カテゴリー「自然・環境」の265件の記事

2018/10/01

手応えたっぷりの台風だった

台風 24号は沖縄から列島に沿うように北上して、昨日20時過ぎに紀伊半島に上陸した。そこから 「非常に強い」 勢力のままスピードを上げて東海から東北を縦断し、今朝岩手県を通過して太平洋に抜けるというコースを取った。

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私個人に限っては、昨日付でも書いたように、仕事先への往復でもほとんど雨に降られることなく、問題なく帰って来た。上の写真は午後 5時過ぎの取手駅西口の様子である。ほとんどの店は早仕舞いして暗く、駅前にも人っ子一人いないのだが、パチンコ店だけは皓々と明かりを灯して営業しているのが、そこはかとなく異様なイメージだった。

帰宅してもしばらくは 「本当に台風なんて来るの?」 と言いたくなるほどの静けさだったが、夜の 11時を過ぎた頃から風の音が大きくなり、締め切った雨戸が大きくガタガタと鳴り出した。さらに 12時を過ぎると、風はさらに強まり、ゴウッという大きな音がする度に家がユサユサ揺れる。「なかなか手応えたっぷりの台風だなあ」 と思っているうちに日付が変わり、1時過ぎに部屋の明かりがフワッと消えた。

一度消えてすぐに点いたが、それも一瞬で、再び消えてしまうとあとは闇である。夜中の停電は怖い。iPhone でニュースを検索すると、あちこちで停電が発生しているという。

ほどなく TEPCO 停電情報というページに、私の住む地域で 1800軒以上が停電になっているとの情報が載った。「複数箇所で停電が発生しており、復旧には時間を要する見込みです」 なんて、嬉しくない但し書きまでついている。

私の住む地域は、7年前の東日本大震災の時でも停電せずに済んだので、思い出す限りでは 1984年のいわゆる 「五九豪雪」 の春先に関東でも結構な雪が降り、電線が付着した雪の重さのために切れて数時間停電した時以来、34年ぶりである。

停電直後は 「朝までには復旧するといいなあ」 と思いながら眠りについたが、何しろ家が揺れるので熟睡はできない。朝になっても停電のままで、所用で家を出る 12時頃になってもまだダメだ。そしていろいろ用を足して 2時半頃になって帰宅したら、やっと通電していた。12時間ぐらい停電していたようで、つくばの地に移転してきて最長停電記録である。

今年は日本列島が災害列島と化してしまった感があるが、こうしたことは日本だけにとどまらず、世界規模で進んでいる。世界気象機関 (WMO) は一連の異常気象が 「温暖化ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係している」 と分析している (参照)。

地球はちょっと住みにくい星になりつつあるようなのだ。「環境対策より経済成長が優先」 なんていうのは、「命を失っても金さえあれば」 と言っているようなものだ。そして実際にはいくら経済成長策をとっても、環境悪化と災害による経済損失は成長を上回ってしまうようになるので、いずれにしても愚策である。

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2018/09/02

「好きな季節は夏!」 という子が激減したんじゃあるまいか

関東の学校の夏休みは例年 8月 31日までということだが、今年は 9月 1日、2日が土曜、日曜に当たるので、今日が実質的に夏休み最後の日となったようだ。ただ 8月 31日も含め、夏休み最後の 3日間は雨模様となった。

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「好きな季節は?」 と聞かれて反射的に 「夏!」 と答える子どもの数が、今年は激減したんじゃないかと思っている。例年この時期は行く夏を惜しむメランコリックな気持ちが湧いてきて、それは大人になってもあまり変わらないものだったが、今年に限ってはそんな感傷は微塵もない。「さっさと本格的な秋になってくれ!」 と思うばかりである。

この夏の暑さは、本当に 「体に悪い」 ものだった。熱中症で亡くなる人が半端な数じゃなかったことをみても、それは確実である。2011年の東日本大震災の後、2013年の夏が来るまでの 2年以上、「原発停止で電力不足だなんていうなら、エアコンなんて使わんわ!」 と、エアコンのコンセントを抜きっぱなしにしていた私が、何とまあ、この夏は朝からずっとエアコンのスイッチを入れっぱなしだった。

我が家の屋根には 3年前に太陽光発電パネルが乗っかったので、日中の暑い時にはしっかりとエアコンを使ってもまだ売電できる余裕がある。そんなわけで、「自分ちの屋根で作ってる電気なんだから、文句あるか!」 ってなもので、省エネ的にはあまり後ろめたさを感じないで済んだ。エアコン使わなきゃ命に関わる暑さだったのだからしょうがない。

中長期予報によれば、9月上旬の気温は最高でも 30度程度で、「猛暑は収まった」 ということのようだが、「それって、昔の真夏ぐらいの気温じゃないか!」 と言いたくなってしまう。30度がしのぎやすいと感じる体になってしまったというのは、かなり複雑な気持ちのするところである。

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2018/09/01

茨城県は 2日連続の猛烈な雷雨

茨城県は昨日に続いて、午後に猛烈な雷雨に見舞われている。下の写真は昨日の 「和歌ログ」 にも使った (参照) ものだが、午後 4時過ぎの、普段ならまだ明るくて見通しもいい時間帯に、クルマのライトを点け、ワイパーをフル回転させて運転した時のものだ。

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近所の奥さんがこの時間帯にスーパーに買い物に出かけていて、あまりの豪雨の恐ろしさに店のすぐ前の駐車場に停めた自分のクルマに戻ることができず、1時間近くも店内をウロウロしたと言っていた。その気持ちよくわかる。私もこの時間帯には、クルマのドアを開けて外に出ようなんて発想すらできなかった。

私の地元ではこの時、落雷で 300軒が停電したといい、この時の雨量が、1時間で 50mm というレベルだったそうである。ちなみに今年の夏は各地で 「1時間に 100mm を超える」 という雨量が観測されたというが、現場にいたらどんなにすごい雨だったか、想像を絶する。

既に何度も書いたことだが、近頃の天気は極端すぎる。この夏は 40度を超える気温が何度も記録されたし、雨も降らないと言ったら水不足になるまで降らず、降ると言ったら水害になるまで降る。「ほどよいお天気」 というのが少なくなってしまった。

来週の 5日頃には、「猛烈な」 レベルに発達した台風 21号が上陸しそうだという。実は私は、5日に仕事で九州に移動しなければならず、台風の影響で飛行機が飛ばなかったりしたら一大事なので、念のために早めに新幹線を予約した。東海道新幹線と九州新幹線を乗り継ぎ、8時間以上もかけて移動することになる。

仕事本番の 6日には、「台風一過」 で天気の心配はないだろうから、無事に仕事を終えたら飛行機で帰って来ようと思っているが、前日の移動は 「じっとガマン」 ということになるのだろうなあ。

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2018/08/10

「かなとこ雲」 を巡る冒険

今月 3日の 「和歌ログ」 に、「薄れ行くかなとこ雲といふ雲の名前も知らず見上ぐる子らよ」 という歌をアップした。この日は大きな 「かなとこ雲」 が出ていて、夕方の薄れ行く頃に、それを見上げている子供たちが 「変な形の入道雲!」 なんて言っているのを聞いたことで詠んだものだ。

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「変な形の入道雲」 じゃなくて、「かなとこ雲」 という立派な名前があるのだが、最近の子たちは 「金床」 というものを知らないから、「かなとこ雲」 も当然ながら知らないのだろう。上の画像は 「かなとこ」 で画像検索した結果の一部だが、「かなとこ雲」 でググったわけでもないのに、雲の画像の方が圧倒的に多かった。

Wikipedia で調べると、「金床(かなとこ、鉄床、かなしき、金敷、鉄敷、鉄砧、ハンマー台) とは、鍛冶や金属加工を行う際に用いる作業台のことである」 と説明されている。最近の日本ではこうした作業自体が減っているので、当然ながら 「金床」 という道具を見たことのある子どもも減っているのだろう。

雲の形で言えば、上の画像の左上の雲がまさに上部が平らで、"金床そのもの" みたいな形をしている。ちなみに 「かなとこ雲」 でもググってみて、今回初めて知ったのだが、「学術名 "Incus" も、ラテン語で 『金床』 を意味する」 とある。英語でも "anvil cloud"(参照、anvil は 「金床」 の意) と称するらしいし、この特色ある形は、洋の東西を問わず同じ道具を連想させるのかと思ったが、「いや、待てよ」 と考え直した。

もしかしたら、この 「かなとこ雲」 という名称自体が、明治以後にできた翻訳語なのかもしれない。そう言えば、江戸時代以前の古典で、この名称が現れるのを知らないし (私が知らないだけかもしれないが)。このあたりの事情に詳しい人がいたら、コメント欄に書き込んでいただきたいものだ。

かなとこ雲は入道雲の高く盛り上がった最上部が 「対流圏界部」 にまで達すると、それより上に伸びることができないため、横に広がったものだという。道理できれいに平らに広がったものが見られるわけだ。

私としては 「入道雲」 を気象用語で 「積乱雲」 というように、かなとこ雲にもそれなりのもっともらしい専門的名称があるのだと思っていたのだが、Wikipedia によると 「雲形分類では、部分的に特徴のある雲を細分類した『副変種』 として扱われ、積乱雲だけに見られる」 ということで済まされていて、ちょっと力が抜けてしまった。

あんなに存在感に満ち満ちた雲なのに、学術的見地からは 「積乱雲の副変種」 でしかないのだね。

【追記】

本日の 「和歌ログ」 の方も、かなとこ雲に関する歌にさせていただいた (参照)。

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2018/08/09

台風 13号が去った

台風 13号が去った。茨城県つくば周辺では昨日からかなり風が強まり、とくに日が暮れてから夜中過ぎまでは、聞いたこともないほどの大きなごうごうという風の音が鳴りひびいて、沖縄あたりの人は毎年こんな音を聞いているのだろうが、東北生まれ、関東暮らしとしては、正直なところ結構緊張した。

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心配された雨は時々大粒の雨が叩きつけるように降るだけで、それほどのこともなく、ただひたすら風だけが強かった。夜が明けてみると、我が家の屋外に設置された給湯器の手作りの覆いなど、いろいろなものが庭に散乱していた。強風で吹き飛ばされてしまったようで、ホームセンターで資材を買って、作り直さなければならない。やれやれ。

こんな強風が吹いたのに、雨は大したことがなかったというのは、強い雨雲が台風の中心より東側の海上に集中して、西側の陸地ではあまり発達しなかったためらしい。その代わりに、風だけが吹き荒れたというわけだ。暖かい海面から立ち昇る水蒸気が雨雲を作り、陸地ではそれがなかったのだという。

台風が来る前は 2〜3日、涼しく感じるほどの曇り空が続いたが、去ってしまえばまた元の暑さである。「好きな季節は?」 と聞かれて 「夏!」 と答える子どもは、今年激減してしまったんじゃあるまいか。

それにしても今年の台風は、なんだかいつもとコースが違うような気がする。お馴染みなのは、南の海上から北西に進んで沖縄や九州、四国の辺りを通り、その後に北東に向きを変えて、弱まりつつ東日本に向かうというものだ。ところが今年は、いきなり東海から関東付近を目指して来るような気がする。とくに先日の 12号なんていうのは、それから西日本に行ってしまった。

何しろ温暖化で、地球の自然環境はおかしくなってしまっているらしいから、これからも 「これまでに経験したことのない」 という、最近お馴染みのフレーズで形容される気候現象が頻発するのだろう。気が重くなってしまうではないか。

今月後半はやたらと出張が相次いで、関西と九州と山陰に行かなければならない。台風とタイミングが重ならないように祈るばかりである。

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2018/07/24

東京の夏が 「昔より断然暑い」 ことを示すヒートマップ

東洋経済 Online に、"東京の夏が「昔より断然暑い」決定的な裏づけ -- 過去140年の日別平均気温をビジュアル化" という記事がある。圧巻なのは、下に示した 「ヒートマップ」 (クリックで拡大表示される) で、まさに最近の夏の暑さは昔の比じゃないことがいやでもわかる。

Temperature

この 「ヒートマップ」 は東洋経済編集部の荻原和樹さんの作成したもので、記事中では実際のマップの紹介に先立ち、次のように述べられている。

気象庁が今年 6月に公表した 「ヒートアイランド監視報告2017」 によると、過去 100年間で日本の気温は着実に上がってきた。その中でも特に温暖化の傾向が強いのが東京をはじめとする都市部だ。100年前と比べると、東京の年間平均気温は 3.2度上昇した。天候に関するニュースでは夏の最高気温が話題になることが多いが、上がり幅は夏よりも冬、最高気温よりも最低気温の方が大きい

「100年前と比べると、東京の年間平均気温は 3.2度上昇した」 というのはデータの語る客観的な事実であり、「最近の夏は、昔よりずっと暑い」 というのは、単なる 「気のせい」 ではないことがわかる。さらに、体感的にはあまり気付かれていないが、実は冬の季節の温暖化の方が著しいらしい。

作成されたヒートマップは、6月から 9月にかけての夏の暑さを 「見える化」 していて、その見方は、元記事に詳しく出ているが、要するに縦軸が年、横軸が月 (6月から 9月) を表し、下になるほど現代に近付く。そして 1日は小さな四角で区切られた枡だ。色が赤っぽいほどその日の平均気温が高かったことを示している。なかなかの労作である。

一目瞭然なのが、1920年代から東京の気温は上がり始めていて、とくに 1960年代の高度成長期の頃から赤の部分 (つまり気温の高かった日) の増加が目立つことだ。1990年代以後はさらに、赤の部分の横の広がりも目立つ。つまり夏の早い時期から本格的に暑くなり、しかも残暑が長引いているということだ。

このマップでは、赤い色は 「1日の平均気温が 30度以上の日」 を示している。決して 「最高気温」 ではなく 「平均気温」 なので、最高気温でいえば 35度以上の 「猛暑日」 というのもかなり多く出現しているはずである。

私の生まれ育った山形県の庄内地方は、1970年代以前は夏でも 30度になる日は珍しかった。家の中の寒暖計ではギリギリ 30度に達していても、測候所発表の最高気温は 28〜29度ぐらいのものだった。たまに 「本日の酒田の最高気温は 30度に達しました」 なんていうニュースを聞くと、なんとなく嬉しい気分にさえなっていたものである。

大学に入って上京した 1971年は、このヒートマップで見ると結構暑い夏だったようで、日中は喫茶店に逃げ込んでいた。それでもあの頃は最高気温が高くても 32〜33度ぐらいのもので、夜になれば多少は涼しくなり、最低気温が 25度以上の熱帯夜は少なかったから、エアコンなしどころか、扇風機もないアパートでもなんとか眠れたのである。「今は昔の物語」 だ。

ネット上では、「地球は過去 2年間、寒冷化の傾向を示している」 という指摘もあり、確かにこのヒートマップもそれを示しているように見えなくもない。しかし少なくとも、最近までは 「温暖化」 以外の何ものでもなかったわけだ。そしてさらに 「寒冷化」 という要素も生じているとしたら、要するに 「極端化」 ということになるんじゃなかろうか。住みにくい気候であることに間違いはない。

ちなみに私の田舎も、今では夏の最高気温が当たり前のように 30度を超える日が多くなっている。

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2018/07/13

思えば 6月下旬から天気が明らかにおかしかった

思えば 6月下旬から天気が明らかにおかしかった。6月末から 7月初めにかけては、異様に風が強かったのである。6月 29日の 「和歌ログ」 では、「今日は一日中強風が吹き荒れたが、日が暮れてから少しは弱まってきた」 とあるが、翌 29日には 「今日も風の強い一日だった。風に向かって自転車を漕ぐと、まるで坂道を登っているようだ」 とある。

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とにかくずっと強風だった。関東では 「史上最も早い梅雨明け」 ということで、突然のように猛暑が訪れたが、何しろ風が強すぎるので、あんなにカンカン照りなのに水蒸気が吹き飛ばされて入道雲ができず、一見すると澄み渡った秋の空である。暑さと視覚の間の違和感が尋常ではなく、6月 30日には 「夏空に積乱雲の沸き立たぬ強風の午後自転車を漕ぐ」 なんて歌を詠んだりしている。

関東で 「早すぎる梅雨明け」 なんて言われていた時から、太平洋には台風 7号がゆっくり進んできていて、その周りから吹き込む 「暖かく湿った風」 のせいで、九州は大雨になっていたのだった。そんな情報を知りつつも、関東ではただひたすら、「無茶苦茶な暑さなのに、風だけはやったら強いなあ」 と思っていただけだったのである。

7月3〜4日に紀州に出張し、南紀白浜空港との往復では、飛行機がガタガタに揺れて気持ち悪くなるほどだった。この時の関西の天気予報は 「一日中大雨」 ということで、晴れ男の私は大した雨には遭わずに帰って来れたものの、大阪方面は既に予報通りの大雨になっていたようなのである。この頃から、「なんだか、天気がちょっとヤバいかも」 と気になり始めていた。

気象庁が 「平成 30年 7月豪雨」 と命名した今回の豪雨の本番がやってきたのは、その直後である。とにかく前線が同じ所に居座り続け、最近はお馴染みの言葉になってしまった 「線状降水帯」 が大規模に発達して、西日本の同じ場所にずっと大雨を降らせ続けた。詳しくは今さら言うまでもない。

この豪雨にようやく一段落付いたと思ったら、さにあらず、天気の不安定さにはさらに拍車がかかり、一昨日の夜はつくば周辺で猛烈な雷雨に見舞われた。遠くの方でゴロゴロ鳴っているなと思っているうちに、いきなり地響きするような雷鳴がとどろき、途切れない稲妻で真昼のような明るさが続く。あちこちに落雷し、広範囲で停電してしまったようなのだ。

夜中になってからあんなにものすごい雷雨になったというのは、少なくとも個人的には初めての経験である。我が家の裏の川が整備される前の 10年前だったら、確実に道路が膝上まで冠水していただろう。ところが夜が明けてみると、周囲の道路は嘘のように乾いていた。治水が進んだこともあるが、地面の熱がよほど高くて乾燥しやすくなっていたんだろう。

私は 2011年の震災による原発事故が発生して以来、2年間は自宅のエアコンのコンセントを抜いていた。しかしそれ以後はどうも暑さのレベルが違ってきて、大袈裟じゃなく 「命の危険」 すら感じることがあるため、控えめにエアコンを使うことにしている。我が家の屋根には太陽光発電パネルが載っているので、昼は自前の電力でエアコンを動かせるのだ。「文句あるか!」 である。(参照

それにしても、夏の本番はこれからなのだ。9月まで猛暑が続き、10月になっても台風が訪れ、一度や二度ならず大雨も降るだろう。とにかく最近は天気が極端から極端に振れ、過去の常識が通じないことは、今回の水害でわかった通りである。覚悟しておくにこしたことはない。

今日も正午の段階で既に家の中の気温が体温を上回っているようで、我が家の階段の手すりが、日陰にあるのに妙に生暖かく、トイレのドアノブは 「熱い」 と言いたくなるほどだ。いつもの年だったら、まだ梅雨明けてないのに。

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2018/07/11

スタバのプラスチック・ストロー問題

スタバがプラスチック製ストローを全廃するというニュースが、結構注目されている (下の写真の左側)。なにしろプラスチック・ストローというのは、全世界でものすごい量が使われていて、捨てられてゴミになる量も大変なものらしい。これを全廃してしまえば、環境面での貢献はかなりのものだろう。

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で、そのちょっと後のニュースで、ストローを使わずに飲める新しいカップが開発されたともいう (上の写真の右側)。蓋の一部が盛り上がっていて、そこに直接口を付けて飲むらしい。それを使い捨てにしたらストロー以上の無駄遣いだが、リサイクルすると書かれてる。「だったら、初めからストローをリサイクルしろよ!」 と言いたくなるが、ストローは小さすぎてリサイクルには技術的問題があるなんて情報もあり、詳しいところはよくわからない。

このニュース、個人的にはあまり身に迫ってこないのだよ。私は半世紀近く、コーヒーショップで 「ホット・コーヒー」 以外の注文をしたことがないから、ストローなんて使う機会がない。ちなみに店ではつい、「コーヒー」 とだけ注文して、「ホットですか、アイスですか?」 なんて聞かれることが多い。

私としては 「フツー、『コーヒー』 と言ったら、ホット・コーヒー以外ないじゃん」 と思ってしまうのだが、世間一般にはそういうわけでもないらしい。とにかくコーヒー・ショップで辺りを見回すと、アイス・コーヒーを飲んでいる客がやたら多い。夏はとくにそうだが、冬でも珍しくない。

私がしょっちゅう海外出張していた 1990年代頃までは、外国では 「コーヒー」 といえば 「ホット」 以外にないといってもいいぐらいのもので、日本人が "Ice coffee, please" なんて注文してもわかってもらえないことが多かった。「海外では ”Iced coffee" って言うんだよ」 なんて言う中途半端な訳知りもいたが、そんな風に言っても、ないものはないのだから通じない。

ただ、最近は外国でも "iced coffee" が出現して、一般的になっているらしい。私にはどうしても 「奇妙で面倒な飲み物」 に感じられるのだが、まあ、世の中はそっちの方に進んでいるみたいなのだ。米国でストローが問題になっているのは、フツーの冷たい飲み物以外に、"iced coffee" が増えていることも背景にあるのかしらん。

ただ、個人的には、コーヒー・ショップに入ったら、フツーのコーヒー (つまり、ホット・コーヒーね) を飲めばいいじゃないかと、今でも思うのである。紙コップなんかも使わずに、陶器のコーヒーカップでブラック・コーヒーを粛々と飲むのが一番だし、第一余計なゴミも出ない。

ただ、世の中、そうはいかないみたいなのだね。甘ったるいものを飲みたがる客も多いようなのだ。面倒なものである。

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2018/07/08

「数十年に一度の気象災害」 が毎年ある時代

西日本の豪雨被害は、大変な規模になっているようだ。下の画像は 7月 7日時点の 72時間降水量を示しているが、その後に岐阜県などでも雨量が増し、さらに北日本にまで被害は広がりそうだ。

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ニュースによると、8日の朝の時点で死者の数が 50人を越していて、さらに増えそうだ。気象情報が発達していなかった前世紀には、このくらいの規模の被害がざらにあったが、今世紀に入ってからは記憶にない。

思えば、最近は 「記録的大雨」 とか 「過去に経験したことのない大雨」 とかいう言葉で表される気象災害が頻発している。ニュースを聞きながら、「おいおい、『数十年に一度の気象災害』 って言葉は、去年も一昨年も聞いたよな」 と、思わず呟いてしまった。そんなのが毎年起こってたまるものか。

近頃は気象の傾向が変わってしまったんじゃないかと思う。「何でもかんでも温暖化のせいにするな」 という人もいるが、これなんか温暖化と無関係とは思われない。

最近は極地の氷が溶けてしまっているという。だったら、地球上の水が氷として固定される割合が減って、「雨となる水の在庫」 が増えているのだから、ただでさえ暖かくなった地球上で蒸発して雨雲になり、地上に降り注ぐという、水の循環の総量が増えているのだろう。

CO2 削減に真剣に取り組まなければならない。野放図にクルマのエンジンをかけっぱなしにしたまま長時間駐車したり、エアコンをかけっぱなしにしたりといった行為は、確実に自分の首を絞めているのだ。

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2018/06/29

強風の真夏日

カンカン照りの真夏日だ。何もしていなくても汗が流れ落ちる。ただ、いつもの夏の真夏日とは少々様相が違う。空は真っ青でも風がやたら強いのだ。だからこんなに暑いのに入道雲がない。

上のビデオは、近くの田んぼの様子だ。真っ青な田んぼが強風に波打っている。穂の出かけた稲が台風の風に波打つという景色はお馴染みだが、青い田んぼがこんなに波打つ光景は、あまり馴染みがない。そして繰り返すが、背景の青空に入道雲のないのも、違和感の元だ。

ジリジリと照り輝く太陽の下で、そよとも吹かぬ風を待つというのが、いつもの夏である。しかしこの数日間、 「そよとも吹かぬ」 どころか、轟轟と音を立てて吹く風の止み間がない。まったくおかしな夏空である。

関東はこんなに晴れているのに、北九州は記録的な大雨だったのだそうだ。川崎町というところでは、1時間に 110ミリの猛烈な雨が降ったというから、尋常じゃない。雨雲レーダーを見ると、西日本から東北日本海側にかけて濃い青色で示される分厚い雨雲が連なっている。いわゆる 「線状降水帯」 ってやつだ。

関東にはこの雨雲がかかっていないが、強い風が吹きまくっているのは、低気圧に向かって吹き込む風がかかっているのだろう。とにかく、強風に煽られながら熱中症の心配をするという、あまり経験のない状況になっている。

「近頃天気がおかしい」 というのは、何年も前から何度も繰り返して言っている気がするが、その 「おかしさ加減」 は年々際立ってきている。今からこんな具合だと、本当の真夏になったらどんな猛暑になってしまうのかと、思いやられる。

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