カテゴリー「経済・政治・国際」の490件の記事

2018/06/25

「新聞を読まない人は自民党支持」 という麻生発言

"「新聞読まない人は全部自民党」 麻生氏の持論は本当なの?" というニュースの見出しを見て、つい笑ってしまった。今じゃ、新聞読まない人はずいぶん増えているが (私も最近はネットで記事を読むことの方が多いかも) 、麻生氏の年代で一般的な価値観だと、「非インテリ層は自民党支持」 と受け取られかねない言い方である。

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J-CAST の記事によると、発言のいきさつはこんな具合である。

麻生太郎財務相兼副総理が 2018年 6月 24日に新潟県新発田市で行った講演で、10~30代に自民党の支持者が多く、この世代で新聞を読む人が少ないことから、「新聞を読まない人は全部自民党 (支持) だ」 などと述べた。

この人、安倍さんの腰巾着みたいになってしまう前まではなかなかユニークで面白い発言も多かったが、最近はめっきり頭の回転が雑になってしまったようで、単に無茶な発言が目立つだけのジジイになってしまった。

ちょっと思い出してみても、「セクハラ罪という罪はない」 とか 「日本海側に朝鮮半島から武装したテロリストが、難民に混じって上陸してくる。日本海側の人たちはみんな、そうした危機意識をもっている」 とか 「ヒトラーはいくら動機が正しくても……」 とか、「ずいぶん頭の中が、とっ散らかっちゃったみたい」 と思われることを口走って、ニュースになっている。

「ヒトラーは…」 発言を取り上げた私の記事でも触れたが、この人もう、77歳で、今年の秋には 78歳になる。「頭の回転具合」 が本気で心配になっても、ちっとも不思議じゃない年だ。

世の中にはものすごくインテリで、80歳を過ぎても胸のすくほど見事な論理思考を展開するお年寄りもいないことはない。しかし恐縮な言い方だが、それほどインテリというわけでもない周りのオッサン連中は、70代半ばを過ぎたあたりから、まともな理窟が通じない無茶を言い出すことが増えて、扱いにほとほと難儀することがある。

この際だから言わせていただくが、見たところ、麻生さんは (ついでに言うが、安倍さんも)、周囲によくいる 「それほどインテリというわけじゃないタイプのオッサン」 である。で、例に漏れず、まともな理窟の通じないムチャクチャ発言が多くなっているみたいなのであるよ。

これを称して 「アンチ・インテレクチャリズム (反知性主義) の勝利」 と見ることも可能ではあるが、私としては 「巷によくみられる反知性主義」 とは 「滅茶苦茶な論理でも、大きな声で言ってしまえば勝ちさ」 というような態度であると解釈しているので、「何だかなあ」 と思ってしまうのだよね。

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2018/05/05

首相も官房長官も、老眼じゃないみたいなのだ

毎日新聞が 5月 1日付で 「公文書クライシス 政務三役、公務に LINE や私用メール」 という記事を報じている。「大臣、副大臣、政務官 (政務三役) の経験者が、在任中に公用アカウントの電子メールをほとんど使わず、私用アカウントのメールや無料通信アプリ 「LINE (ライン)」を業務に使っていたと毎日新聞の取材に証言した」 というのである。

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LINE というのは若いおねえちゃんが使うものとばかり思っていたのだが、なんと私の妻まで使っていて、娘たちと連絡を取り合っているらしい。それでも私は昨年 6月 20日に書いているように、LINE は嫌いである (参照)。政治家のオッサンたちは私の嫌いな LINE で、妙な 「スタンプ」 なんてやり取りしてるんだろうか。

毎日新聞の記事によると、政務三役経験者の 1人が、「官邸幹部は忙しくて電話がつながらないから、大事な情報はメールで伝えていた」 と証言したというが、この 「メール」 というのはガラケーのメールだったそうで、ちょっとコケそうになる。さらに、次のような記述もある。

取材に実名で応じた福田峰之・元副内閣相は 「現場視察など庁外での仕事が多いのに、副大臣室備え付けの公用パソコンでしか使えず、副内閣相には公用スマホの貸与もなかった。そのため私用スマホで LINE を多用した」 という。

米国のヒラリー・クリントンは、私用のメール・アカウントを公務に使ったことが問題になり、大統領選でドナルド・トランプに負ける一因ともなったとされている。とはいえ政治家が私用アカウントを公務に使うのは、ヒラリーに限らずかなり多いことらしい。日本では LINE が主流だが、諸外国では ”What's App" というアプリが多く使われているという。

こうした問題では、政治の世界よりも民間企業の方がずっとスマートな対処をしているように思われる。もしかしたら洋の東西を問わず、政治家のおっさんやおばさんに IT 関連でまともな対処を求めても、それは無理な相談ということなのかもしれない。

そんなことより私がちょっと驚いてしまったのは、上の写真で管官房長官が差し出すガラケーの画面を、安倍首相がちょっと眉をしかめながらとはいえ、眼鏡なしで読んでいるということだ。私は還暦前からスマホの文字を老眼鏡なしで読むなんて到底できないのだが、この写真撮影時点で 61〜62歳だった安倍首相も、さらには 67歳だった管官房長官も、眼鏡なしでガラケーの文字が読めたみたいなのである (今はどうだか知らないが)。

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2018/04/30

金正恩の腹はへこまずに済むみたいなのだね

今、朝鮮半島で 「最後の冷戦」 が終わろうとしているかのごときニュースが進行していて、世界はその成り行きを注視している。特大のニュースなので、私としてもそれについて何か書かなければと思ってはいるのだが、はっきり言って何をどう書いていいのか、まだ見当が付いていない。多くのジャーナリストたちだって、そんなところなのだろうと思う。

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国際政治は 「ショー」 の要素をもっているから今回の 38度線を挟んだ両首脳のパフォーマンスも、かなり練り上げられた台本と演出があってのものだったろう。そして今回の会談は、この 「ショー」 としての成功が最大の目的であって、具体的な成果はその後に徐々に作っていくという合意のみがあるとしか思われない。

だから、このパフォーマンスの初めの方だけをとれば、相当クールな人間だってちょっと胸の熱くなる想いがしただろうが、見終わってしばらくすれば、「まだ何も解決されていない」 という現実に立ち返らざるを得ない。北朝鮮側で今回のニュースがまともに見られたとすれば、人民たちは淡い期待を抱かされただろうが、その期待が実現するまでにはまだ長い時間がかかるのだろう。

確実に言えることは、金正恩の政治生命がもう少し続くということだ。あのままの強硬路線を突き進むのと、「対話路線への切り替え」 を天秤にかけたら、どうみても路線変更する方がリスクが小さい。あの腹を引っ込ませなくても済むのは、この路線だとふんだわけで、もう大きな後戻りは不可能だ。

本来は自分の腹を引っ込めてでも、民衆をできるだけ早く飢えから救わなければならないのだがね。

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2018/04/26

Donald Trump のTwitter

ドナルド・トランプが Twitter で、ああ言った、こう言ったとかいうのがよくニュースに採り上げられたりしているが、私は憚りながら、これまで彼の Twitter ページを直接見たことがなかった。今日になって初めてちょこっと覗いてみようと思い立ち、検索してみると、Donald Trump 名義で 2つのアカウントが見つかった。

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1つは Donald J. Trump@realdonaldtrump (リアルのドナルド・トランプ) で、もう 1つが President Trump@POTUS というアカウントである。"POTUS" というのは "President of the United States" の頭文字だろう。

リアルのドナルド・トランプの方が、多分トランプ本人が自由に書いているアカウントで、POTUS の方はフォーマルなアカウントとして、ホワイトハウスの誰かが管理しているんじゃないかと思われる。2つのアカウントを使い分けることで、「リアル」 の方でより率直なことを tweet してしまおうという戦略かもしれない。

で、実際に行ってみると、リアルの方に約 5,120万人、POTUSに約 2,300万人のフォロワーがいる。どうしてもリアルの方が注目されているようだ。ただ、この数字は思ったほど多くはないなという印象で、やはり 「トランプをフォローするなんて、死んでもイヤだ!」 という人も多いのだろう。

驚いたのは (別にことさら驚くほどのことでもないが)、私の SNS 上での 「知り合い」 が 9人も 「リアル」 の方をフォローしている。「フォロー」 というより、意識としては 「ウォッチ」 なんだろうが、さすが動きが早いなあ。及ばずながら、私も 「フォロー」 のボタンをぽっちりした。かなり抵抗あったけど、あくまで 「ウォッチ」 のためだからね。

ちなみに 「リアル」 の方の注目度が高い傾向は私の知り合いにも反映されていて、"POTUS" の方の 「知り合い」 は 6人しかいない。やっぱり、ざっと見ただけでも "POTUS" の方まで付き合う必要はないかなという印象だ。リツィートばかりだしね。

ニュースを見ていると、ドナルド・トランプがもっぱら Twitter を使っていて、Facebook なんてのは無視しているような印象だが、調べてみるとしっかり Facebook アカウントも持っていて (参照)、ちゃんとまめにかき込んである。タイトル写真には大きな文字で "MAGA" とあり、これ、"Make America Great Again" (アメリカをもう一度偉大に) の頭文字だ。

ただ、トランプとしてはややエスタブリッシュ臭のある Facebook より、どちらかというとやはり Twitter の方が好みのようで、「ノリ」 が違う印象なのである。これではやっぱりマスコミとしては、Twitter の tweet の方に注目しちゃうよね。

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2018/04/25

「弱り目にたたり目」 の政権

近頃、麻生さんの人相が悪くなったんじゃなかろうか。昔はもう少し柔らかみがあったような気がするが、安倍さんなんかとみっちり付き合っているうちに、こんなような顔になってしまった。まあ、最近は芳しくないニュースでしか取り上げられないから、たまたま悪いタイミングの表情を撮られちゃうケースが多いだけかも知れないが。

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それにしても、例の財務官僚の 「セクハラ事件」 について 「はめられたんじゃないか」 なんて発言するのは、考えがなさすぎる。このところずっと、自ら墓穴を掘っているようなところがあるが、その穴をどんどん深くしている。

「はめられたのかも」 と内心思ったりするのは、人間誰しも安易な保身本能から発してありがちなことであり、「そんなこと思うな!」 なんて言ってもしょうがない。しかしつい思ってしまったからといって、公式な場でそれをぽろりと口に出しちゃっうのは、「危機管理」 の理解のない証拠である。

ここで百歩譲って (いや、一万歩ぐらいかな?)、今回のセクハラ疑惑が、一部の人たちが言うように 「ハニートラップ」 だったと仮定する。断っておくが、これはあくまで 「仮定」 であって、私がそう思っているわけじゃないので、いきり立たないでもらいたい。

仮に今回の件がマスコミの女性記者によるハニトラだったとしても、財務省のトップ官僚がそれに簡単にひっかかってしまい、シンネリムッツリ食事を共にしながらアホな発言をして、あまつさえ気付かぬうちに録音までされるというのは、品性の問題だけでは済まず、ノー天気すぎる。本当に中国や北朝鮮の策略だったら、どうする気だったんだよ、まったく。

「あんな程度の発言はかわいいもので、田中角栄の時代までの官僚はもっと豪快で、無茶苦茶なことも言っていた。今の官僚は小粒すぎる」 なんて懐古的なことを言い出す向きもあるが、今どき、そんな昔話を持ち出してどうしようというのだ。「野蛮な時代があったのだね」 と言われ、自分の品性まで下げてしまうだけである。

で、こんなような状況で、財務大臣がつい思っちゃったことをぽろりと口にしたり、「お前、NHK?」 なんて言い方をするのは、この状況をまともに 「危機」 と思ってないのか、あるいはこの期に及んでまだささやかな虚勢を張りたいのか。

いずれにしても、「危機的状況にある」 ということにまともに気付きたくないという潜在意識が働いていて、そのことによって、ますます 「弱り目にたたり目」 という状況に自らを追い込んでしまうのは、これまでも散々繰り返されてきたことである。

エラい人たちって、本当に 「危機管理」 をわかっていない。

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2018/03/18

公文書改ざん問題を、「まともじゃない視点」 で考える

森友学園関連の公文書改ざん問題では、これまであまり書く気がしなかった。だって周辺ストーリーからして、まともに考えれば当然にも、首相と財務省は責任取って辞めるべきなのに、政治の世界というのは既に誰もが認識しているように 「まともじゃない世界」 なので、こんなにまでゴチャゴチャになっている。

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まともじゃない世界の出来事に関してまともな視点で論じても埒があかないので、今回は敢えて 「まともじゃない」 という事実を最大限許容した上で論じてみることにする。

まず 「公文書改ざん」 という事実に関してだが、「ゴキブリを 1匹見かけたら、100匹いると思え」 という格言からすると、この程度の改ざんは過去にもごくフツーに為されてきたんじゃあるかまいか。「いやいや、今回は極めて特殊なケースで、過去には一切ありません」 なんて言っても、「まともじゃない感性の持ち主」 の言い訳を誰が信用するというのだ。

公文書の記載と担当大臣の答弁がちょっと辻褄が合わなくなったりしたら、官僚はこれまでも 「しょうがないなあ」 なんて呟きながら、公文書の方をこっそり書き換えたりしていたのだろうと、私は完全に疑っている。そうした 「風土」 があるからこそ、今回の森友関連の文書も、軽い気持ちで書き換えたのだろう。なにしろ 「まともじゃない世界」 なんだから。

しかし、「いや、そんなことは断じてない。今回が初めてみたいなものだ」 と言い張るムキもあるかもしれない。それならば、仮にそういうことにしてみよう。すると、今度は新たな展開が生じる。「これまでは断じてなされなかったような 『公文書改ざん』 が、どうして今回のケースに限って行われたのか」 という疑問が、必然的に浮かばざるを得ないではないか。

そこにはよっぽど 「まともじゃないヤバい事情」 があるからと見るしかない。「まともじゃないヤバい事情」 というのは、既に大方が想像している通りのことだ。いずれにしても、首相、財務相の責任は免れない。とくに安倍首相周辺は、「安易なお友達関係」 さえ結べば、「長州人の DNA」 とやらと相まって、「まともじゃないこと」 がかなり勝手次第にできてしまっていたもののようなのだ。

「まともじゃない事情」 が行き過ぎてしまったら、そりゃあ、官僚としてはいつまでも付き合いきれないので、尻尾切りをしてでもこんな首相を担ぐのはそろそろ止めにしておきたいだろう。

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2018/03/14

政治の風向きがようやく変わりかけているようなので

自民党の自民党の村上誠一郎・元行革相が、自衛隊の南スーダン日報問題、加計学園問題、森友学園問題はすべて、「(安倍首相の) お友達というか、心の友に対する人事とか仕事を優遇するというか、それが原因でいろんな問題が起こっている」 と糺弾したという。 (参照

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この今さらながらのように思えるニュースに、まさに今さらながら注目している。首相の身内である自民党内部から、こんなに当たり前すぎる批判がようやく出てきたというのは、ある意味、風向きの変化が出てきたということなんだろうね。

私は今年初め、"当分の間 「本籍・改憲派、現住所・護憲派」 で行きたい" という記事を書いた。私は基本的には日本は改憲して、自衛隊の存在をきちんと認めなければならないと思っているが、安倍首相的なコンセプトで改憲なんかされた日にはとんでもないことになりそうなので、当面 「護憲派」 で行くことに決めたのである。

冒頭に上げた 3つの象徴的問題はすべて、国家主義的単細胞のイデオロギーから出発していると言うほかない。この単細胞さ加減については、 『「官報改正」 の真実』 (集英社新書) という本で、改憲派の小林説氏と、護憲派の樋口陽一氏が揃って、「自民党案では日本は先進国の資格を失う」 「国家の根幹が破壊されてしまう」 と批判されているので、ご一読をお薦めしておく。

付け加えておくが、「日刊スポーツ」 に "田中真紀子氏 「相変わらずばか」  安倍政権を痛烈批判" という、いかにもスポーツ新聞的な見出しの記事が出ている。彼女は 「次は誰かな。みんなダメ。日本の悲劇は、いい政治家を育てられない制度になったこと」 だと分析しているというのだが、彼女自身を見ていると、まさにそんな気もする。

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2018/03/12

安倍さんのお守りは、そろそろ終わりにしてもいいよね

ニュースは 「森友文書書き換え問題」 でもちきりだが、私個人としては、「書き換えそのもの」 にはあまり興味がない。財務省も書き換えを認めたし、書き換え前の文書が検察にあるというのだから、この問題の事実関係については既に決着が付いている。興味があるのは、世の中が 「安倍切り捨て」 に進んでいるように見えることについてだ。

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日本の官僚機構はこれまで、ずいぶん安倍首相に 「ソンタク」 (私は安倍がらみのお粗末な件については 「ソンタク」 とカタカナ表記することに決めている) してきた。そろそろ 「もうこれ以上は付き合い切れん」 と思い始めてもおかしくない。これ以上付き合っていたら、官僚機構そのものがおかしくなるという危機感もあるだろう。

こう言っちゃナンだが、安倍首相があまりオツムがよろしくなさそうなのは、答弁や演説の様子を見ていてもバレバレである。対照的に数段オツムがいい官僚たちとしては、「いつまでもあんなオッサンのお守りをさせられていたら、こっちの立場まで危うくなってしまう」 と、思わないはずがない。

何しろ、既に辞職や自殺まで出ているんだしね。定年まで大過なく勤めて、あとはしっかり天下りしたい身としては、リスクの大きくなった政権に忠義立てしすぎるのは考え物だ。

私は昨年 7月 1日付で "「日本型ポピュリズムだった」 と過去形で総括したい安倍政権" という記事を書いている。半年以上経って、ようやく潮の変わり目に差しかかり、「過去形で総括」 できる時が近付いているのかもしれない。

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2018/03/01

よっぽど 「シャコタン」 という響きがお好きのようで

"就任会見で 「色丹島」 を言い間違え… 福井・沖縄北方相が謝罪" という見出しを見ただけで、何と言い間違えたかすぐに想像が付いた。本文を読むと、案の定、つい  「シャコタン」 と言っちゃったもののようで、ありがちな間違いだと思うから決して責めようとは思わないが、やっぱり吹きだしてしまうよね。

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「シャコタン」 と言ったら、「族車」 以外に思い浮かばない人も多いかもしれないが、北海道には 「積丹半島」 というのがあって、これはまさしく 「しゃこたん半島」 と読む。だから言い間違えるのもしょうがない。しょうがないけど、やっぱり笑われる。こればかりはしかたがない。

「色丹島」 は 「歯舞諸島 (「歯舞群島」 とも言われる)」 とセットで語られることが多いので、北方領土に多少でも関心のある人なら、「はぼまい・しこたん」 という発音で耳にインプットされているんじゃなかろうか。「はぼまい・シャコタン」 なんて言っちゃったら自分で気持ち悪くなるだろうから、やはり、「北方相」 というほどの立場の人なら、つい口走ったとしても、自分で 「ありゃ? 違うな」 と気付いていい。

しかし実際には、「ビザなし交流」 とやらで行ったことまであるという島の名前の言い間違いを、メモ書きで注意されるまで気付かなかったというのだから、よっぽど 「シャコタン」 という響きがお好きだったのかもしれない。このあたり、「責めようとは思わない」 と繰り返し断った上での話だが、やっぱり笑われてもしょうがないよね。よくよく因果な言い間違いだ。

ちなみに北方四島は、「国後 (くなしり)・択捉 (えとろふ)」 と 「歯舞・色丹」 の 2セットで語られることが多いので、この際、きちんと耳に馴染ませておこう。

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2018/02/23

東京都議会の風流すぎるポスター

下の写真は、羽田空港に行くモノレールで見かけた東京都議会の告知ポスターである。「街灯りに浮かぶ江戸桜に魅せられ 花の浮き橋を渡りゆく」 なんてコピーだが、決して観光ポスターではない。

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東京都議会の 「第1回定例会」 という割には、ちょっと風流すぎるというか、もっと率直に言えば呑気すぎるデザインである。「議員の頭の中、大丈夫なんだろうか?」 なんて言い出す人もいるだろう。やはり違和感は覚えてしまうよね。

ただ、浮かれた呑気なムードなのは決して都議会議員というわけではなく (中にはそういう議員もいるだろうが)、このポスターのデザインをした人である。政治の堅苦しいイメージを避けたということではあるのだろうが、ちょっと避けすぎなんじゃないかなあ。

で、まあ、直接の問題はデザインした人の頭の中なんだろうが、二次的な問題は、やはり 「うん、これでいいんじゃないの。春らしくて」 なんて、軽い気持ちで OK を出しちゃった都議会の担当者にもある。担当以外の議員には 「あちゃあ、やっちまった。これじゃいろいろ言われそうだな」 と思う人もいるだろうが、大方はそんなことにも無頓着だったりするのかもしれない。

少しは 「都議会運営に関し、いろいろとご批判はあるでしょうが、当事者としてはちゃんとやってるつもりですので、何分よろしく」 というメッセージを、感じさせた方がいいんじゃなかろうかと思うがなあ。

ただ、こんなポスターがごくフツーに流れるだけで、「はい、一丁上がり!」 で終わるとしたら、本当に問題にすべきなのは、受け取る側の感性の方だと言わなければならないかもしれない。なにしろ選挙での投票率も低いし、無関心だしね。

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