カテゴリー「パソコン・インターネット」の450件の記事

2017/09/15

新しい iPhone の発表で思ったこと

日本時間の 13日深夜、Apple が iPhone 8 と 8 Plus、そして iPhone X、その他モロモロ (参照) を一挙に発表した。この発表でちょっと興味深かったのは、"iPhone X" の読み方で、"X" は 「エックス」 じゃなくて 「テン」 と読むのだそうだ。ティム・クック CEO が自らそう発音したというのだから、そうなのだろう。これって、ローマ数字だったのね。それじゃ、この次の iPhone 9 の、そのまた次はどうなるんだろう?

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何となくずっと昔から iPhone を使い続けているような気がしていたが、自分のブログで確認してみると、最初に買ったのは 2009年 8月で、iPhone 3GS というモデルだった (参照)。それから iPhone 4、5、6 と機種交換して、今は 7 Plus というのを使っているが、自分でも意外なことに、iPhone ユーザーになってまだ 8年ちょっとしか経っていないのだね。

そして PC は MacBook Pro を使っていて、今や 「忠実な Apple 信者」 みたいに見えるだろうが、これも自分のブログを遡って調べてみると、Windows から Mac に乗り換えたのは、2014年の 1月 (参照) だ。iPhone ユーザーになってから、Mac ユーザーになるまで、なんと 5年近くかかっている。

それまで Windows PC を使いながらずっと、「自分は本来なら Mac ユーザーであるべきだった」 と忸怩たる思いを抱き続けて、ようやく 「本来の自分」 に戻って、まだ 3年半を経過したに過ぎない。今使っている MacBook Pro も、自分にとっての 「初代 Mac」 なのだから、まだ新参者である。

というわけだが、今回の新しい iPhone の記事を読んでも、それほどワクワクしない。というのは、今の Mac と iPhone の連携で、十分満足しているからである。

ユーザーとしての感覚で言うと、個々のデバイスを使っているというより、iCloud に蓄積したデータを Mac と iPhone という 「窓口」 で編集しているという感じで、それがいかにも自然なので、「IT を使っている」 ということさらな気がしないのである。Windows と スマホをクラウドで連携させる手もあるが、それって、iCloud ほどさりげなくはいかないみたいだよね。

私は 20年も前に 「コンピュータは脳みその大腸菌」 というコラムを書いた。Windows 3.1 から 95 に移行中という大昔である。そのコピーを自分の本宅サイトに収録してある (参照) のだが、当時は 「大腸菌」 (外部生命だが、それがないとフツーに生きられない) だったものが、今では、「脳みその外付け記憶媒体」 みたいなものになってしまっているのを感じる。

で、今回の新しい iPhone の発表は、「脳みその外付け記憶媒体」 の性能が、またまたアップしたなという印象で、それはそれでありがたいのだが、とりたててワクワクするほどのことでもない。なにしろ、まだ 「自分の OS」 は自分の中にあるのでね。確実に言えるのは、自分の OS と Mac OS、 iOS の相性が悪くないということだ。

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2017/08/12

ビジネスホテルでのインターネット接続

出張でよくビジネスホテルに泊まり、インターネット接続サービスを利用することが多い。最近のビジネスホテルは無料のインターネット接続サービス付きが当たり前になっているが、気をつけるべき点はかなりある。

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基本的に私は、ホテルの無料 Wifi というのをあまり信用していないので、有線接続も可能ならば、できるだけそちらを選択する。もっとも私の PC は Mac Pro で、Wifi 接続が基本なので、自前の小型 Wifi ルーターを使う。これで PC も iPhone もしっかり Wifi 接続できるし、セキュリティの面でもより安全・便利でオススメである。

ホテルによってはエレベーターに 「電波状態が混乱しますので、小型ルーターのご使用はお控えください」 なんて貼り紙をしているところもあるが、小型ルーターごときで電波が混乱するなんてあり得ないので、無視して使っている。混乱するとしたら、電波状態ではなく、無知なユーザーの頭だろう。そもそも、こんな貼り紙のあるホテルほど、Wifi が使い物にならないし。

地方の安いホテルでは無料 Wifi オンリーで、有線接続のコネクタがないところもある。ちょっと前までインターネット接続サービスなんて考えたこともなく、最近になってようやく導入コストの安い Wifi オンリーで対応し始めたのだろう。

しかしこの手のホテルでは、昨年 2月 16日に書いたように (参照)、Wifi の接続スピードが遅くて使い物にならない場合が多い。とくに廊下の片隅に、上の写真のようなちゃっちいルーターが置いていあるだけというようケースでは、離れた部屋ではまずまともに使えない。こんなところでは有線接続サービスもまずないので、実質的には 「インターネット接続不可」 ということになる場合が多い。

その時には最後の手段として、iPhone をルーター代わりにして接続する。これが可能になったおかげで、どんなに便利になったかしれない。ただし接続スピードが 4G なので、大きなファイルのやり取りには時間がかかることを覚悟しなければならない。

有線接続に対応しておらず、Wifi オンリーで、接続スピードもまずまず満足できるというようなケースでは、仕方なく素直に Wifi 接続する。セキュリティに多少の不安は残るが、本当にアブナイのは大手企業のエンジニアなどが泊まる高級ビジネスホテルらしいので、私が泊まるような安いホテルはそんなには狙われないだろうと割り切っている。

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2017/07/29

「私の iPad のパスワード、教えて下さい」 と言い出す人

昨夜、知り合いの女性からいきなり電話が入った。「tak さんが去年、設定してくれた N さんの iPad、起動してログインする時のパスワード、教えて下さい」 と言う。うむ、そういえば確かに、 N さんという女性の iPad を設定してあげたことがある。

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事情を聞くと、その女性は熟年女性のサークルの幹事を N さんから引き継ぐことになり、iPad も引き継ぐことになったのだという。そういえば確かに N さんは 「これはサークルからの預かり物」 と言っていた。しかし N さんはせっかく預かった iPad をまともに使ったことがなく、起動時のパスワードすら忘れてしまったので、引き継いだ iPad にログインできないのだそうだ。

私はこれまで 20人以上のオッサン、オバサンの PC やタブレット、スマホなどの初期設定を手伝ってあげたことがあるが、本体起動やメール閲覧の際のパスワードなんて、礼儀としてすぐに忘れてしまうことにしている。だから 1年以上経ってからそんなことを聞かれても 「そんなの、覚えてませんよ」 と言うしかない。

しかし 「あの時、設定してくれたパスワード、もう一度教えて下さい」 という電話をもらうことは、決して珍しくない。あれだけ 「ちゃんとメモしておいてくださいよ」 と言ってるのに、すぐに訳がわからなくなっちゃうようなのだ。設定して間もなくだと、まだ思い出せることもあるが、時が経ったらもう無理だ。

この手の人たちは、どうせちゃんと使いこなせるようになんか絶対にならない。本体起動時のパスワードとメールのパスワードは別物だと、何度教えてあげても理解できないし、「玄関を入る時の鍵と、メールのお部屋に入る時の鍵は別なんです」 と例え話をすると、「その鍵は、どこで買えるんですか?」 なんて言い出す。

今回問題の N さんなんて、iPad を設定してあげた際に 「パスワードをちゃんとメモしておいてください」 と言うと、なんだかテキトーなチラシの裏なんかにメモしてるので、「かなりアブないなあ」 とは思っていたのである。そして彼女は、初期設定が終わったばかりの iPad を、あの Apple ロゴ入りのきれいな白い箱 (作りがきっちりしすぎてて、ふたを開けるのが大変なやつ) にていねいにしまうのだった。

「あ、しまっちゃダメ。そんなのにしまったら出すのが面倒ですから、出しといて、いつものぞいてみるようにしてください。しょっちゅうメールが入るはずだから」 と言ったのだが、「いえいえ、預かり物ですから、大切にしまっておきます」 と、上品な笑顔を浮かべてのたまうのだった。多分あれから一度もさわってないと思う。

電話をしてきた女性に、「N さんから引き継いだ iPad、どんな状態でした?」 と聞くと、「買ったままみたいに、箱にきれいにしまってあったけど、バッテリーはすっかり空になってました」 と言う。ほぅら、やっぱりね。一度も出していないから、充電だってしてるはずがない。

しかたがないから、その iPad はリセットしてイチから設定し直すことを薦めた。彼女の息子がそっち方面に詳しいらしいので、やってもらえるという。その女性は一応 iPhone ユーザーなので、初期設定してもらいさえすれば、メールのやりとりぐらいはできそうだ。やれやれ。

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2017/07/28

ネットはスマホでする時代

LINE が今年 4月に実施した 「インターネットの利用環境 定点調査」 によると、週 1回以上の 「アクティブな利用者」 の半数近くが「スマホのみを利用」と答え、とくに 10代では 70%に達しているという。「週 1回以上」 というのが 「アクティブな利用者」 と言えるのかどうかは別として、日常生活では PC がスマホに取って代わられているのが確実なようだ。

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上の図は LINE の調査によるものだが、19〜59歳のネット利用者全体でも 85%がスマホを利用しており、中でも 「スマホのみ」 というのが半数近くの 46%に達して、「スマホ + PC」 の 39%を上回っている。PC 利用者は 46%で、「PC のみ」 はわずか 6%でしかない。

私は 10年以上前の 2006年 11月に、「PC の時代は 2015年で終わり?」 という記事を書き、そして 2012年 4月の 「メール利用と、そのデバイス」 という記事で、「『PCの時代の終わり』 は既に現実になった」 と書いた。2015年に終わるはずだったのに、3年前倒しになったわけだ。この分野の時代の流れは速い。

私はだいぶ前から 「オフィスワークや専門的研究に使うのでもない限り、PC はトゥーマッチ」 と言ってきたが、それがようやく当たり前の現実になったようだ。ただ、20代の PC 利用率は 52%というのだが、卒論なんかはどうしてるんだろうと心配になる。今どきの大学生の提出する卒論はやたら短いらしいから、スマホで十分なんだろうか。

それから、私は先月 20日に書いたように LINE が嫌い (参照) なので、最後にちょっと嫌みを言わせてもらうが、上に紹介した LINE 作成の図は、どうみても円の面積が数値とかけ離れすぎている。スマホ利用者を表す 「86%」 という円の面積が、PC利用者を表す 「46%」 という円の 3倍以上に見えるよね。

上図では、どうやら数値と連動しているのは円の面積ではなく直径のようで、そのため面積では 3倍以上の差に膨らんで見えてしまう。「スマホのみ」 の 「46%」 と、「スマホ + PC」 の 「39%」 というのが、見た目の面積で比較すると、とんでもない差に印象づけられる。

どうしても円を使いたかったのなら (実はその意味もあまりないと思うけど)、直径じゃなく面積で視覚的な比較ができるように、きちんと逆算して直径を出すべきだった。というわけで、ざっとした図だけど、数値に近い印象のものを代わって作ってあげたので、下に貼っておく。どう? 上のものとはずいぶん違うでしょ、LINE さん。

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2017/06/20

はっきり言って、LINE は嫌いだ

唐突だが、ここではっきり言っておこう。私は LINE が嫌いだ。知人、親戚、家族の多くがこれで連絡を取りたがるから、仕方なく自分の iPhone にもインストールしてはある。しかし自分から積極的に使おうと思ったことは一度もない。

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5月 22日の記事で触れたように、私の iPhone はガラスにひびが入ってしまったので、先日、修理という名目で 「本体交換」 した。実質は 「機種交換」 と同じ結果になったのだが、iCloud と iTunes でバックアップをしっかり取ってあったので、データはほとんど苦もなく元の状態に復元できた。

しかし LINE だけは復元できなかったのである。ごくフツーに機種交換しただけでは、元の機種で登録したアカウントが引き継がれないようなのだ。そういえば前に、iPad で iPhone と同じLINE アカウントを登録しようとしてもできなかった。どうやら LINE アカウントは、原則的にデバイスに依存するようなのである。デバイスが個人のアイデンティティより優先するなんて、そんなの SNS としてありか?

実際には複数のデバイスで同じアカウントを使う手はあるようなのだ。「Line 移行」 でググると、そのやり方を解説したページがどっと検索される。しかしそもそもの話、こんなことでググる必要があるなんてことが信じられない。移行にはやれ QR コードを撮影してどうこうとかいう手続きが必要らしい。しかし元々好きでもないものでそんな面倒なことをする気はないので、放ってある。

で、新しい iPhone 7Plus にインストールした LINE には、元のアカウントが設定できなかった。QR コードなんて撮影していないからね。それにしても、自分で作った自分のアカウントを自分で当たり前に引き継げないなんて、一体どういうことなんだ。アカウントとパスワードさえわかっていれば、どのデバイスでもログインできるという常識が、LINE には通じないようなのである。

しかたなく新しいアカウントを設定した。するとどういうわけか、「連絡先」 に登録してある知り合いで LINE を使っている人たちと、自動的に 「友達関係」 が成立してしまったようで、あちこちから 「友達申請ありがとう」 とかいうメッセージが大量に送られてきた。

こちらはそんな申請をした覚えはまったくないので、戸惑うばかりである。よくわからないが、「友達申請」 と 「友達関係の成立」 の差がないらしいことにも戸惑う。さらにテキストのメッセージだけならまだしも、妙な 「絵」 がどんどん送られてくるのである。これ、「スタンプ」 というらしいのだが、はっきり言って意味がわからん。

そうかと思うと、妻は外出先から 「LINE にメッセージを送ったのに、読んでくれてないの?」 なんて電話をしてきた。妻はどうやら前の iPhone 上のアカウントにメッセージを送ったようなのである。既に述べたように前のアカウントは引き継がれていないので、そちらに送られたメッセージなんか読めない。これって、本当にできそこない仕様だよね。

こんなわけのわからない SNS は、できれば遠ざけておきたいのだが、なぜか日本では LINE ユーザーがやたらと多いらしく、とにかく当たり前のように LINE で連絡を取りたがる知り合いが多いので、それを受け取るためと、最低限の返信をするだけのために、しぶしぶ使っている。

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2017/06/13

Facebook で、可愛い女の子からの友達申請が届く

Facebook で、見た目が今風の女の子から友達申請が来る。割とよく来るのだが、大抵知らない子である。下のような感じの顔写真が添えられているのだが、はっきり言ってどれもみな韓国のアイドルみたいで、区別が付かない。

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そもそも自分の基本情報はほとんど何も公開していないのに、写真だけはものすごく写りのいいやつをしっかり載せているという時点で、「こいつ、アヤシ過ぎ!」と疑わなければならない。とくにこの手の 「ガチガチのステロタイプ今時のねーちゃん風」 は、何か企みがあるに決まっていて、私なんか一目で 「はい、サヨナラ!」と言いたくなる。

秒刊 Sunday というサイトに "Facebook に突然来るかわいい子からの 「友達申請」 に了承するとどうなるかやってみた" というニュースがある。「たまちゃん」 というライターによって、ほぼ 4年前に書かれた古いエントリーだが、参考にはなる。

たまちゃんが試しに、一見可愛い娘からの友達申請を承認したところ、まず 「メールが届くようになる」 と報告されている。しかも 「どんどんメールが来る」 のだそうだ。この件に関しては、次のようにレポートされている。

念のため相手が人間かどうかを確認するため内容を空白で送信。するとすぐに返信が来て 「メールが来てよかった!」 とさぞかしお喜びの様子。こちらは空白で送信しているにもかかわらず、それを無視し一方的に相手の思うままに送信してくるメールは明らかに 「自動送信システム」 などの bot を疑うべきだ。

なるほど、なるほど。想像通りの展開だ。その後さらに 「空白メール」 を返信し続けたところ、メールは来なくなってしまったという。つまり、たまちゃんの方がスパムと認定されてしまったようだ。

相手のアドレスを辿るとメールサービスのサイトに行き着く。このサイトというのがむちゃくちゃアヤシくて、登録した覚えがないのに、自分が登録されてしまっているのだそうだ。そのうえログインもユルくて、他人のアドレスでも勝手にログインできてしまうらしい。いずれにしても 「ハニートラップ」 の温床とみられる。

そしてこの記事は "Facebook の可愛い娘はやはり 「美人局」 だった!  案の定 「架空請求」 300円なり" という続編に続く。どういうことかというと、このメールサービスからは自由に脱退できるが、脱退する前に、「未払い使用料の 300円を払え」 と言ってきたのだそうだ。

そもそも入会なんてしていないのだから、こんなのは無視していればいいのだが、やれ未払い分の数十万円を支払えなどという悪質なものと比べれば可愛らしい金額なので、つい払ってから脱退する人がいるらしい。ただ 「塵も積もれば」 で、1人 300円でも 100人が払えば 30,000円、1,000人が払えば 300,000円になる。ちょっとしたボロい商売になってしまうわけだ。

たとえ、申請を承認しただけで、アヤシいメールサービスの被害なんかに遭わなかったとしても、自分の友達としてこんな 「アヤシ過ぎ」 の顔写真が登録されているというだけで、「こいつ、ネットの常識に欠けるお人好しだな」 と思われるに決まってるので (要するに 「恥さらし」 ね)、妙な友達申請が来ても削除するに限る。

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2017/05/16

大企業の PC が案外 Windows XP のままで動いてるらしい

世界中で猛威を振るっているという例のランサムウェア、"Wannacry" は、北朝鮮の国家的仕業という噂まで出ていて、まあ、大変な騒ぎである。とはいえ申し訳ないが、Mac ユーザーである私にはどこか他人事で、マライア・キャリーの "I Don't Wanna Cry" なんて思い出してしまった。呑気でごめんね。

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この Wannacry というのは、Windows をきちんと最新版にアップデートしてさえいれば感染せずに済むものであるらしい。ところが世界中でこれほどの PC がおかしくなっているのは、いかに最新版にアップデートせずに、昔のバージョンのままで使われ続けている Windows が多いかということを物語っている。

日本でも日立製作所、JR 東日本、イオンなど、名だたる企業が感染しちゃってるという。これは 「だって、社内システムが Windows XP で構築されちゃってて、Windows Vista 以降の OS では動かないから、しょうがないんだよね」 なんていう事例が案外多いからだと思う。OS をバージョンアップすると、社内システムも作り直さなければならないので、大変な手間と費用がかかるのだ。

そんなわけで、古い Windows のままのサーバか何かを、インターネットには直接つながずに動かしている企業が案外多い。しかし直接つないでいなくても、何しろ社内のいろんなシステムを動かしているのだから、LAN を通じてつながってしまっている。Wannacry というやつは、感染してしまった PC が、周囲のつながったマシンに自動的に攻撃を仕掛けてしまうので、感染してしまったというケースが多いらしい。

というわけで、OS のバージョンアップって、企業にとっては案外 「余計なお世話」 ということが多いのだよね。Microsoft が勝手にバージョンアップして、旧バージョンの OS はお世話してくれなくなるのだから、たまったものではない。そんなわけで、結構な大企業の内部で大昔の Windows XP が動いちゃってるといのは、人には言うに言えない恥ずかしい事情のようなのである。

Microsoft としてもその辺の事情はよくよく承知していて、だからこそ今回の騒ぎでは特例として、Windwos XP 用のパッチも出してくれている。「放ってもおけませんわいな」 ということなのだろう。だったらずっと放り出さないで、ちゃんと世話し続けてくれと言いたくもなるだろう。

【5月 22日 追記】

英政府通信本部元本部長のデビッド・オマンド氏がサポート期間終了後のシステムであってもMicrosoftのようなベンダーはセキュリティに責任を持つべきだと主張する一方、米国では上院議員 2名が政府機関の発見した脆弱性の開示などに関する法案を提出している。(参照

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2017/04/18

昔の PC の裏側は 「縄のれん」 状態だった

今日、久しぶりで机回りを整理し、ごちゃっと溜まった要らない書類などをバンバン捨てまくったら、嘘のようにすっきりした。今までずいぶん要りもしないものを机の上に積み重ねていたわけだと、ちょっと反省した。この手の反省は何度しても実際には活かされないのだけれど。

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で、いくら整理しても PC 回りのケーブル類はこれ以上減らしようがない。今も愛用の MacBook Pro の左側には、(写真上から) 電源コード、iPhone の同期用ケーブル、ヘッドフォン用ケーブルの 3本のコードがつながっている。

これらがすべてケーブルレスで接続できたら、どんなにすっきりするかと思う。まあ、iPhone の同期は Wifi ベースでも OK なのだが、やっぱり直接繋ぐ方が手っ取り早いし、ケーブルレスのヘッドフォンもあるようだが、いざ買おうとするとやたら高い。

ここまで考えて、「いやしかし、昔はこんなものじゃなかった」 と思い当たった。Mac に変える前までは、Let's Note の裏側はいろいろなケーブルがダラダラとぶら下がっていたし、その前のデスクトップ PC 時代はもっとひどかった。

何をそんなに繋いでいたのだろうと考えてみると、まず電源ケーブルが 「なんでそんなに……」 と思うほど、やたらとぶっとかった。それから本体とディスプレイ、キーボードをそれぞれ結ぶケーブルが 2本。これもまた、今から思えば信じられないほど太かった。これだけで、ぶっといケーブルが 3本である。

ああ、忘れていた。昔はマウスも有線だったから、馬鹿馬鹿しいようなケーブルで繋いでいたなあ。これだけで合計 4本になる。これがないと PC が用をなさないのだから仕方がない。しかし、これは最低必要限であって、まともに使おうと思ったらさらなる接続が必要だ。

とりあえずどうしても必要なのが、プリンターとの接続ケーブルである。これがまたやたらとぶっとい。やや時代を下ると USB 接続で OK となったが、初期には大げさな規格の端子があって、専用の口に繋いでやらなければならなかった。今は Wifi 接続が当たり前になったのがありがたい。

さらにモデムとの接続ケーブルがある。昔は Wifi なんてなかったから、これまたぶっといケーブルで繋いでいた。さらにバックアップ用の外付けハードディスクに、SCSI なんていう、今の若い人はヘビーユーザーでも知らないような規格で繋いでいたので、さらにまたやたらぶっといケーブルが必要だった。

そうそう、そう言えば 「MD ディスク」 なんてものでデータのやりとりをしていた時代もあったので、それ専用のドライブも繋いでいたし、ずっと時代が下っても 「フロッピー・ディスクでないとデータが読めない」 なんていう化石人類も生き残っていたので、それ用のドライブまで繋いでいたなあ。

なんだよ、これだけでケーブルが 9本じゃないか。それにヘッドフォンを加えたら、めでたく 2桁になる。私はあの頃、「PC の裏側は縄のれん状態」 なんて言っていた (参照) が、それは大げさな話じゃなかった。自分のブログ記事を検索してみて、「縄のれん状態」 の時代からまだ 10年と経過していないと知って、唖然としてしまった。

で、改めて部屋の端を見ると、何やら細いケーブルが這っている。このケーブルは何年もその存在すら忘れていたが、FAX 兼用インクジェット・プリンターの電話線だった。先月末に、FAX なんてここ 2年近く使ったことがないと書いている (参照) ぐらいだから、明日からの出張から帰宅したら、この電話線も取っちゃおうと思う。

この馬鹿でかい FAX 兼用機を処分したら、部屋がずいぶん広くなりそうだ。

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2017/03/27

iCloud のログイン情報がハッキングされたというのだが

Forbes Japan の記事によると、「ターキッシュ・クライム・ファミリー (トルコ犯罪一家)」 というハッカー集団が、 icloud.com と me.com のドメインのメールアカウント最大 5億5900万件のログイン情報を入手したと主張して、Apple に「身代金」 を要求しているのだそうだ。なんだかアヤシい話ではあるのだが。

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記事は次のように伝えている。

ニュースサイト 「マザーボード (Motherboard)」 の先週の報道によれば、ハッカー集団は、データ消去と引き換えに、仮想通貨のビットコインもしくはイーサで 7万5000ドル (約840万円)、または iTunes ギフトカードで 10万ドル (約1100万円) を 4月 7日までに支払うようアップルに要求。従わなければ、パスワードを使用して iPhone をリセットし、電話番号、画像、動画、メールなどの個人情報を削除すると脅迫している。

というわけで、こちらとしても一応念のために、iCloud のパスワードを変更した。実を言うとここしばらく iCloud のパスワードを放りっぱなしにしといたので、何もなくてもそろそろ変更のタイミングになっていた。ある意味、ちょうどいい機会である。

とはいえ、このニュース自体ちょっとアヤシい。5億件以上ものログイン情報を入手したにしては、「身代金」 の要求がかわいらしすぎる。ハッカー集団を名乗ってはいるが、もしかしたら個人犯罪かもしれない。

で、もし 「身代金」 が支払われなかったら、入手したパスワードを使って世界中の多くの iPhone をリセットして、iCloud 上に保存されたデータを消去してしまうと言っているわけだが、それを実行するのはかなりの 「手間」 である。たとえ本当にパスワードが漏れていたとしても、5億件以上の iPhone の全てをリセットするなんて、結構な力技になる。実際にはできないんじゃなかろうか。

今回のニュースは、Apple ユーザーの iCloud パスワード変更を促しただけという結果に終わるだろうと思う。

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2017/03/24

アイコンでびっしりと埋め尽くされたデスクトップ

今日、出張の帰りに長崎空港の搭乗ゲートで時間待ちしていたら、斜め前の席で Let's Note を取り出して仕事をし始めたにいちゃんがいた。今どきとりたてて珍しい光景というわけでもなんでもないのだが、私が度肝を抜かれてしまったのは、彼のデスクトップをびっしりと埋め尽くしたアイコンの壮観さにである。

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あまりに驚いたので、悪趣味なことについパパラッチしてしまったのが、上の写真である。彼自身、ずらりと並んだアイコンにてこずっているみたいで、この壮観なデスクトップをずいぶん長い間表示させたままで、目的のファイルを探していた。おかげでこちらも、余裕を持って盗撮 (?) できてしまったのだよ。ごめんね。

私だってデスクトップに何も置いてないわけじゃないが、せいぜいメールで送られた添付ファイルの中で、確認が済めば保存しておく必要もないやつとか、当日のブログで使う写真とかを、仮置きするだけだ。そして用が済んだらさっさと削除する。保存しておく必要のあるファイルは、"My Documents" フォルダの中にさらにフォルダごとに分類して入れておく。

この分類は長い間のうちに確立されたシステムで、大雑把すぎず、かといって細分化しすぎず、最も自然に放り込めて、さらに後から見つけやすい絶妙のソート・メソッドによっている。もっともその 「絶妙さ加減」 というのは個人的なもので、誰に薦めても 「最適」 というわけじゃないから、各人が自分で磨き上げなければならない。

というわけで、私のリアルのデスクトップ (つまり作業机の上) は結構乱雑だが、PC の中は人に誇れるほどきっちり分類・整理されている。どんな昔に作った些細な書類でも、必要とあらばあっという間に見つけて開くことができるのだ。

ところが上の写真のような状態だと、必要なファイルを見つけるだけで手間取ってしまうだろう。ご苦労さまなことである。

巷では、デスクトップにあまり多くのファイルを置いておくと起動に手間がかかると言う人もいれば、それは俗説で、実際にはそんなに変わらないと言う人もいる。試しにググって見たら、「エンジョイマガジン」 というサイトに "「デスクトップに重いファイルを多数置くと起動が遅くなる」はホント?" というページが見つかった。

このページを書いた人は、デスクトップをきれいさっぱり空にした状態と、ファイルをどっさり置いた状態、そしてショートカットを置いた状態で、起動に要する時間を計ってみたというのである。OS は、画像から察すると、Windows 7 のようだ。

結論から言ってしまうと、デスクトップをすっきりした状態だと、起動には 150.195秒かかり、 ファイルをどっさり置くと 192.801秒かかったという。この 約 42秒の差をどうみるかだが、やっぱりちょっと大きいと感じてしまうのが人情だろう。

しかしまあ、今どきの PC はスリープ状態にしておくことが多いので、イチから起動するなんて 1週間に 1度ぐらいのものだろうから (私は仕事が終わるといちいち電源切って、毎朝再起動する人の気が知れない)、気にするほどのことじゃないと言う向きもあろう。そうなると、あとは気分の問題である。

突き詰めたら好きずきの問題に過ぎないかもしれないが、やっぱりデスクトップはすっきりさせておく方が、見栄えがいい。とくに、自分の PC を使ってプレゼンをする機会の多い人なんかは、公衆の面前の大スクリーンに、内容がもろに想像できちゃうようなファイルネームの付いたアイコンがびっしり貼ってあるというのは、避ける方がいいと思うよ。

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