルプ」 は死ぬほど使いにくいので) と、上の図で紹介したページが見つかった (参照)。メニューバーの 「図形の書式設定」 を選択すると、表示されたリボンの中に 「テキスト」 というアイコンがあり、それをクリックすると 3つのメニューが表示されて、その中から 「リンク」 を選択すればいいとある。

ところが、メニューバーを見ても 「図形の書式設定」 なんて項目は見当たらない。よく説明を読むと、該当するテキストボックスをクリックして選択することで、初めてこのメニューが表示されるというのである。逆に言えば、それをしないと永遠に目指すメニューは表示されない。

呆れるほどわかりにくく面倒な UI で、前は一目瞭然に 2アクションでできていたテキストボックスのリンクに、やたら意表を突いてわかりにくい 4アクションの操作が必要になってしまった。これが改悪でなくてなんだというのだ。

私は 2015年 11月 8日の当欄で、「スーパー・オタクは、別のマーケットを形成してくれ」 というタイトルの記事を書いて、MS がバージョンアップする度に意味もなく UI を変えてユーザーを混乱させることについて、次のように書いている。

例えば、クルマを 「楽しみ」 ではなく 「移動のための道具」 として使っているドライバーは、アクセル・ペダルやブレーキ・ペダルの位置を変更されたり、方向指示器の使い方を 「画期的なもの」 なんかにされたら、「大迷惑」 と感じるどころか、命の問題になってしまうだろう。

PC の場合は多少戸惑っても命の危険はないのでまだマシだが、それでもいっぱしベテランの PC ユーザーを自認していたのに、いきなり初心者レベルにまでたたき落とされたような気がして、大変なストレスになる。

同じ憤りを感じているユーザーは少なくないようで、IT Media エンタープライズに 「Microsoftは “UI 音痴” なのか? 」 という怒りの記事がある。私としては、Microsoft は 「UI 音痴なのか?」 ではなく、「UI 音痴そのものだ!」 と断定したい気持ちである。本当にこれ、ほとんど 「ビョーキ」 の域に入っていると思う。

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2018/05/12

ATOK のアドバンテージ

このほど改めて、JustSystem の ATOK Sync というものの会員になった。これまで自分の Mac で行った ATOK の設定 (単語登録など) が、Cloud 経由で複数の PC に自動で引き継がれるというのがありがたい。

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実は 2014年 1月に それまでの Windows 7 から Mac に乗り換え、そしてその年の 5月には日本語入力システムも ATOK にした。ATOK for Mac 2013というシステムである。Mac を買ってしばらくはデフォルトの 「ことえり」 という日本語入力システムを使っていたのだが、こればかりは Windows 時代に使っていた ATOK の心地よさが忘れられなかったためだ。

ところが、ATOK for Mac は 2017 というバージョンが発表され、そのせいなのかどうか、「ATOK Sync できちんと同期を取れ」 といったような告知が、やたら画面上に表示されるようになった。で、「そんなにいうなら、同期してやろうじゃないか」 とトライしてみると、確かシルバー会員であったはず (参照) の ATOK Sync の資格がいつの間にか失われてしまっている。

あれはどうやら、2013 を購入してから 2年間だったかの無料特典で、その期間が過ぎてしまったので、有料会員にならないとログインできなくなってしまったようなのだ。いやはや、これでは、Mac を新機種に買い換えたときに設定が引き継げないではないか。というわけで、月額 300円 (だったかな) で、あらたに会員資格を再取得したのである。

資格再取得に伴い、ATOK のバージョンも 2013 から 2017 にアップグレードされた。しかしこれがまた、何か設定しようとすると、「お使いの Mac 用に最適化されていません。このアプリケーションは、互換性の改善のためにデベロッパによるアップデートが必要です」 なんて警告が表示される。

Just System のサイトで調べてみると、ATOK for Mac 2017 は、OS のバージョンが High Sierra 10.12 までしかサポートされていないというではないか。私の Mac は既に 10.13 にアップデートされているのに。しかし、強引に使い続けても別に何の支障もないから、この警告は無視しておこう。

今どきは、「Google 日本語入力」 というシステムがあり、これは無料で使えるのになかなか高機能なのだそうで、これを勧める向きが多いのだが、私は月額課金を受け入れてでも ATOK を使い続けようと思うのである。それは、使い慣れているとうこともあるが、ATOK には 「文語モード」 というのがあるというのが大きい。

私はこのブログとは別に 「和歌ログ」 というのをやっていて、酔狂にも毎日文語で和歌を詠んでいる。この 「文語の和歌」 をストレスなく入力するには、「文語モード」 というのはとてもありがたいのだ。

例えば 『君が代』 の歌詞を一般モードと文語モードで入力変換すると、その違いがよくわかる。

【一般モード】 君が代は千代に八千代に細石の胃は穂となり手苔のむすまで

【文語モード】 君が代は千代に八千代に細石の巌となりて苔のむすまで

と、このように 「巌となりて」 の部分が、文語モードだと OK なのに、一般モードだと 「胃は穂となり手」 になってしまうのだよ。これでは大変なストレスだ。

Windows 時代のテキストなのだが、「ATOK の文語モード試しみむとて」 という記事を書いたことがある。文語調の迷文なのだが、リンク先を読んでもらえばわかるように、ATOK の文語モードだといともすらすら変換できてしまっているのである。なかなかのものだ。Google では、こうはいかない。

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