カテゴリー「ニュース」の471件の記事

2019/04/15

「50代の男」がアセったりブチ切れたりすると

昨日の当欄で、のぞみドア開け線路に降りた男、車掌ら連れ戻す」というニュースについて、「まさに『はあ?』としか言いようのない事件」、「『なんでそうなるの?』と言うほかなく、コメントのしようがない」というわけで、「謎の男」と書いた。

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そして今日になって、初めてこの事件の種明かしが報道された。「のぞみ、新神戸駅前で緊急停止 線路に飛び降りた 54歳男逮捕 反対方向の切符所持」というのである。要するに、上りと下りを間違えて乗ってしまい、駅でもないところで降りようとして非常開閉用コックのふたを開いてしまったらしい。

ニュースによると、コックは停車しなければ作動しない仕組みとなっており、男は停車後に開いた扉から線路内に飛び降りたとみられる。とはいいながら、非常開閉用コックのふたを開いたのは列車が走行中のことであり、この男はとにかく何でもいいから、ドアを開けて飛び降りようとしたとしか思われない。

この事件の前日に起きた「容疑者の妻『止めたけど…』 遮断機の棒切断」という事件は、開かずの踏切でブチ切れた男が、ノコギリで遮断機の棒を切断して踏切に進入したというのだが、これも 50代の男である。この世代の男って、短絡的な行動に走りやすいんだろうか。

50代の多くは 1960年代の生まれで、「バブル世代」と言われることがある。彼らの多くは、初任給で高級ブランド物が買えるという贅沢を味わった。なるほど、こうした短絡的な行動を起こす男というのは、バブル期を過ごすうちに心の導火線が短くなっちゃったのかもしれない。

遮断機の棒を堂々とノコギリで切ったら、いくら何でもすぐにつかまるだろうし、新幹線から飛び降りても、反対方向の列車に乗り移ることができるわけでもない。それでも、「えーい、やっちまえ!」になるのだから、こうしたメンタリティの 50代が高齢者になったら、かなり突拍子もないボケ方をしないとも限らない。心してもらいたいものである。

 

 

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2019/04/14

「ボケちゃった人」「キレちゃった人」そして「謎の人」

今月になってから鉄道に関して、中年以上の年齢の男性起こした 「はあ?」と言いたくなるような事件が 3件相次いだ。「女心はわからない」なんて言う男が多いが、男心というのもよくよくわからないことが多い。

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まず 4月 5日の夜に起きたのが、「北陸新幹線線路内を 10キロ歩いた 77歳逮捕 新幹線特例法違反の疑い」という事件である。毎日新聞の記事から引用しておく。

5日午後 8時 10分ごろ、長野県佐久市の北陸新幹線佐久平駅で、男がホームドアを乗り越えて線路内に立ち入ったのを駅員が目撃した。約 3時間 20分後、約 10キロ離れた線路上で、新幹線の乗務員が男を見つけ、長野県警上田署が新幹線特例法違反(線路内への立ち入り)の疑いで現行犯逮捕した。

逮捕されたのは 77歳の男性で、警察によると「容疑を認めているものの意思疎通がはっきりしない時がある」ということらしい。老人性の痴呆症が入って、自分でやってることが「わからなくなっちゃう」人なんじゃあるまいかと思う。老人人口がどんどん増えているので、これに類似した事件が今後増えるかもしれない。

そして 13日に起きたのが、「容疑者の妻『止めたけど…』 遮断機の棒切断」という事件だ。これは「開かずの踏切」状態になったことにブチ切れた男が、ノコギリで遮断機の棒を切っちゃったということのようだ。容疑者の妻のコメントが笑える。

「急いでて、(踏切が)もう絶対開かないんじゃないかなって。これ以上、絶対開かない。人身事故だなって感じだったので。あーもうだめだっていうか、(止めたけど)行っちゃって、(遮断機の棒が)切れちゃうとも思わなかったし。これはもうまずいなぁって。絶対に警察に捕まることはわかりますよね」

ニュースでは堂々とノコギリで遮断棒を切断している夫の様子が動画で流されるのだが、それと対照的なのが妻のコメントの呑気さ加減である。あまりの対照的イメージに、「変わった夫婦だなあ」と思うばかりである。まあ、いずれにしても中年男がブチ切れると結構アブない。

そして本日流れたのが、「のぞみドア開け線路に降りた男、車掌ら連れ戻す」というニュースだ。「山陽新幹線『のぞみ17号』の運転士が、ドアの緊急開閉用コックの異常に気付き、緊急停車した。乗務員が確認したところ、9号車のドアの一つが開き、乗客の 50歳代の男が線路に降りているのを見つけた」という、まさに「はあ?」としか言いようのない事件である。警察に引き渡された男は、容疑を認めているという。

最初の事件は「ボケて、わかんなくなっちゃったんだろうね」としか言いようがなく、2番目は頭の中の回路が短すぎて、「相当ブチ切れちゃったんだろうね」ってなことなのだろう。ところが 3番目の事件となると、「なんでそうなるの?」と言うほかなく、コメントのしようがない。

3件のうち、2件は容疑者が 「50代の男」というのも、コメントに困る事実である。本当に「男心もわかなない」ものである。

それから、ちょっと付け足し。「遮断機の棒切断」に使われた動画は、一飯の人が撮影したものなのだろうけど、この類いの動画は、「縦位置」じゃなく、どうか「横位置」で撮影してくれないかなあ。縦位置だとテレビ画面でこなすのが大変だ。

 

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2019/04/05

昨年の新車販売台数の上位 5位までが軽自動車

日経ビジネスによると、昨年の新車販売台数では、2年連続首位のホンダ「N-BOX」を筆頭に、軽自動車が初めてトップ 5を独占したという (参照)。街を走る車を見ていても、軽自動車が本当に多い。

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かく言う私も、最近は 3台続けて軽自動車に乗っている。最近の軽自動車は性能がアップしているので、乗っていて不満がほとんどない。それどころか狭い道でもどんどん入って行けるし、取り回しも楽だし、文句の付けようがない。

私が本格的にクルマを運転するようになったのは 20代後半の 1980年頃からで、この頃の軽自動車と言ったら小さすぎるし、パワーがないし、華奢すぎて安心感がないしで、若者やオバさんの街乗りにしか使えないというイメージだった。私も初めて所有したのはトヨタのスプリンターで、それ以後もマツダファミリア、三菱のシャリオ(4WD)、トヨタのエスティマ・ルシーダ(4WD)と、家族が増えるにつれてサイズがどんどん大きくなった。

この頃は頻繁に山形県庄内の実家との間を、家族全員を乗せて行き来していたので、軽自動車では到底用を為さなかった。しかもファミリー・キャンプのテントなども積み込んでいたので、最後にはワンボックスでなければ足りなくなってしまったのである。

ところが最近は子供たちは全員独立してしまったし、実家に帰るにも妻と 2人だけのことが多いので、大きなクルマは要らなくなった。そして軽自動車の性能が大幅にアップしたので、どんなに長距離でもそれほどしんどくなくなったのである。今や軽自動車以外のクルマを所有しようなんて思わなくなってしまった。

そして運転していての実感からしても、今乗っているスズキ・アルトは、私が最初に所有したスプリンター(1200CC)なんかよりずっとパワフルで性能がいいと感じる。自動車にステイタスなんか求める気はさらさらないので、これで十分満足しているのである。

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2019/04/04

下手に金を持ちすぎるとろくなことにならない

カルロス・ゴーン氏がまたまた逮捕されたそうで、これで 4回目だそうである。「保釈中なんだから逮捕なんてしないで追起訴にしておけばいいのに」との指摘もあるが、この人、よくよく日本の警察や検察と相性が悪いようだ。

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報道によると、彼は Twitter アカウントを開設して、「11日に記者会見して真実を述べる」なんて言っていたらしいので、そんなことも今回の逮捕の要因の一つにもなったのだろう。日本の警察はこんな感じの「跳ねっ返り」には、見せしめ的なまでの対応を取りがちだ。要するに「さっさと自白して、後はおとなしくしてろ」ということなのだろう。これもまた、アブナいやり方だけどね。

彼が有罪か無罪かというのは司法の判断に委ねるとして、それとは別の次元の話で、少なくともこの人は「金に関してとてもマメな人」という印象が強く、そしてこの印象は間違っていないんじゃないかと思う。かなり面倒くさい手段を使ってでも、自分と身内の利益を図りたいタイプのようで、要するに「お金大好き人間」なのだろう。

翻って私なんかは、そこまで「金に関してマメ」な姿勢を貫き通すなんてことは「とてもじゃないが面倒でやってられない」と思うタイプである。いずれにしても「下手に金を持ちすぎるとろくなことにならない」と信じているので、なるべく余計な金を手にしたくない。常にピーピーしてるぐらいでちょうどいいと思っている。

先日の保釈の時など、10億円の保釈金をポンと出せるというのもすごいなと思ったものだが、視点を変えると「こんな時に高額な保釈金を払うために、あくせく金を貯めていた」ということになり、かなり馬鹿馬鹿しい話に堕してしまう。やっぱり金というのは持ちすぎると面倒なことになる。

私はお気楽な方がずっといい。

 

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2019/03/08

感性のおかしいキャスターって、「やっぱり」 いるんだね

ふゆひー9 さんが 「加藤浩次って誰だか知らないけど、要するに頭を使って考えるのが自分にはめんどくさいと言っているだけのような」 と tweet されている (参照) ので、「一体何のこっちゃ?」 と思ってググってみたら、日テレ系のニュースショーでの話だった (参照)。

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このお話、かいつまんで言うと、あのトヨタが Twitter で 「女性ドライバーの皆様へ質問です。やっぱりクルマの運転って苦手ですか?」 という公開質問をしたところ、反発の声が拡大。その結果、トヨタはこの質問を削除したというものだ。ちなみに、Twitter 上での質問はこんなのだったらしい。

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「やっぱり」 の一言が偏見たっぷりでウザい上に、回答の選択肢は、苦手系が 「とても苦手」 「すこし苦手」 の 2つあるのに、得意系は 「得意です!」 の 1つしかない。トヨタはよほど 「女性は運転が苦手」 という方向に導きたいようだ。そっち方向を意識した製品開発に関するマーケティングの第一弾なのだろうけど、しょっぱなでつまづいちゃったね。

これに関してロバート・キャンベル氏は 「世界一のメーカーのトヨタが女性に対して "やっぱり" 車の運転って苦手ですねって誘導をしてるんです」 と批判した。これ、実に真っ当な批判で、男の私でも気持ち悪くなるような質問の仕方をするとは、トヨタの広報の感性、走行距離 50万km超の中古車並にくたびれてる。

ところがこの番組の高橋真麻というフリーアナウンサー (女性) が、「一部少数派がうるさく言って、大多数の人は何も思っていない。取り下げはおかしい」 と主張したらしい。さらに幻冬舎の箕輪厚介という編集者も、「これで怒られたらピリピリしすぎじゃないかな」 と発言。いやはや、よく言うわ。「怒る」 以前に 「不愉快」 という話で、トヨタは自社のイメージを自ら下げてるんだというのをわかってない。

さらにいろいろなやり取りの末、メインキャスターの加藤浩次というのが、 「俺もう面倒くせえ、面倒くさくなってきた」 と問題放棄しちゃったというのである。こいつ多分、「自分は美しき日本的感性の持ち主で、ほとんどの日本人も自分と同様に、『これは面倒くさくてどうでもいい問題』 と感じてるはず」 と信じているから、簡単にこんなこと言えるのだ。完全に考え違いというほかないが。

国会では桜田大臣が 「この大臣、大丈夫ですか?」 と言われてるらしいが、私は 「この人たち、ジャーナリストとして大丈夫ですか?」 と言いたくなってしまったよ。

ちなみにふゆひー9 さんは 「加藤浩次って誰だか知らないけど」 とおっしゃってるが、私は不幸なことに知っているのだよね。だいぶ前にたまたまどこかで日テレのニュースショーを見ちゃったことがあって、細かいことは忘れたが 「このキャスターの感性、かなり不愉快!」 と呆れてしまったことだけは鮮明に覚えている。

まあ、どうせテレビなんてほとんど見ないんだけど、とくにこの番組は見たくない。こんなおかしなキャスターの仕切るニュースショーなんか見たら、朝からストレスが溜まってしまう。

今回の騒動を知るにつけ、「感性のおかしいキャスターって、『やっぱり』 いるんだね」 と思うばかりである。

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2019/03/03

「元号の出典は日本で書かれた書物がいい」 んだそうで

安倍首相が 「元号の出典は日本で書かれた書物がいい」 なんて言い出してるらしい (参照)。まったく思いつきでいろいろ言いたがる人である。

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彼にしてみれば中国古典なんて 「敵性言語」 みたいなものだから、とにかく 「日本ファースト」 で行きたいということなのだろう。しかしこんな思いつきの寝言をソンタクしちゃったら (結局しちゃうんだろうけど)、選択肢が大幅に狭まってしまう。

ニュースを子細に読むと 「日本で書かれた書物」 と言っても、そのココロは 「今回は、室町時代までに漢文で書かれた日本の古典に由来する案も候補にあがっているという」 のだから、そんなのは一見ソンタクにみせるための 「アリバイ作り」 に過ぎない。現代で言えば 「日本人が書いた英文」 みたいなものだ。

ちなみに日本古典文学の多くは 「もののあはれ」 の世界だから、イメージがはかなすぎて、元号にふさわしい言葉はかなり限られる。たまたま「これは」 というような言葉が見つかっても、そのオリジナルを辿れば中国古典だったりすることが多いから、ソンタクにならない。

「空蝉」 とか 「陽炎」 とか、はたまた 「徒然」 とかいうのは、元号には馴染まないよね。「空蝉元年」 なんて、二年目がアヤシくなるようなイメージだ。さらに時代が下って江戸時代になると、「浮世」 とか 「道行」 とか 「洒落」 とか、軽すぎて全然ダメだし、近代になると「細雪」 とか 「草枕」 とかで、まるでオモムキが違ってくる。

巷では 「云々 (でんでん)」 を推す声が大きいようだ。なかなかおもしろそうだが、そこまで行ったらそのカウンターとして 「不安 (安倍じゃない)」 なんてのもアリだろう。

とにかく、選定に関わっている学者たちは気苦労が多いだろうね。

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2019/02/27

「オレオレ詐欺」 を防ぐには

神戸新聞の "スーツ 「ダブダブ 不振に 質問したら 18歳 「受け子」 だった" という記事に、少々笑わせてもらった。18歳の少年が、兵庫県宝塚市の高齢女性から息子を装って現金 200万円をだまし取ろうとしていたのだという。

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記事によれば 「女性と路上を歩く少年のスーツが 『だぶだぶ』 で体形に合っていないことを不審に感じた捜査員が、少年に職務質問し、事件が発覚」 した。この時女性は少年に手渡す現金を用意しており、被害に遭う寸前だったというのだから、危ういところだったわけだ。

この記事を最初に読んだのは読売新聞のサイトで、そこでは、「現場を車で通りかかった署員が、スーツ姿の不似合いな男と女性が話している様子を不審に思い、職務質問」 と伝えられていた (参照)。「それだけのことで 『怪しい!』 と判断する捜査員の直観ってすごいな!」 と、私は素直に驚いていたのである。

「スーツが似合わない」 というだけでそんなことになるのだったら、私なんかしょっちゅう職質されるだろう。いや、実際にはスーツなんて滅多に着ないから、そんな心配はないか。

この件を扱った 「2ちゃんねる」 のページには、

6 :名無しさん@1周年:2019/02/26(火) 15:37:44.36 ID:CygQu+st0.net
>スーツ姿の不似合いな男
おまいら

7 :名無しさん@1周年:2019/02/26(火) 15:38:04.29 ID:tmxUDKFn0.net

スーツはな

就活の頃から着こなしていないと
いきなり無職の 22歳が着ても不自然で着こなせないよ

無職にはムリさ

というのがあって、「まさに!」 と思ってしまった。なかなか鋭い指摘である。ただ実際には、だぶだぶ過ぎて、一見して不審な着こなしだったというので、「それならわかりやすいかもね」 と納得した。

それにしても世の中には、こんなようなバレバレの詐欺ストーリーに簡単に騙されてしまう高齢者が多いようなのである。いくらテレビなどで 「詐欺に注意」 と呼びかけても、いざ自分にそんなような電話がかかってくると、頭の中身がぶっ飛んでしまうのだろう。あるいは 「息子に頼りにされた」 という 「ちょっと歪んだ嬉しさ」 が、正常な判断力を鈍らせてしまうのかもしれない。

ちなみに 7年前に死んだ父が生前、「ウチにも 『オレオレ詐欺』 の電話がかかってきたことがある」 と語っていた。以下は実際には庄内弁の会話だったのだが、便宜上、フツーの日本語に翻訳して記す。

私: 「さすがに、騙されなかったわけね」
父: 「だって、お前は俺に標準語で電話してきたことなんてないだろうよ」

その電話の主は、私の名をかたりながら共通語でしゃべっていたらしい。あり得ない話である。というわけで、故郷の言葉は大切にすべしと確認できたのであった。

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2019/02/22

いつも最後に話した人と同意見になっちゃう鳩山さん

昨夜の北海道での地震に関して SNS などでデマが相次いでいるが、なんとあの鳩山さんまで物議を醸し出す tweet をしている。昨年から続いている北海道の地震は、「苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験 CCS によるもの」 と断定しているのだ (参照)。

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こんな発言をみるにつけ、安倍首相の 「悪夢のような民主党政権」 というのもあながちわからないでもない気がしてくるからコワい。まあ、今の政権は 「悪夢のような」 以上の 「悪夢そのものの安倍政権」 と言っておくが。

私は 2011年 6月 2日 (あの東日本大震災から 3ヶ月経っていない頃) に 「鳩山さんがしゃしゃり出ると、いつも物事がズレる」 という記事を書いている。こんなにもマジに物事をズラせまくることのできる人というのは、本当に珍しい。

北海道警はすかさずこの tweet を 「デマ」 と認定したが、鳩山さんは本日になって次のように tweet している。

道警は科学的データも調べないで厚真町地震と苫小牧の CCS 実験は無関係でデマと認定した。国会論戦で中越地震・中越沖地震は CCS によって引き起こされた可能性があるとされ、長岡の CCS は中止となったのであろう。更に北大の研究者が地震誘発の可能性があると論文を書いている。道警は命を守ってほしい。

「道警は科学的データも調べないで厚真町地震と苫小牧の CCS 実験は無関係でデマと認定した」 とおっしゃるが、「科学的データも調べないで」 ということに関してはご自身も同様であるとは気付いていない。要するに科学的な裏付けの乏しさでは、どちらも変わりないのである。

つまり 「デマ」 と断定するのも科学的裏付けに乏しいのだから、私は鳩山氏の tweet に関して決して全否定はしない。ただ、政治家としては甚だ配慮を欠いた発言だと指摘するほかないだろう。せいぜい 「CCS 実験と地震発生には関係があるという研究もあるのだが」 程度に言っておけばよかったのに。

上述の 2011年の記事で私は、「いつも最後に話した人と同意見になっちゃう鳩山さん」 と書いている。きっと CSS が地震を誘発する可能性があるという論文を書いた研究者と、最近会って話をしたに違いないと、私は思っているのだよね。

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2019/01/24

T カードの顧客情報

HUFFPOST が T カードの個人情報提供をめぐっての国会紛糾のニュースを伝えている (参照)。山尾志桜里議員の 「2012年に (T カードの運用主体の) CCC にこのよう (Tカードの個人情報の捜査機関への提供) に要請したのは事実か」 という具体的な質問に、警察庁・田中勝也長官官房審議官は 「一般論として協力要請することはあり得る」 と言うのみで、まともには答えなかったためだ。

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T カードといえば、私も 1枚持っている。だいぶ前にとあるホームセンターで買い物をした際に、「お得になります」 みたいなことを言われてその場で申込用紙を書かされ、カードが発行された。

それからというもの、そのホームセンターやファミマで買い物をする度に 「T カードはお持ちですか?」 と聞かれ、「ああ、そういえば持っているな」 と思って差し出すと、レジの機械を通して何やら登録している様子である。しかしそれが一体何の意味を持っているのか、そして何が 「お得」 なのかわからないまま最近まで来ていた。

何しろ、ホームセンターでは大抵クレジットカード、コンビニでは SUICA で支払うので、それが T カードと何のつながりがあるのかわからない。ところがつい最近、ファミマでの買い物で SUICA で払おうとしたところ、チャージを忘れていたために残高不足だった。

「あ、ゴメンね、現金で払うから」 と言ったら、レジのオネエサンが 「もしかしたら、T カードで精算できるかもしれませんよ」 なんて言い出し、ポイントとやらを調べてもらったら余裕で支払えたのだった。なんだ、買い物する度に貯まるポイントというのは、実際の買い物に使える仮想通貨みたいなものだったのか。

どうやら買い物の度に支払った額の何パーセントかが、T ポイントとして貯まるらしい。妻には 「あなた、そんなことも知らなかったの?」 と呆れられたが、私はそういうことにはとんと疎いのだよね。

そもそもそんな面倒なことをするぐらいなら、買い物の度にその分割引してくれれば手数が省けると思うのだが、CCC とやらは顧客情報を蓄積することに意味があると考えているので、こんな手のかかることをするのだろう。情報が一人歩きする世の中だ。

そしてその顧客情報というのは、警察が欲しがってしまうほどに意味があるもののようなのだ。私としては、ほんの数パーセントのポイントと引き換えにそんな情報を取られてしまうのは気持ち悪いから、最近は 「T カードをお持ちですか?」 と聞かれても、「持ってないし、作る気もないよ」 と答えている。

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2019/01/11

ニセ札入り封筒を渡して財布を預かるという詐欺

昨日の昼過ぎにラジオニュースを聴いてたところ、「ニセ札入り封筒を財布と交換し、窃盗か」 という 「はぁ? 何それ???」 というようなニュースが流れた。

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ニュースの詳細を知るには上の画像をクリックすれば拡大表示されるので、それを読めばいい。要するにこの男、「この **万円が入った封筒を、あの人に渡してほしい」 と、ニセ札入りの封筒を預け、「担保としてあんたの財布を預かる」 と言って財布を受け取ったまま逃げるという手法で、犯罪を繰り返していたというのである。

見ず知らずの男からそんなことを申し入れられたら、「馬鹿も休み休み言え!」 となってしまうに決まっていると思うのだが、世の中にはこんな話で騙される人間もいるらしいのである。

で、ここまで考えて、「そう言えば……」 と、自分自身の遠い記憶がおぼろげながら蘇った。実は私も若い頃 (20歳前後の頃だと思う) に、路上でアヤシげな男からこんなような話を持ちかけられたことがあった。今回逮捕された 79歳の犯人は 、「20歳すぎ (つまり 60年近く前) からやっていた」 と供述しているのだから、もしかしたら、この男だった可能性が十分にある。

あまり詳しくは覚えていないのだが、新宿かどこかの雑踏でいきなり変な男が話しかけてきて、「現金入りの封筒を、ある人に渡してもらいたい」 みたいなことを言う。「変なオッサンだなあ、自分で渡しゃいいじゃないかか」 と思っていると、「あんたの財布を預かりたい」 なんて、わけのわからないことを言い出すではないか。

「何じゃ、そりゃ???」 である。当時の私は貧乏学生だったから、財布の中身なんてどうせ大した金額じゃなかったのだが、いくら何でも話が無茶苦茶すぎる。昔から警察は嫌いだったので 110番なんてしなかったが、「馬鹿なこと言ってんじゃないよ!」 と、相手にしなかった。

当時、友人に 「こんな変なオッサンがいたよ」 と話すと、「それ、結構有名な詐欺の手口らしいから、気をつけた方がいい」 と忠告された。いや、気をつけるも何も、こんな馬鹿な話に乗って自分の財布を差し出すやつがいるなんて信じられないじゃないか。しかし実はまんざら、いないこともないので 21世紀の今日まで続いているのだね。

というわけで、こんなニュースを聞いて、タイムマシンにでも乗ってしまったような気がしたのだった。それにしても 40数年前の私は、たやすく騙されそうなボンヤリ顔をしていたのかなあ。

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