カテゴリー「スポーツ」の88件の記事

2017/05/25

子どもの野球離れ

子どもの野球離れが進んでいるのだそうだ。今月 22日の NHK ニュースの伝えていたところによると、「指導者不足」 が最も大きな問題らしい。中学校あたりの野球指導者はほとんどが素人同然で、自分の野球部体験が唯一の拠り所のため、旧態依然とした根性論が横行しているという。

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私の故郷の隣町、山形県鶴岡市では、公的な指導者講習を受けなければ野球指導ができないシステムになっていると伝えられた。ニュース画面で流れたのは、「古い指導では、何かあると 『走ってろ!』 と命じてきたが、それが何の役に立つのか?」 と、講師が疑問を呈する場面だった。講習を受ける指導者予備軍は、それを指摘されて初めて、旧来の根性論優先の指導の弊害に気付くようだ。

こうした根性優先主義は、あたら若い子たちが自分の体を壊してまで滅私奉公することを美化する妙な精神主義となり、最終的には高野連のお偉方の権威主義につながる。私なんかちょっと極端な印象をもっていて、北朝鮮の TV ニュースの、あのすごいオバサン・アナウンサーの口調を聞くと、高野連のもろ権威主義のおっさんの口調を思い出したりしてしまう。

高野連の坊主頭強制は、北朝鮮の弾道ミサイル開発とそれほど変わらないレベルの 「誇りの象徴」 なんだろうという印象までもっている。かの朝日新聞は、こうした妙なシステムの頂点に位置するという、不思議な側面ももっている。世の中、まことに一筋縄では語れない。

ともあれ野球というスポーツは、今となっては 「ダサい」 「オヤジっぽい」 というイメージを強めているようだ。日本では一流選手になれば、まだサッカーよりも金になるが、団塊の世代の大多数があの世に行ってしまう頃には、その差はかなり縮まるか、逆転されるかしているかもしれない。

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2017/03/10

バットやラケットなどを使う球技が苦手

今の丈夫で病気知らずみたいな私を知っている人には、「小学校の 4年生までは虚弱児だった」 なんて言っても信じてもらえないが。本当のことなのである。小学校 4年生、いや、5年生の春ぐらいまでは、私は痩せてガリガリな体格で、かき氷を食べてもすぐに下痢してしまうようなもやしっ子だった。

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ところが 5年生の夏ぐらいから 「ありゃ、俺って、こんなに丈夫だったっけ?」 と、自分で驚くほどめきめき健康になった。それまでは運動会の徒競走でいつもビリから 2番目だった (私よりもっと遅いでぶっちょが 1人いたのだ) のが、急に トップから 2番目になり、翌年は僅差のトップ争いをするようになった。そして中学校に入るとしっかりトップでテープを切るようになり、女の子にキャアキャア言われる楽しみを味わった。

小学校 6年までは自分でも自分の健康さが信じ切れないようなところがあり、走って人を追い越したりすると妙な違和感を覚えたりもしていたが、中学校になると、「クラス対抗リレーには、俺が出なくて誰が出る」 みたいな自信までついていた。わずか数年間でエラい変化である。

ところが小学校高学年になってようやく丈夫で健康になったような子は、残念ながら運動全般が得意ってわけにはいかない。例えばバットやラケットなどの専門用具を使った細かいテクニックが必要なスポーツは、今イチ入り込めない。

基本的に素手でやるバレーボールやバスケットボールなどはいい。特別上手というわけじゃないが、少なくとも下手じゃない。しかし野球や卓球、テニスなど、「ソフトボールより小さなボールを、バットやラケットなどの用具を使って操る」 というのは、ちょっと苦手なのである。

ああした類いの種目は、かなり幼い頃から親しむことによって得られる 「慣れ」 とか 「勘」 みたいな要素が大きな比重を占めると思うのだが、それが私には欠けている。体力では劣らなくても、細かいコントロールのテクニックで負けてしまうのだ。

同様に体操競技も苦手である。何しろ高いところが苦手みたいなところもあるので、跳び箱や鉄棒で回転するなんてのが下手なのだ。これでも合気道の黒帯だから、投げ技で取る受け身はどうってことないが、人の身長より高いところで回転するのは心臓に悪い。

ガキの時分から日が暮れるまで野球をやったり、草っ原で飛んだり跳ねたり、でんぐり返ったりというような幼児体験が、虚弱児だった私には決定的に欠けているのだ。そういうわけで、私の心の底にはちょっとねじ曲がった運動コンプレックスが残っている。

というわけで、「体力がものを言う」 みたいなことなら、還暦をとっくに過ぎた今でも 「任せてちょーだい」 と言えるのだが、細かいテクニックとなると 「ちょっとゴメンね」 になることがあるのだよね。

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2017/01/21

稀勢の里は横綱になれるだろう

暗くなった道をカーラジオを聞きながら家路を辿っていると、大相撲初場所で稀勢の里が優勝を決めたというニュースが入った。これで横綱昇進を決定づけたかもしれない。3年前に 「稀勢の里は横綱になれない」 と予言した (参照) 私としては、不明を恥じるほかない。

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私が 3年前に稀勢の里を見限ったのは、下半身の弱さ故だった。四股を踏めば 「悪い四股の典型」 だし、腰を下ろして見合う時も素人みたいな腰高だ。とにかく、上半身の力強さに比べて腰回りが小さすぎるのである。いかにもバランスの悪そうな体つきだった。だから安定性に欠けて、負けなくてもいい下位力士にポロポロ負けていた。

大相撲中継を見るところでは、稀勢の里の四股の踏み方は今でもかなり腰高で、決して褒められたものじゃない。しかし腰回りのアンバランスなほどの小ささは目立たなくなっていて、「よほど下半身強化に取り組んだんだろうな」 と思わせる変化が見られる。30歳を過ぎてこれほどの変化が現れるとは思っていなかっただけに、ちょっと驚きだ。

元々上半身の強さは抜群だから、下半身が安定すれば、序盤戦での取りこぼしも少なくなる。最近の勝率の高さはそれを証明しているだろう。3人のモンゴル人横綱の衰えが目立ち始めているのも追い風だ。

というわけで、3年前の 「稀勢の里は横綱になれない」 発言は撤回させていただくことにする。 ただ今場所も中日を過ぎてからすぐに腰が浮いてしまいがちなので、この欠点は完全に払拭されたわけではない。調子の良い時はいいが、やや体調が悪い時でもそれなりに安定性を確保できるかは疑問だ。

だから横綱になれても、名横綱になれるかどうかはちょっと悲観的である。それに横綱土俵入りの四股は、通常の四股とはちょっと違うけど、きちんと腰を入れてないとカッコ悪くなってしまうから、意識してもらいたいものだ。

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2016/12/18

アントラーズ、準優勝なら立派なもんだ!

日曜日だというのに外で仕事があり、家に帰った時にはすっかり日が暮れていた。サッカーの FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2016 の決勝は既に始まっていて、テレビのスイッチを入れた時には前半終了間際だった。

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私は茨城県在住なので、当然鹿島アントラーズに勝ってもらいたい。しかし相手はあのレアル・マドリードである。到底勝ち目はないと思っていた。前半で 3点差ぐらい付けられてるんじゃあるまいかと思っていたが、なんと、1対1 の同点ではないか。こりゃ、エラいことだ。

それどころか、後半開始早々に、柴崎の見事なゴールで逆転してしまった。あれは、なかなかカッコよかった。「後は、必死に守ってくれ! こりゃ、とんでもないことになるかもしれない」 と、少なからず胸が躍ったのである。

もし相手が同じスペインのチームでも、バルセロナだったら、アントラーズ贔屓の私でも、バルサを応援していたところだ。私はバルセロナが世界で最も贔屓とするサッカー・チームであり、アントラーズは 2番目なのである。レアル・マドリードはお呼びじゃない。

いかにも体制派の王室御用達みたいなレアルは、趣味じゃないのである。スペインという国は一度も行ったことがないが、昔から仕事で会うカタルーニャの人とはなぜか馬が合うのだ。だったら、バルサを応援せずにどうするというのだ。

試合はロナウドに同点 PK を決められて振り出しに戻り、延長前半にロナウドに 2ゴールを決められて、ということは、癪なことにハットトリックなのだが、結局 4−2 で敗れてしまった。でも、まあ、初めから世界ナンバー・ワンのクラブチームになるなんて期待はあまりしてなかったから、準優勝なら立派なものである。

J リーグのクラブが世界一になるのは、もう 10年かかっても無理かもしれないが、「2016年に、アントラーズが決勝まで残ったんだぜ!」 という実績は、大きな誇りとして残り、それ以上に大変な励みになるだろう。あとは、ワールドカップでちゃんとした実績を残せるナショナル・チームを実現してもらいたいものである。

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2016/08/04

オリンピックで野球をやってどうするの?

2020年の東京オリンピックで、野球、ソフトボール、空手などが正式種目とになるという。ただそれ以後ずっとというわけじゃなく、1大会限りの臨時措置ということのようだが、今後の継続のために大会組織委員会の森喜朗さんは、「米大リーグにもトップ選手の参加を呼びかける」 としている。ポーズだけだろうけどね。

個人的には 「オリンピックで野球をやってどうするの?」 と思う。サッカーではワールドカップが最高の舞台と認められていて、オリンピックは若手だけの 「二軍戦」 という位置づけだ。つまりオリンピックで優勝したところで、「最高の栄誉」 というわけじゃない。

オリンピックがアマチュアリズムを捨ててプロ選手の参加を認めた時から、こうなるのはわかっていた。レギュラー・シーズンの長い、野球、バスケット・ボールなどのプロ・スポーツ、年間を通じて何度も重要な大会のあるテニス、ゴルフなどでは、オリンピックで活躍して 「名誉」 を得るよりも、きちんと仕事をして 「お金」 を得ることの方が大切というのが、プロとしては当然の価値感である。

だから東京オリンピックの野球種目に、米国のメジャーリーグ・プレーヤーがこぞって出場するなんていうのは、到底期待できない。テニスやゴルフにしてもそうだ。オリンピックが最高の舞台となっているのは、案外限られた種目でしかない。ボクシングなどはオリンピックで活躍した選手がプロに転向したりするが、一度転向した選手がオリンピックに戻ってくるなんてことはない。

一方、プロ選手が存在しても陸上競技などでは、世界選手権やいろいろなシリーズ大会がある中で、オリンピックは別格扱いされている。さらに柔道や体操となると、純粋なプロとして活躍できる場が保証されていないので、やはりオリンピックが最高の舞台だ。ちなみにレスリングとなると、プロレスはまったく別の世界だけどね。

このようにある意味 「クラシックな種目」 や、「プロの世界が確立していない種目」 を別とすれば、やはり 「稼げる大会」 やレギュラー・シーズンを重視するのが当たり前である。そして、うまくコマーシャリズムに乗った新興スポーツほど 「オリンピックの権威」 というのは希薄で、ということは、全体的な希薄さは時代とともに進行している。

2020年の東京オリンピックにしても、何だかお祭り騒ぎに乗らないのは非国民みたいに思っている人がいるが、客観的にみればそんなに大層な話じゃない。私は個人的には 「うざいなあ」 と思っていて、なんであんなに大騒ぎして誘致しなければならなかったのかが、未だに理解できない。要するに、オリンピックに 「特別な何か」 を求めすぎるのは、もう時代錯誤ということだ。

4年後の大会の会期には、出張での移動だけでなく、ちょっとした都内の移動でもやたらと手間がかることになるだろう。そうした面倒を考えると、今からうっとうしい気がしてしまう。ここまできたら開催辞退なんてこともしにくいだろうから、なるべく余計なことをせずにさらっと済ませてもらいたいものだ。

これは単に 「気分の問題」 というだけじゃなく、「オリンピックの電力確保のために、原発再稼働」 なんて言い出されるのが確実だから、その意味でも、深刻に 「うざいなあ!」 と思っているのである。

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2016/06/08

WOWOW の UFC 放送が終了していた

「近頃、WOWOW で UFC の格闘技戦が見られなくなったなあ」 と思っていたが、既に 3月末の時点で放送終了となっていたと知った。いやはや、この頃は何だかんだとやたら忙しかったから、このニュースを見落としてしまっていたよ。

放送終了の理由は明らかにされていないが、どうやら日本人ファイターの活躍が目立たないので、国内での視聴が伸びないという事実がネックになっているらしい。格闘技先進国と思われていた日本は、現在は UFC の進化に付いていけず、フライ級の堀口恭司を除けば、ランキング上位に入ることも難しい状態になっている。

ただ、それだけではない。私が思うに、総合格闘技はボクシングやプロレスなどと違って、「見る目」 が要求される。要するに、観戦が難しいのだ。打撃はまだわかりやすいからいいが、寝技の攻防は地味でとらえどころがない。関節技なんてどこでどう決まるのか、素人にはほとんどわからないだろう。

私は合気道をやっていたので、関節技の感覚がわかる。かなり前、「リングス」 の試合を友人数人と観戦した時、リング上の関節技の応酬を見ながら 「まだまだ決まらないね」、「あ、これは入った。一丁上がり!」 なんて言うと、「どうしてそんな微妙なことがわかるんだ?」 と驚かれた。こればかりは、実際に関節を決めたり決められたりした経験がないとわからないのだよね。

プロレスはそのあたりのことはパスして、誰が見てもわかりやすい技の応酬を演出している (そのかわり、受ける側が積極的に受けないと、プロレスの技なんてほとんど決まるもんじゃない) し、ボクシングは殴り合いに特化しているから、見ていてわからないことはない。しかし総合格闘技は、玄人の目がないと寝技での硬直はつまらないだろうし、関節技なんて、何が何だかわからないうちに終わったりする。

米国では 「俺たちの地域の選手」 というフランチャイズ意識でもって、細かいところはわからなくても興奮することができるだろうが、日本人にしてみると、肝心の日本人選手が少ないので思い入れしにくい。細部がわからない上に思い入れもしにくいのだから、視聴者の増えないのは無理もなかろう。

コアなファンばかりでは、WOWOW の UFC 放送は維持できなかったのだろう。こうなったら日本の UFC ファンとすれば、月額制の映像配信サービス "UFC Fight Pass" (月額1214円) の契約をするしかないかもしれない。それにしても、総合格闘技というのは、この国では本当にマイナーな存在なのだなあ。悲しいことに。

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2016/01/04

人生最長距離の自転車初乗り

新年早々、これまでの人生で最長距離の自転車初乗りをした。ペダルを漕いだ距離は 140km で、しかもこの距離の中にはヒルクライムも含まれているので、さすがに疲れた。疲れたがなかなか心地良い達成感である。

朝の 8時に出発して土浦駅まで行き、そこからサイクリング専用道の通称 「りんりんロード」 を 30km ほど辿った。そこから裏筑波に入って、高度差 350m のヒルクライムをし、笠間を経由、日が傾いてからは、国道 355号線、6号線、354号線を辿って帰ってきた。

天気は上々で、コースの前半は自然の中そのものだったので、かなりリフレッシュができた。とはいえ、さすがに疲れたので、今日はこのくらいにさせていただく。

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2015/12/30

寂寥感あふれる "RIZIN" という総合格闘技イベントを見て

日本では久しぶりの総合格闘技テレビ中継となった、フジテレビの  "RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX" というのを見たが、はっきり言ってわくわくしなかった。UFC と比べると、役者が落ちすぎるし、格闘技の中継の仕方もよくわかっていないようだった。

やたらと扇情的な演出で盛り上げたがっているのはわかるが、その内容が「昔の名前で出ています」 的な選手とまだまだこれからの選手の試合がほとんどなので、表面的な演出が上滑りしてシラける。さらに派手な音楽の入場シーンを延々と流すくせに、試合の 1ラウンド目を端折って 2ラウンド目から放送するなんていうのは、本末転倒だ。

メインの桜庭和志 対 青木真也の試合は、寂寥感が漂った。桜庭は何もできないうちに、1ラウンドでセコンドからのタオル投入で破れた。青木はレフリーに 「早く試合を止めてくれ」 と言っていたようだし、見ている私も 「さっさと止めろ!」 と心の中で叫んでいた。しかしレフリーは試合を止めず、タオル投入になった。あれはレフリーとして恥ずかしい結果だ。あんなことをしていては、選手が壊れてしまう。

しかし、桜庭はあのホイス・グレーシーを圧倒した往年の桜庭ではなく、試合前から既に壊れていた。ここ数年、出場した試合ではすべてボロボロに負けているが、コンディションが悪すぎると思う。何しろものすごくバランスが悪くなっていて、ちょっとしたはずみでダウンし、ボコボコにパウンドをくらう。

あれは酒の飲み過ぎから来てるんじゃないかと、私は疑っている。スポーツ選手が現役の頃から酒を浴びるほど飲んではいけない。

大晦日はさらに、「曙 対 ボブ・サップ」 なんていう試合が予定されているらしい。見世物小屋じゃあるまいし。

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2015/11/11

野球の国際試合は盛り上がらない

大抵の競技スポーツでは、国際大会が盛り上がる。とくにサッカーなんかは、普段は J リーグを見ない人たちでも手に汗握りながらワールドカップを観戦する。先日のラグビーに至っては、国内の試合なんかほとんど見たことのない層が、五郎丸のキックに熱狂した。その他でもバレーボール、アイススケート、陸上競技など、多くの国際大会は国内大会より注目される。

その逆なのが、野球である。今、WBSC プレミア 12 なる国際大会が開催されているが、あまり、というか、ほとんど話題になっていない。大体において、この大会が例の WBC (ワールド・ベースボール・クラシック) とどう違うのかも、あまりわかっていない。

野球の国際大会が盛り上がらないのは、本当の一流どころの選手たちが参加しないからだ。米国の メジャー・リーグの選手たちは、自分たちのポストシーズンに戦われるワールド・シリーズの勝者こそが本当の世界一だと思っていて、そこで活躍すれば収入が増えるから、そのほかの大会に出ようというモチベーションがない。

WBC やプレミア 12 の出場国は、いくら頑張ってもしょせんは MLB より格下としか見られないのだから、本当に命がけで頑張ろうという気になれないだろう。そんなわけで、大会自体も申し分のない権威とはならない。だから大会の運営もなんとなく垢抜けない。

そうなると、スポンサーも付きにくいし大々的なプロモーションもできない。大きな金が動かないと、魅力も生じにくい。「なんか、やってるみたいだな」 程度のことにしかならないのである。

それからもう一つ大きな要因は、野球とベースボールの落差である。日本人は野球が好きなのであって、ベースボールが好きなのではないんじゃないかという気がするのだ。中南米の国では野球が上手なやつは米国のメジャー・リーグで身を立てようと思うが、日本では自国のプロ野球がそこそこ盛んなので、そこで満足してガラパゴス化する。

最近は BS テレビで米国のメジャー・リーグの中継が行われるようになったが、ちょっと眺めているだけで、日本の野球とは雰囲気が明らかに違うとわかる。日本のプロ野球は、どうもエキサイティングな感覚に欠ける。別のスポーツを見ているような気さえする。

このままだと、日本の野球はどんどん 「ドメスティックなおっさんのスポーツ」 になって行くんじゃないかと危ぶまれるのである。野球観戦といえば、ゆったりとした進行のゲームを、ビール片手にだはだは言いながら眺めるイメージだが、サッカーはピッチと一体になった観客がピョンピョン 「縦ノリ」 しながら見ている。観客のシンパシーの度合いが違う。

今後は国際試合で盛り上がるスポーツでないと、発展は望めないんじゃないかと思うのだがね。

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2015/09/21

ラグビー、ワールドカップでの歴史的勝利

ラグビー、ワールドカップで日本代表が南アフリカに勝ってしまったことがエラい話題だ。ラグビーはサッカーほどにはメジャーじゃないので、あまり注目を浴びていなかったが、勝利の力というのは大きなもので、少しは国内での注目が高まるかもしれない。

今回の勝利がいかに番狂わせであったかを説明するのに、いろんな喩えが挙げられていて、「サッカーのワールドカップで、日本代表がスペイン代表に勝つようなもの」 なんていうのがある。なるほど、そんな感じだろうと思う。

それ以外では、「茶帯が数見に勝ったようなもの」 というのがある。これは極真空手を知らない人には 「???」 だろう。私も 「???」 だったのに 「桐谷美玲が吉田沙保里に勝ったようなもの」 というのがある。

「"キリヤミスズ" って誰だよ? と思って調べてみたら、そもそも読み方からして違っていて、"キリタニミレイ" というタレントだった。ただ、この喩えはいくらなんでも吉田沙保里に失礼だろうと思う。ラグビー日本代表は何度か戦えば今回みたいに南アフリカに勝つこともあるが、桐谷美玲という女性は、100回やっても 1000回やっても、吉田沙保里に勝てない。

まあ、いずれにしても今回の勝利は歴史的大勝利であることには変わりなく、日本におけるラグビーのポジション向上につながれば嬉しい限りである。それから大学選手権でワセダが優勝してくれれば、さらに嬉しいのだが。

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