カテゴリー「心と体」の284件の記事

2018/07/14

健康に良い食べ物と、悪い食べ物

カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) 助教授、津川祐介さんという人の 『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』 という本が話題だ。先日、たまたま本人がテレビに出てコメントしているのをちらっとみたが、なかなかイケメンのお兄さんである。

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この本は、買って読むまでには至っていない。なにしろ 「東洋経済」 のサイトに著者本人が "医学的に「健康に良い食べ物」 は 5つしかない、ほとんどの健康情報はエビデンスが足りない" と、ダイジェストのような記事を寄稿しておいでだから、それを読めば十分のような気がしている。

この記事で紹介されている 5つしかない 「健康に良い食品」 というのは、「① 魚、② 野菜と果物、③ 茶色い炭水化物、④ オリーブオイル、⑤ ナッツ類」 の 5つである。これは 「健康に良いということが複数の信頼できる研究で報告されている」 ものだ。「茶色い炭水化物」 というのは、玄米や全粒粉、蕎麦などの、精白されていない炭水化物のことを言うらしい。

「ひょっとしたら健康に良いかもしれない食品」 というのもあり、これは 「少数の研究で健康に良い可能性が示唆されている」 というもので、「ダークチョコレート、コーヒー、納豆、ヨーグルト、酢、豆乳、お茶」 が挙げられている。

これ、「言われる前から知ってたし」 というものがほとんどで、とくに目新しい情報じゃない。私はかなり前から、ごく自然にこの指針に沿った食生活をしてる。

ただ一つ、迂闊なことに 「ダークチョコレート」 というのは初耳だ (妻は好きで、よく知ってたけど)。調べてみると、カカオマスが 40%以上のチョコレートで、血圧低下、HDL (善玉) コレステロール値上昇などの効果に加え、BDNF (脳由来神経栄養因子) の上昇や、炎症指標と酸化ストレス指標の低下などの 「チョコレート効果」 というのがあるという (参照)。個人的には好んで食おうという気はないけど。

さらに 「健康へのメリットもデメリットも報告されていない食品」、「ひょっとしたら健康に悪いかもしれない食品 (少数の研究で健康に悪い可能性が示唆されている食品)」、「健康に悪い食品 (健康に悪いということが複数の信頼できる研究で報告されている食品)」 というのがある。

多くの食品はメリットもデメリットもないというカテゴリーに分類されているようだが、「ひょっとしたら健康に悪いかもしれない」 というのは、「マヨネーズ、マーガリン、フルーツジュース」 で、「健康に悪い」 のは、「① 赤い肉 (牛肉、豚肉で、鶏肉は含まず) と加工肉 (ハムやソーセージなど)、② 白い炭水化物 (ジャガイモを含む)、③ バターなどの飽和脂肪酸」 となっている。

私はだいぶ前から 「赤い肉」 は食べないことにしていて、これは健康面からも正解らしい。最近は鶏肉も避けているが、「体に良い、悪い」 という観点からは関係ないようだ。ただ、食い物は体に良い悪いだけの要素で決めているわけじゃないからね。

面白いのは、サプリメントなどの、「体に良いと言われている要素だけを抽出したもの」 というのは、そんなに効果があるわけじゃなく、場合によっては逆効果になる場合もあるらしいということだ。人間の体は複雑系だから、純粋すぎる要素だけ摂れば効果があるというのは、「古い考え方」 で、つまり 「もっと古い考え方」 に立ち返る方がいい場合もあるってわけね。

なにしろ、「野菜と果物」 は健康に良いというお墨付きなのに、フルーツジュースは 「ひょっとしたら健康に悪いかも知れない」 というのだから、なかなかビミョーである。ちょっと前の栄養学の常識だったら、「こんな矛盾した話を信じてはいけません」 なんてことになりそうだ。しかし 「まるごと」 で食うのと、一見して都合のいい要素だけ抽出して口に入れるのとでは、結果が違って当然である。

ただ、今月 10日の記事でも書いたように、「人間とはとてつもなく不条理なもの」 (参照)だから、体に悪いとわかっているものでも無性に食べたがることが多い。世の中の肉好きは、「健康のためには、お肉もたっぷり食べなきゃ」 なんていう 「正常化の偏見 (normalcy bias)」 に満ち満ちちゃってるしね。

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2018/06/28

熱中症にご注意

暑い日が続いている。梅雨明けは公式にはまだ発表されていないが、ラジオに登場する気象予報士の中には 「私の中では既に梅雨明けしてます」 なんて言う人が何人もいる。気象のプロが軽い気持ちでそう口走るのだから、例年の梅雨明けと共通した状況になってしまっているのだろう。

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昨日と今日は、朝方にパラパラッと雨が降ったが、昼前にはすっかり止んでじりじりと夏の日が照りつけた。実は昨日は笠間方面で自転車のヒルクライムをし、現地まではクルマで往復したので、自転車は前輪を取り外して、クルマの荷室に入れっぱなしだった。

今朝の雨が止んだ頃にクルマから自転車を下ろし、前輪を取り付ける作業をしていると、急に目まいがして立っていられなくなった。「ありゃ、これって、貧血?」 なんて思っているうちに、目の前が真っ暗になって、しゃがんでいるのもしんどい。這うようにしてリビングルームに戻って、ソファに倒れ込んだ。

「一体、どうなってるんだ?」 と思いながら自分の腕を見ると、手の甲から肩にかけて玉の汗である。それだけでなく、いつの間にか顔から首筋、胸にかけても汗びっしょりだ。ようやく 「やば、これって、熱中症ってやつかも!」 と気付く。世の中というのは皮肉なもので、水を持ってきてもらおうにも、こんな時に限って妻は外出中でである。

またまた這うようにして冷蔵庫まで辿り着き、冷えた水をがぶがぶ飲む。しばらくすると目まいは収まってきたので、今度は塩をなめる。しょっぱい塩が、やたらおいしく感じる。10分ほど横になるうちに、嘘のように生き返った。

こんなことが起きてしまったのは、気温はそれほど上がっていない午前 10過ぎ頃である。ただ、気温は上がっていなかったが、湿度はやたら高くて、汗がダラダラ流れた。ラジオなどで 「カンカン照りでなくても、熱中症は起きますのでご注意」 と呼びかけられることがあるが、まさにその通りだった。

というわけで、このブログを読んでくださる方々にも、自分自身の初めての経験から 「熱中症にはくれぐれもご注意」 と呼びかけたいと思う。症状は突然来るので、クラクラッとなって初めて 「やば!」 と気付くのだね。

そうならないように、朝のうちからきちんと十分な水分と塩分を摂っておく方がいい。

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2018/06/17

すい臓がんってのは、なかなか怖い病気らしい

今年の元日、長年の仕事仲間がすい臓がんで亡くなった。私より若く、還暦を迎える直前の死だった。その時のことは、このブログの 1月 6日付で 「膵臓がんで死んだ仕事仲間に捧げる記事」 というタイトルで書いている。

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その時の記事にも、すい臓がんは 「がんと診断されてからの 5年生存率が他の部位のがんと比べて格段に低い」 と書いてあるが、約 3年前の 「教えて 健康!」 というサイトの約 3年前の記事 (参照) にあったグラフをみても、その生存率の低さは、上に転載したように圧倒的だ。さらに、すい臓がんの患者数は、全がん患者数の中でも 4位に上昇しているという。

それだけではない。すい臓がんというのは、「痛い死に方」 として多くの医師がトップにランクしているという (参照)。あのスティーブ・ジョブズも、かなりの痛みに耐えたのだろうか。

一方で、前立腺がん、乳がん、子宮がん、大腸がん、胃がんにかかっても、60%以上は 5年経っても死なずに済んでいるというのは、心情的にはいいニュースだ。人間はどうせいずれは死ぬのだが、そんなにすぐに死ぬわけじゃないってことは、いろいろな身辺整理ができるということだ。ただ、男の場合は乳がん、子宮がんというのはないから (乳がんは皆無ではないらしいが)、女性よりややハンディがあるが。

さらに、「予防可能!膵臓がんの原因は肥満・飲酒・喫煙 (タバコ)・糖尿病・慢性膵炎など」 という指摘もある。とくに、肥満、糖尿病、タバコ、酒の悪影響は大きいらしい。周囲の例を見ても、大酒飲みででっぷり太り、タバコもスパスパ吸っていた人は、大抵早死にしている。私の父は酒はほとんど飲まなかったので、同年代の友人の中では長生きの方だったが、スモーカーだったので、最後には肺がんで死んだ。

男性に比べて女性の平均寿命が長いのは、男女の遺伝子の差もあるのだろうが、女性に大酒飲みやヘビースモーカーが比較的少ないということも影響しているんじゃないかと思う。

私は父の遺伝で大酒飲み体質ではないし、タバコも止めてから 40年になる。これといって持病もないから、下手するとどえらく長生きしても不思議ではない。ただ、それはそれで案外リスクといえばリスクだ。「適当なところで死なないと、妙な気苦労が増えてしまうかもしれないしなあ」 なんて思ってしまうのである。

人間はつくづく贅沢なものだ。

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2018/05/03

アップルウォッチで、エクササイズの管理

昨年 10月末にアップルウォッチを買って、しばらくは 「アクティビティ」 というアプリには頓着していなかった。意識し始めたのは今年になってからで、しかも年末年始のダラダラ過ごす時期をちょっと過ぎてからである。

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このアプリは、詳しくは こちら を見て頂ければわかるが、基本的に 3つの環で示されて、外側の赤い環 「ムーブ」 はカロリー消費量 (基礎代謝を除く)、中間の黄緑の環 「エクササイズ」 は、ある程度の運動をした時間、内側の水色の環 「スタンド」 は、立ち上がっていた時間 (1時間に 1分以上立ち上がっていた時間単位の和) を表す。

上の写真で言えば、私は 17時 43分までに、505Kcal 消費し、55分間のエクササイズ (早足程度の運動でもカウントされる) をし、起きてから 1分以上立っていた時間が 10時間あったことを示す。消費カロリーのゴール (目標) は自由に設定できる (私はとりあえず 600kcal にしてある) が、残りのゴールは 30分、12時間に固定されている。

この時点で私は、あと 95Kcal 消費すれば目標に到達し、エクササイズは既に目標の 2倍近く行っている。そして 「スタンド」 はゴール達成確実だ。この 3つの環が閉じると、アップルウォッチが祝福してくれる。

今年の 1月 11日以降、私は 112日間連続で、全項目のゴールを達成している。一応、普通に生活してちゃんと体を動かしていさえすれば、達成可能の目標なのだが、午前と午後の両方で長いミーティングなんかが入っていたりすると、夜になっても 「ムーブ」 のゴールに遠かったりすることがある。

こんな時は、以前なら 「今日は運動不足だったなあ」 で済ませていたのだが、最近は連続達成記録が途切れるのは気分が悪いので、急にランニングなんぞを始めたりして、なんとかゴール達成を継続している。おかげで、ウェスト・サイズがやや減った。

会議で座りっぱなしの時に、アップルウォッチが 「そろそろ立ち上がって動きましょう」 なんてノーティスを発するのが、以前はうっとうしく感じられたが、最近は素直にコーヒー・ブレークで立ち上がって、部屋の中をウロウロしている。そうすると、座りっぱなしでいるより確かに気分がいいので。

「ムーブ」 のゴール 600kcal という設定は、多いのか少ないのかわからないが、実際には普段の日は 620〜680Kcal を消費していて、ちょっと自転車で 20Km ぐらい走れば 800Kcal 以上の消費となり、それ以上の運動をすれば1,000kcal 以上になる。ただ、私も還暦を過ぎて 5年以上になるので、あまり欲張らないようにしている。

アップルウォッチで運動を意識し始めてから、体が確実に軽くなった。やはり 「目標達成」 という励みがあると、身が入る。

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2018/04/16

固形石けんで髪を洗うのだ

私はこの 30年近く、髪を洗うのにシャンプーを使わず、固形石けんを使っている。何だかよくわからないが、自然に近い原料で添加物を使っていない石けんで、頭の先からつま先までこれ 1個で済ませている。

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これを使い始める前は 「石けんシャンプー」 という商品名の、一見シャンプーのボトルのようなものに入った液体石けんで洗髪していたが、ある時ふと 「同じ石けんなら、分ける必要ないじゃん!」 と気付き、以後は固形石けんだけにした。この方が面倒がなくて、本当に楽だ。

妻の弟は美容師をしていて、私が固形石けんで髪を洗っているなんて聞くと、前は 「そんなことしてたら禿げちゃいますよ」 なんて言っていたが、何年経ってもちっとも禿げず、白髪すらほとんどない (参照) ので、最近では何も言わなくなった。まさに論より証拠である。

最近、ふと思い立って 「石けんとシャンプーでは、どちらが髪にいいのか」 というのをインターネットで調べてみた。複数のページが検索されたが、結論的には 「別にどっちでもいい」 という感じで、要するに好きな方を使えばいいということのようだ (参照)。多くの人が当然のごとくシャンプーを使っているのは、メーカーの CM の成果でしかないようなのである。

ただ、どのページを見ても 「石けんはアルカリ性なので、弱酸性のリンスが必要」 との注釈がある。かなりもっともらしいが、私は面倒くさがりなので、単に固形石けんを両手の平で泡立てて洗い、後はシャワーですすいでおしまいである。リンスなんてことは、この何十年もしたことがない。

それでも禿げもせず、白髪にもならないのだから、「弱酸性のリンス」 なんてのは気休めに過ぎないのだろう。考えてみれば、髪以外の肌だってノーマルな状態では弱酸性なのに、石けんでゴシゴシ洗いっぱなしで何の問題もないのだから、髪だけことさらに 「リンスが必要」 なんていうこともなかろうという気がするのである。これもまた、「論より証拠」 である。

ことさら面倒なことをせずにストレスフリーでやるのが、禿げもせず白髪にもならないための最善の策なのかもしれない。

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2018/04/03

ゆっくりメシを食うことができない体なので

ゆっくりメシを食うことができない体である。昔から早飯だったが、還暦を過ぎて 5年以上経った今でも、周りの人よりずっと早く食い終わってしまう。

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自分のブログを検索してみると、14年近くも前に 「早飯は美学か」 なんて記事を書いている。昼飯を手っ取り早く食わなければならない外出先などでは、迷わずカウンター式の牛丼屋であっという間に食い終わるみたいなことを書いている。

今は肉食を止めたので牛丼屋でメシを食うことはなくなったが、かわりにそば屋かうどん屋で、やはりあっという間に食ってしまう。麺類はすするので、米のメシより早く食ってしまいがちで、年を取っても全然落ち着きがない。

若い頃に業界紙の記者なんて仕事をしたので早飯が身についたのだろうと言われることがあるが、そんなことはない。学生の頃からずっと早飯だった。タッタカターっとリズム感で食ってしまうので、途切れがないのである。

妻には 「よく噛んで食べたらどう?」 なんて言われるが、食い物を噛む回数で言えば、そんなに少なくはないはずで、かなり超高速で噛んでは飲み込んでいるのだ。だから 「早食いは太る」 なんて言われるほどの肥満にはならずに済んでいる。

ただ、いくらなんでも人と一緒にメシを食っても、あっという間に食い終わってしまうので、間が持たないことがある。こればかりは何とかしたいのだが、ゆっくり食うことができない体なのでコントロールできない。

仕方なく食わずに話をすることになるので、tak はメシを食うときによくしゃべるなんて思われているようだがが、そうでもしないと場が持たないのだからしかたがない。

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2018/03/30

自分の声を相手にすとんと届かせることのできない人

昨日、京都から帰ってくる時の新幹線の話である。通路を挟んで向い側に座った若い女性の二人組の話し声が、やたらうるさかった。いや、本当にうるさいのは二人組のうちの片方だけなのだが、とにかく周囲に憚りのない甲高いアニメ声が、やたら頭に響くのである。

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世の中には、隣に座った相手だけに聞こえれば充分なのに、なぜか半径 30メートルぐらいにギンギン響くような声で話したがるタイプの人間がいる。自分の声の届き方に関して、完全に無神経なタイプだ。これは神経的な欠陥と言ってもいいと思っている。

SCOT (旧・早稲田小劇場) を主催する鈴木忠志氏は、演劇的シチュエーションを心理的のみならず身体的感覚で裏付けることを強調されていた。そのトレーニング・メソッドで、自分の声を相手に届かせる際に、その声があたかも放物線を描くように届くのを見るという訓練がある。目の前の相手に届かせる時は短い放物線に、遠くまで届かせる時は長い放物線になる。

これは大抵は訓練すれば身につくことで、この訓練で、自分のセリフを相手の腑にすとんと落ちるように話すことができるようになる。つまり、声を話しかける対象に命中させるのだ。

しかし中にはこれができないという人がいる。自分の声がどうしても放物線にならないのだ。自分の声のターゲットを明確化できないのは、自分の話を周囲に無差別に聞かせつけたいという無意識的欲求による。どうしても拡散させたい欲求があるのだ。

これに関しては前にも書いたことがあるような気がして、自分のブログを検索してみたら、7年半も前に 「公共の場所での、必要以上の大声会話」 というタイトルで、次のように書いていた。

「ねえ、聞いて聞いて、私たちって、こんなにオシャレな会話しちゃってるの」 「俺の当意即妙の会話センスってすごいでしょ。みんなにも聞かせてあげる」 「私って、物知りでしょ。あふれ出る知性を披露しちゃおうかな」 とでも言いたげな人が、周囲の迷惑も知らずに結構な声で話をしたがる。

とくに、若い女の子 2人連れで、互いに当意即妙な (とはいえ、内容はうんざりするほど薄っぺらなんだが) 会話センスを競ってでもいるようにマシンガントークを繰り広げながら異常な盛り上がりを現出しているのがいる。そうなるとまさに公害だ。

要するに大きな話し声の公害は、昔からあるのである。

似たような感覚のこととして、「中国人の大声」 というのがある。ご存じの通り、中国の人たちというのは、やたら大きな声で話すが。彼らの大声は、「自分は腹の中ではこんな下らないことしか考えてないよ」 ということをアピールする必要があるかららしい。少なくとも無意識的にはそういうことのようなのだ。

中国社会では周囲を憚る小声で話をすると、体制転覆の相談でもしているんじゃないかと疑われかねないようなのである。

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2018/03/28

集中力と持続力

仕事は集中してやるに限る。だらだらとやったら 4〜5時間かかること作業でも、集中すれば 1時間足らずでできてしまったりする。しかし集中力の持続時間には限界があるので、それで 4〜5倍の仕事量がこなせるかというと、そんなわけにはいかない。ただ、2倍ぐらいの仕事量ならこなせてしまうと思う。

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「みんなのおかねドットコム」 というサイトに 「集中力の持続時間の限界は? 集中力を回復するのに必要な休憩時間は?」 というページがある。これによると、人間の集中力は 15分を境に低下する傾向があるとわかっているらしく、次のように説明されている。

60分連続して勉強に取り組んだグループと、15分毎に休憩を挟む勉強法を 3回繰り返す勉強法を取り入れたグループとでは、後者グループの方が日を重ねるごとに学習効果を発揮する結果が見られたそうです。

こまめに休憩を取る方が仕事がはかどるのは、私としても経験的に知っている。みっちり集中して、つい 1時間以上も根を詰めたりすると、ふと我に返った後に何もできなくなってしまうが、こまめに休憩すると、午前中の 3時間ぐらいで仕事が終わったりする。そして昼の休憩を挟んで午後の仕事にも集中できる。

集中して仕事をするとは、むやみに入れ込みすぎないということでもある。適当に息を入れないと、1日の半分以上が無駄になってしまう。

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2018/03/26

2分以内に眠りにつく方法

"第二次世界大戦中に米海軍が開発した 「2分以内に眠りにつく方法」 とは?" というニュースが目に付いた。本当にそんなことができたら、寝つきが悪い人にとって大いなる福音だろう。

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心理学教授にして、陸上選手のコーチでもあるバド・ウィンターという人が考案したメソッドは、肉体的にリラックスした上で、精神的にもリラックスすることを目的としており、要するに、体のどこにも緊張状態を作り出さずに、徹底的に力を抜いた状態にして、さらにリラックスした状態をイメージするということのようだ。

ただ、こうした 「肉体的にも精神的にも徹底的にリラックスした状態」 に自分をもっていくのは、誰でも簡単にできることではなく、ある程度の訓練が必要だろう。人によっては 「リラックスしよう」 とすることで、かえって自分を緊張状態に追い込んでしまうなんてこともあるかもしれない。リラックスするにもトレーニングが必要なのだ。

ちなみに、これからのうららかな季節、私にとって必要なのは、むしろ 「眠っちゃわないで済むメソッド」 なんじゃなかろうか。眠くてたまらなくなったり、下手すると、あっというまに気絶のごとき眠りに落ちてしまったりすることがよくあるのだ。眠っちゃうのに 2分もかからないから、油断がならないのである。

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2018/03/25

ハンノキ・アレルギーってものまであるらしい

5泊 6日の九州出張から帰って来た。20日の早朝に出発して、25日の夜遅くに帰宅したので、同じ 5泊 6日でも、かなりみっちりとした 5泊 6日である。博多に滞在した前半の 3日間は極端な寒の戻りで寒かったが、長崎にいた後半の 3日間はいかにも春らしい陽気で気持ちがよかった。

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ただ、「春らしい陽気で気持ちがよかった」 とは言っても、この時期、私は恒例の花粉症に悩まされてしまう。そして、九州、とくに長崎辺りは今の時期、関東のスギ花粉とはちょっと違った花粉が飛んでいたように思う。

関東ではくしゃみ、鼻水、目の痒さという症状が出ていたが、長崎では喉のムズムズと咳がひどかった。「こりゃ、きっとスギ花粉だけの症状じゃないな」 と思い、ネットで調べてみると、どうやら 「ハンノキ」 というのが怪しい。

ハンノキというのはカバノキ科ハンノキ属の落葉高木で、1月から 6月頃までのかなり長い期間に花粉を飛ばすらしい。そしてその花粉の直径がとても小さいので、喉の奥まで入り込んで咳の原因になるというのである。(参照

出張中、初めは風邪でもひいてしまったかと思ったが、時々妙に喉がムズムズして咳が出るだけで、熱も悪寒もかったるさもない。とくに訪問先で果物を出されて食べたときに咳の症状がひどくなり、口の中が妙にはれぼったくなってしまうので、「ハンノキ・アレルギー」 に間違いないと確信したのである。

そして九州から戻り、羽田からモノレールに乗ったとたんに、九州ではあまり気にならなかった目の痒みがひどくなり、ほとんど忘れかけていたくしゃみが止まらなくなってしまった。そして咳はほとんど気にならなくなったのである。関東ではスギ花粉がメジャーで、ハンノキ花粉はマイナーというのが、身を以てわかった。

それにしてもまったくもう、我ながら一体何種類のアレルギー持ちなんだろう。

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