カテゴリー「心と体」の266件の記事

2017/08/23

桃を食って前歯が欠けた

実は昨日、桃を食っていて下の前歯が欠けてしまい、今、歯科医で義歯を誂えてもらっている。煎餅とか漬物とか、あるいは同じ果物でもリンゴとか、もっと歯ごたえのあるもので欠けたならまだ諦めも付くが、こともあろうに桃ごときで歯が欠けるとは、我ながらショックである。

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『吾輩は猫である』 に出てくる水島寒月君は、寺田寅彦がモデルと言われているが、この人が椎茸を食って前歯が欠けたまま、恩師の苦沙彌 (くしゃみ) 先生の家に年始に来て、「椎茸で前歯がかけるなんざ、何だか爺々 (じじ) 臭いね」 と茶化される。椎茸で欠けて爺々臭いのだから、桃で欠けるのはさらに爺々臭いだろう。

歯科医の先生は 「欠ける時はどんな柔らかいものを食べていても欠けます」 と言ってくれた。「元々ヒビが入っていたんでしょうから」

これはある意味、ありがたい慰めの言葉なのだろうが、自分の歯に桃ごときで欠ける原因になるほどのヒビが入っていたというのだから、よく考えればその方がショックである。

先月は白内障の手術をしたし、自分では若いつもりでいても、65歳の年はごまかせないと思ってしまったよ。やれやれ。

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2017/07/20

白内障の手術をした

このブログの 6月 8日付7月 2日付で書いたように、白内障の手術をした。もう 10年も前から眼科にかかると 「白内障の 『ケ』 (『ケ』 って何だ?) がありますが、まだ手術をするほどではありませんね」 と言われていたのだが、ここまできて、ついに 『手術しちゃいましょう』 ということになったのである。

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手術は今月 11日に、両目いっぺんにやった。ちょっと前までは、白内障の手術は数日おいて片目ずつするというのが常識だったようで、「両目一度にやる」 と言うと、手術経験者に 「そんなバカなことがあるか。ちゃんと医者に確認した方がいい」 と怒られていたが、最近の技術と機器の進化のおかげで、やっぱり同じ日に両目の手術ができちゃたのである。

目の手術というのはさすがに緊張してしまって、神経がどっと疲れる。片目の手術に要する時間は 15分足らずだったと思うが、まず右目が終わった時点で、「まだ半分で、これから同じことを左目でやるのか。もう勘弁しておくれ!」 とヒイヒイ言っていた。しかし結論から言うと、両目一度にやるのは正解だったと思う。というのは、何日かおいてしまったら再び眼科医に足が向くかどうか自信がない。

手術直後は、目が安定せずに視界がぼやけ気味だったが、だんだんとよく見え始め、2時間ぐらい経って帰る頃には 「世界はこんなに美しいものだったのか!」 と感動するほど視界が一変していた。とにかくもやが晴れたようにモノの輪郭がすっきりと見え、さらに色彩が瑞々しいほどきれいなのである。これまではよほど歪んで濁った世界を見てきたようなのだ。

手術後 1週間は、目に雑菌を入れないために顔を洗うのと洗髪は御法度と言われたので、この夏の暑い中を清浄綿で拭き拭き耐えていたが、一昨日やっとシャンプーできてすっきりした。その意味では、白内障の手術は涼しい時が本来の 「旬」 なのだろうが、まあ、今回は仕方がない。

目の具合がすっかり安定するには 1ヶ月ぐらいかかるそうで、確かに今はまだ、細かい作業を続けると目が疲れる。ただし、これまでのように、PC に 1時間向かうと目がウロウロになって開けていられなくなるなんてことはなくなった。今月 26日が誕生日で、晴れて 65歳の 「高齢者」 の称号を得るのだが、その前にかなり若返ったような気になってしまっている。

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2017/07/18

登山ブームで低山での事故も増えているらしい

登山ブームで、首都圏の低山でも死亡事故を含む遭難が増加していると、読売 Online が報じている。(参照

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警察庁によると、昨年の山岳遭難は 2495件、2929人と、共に過去 2番目に多く、死者・行方不明者は 319人。低山が多い首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)に限ると、件数、遭難者数とも5年連続増で、昨年は 34人が死亡。今年も遭難は多発しており、最高峰が 400メートル強しかない千葉県でも、5月末までに 3人が死亡した。

昨今の登山者は結構高年齢者が多いようで、元気な人も多いが、中には途中でヨレヨレになっちゃう人もいる。グループ登山でリーダーがしっかりしていればいいが、単独行なんかだとどうしようもなくなるケースもあるだろう。

私が昨年 (ありゃ、それとも一昨年だったかな?) 付き合った高齢者のグループ登山 (赤城山に登ったのだよね) でも、途中でへたり込んでしまった人がいる。回復を待ったので、下山したのは計画より 2時間遅れで、辺りは薄暗くなりかけていた。

よれよれになっちゃった人は、高齢になってから周囲に誘われて登山を始めた人で、見るからに体力がありそうにない。少しは普段からトレーニングすればいいのだが、ほとんどぶっつけ本番だったようだ。

「山を甘く見た」 と言えばそうに違いないが、こうした人は単独行なんか絶対にしないから、死ぬなんてこともまずない。危ないのは若い頃に多少登っていて、久しぶりに一人で登ってみたなんて人だろう。いくら若い頃に登っていても、オッサンになって腹が出まくった状態では、途中でへばって当然だ。

それに低山ほど甘く見るから危ない。375メートルしかない鋸山で死ぬなんて、ちょっと考えにくい話だが、考えにくい話だからこそ危ないのだ。

私としても、3000メートル峰にガンガン単独行しまくっていた若い頃に比べたら、体力は相当落ちているし、バランスも悪くなっているのを自覚する。あの頃みたいなハードな山登りなんて到底無理だと思う。さらに、低山ハイクで遭難なんて恥ずかしいことにならないよう、気をつけよう。

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2017/07/08

お酒は卒業しちゃったようだ

一昨日の夜、NHK BS の 「美と若さの新常識〜カラダのヒミツ」 という番組で、「お酒は "老ける毒" 若さを守る対策術」 というのをやっていた。(参照

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早く言えば、お酒を飲んでまず生成される 「アセトアルデヒド」 という物質は猛毒で、体を老けさせるだけでなく、さまざまながんなどの病気の原因になりやすいということなのだった。なるほど、周囲を見ても、大酒飲みは確かに年取って体を壊し、早死にする。

私なんかは、このブログを始めた 14年ぐらい前は毎日酒を飲んでいたが、最近はとんと飲まなくなった。昔は 「週に一度は 『休肝日』 を作りたいなあ」 と思いつつ、その願いは全然叶わなかったのである。ところが最近は、週に一度飲むか飲まないかというぐらいなのだから、人間というものは変われば変わるものだ。

私は元々は酒に強い体質ではない。父は 「お猪口一杯ならおいしいが、二杯飲んだら死ぬ」 と言うほど酒に弱かった。その息子だけに、さんざん鍛えてようやく飲めるようになっても、酒から遠ざかって久しい近頃はまた弱くなった。ちょっと飲んだだけですぐに顔が赤くなる。

顔が赤くなるのはアセトアルデヒドの作用なのだそうで、この毒素を分解する酵素の力が弱い体質だと、なかなか無害な物質にまで分解することができない。つまり私は、この猛毒のアセトアルデヒドをいつまでも体内に残しておきやすい体質のようなのだ。

最近はちょっと飲んだだけでいい気分になり、それ以上飲んだら悪酔いして苦しくなってしまうので、飲んでも適量で済む。NHK の番組では、一日に一合ぐらいなら 「酒は百薬の長」 として機能すると言っていたので、つまり今の私は、「もうちょっと飲んでもいい」 ぐらいのレベルまで 「飲まない人」 になってしまったわけだ。

飲めばおいしいとは思うが、飲まずにいられないなんて気分には全くならないので、私はお酒は卒業しちゃったということなのだろう。

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2017/06/08

白内障手術を受けることになった

先月 26日に書いた "「寄り目」 って、できてフツーだったとは!" という記事で、私は目を寄せることができないので、近くのモノを見るのが苦手ということを書いた。これもまた 「斜視」 の一種なんだそうだ。

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で、このほど 「斜視」 の検査をしたところ、とりあえず白内障の手術をすることが先だろうということになった。10年以上前から眼科にかかると 「白内障の兆候がありますが、まだ手術するほどではありません」 と言われ続けてきたのだが、ついに 「そろそろ手術する方がいいかも」 となってしまったのである。

白内障手術にあたっては、その前に 「手術前検査」 というのを受けなければならないのだそうだ。私は今月末まではスケジュールが立て込んでいるので、月末に予約した。で、この手術を受けると、しばらく瞳孔が開きっぱなしみたいになるので、「付き添い」 が必要なんだそうだ。

というわけで、なんだか情けない気がしてしまうが、月末に妻に付き添ってもらって眼科にかかることになったわけだ。そしてさらに、その後 3ヶ月以内に、本番の手術を受けることになる。

こんなことがあったので、周囲の知り合いに聞いてみると、なんと白内障手術経験者がゴロゴロいると知ったのである。年寄りくさい話だと思っていたが、早い人は 50代のうちに経験していて、「ちっとも大変な手術じゃないから、安心しろ」 という。それに、手術すると感動的なほどモノがよく見えるようになるらしい。

何しろ私は今、目だけが年寄りじみてしまっていて、視界はぼやけるし、小さな字が読みにくいし、眩しさに極端に弱いしで、まさに 「弱り目にたたり目」 状態なのだ。眩しさに弱いのは、眼球の中のゴミのせいで、光が乱反射してわけがわからなくなってしまうのだそうだ。これが解消されるだけでも、私としてはありがたい。

手術本番は多分来月になり、手術後に改めて最適な眼鏡を誂えるのがいいだろうということだ。まあ、65歳の誕生日を迎えて 「高齢者」 の称号を得る夏本番ぐらいまでには、若い目玉を取り戻して少しはモノを見るのが楽になっていることを期待しよう。

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2017/05/29

カモガヤ花粉症ってやつに悩まされている

2月頃からスギ花粉症で悩まされ、4月半ばまではヒノキ花粉の番となり、ほんの 1週間ぐらい楽になったかと思うと、今度はカモガヤ花粉でひいひい言っている。7月か 8月頃まではこれで悩まされるという、「半年近いアレルギー体質」 がほぼ確定してしまった。

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カモガヤというのは、その辺の土手や畦道などにいくらでも生えているイネ科の植物で、日本では花粉症の原因として、スギ、ヒノキに次いで 3番目なんだそうだ。ウチの廻りにも盛大に生えている。写真のように、花が満開状態だ。

実は自分がカモガヤ花粉にまでアレルギーがあったなんて、すっかり忘れていたが、このブログを遡ってみると、5年も前から症状が出ているんだった (参照)。一昨年には症状があまりひどいので、医者にまで行って 「カモガヤ花粉症」 とのお墨付きをばっちり受けている (参照)。

これ、ブログに書いていなかったら、カモガヤなんてものに悩まされるのは今年が初めてなんて勘違いするところだった。「初春から真夏まで半年間もアレルギーに悩まされるのはゴメンだ」 という意識が、比較的最近から発症したカモガヤ花粉症に関する記憶を、意識下に封じ込めてしまっていたのだろう。とにかく、まともには記憶に残っていなかったのである。

しかし、いくら記憶になくても体は正直で、症状は出る。しかもカモガヤ花粉による症状は、私の場合、スギ、ヒノキよりも重い気がする。とくに眼がショボショボして痒いのには、本当に困る。仕事に差し支えてしまう。

今年の 2月末にスギ花粉症で医者に処方してもらった薬は、とっくに飲みきってしまった。そしてなにしろ、自分がカモガヤ花粉症だとは記憶になかったもので、妻がくしゃみや鼻水の症状が出て、さっさと医者に行ったのを横目で見ながら、「大変だなあ」 なんて思っていたのである。呑気なものだ。

ところが、いくらなんでも症状がひどくなってきたので、今日の昼に医者に行った。医者の方はカルテを見ているから、一昨年からカモガヤ花粉症でも薬を出しているのをちゃんとわかっていて、ニコニコ笑いながら 「今年はちょっときついみたいですね」 なんて言う。この医者は 3ヶ月分ぐらいを一度に処方してくれるので、何度も通院しなくて済む。それもあってカモガヤの方は忘れていたのかもしれない。

とはいえ薬ばかりに頼っていてもしょうがないと思い、帰ってから家の裏の土手のカモガヤを、エンジン式の草刈り機で刈りまくった。向こう三軒両隣どころか、ほぼ 200メートルぐらいにわたって、きれいに刈った。炎天下、かなりの汗をかいたが、爽快感はある。

しかし、いくらカモガヤは背が低いからあまり遠くまで花粉が飛ばないとはいえ、まだその向こうからも飛んでくるらしく、症状が皆無になったわけではない。薬は飲み続けなければならないようだ。

ネットで調べたら、スギ花粉アレルギーのある人の半分は、カモガヤにもアレルギーがあるらしい。そして、カモガヤにアレルギーのある人の多くは、スイカやメロンにも過敏で、口の周りや内側がイガイガになりやすいとある (参照)。

ああ、それでわかった。子どもの頃からメロンを食べると口の周りが痒くてたまらなくなるのは、カモガヤ・アレルギーの体質と関係があるんだったのか (参照)。やれやれ。

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2017/05/26

「寄り目」 って、できてフツーだったとは!

今年の 7月に 65歳になるが、こんな年になって初めて知ったことがある。それは、「寄り目」 って、できてフツーということだ。ちっとも知らなかった。私は生まれてこの方、寄り目なんてできたことがないから、そんなの特殊能力だと思っていたし、ましてや歌舞伎の見得で片目だけ寄せるなんて、ウルトラ特殊能力と信じて生きてきた。

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子どもの頃から、「寄り目のできるやつって、案外いるもんだな」 ぐらいには思っていた。しかしそれは、できるやつが得意になってやって見せているだけで、できない方が多数派なのだろうと思い込んでいた。しかし実際には、ほとんどの人はできるのだが、敢えて人前でして見せたがりはしないというだけのことのようなのだ。

そういえば、ウチの娘は全員できるみたいだし、聞いてみれば妻も 「できるわよ」 と言うのである。だったら初めからしてみせればよかったのにと一瞬思ったが、用もないのに夫にいきなり寄り目してみせる妻というのは、結構素っ頓狂なものだろう。とにかく世の中、本当にわからないものだが、とりあえず遺伝とは関係ないようだ。

近頃、デスクワーク (といっても、ほとんどは PC に向かう仕事) を長く続けることがしんどくなった。目が疲れて、ひどい時には開き続けていることもできなくなるのである。老眼がまた進んでしまったのかと思って眼科に行ったところ、「シャシの可能性があるので、検査しましょう」 と言われた。

「シャシ…… って、それって、斜視…ですか?」
「斜視の可能性がありますね。子どもの頃から寄り目ができないというのは、生まれつき 『フクソーフゼン』 なのかもしれません。若い頃はまだそれでも何とかなったんでしょうが、年齢的に、デスクワークなどを長く続けると、眼精疲労になるんです」

「フクソーフゼン」 とかなんとか言ってたのは、帰宅してググってみて 「輻湊不全」 てやつだとわかった。「輻湊」 というのは、「目を内に寄せる」 ことで、人間は近くのものを見る時には、自然に目が内側に寄るものなのだそうだ。そして私は、この 「輻輳」 ってやつが子どもの頃から苦手なので、デスクワークを続けると目が疲れて仕方がないということらしい。

そう言えば、若い頃は本の細かい字を見る時でも、目を近づけることはしなかった。近づけなくても視力が良かったからちゃんと読めたし、近づけると逆に目が疲れてしまうのである。ところが最近は視力が落ちたので、PC のスクリーンに目を近づけがちになる。すると今度は、目が疲れてしょうがなくなる。どうしようもない二律背反である。

自分が 「斜視」 の可能性があるとは、生まれてから一度も意識したことすらなかったが、この 「輻湊不全」 というのも斜視の一つだというので、本当に驚いた。というわけで、これから 1週間ほど目薬をさし続けてドライアイによる眼球の傷を治してから、斜視検査ってやつを受けなければならなくなってしまったのである。

ふぅ、やれやれ。丈夫だけが取り柄みたいなものなので、年取ってもとりたてて不便は感じていないが、眼だけはちょっと厄介になってきた。

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2017/05/24

熱中症と風邪っぴき

夏日が続いて、熱中症で搬送される人が続出と報じられる一方、周囲では風邪っぴきが多く、マスクをして咳き込む姿が気の毒なほどだ。これ、日毎の気温変化や朝晩の寒暖の差が大きな原因となっているらしい。

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夏日を記録した日の夕方に帰宅して食事をしてから、一日の疲れでついうとうとしていると、寒さで目を覚ますことがある。日中はあんなに暑かったのに、夜になると少々冷えてくる。まだ 「熱帯夜」 になるほどの、念の入った暑さになっているわけではないのだ。宵の口がが寝苦しくても、夜明け頃には布団を一枚足したくなるほどになる。

さらに、一昨日あたりまでの暑さから 「平年に近い気温」 なんてものに戻ると、「涼しい」 とか 「肌寒い」 とか感じる人もいる。そんなこんなで、気温の変化が人間の体に結構なストレスを及ぼす。敏感な人ほど風邪をひきやすい。

よく 「季節の変わり目」 なんて言い方をするが、近頃はその言い方がそぐわなくなった。実体としては 「変わり目」 というより、季節感が大幅に行ったり来たりする時節なので、体が付いていけないと感じることがよくある。「温暖化」 なんて言い方も適切ではなく、実感としては 「極端化」 に他ならない。

私は近頃、ちょうどいい具合に馬鹿になってきているので、風邪をひかない体になってしまっているようだ。「馬鹿は風邪をひかない」 というのは、体が鈍感だと風邪もひかないというぐらいの意味なのだと思っている。こちらはテキトーに年を取って、頭も体も鈍感になってしまっているようだ。

しかしあまりにも鈍感だと、夏になって気温の変化に気付かず、知らぬ間に大きなストレスを体に強いていたりする。それで限界値を超えてしまって風邪に結びつく。「夏風邪は馬鹿しかひかない」 という諺は、そんなところから来ているのだろう。

いくら馬鹿になっても、風邪には気をつけようということだ。

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2017/05/06

「紫外線 5月最強説」 は、やっぱり俗説のようだが

昨日は久しぶりで長時間自転車に乗り、今日は今日で、長時間にわたってエンジン式草刈り機で雑草を刈った。両日ともに炎天下で半袖だったので、急に日焼けしてしまい、風呂に入ると上腕部がジンジンする。

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何しろ東北日本海側の出身なので、日焼けに弱い。肘から先の方がかなり赤くなっていて、何もしなくてもヒリヒリする感じだ。周囲の連中は、「tak さん、急に日に焼けちゃったね」 「5月は 1年中で一番紫外線が強いっていうから、気をつけなさいよ」 なんて言う。

だが、ちょっと待て。日焼けに気をつけろというのはいいが、「5月は 1年中で一番紫外線が強い」 というのは、都市伝説だと聞いたことがあるぞ。実感としても、真夏の方が日焼けしやすいし、肌のヒリヒリ感もずっと強いじゃないか。

というわけで、例によっていろいろググってみたところ、やはり 「5月が一番強い」 というのは、俗説だとわかった。気象庁のデータも駆使してわかりやすく説明してあるのが、「五本木クリニック 美湯皮膚科」 というところのサイトである。

ちょっとだけ手短に紹介すると、紫外線には UV-A (長波長紫外線)、UV-B (中波長紫外線)、UV-C (短波長紫外線) の 3種類あり、このうち UV-C は、地上にはほとんど到達しないので、問題とすべきは UV-A と UV-B である。

そして UV-A は、地上に届く紫外線の大部分を占め、皮膚の奥まで届いて、しみ・シワ・たるみの原因となる。一方、 UV-B は紫外線全体に占める割合は少ないが、日焼け・シミの原因となり、皮膚への悪影響がより大きい。

で、日焼けには赤く腫れたようになってしまう 「サンバーン」 と、小麦色に焼ける 「サンタン」 とがあって、今回の私のような 「サンバーン」 は、80%ぐらいが UV-A によるものであるらしい。

日焼けマシンで照射されるのは UV-B らしいが、これは皮膚への悪影響 (皮膚がんとか) の懸念があるため、米国では州によって未成年者 (18歳以下) の使用が禁じられているという。

つまり UV-A による日焼けは、ヒリヒリして痛いけれども、皮膚がんになる可能性は小さい。とはいえ、実際の紫外線は別々に届くわけじゃないから、UV-A をどっさり浴びるということは、UV-B もそれなりに浴びているというわけだ。

で、肝心の気象庁統計だが、実は紫外線の種類ごとの測定はしていないので、紫外線全体の統計しかない。そしてその統計を見ると、紫外線は 5月に急に増え始めて、6月の梅雨の時期にちょっと減り、7〜8月に最大となる。つまり、「紫外線は 5月が一番強い」 というのはやはり俗説、都市伝説の類いのようだ。

「5月の紫外線って、意外に強いんだよね」 というのが、いつの間にか 「5月が最強」 になってしまったらしい。まあ、俗説が生まれるって、こんなようなパターンが多いのだろう。とはいえ 5月は急に日焼けしてしまうことが多いから、やはり気をつけるに越したことはない。

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2017/04/05

病気への無知が病気をしない秘訣

前に 「カタカナ名前の食い物がわからない」 と書いた (参照) が、もう一つ、病気の名前にもまったく詳しくない。いろいろな病気の名前を聞かされ、「はあ、そうですか、それは大変ですね」 なんて言っても、申し訳ないが、実は何がどんなに大変なのかさっぱりわかっていないのである。極端な話、風邪と腹痛と花粉症以外の病気は知らないみたいなものだ。

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例えば 「クモ膜下出血」 という病気に関して、若い頃に 「腹の中にある膜なんでしょ」 と口走って、「あれは横隔膜だ」 と笑われて間違いと知ったが、その後ずいぶん長い間、漠然と目の奥あたりの病気と思っていた。最近になって 「あれは網膜だ」 とダメ押しされ、ようやく脳のどこかの内出血と知ったばかりである。

ただ、 「クモ膜」 が脳のどの辺りにあるかまでは見当も付かず、興味もないので調べてみる気にもなれない。たとえ知ったところで自分ではどうすることもできないし、カタカナ名前の食い物同様に、すぐに忘れてしまうだろう。とにかく病気に関してはとことん無精である。

これほど病気に無精でいられるのは、自分が健康で、ほとんど病気をしないからこそだろう。病弱でしょっちゅうあちこち具合が悪くなっていたら、無関心では到底いられない。

ただ、病気をしないから無関心でいられるというよりも、その逆に無関心だから病気もしないのだという方が正しいような気もする。病気に興味がないから、「無理したら風邪引いちゃうんじゃないか」 とか 「こんなものを食ったら、血圧が上がるんじゃないか」 とかいう心配をまったくしない。心配しないからストレスもなくて、そのおかげで病気にもかからないのだと思う。

病気になっちゃうんじゃないかという心配をほとんどしない代わりに、病気になっちゃうような生活習慣もない。煙草を止めて 40年近くになるし、近頃は酒を飲むのが億劫だ。肉やコレステロール、脂肪まみれの食い物も、嫌いというわけじゃないが、口に入れるのが面倒くさい。

酒や煙草はストレス解消に役立つという人もいるが、あれは、酒や煙草を嗜まないとストレスが溜まる生活習慣に陥っていることの言い訳と思っている。その状態で無理に禁酒禁煙をしようとしたら、それがさらなるストレスになってしまうだろう。

どんなに忙しかろうが、基本的に心根の奥底では 「のほほん」 としていられることが、病気をしない秘訣のような気がしている。

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