カテゴリー「趣味」の2件の記事

2016/08/25

真夏の古都

この夏、京都に 2度行った。京都が一番暑い時期である。どちらも仕事上の出張だが、日程的に少し自由な時間が取れたので、ついでに京都観光をしようと思っていた。とはいえ、京都に着くまでどこに行くかは決めていなかった。

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とはいえ、真夏の京都のど真ん中を歩く気にはなれない。そんなことをしたら暑くて疲れ果ててしまう。少なくとも北山よりももっと北に行こうと思っていた。それなら、自動的に比叡山、鞍馬/貴船、大原の 3カ所が候補に上る。で、今回は比叡山と大原ということにした。

京都という所は千年の都ではあるが、ちょっと外れると田舎の風情がある。とくに洛北は 「鯖街道」 と呼ばれる、日本海で獲れた鯖が京都に運ばれるひなびた道がある。京都府は日本海に面しているのである。

真夏の鯖街道は、時が止まったような不思議な感覚に襲われる。「ちょっと外れたら、もう田舎」 という風情が、実は京都の魅力の一つなのだと思う。本数の少ないバスを待つ感覚は、同じ田舎でも東北とはまったく違う。都からちょっと外れた田舎というのは、独特の雰囲気だ。

2度目の訪問で大原を訪ねた翌日は、奈良の斑鳩を回った。ここもまた、十分に田舎の雰囲気である。ただ、さすがに平城京であり、京都よりさらに古い歴史を感じさせる。奈良と京都は、ローマとパリぐらいの違いがある。

夏というのは、古都の白い光の中で凍てついた歴史感覚を辿るのに最高の季節だ。

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2013/06/09

オセロ・ゲームのアプリ

基本的に、将棋だのチェスだの囲碁だのいう類のゲームにはとんと弱い。将棋とチェスは、駒の動かし方ぐらいは辛うじて知っているが、ただそれだけのことで、初心者の域にも達していない。

そもそも、最初に駒が並べられた状態がとても美しく感じられて、「この素敵なバランスを、どうしてわざわざ崩さなければならないんだ?」 なんて思ってしまうほどの 「平和主義者」 なので、てんでお話にならない。

囲碁となると、いくら説明してもらっても、基本的なルールというか、石をどうおくとどういう意味になるのかさえ理解できない。囲碁好き同士が対戦しているのを眺めても、どっちが優勢なのかすら皆目判断できず、ただ 「ファンタスティックだなあ」 と思うだけである。

とまあ、これほどまでに盤面に駒や石を置くゲームには才覚がないが、なぜかオセロだけは嫌いではない。愛用の iPhone にも 「オセロ」 という無料アプリをインストールしていて、電車で移動の時など、ちょっとした時間つぶしに重宝している。

このアプリは難易度が "EASY" "MEDIUM" "HARD" の 3段階に設定できるようになっていて、"EASY" ではあまりに難易度が低くて楽勝しすぎるので、長らく "MEDIUM" というレベルで楽しんでいた。ところが、これでも滅多に負けずにすむようになり、だんだん物足りなく感じ始めていたのである。

ただ、"HARD" に設定してしまうと、iPhone 側が急にやたらと強くなって、全然歯が立たない。"HARD" と "MEDIUM" の差は、ほとんど天と地ほどの開きに感じられるのである。それで、「このゲーム・アプリには、自分に最適のレベルが設定されていない」 と感じて、しばらく手を付けないでいた。

ところが、先日の名古屋出張で、新幹線の中で久しぶりにこのアプリを立ち上げ、"HARD" の設定で対戦してみたら、なんと、いきなり僅差ではあるが勝ってしまったのである。ただ、これはたまたま運がよかっただけのようで、それから先はボロ負けが続いた。

しかしたまたまの幸運のためとはいえ、"HARD" の設定で 1度は勝ってしまったことが忘れられず、帰りの新幹線の中でもトライしてみたら、10回ぐらいやって 2回勝ってしまった。それまでの、「全然歯が立たない状態」 からは脱出できたようなのである。

そんなわけで、この 2~3日は、10回対戦したら 2回ぐらいは僅差で勝って、3~4回は僅差で負けるというレベルにまで向上した。ただ、残る 5~6回はやはり大差でボロ負けするので、それほど自慢できるほどのものではない。

私はこうしたゲームをするにも、あまり勝負に執着して入れあげるという性格ではないようで、電車内で 30分ぐらいの間に 10回ぐらい勝負すると 「もうたくさん」 という気分になってしまい、それ以上集中することができない。だから、これから先もそれほどの上達は見込めないだろうと思う。

とはいえ来年か再来年ぐらいに、もしかして "HARD" の設定でも勝率が 5割以上になったりしたら、人間との対戦でも結構勝ちを収めることができるぐらいの腕前になっているかもしれない。そうなれたら、誰かをカモにして威張ってやろうかと思う。本当にそのレベルに達することができるかどうか、あまり自信はないが。

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