カテゴリー「自然・環境」の286件の記事

2019/07/16

7月の日照時間がやたら短い

関東は 7月に入ってからの日照時間がやたら短い。我が家の屋根の上の太陽光発電パネルも手持ち無沙汰なんじゃないかと思うほどだ。モニターを見ても 7月 1日から 15日までの半月で 1日の発電量が 12kw を越えたのは、13.30kw を発電した 10日(水)だけで、あとは軒並み 10kw にも達していない。

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今月に入ってから発電量(オレンジ色の線)が消費量(水色の線)を上回ったのは、15日のうち辛うじて過半数の 8日だけだ。半月トータルでも、発電量が消費量をわずか 0.8kw 上回っているだけである。太陽光発電をしている甲斐がほんの僅かながらあるというのが救いといえば救いだ。

ちなみに 2、3日と 10、11日の天気が良かったのは、晴れ男の私がそれぞれ信州と関西に出張したからである。10、11日の関西は、関東ほどではなかったが、日中はなんとか天気がもった。13、15日も私の関係する野外行事があったので、日中はおおむね降らずに済んだ。私の晴れ男振りはなかなかしぶとい。

先月までは天気が順調で、5月と 6月のデータは下の画像の通り。5月なんて、発電量が消費量を下回ったのは 3日しかない。

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6月に入り、7日に関東甲信の梅雨入りが発表されたが、3〜4日ぐずついただけで、あとは比較的順調だった。梅雨前線は南九州に停滞して大雨を降らせたが、関東までは北上してこなかったのである。ところが 28日を過ぎてから本格的にぐずつき始め、お天道様を拝める時間がやたら少なくなって今日に到っている。

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予報会社のウエザーマップによれば、来週は「梅雨明けラッシュ」になるらしい(参照)。沖縄は既に梅雨明けしているが、九州南部から東北北部まで、東北南部を除いて 23日から 26日にかけて梅雨明けになるとの予想である。ちなみに東北南部も29日には梅雨明けになると予想されている。

関東甲信の梅雨明けは 23日との予想だ。ようやく月末近くになって、夏らしい発電量が期待されることになる。さらに 27日の土曜日はまたまた私の関係する野外行事(しかも信州の山)が予定されているので、ありがたい。

 

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2019/07/10

2100年の夏は、とんでもない暑さになるらしい

温暖化対策が十分に取られない場合、81年後の 2100年の夏の東京は 43.3度の暑さになってしまうと予測するビデオを環境省が発表した。夏だけでなく、2月でも熱中症になるほどの気温が常態化するという。

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上の写真をクリックすると、環境省作成の ”「2100年未来の天気予報」(新作版)を公開しました” というページに飛ぶ。行った先で画面をやや下方向にスクロールすると(この一手間かかるのが、お役所のページの作り方のちょっとウザいところ)、ビデオ画面が左右に 2つ並んでいる。

左側が <2100年 未来の天気予報 『1.5℃ 目標』未達成・達成 夏> (10分18秒)で、右側が <2100年 未来の天気予報 『1.5℃ 目標』未達成・達成 冬>(8分30秒)というタイトルだ。いくらお天気キャスター役にアイドル(名前はビデオ中で自分で名乗ってたけど忘れた)を起用しても、このタイトルのまどろっこしさにはやっぱりお役所仕事を感じてしまうなあ。

要するにどちらのビデオも、産業革命以前からの気温上昇を 1.5℃ に抑える目標を達成できなかった場合と、できた場合の 2通りの 2100年頃の天気予報を紹介している。左がその「夏版」で、右が「冬版」というわけだ。

達成できなかった場合は、東京の夏の最高気温がごくフツーに 43.3℃ ぐらいの 「激暑」になってしまうという。風呂の湯温がそんなに高かったら、熱くて入れないレベルだ。

そして気温上昇を 1.5℃ に抑えることに成功した場合でも、夏の最高気温は日本各地で 40℃ 内外というのが常態化するという。まったくもって「即物的に生きづらい」時代になる。私や私の子どもたちの世代はそこまで生きていないが、だからと言って「後は野となれ山となれ」で済ませるわけにいかない。

実際問題として 2100年まで待たなくても、既に夏の猛暑はひどいレベルになっているし、雨の被害も甚大だ。温暖化対策は急務なのだが、安倍政権はこの問題に真剣に取り組んでいるように到底思えない。参院選での私の投票基準は、ここに置きたいと思っている。

ちなみに現時点で地球上の再生可能な森林面積は米国全体の広さぐらいあって、その面積の再生に成功すれば、過去 100年近くの CO2 排出量を相殺できるという論文があるらしい(参照)。ただ、森林再生には長い時間がかかるので、今の勢いで温暖化が続くと、再生可能な面積は 2050年までに 5分の 1 に減ってしまうというのだ。

このままだと、人類は「滅亡の道」を辿っているわけで、「それまでには、はかない命への未練を捨てちゃいましょうね」という話だ。個人的には「命への未練ぐらいなら捨ててもいいや、別に」なんて思っているが、未来世代全体にそのツケをまわすのはちょっと心苦しい。ということは、今、ぐずぐずしている隙はないのだね。

 

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2019/06/27

令和初の台風が既に「台風 3号」だなんて

夕方前に外出先から帰宅してニュースを聞くと、日本の南岸を進んできた熱帯低気圧が台風に変わったと言っていた。「令和初の台風」なんていうから「台風 1号」なのかと思ったら、既に「台風 3号」なのだという。じゃあ、1,2号は 5月になる前に発生していたのか。

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驚いて早速 Wikipedia にあたってみたら、台風 1号(パプーク)はなんと、今年の 1月 1日に発生している。前年の 12月 30日に発生した熱帯低気圧が、年をまたいで台風 1号になっていたのだ。

1月 1日に台風が発生したのは、1951年の統計開始以来初めてのことなんだそうだ。そうだろうね。1952年生まれの私も、そんなのは初めて聞いた。「温暖化もここまできたか」と思うばかりである。Wikipedia によると、この台風のその後はこんな具合だ。

やや発達しながら西に進み、タイランド湾を通過したのち、4日 21時頃にタイ南部のクラ地峡に上陸した。その後、5日 0時前に東経 100度線を通過して気象庁の観測範囲外となったため、台風からサイクロンとなった。台風が東経 100度線を通過してサイクロンになるのは 1997年の台風 26号以来約 21年ぶりである。

統計 100度線より西に行っちゃうと気象庁の管轄外になって、呼称も「台風 (typhoon)」ではなく「サイクロン(cyclone)」になるというのも、今日初めて知った。というわけで、今年の台風 1号は、日本への影響がなかったので大きなニュースにはならなかったが、実は異例ずくめの台風だったようである。

そして 2月 19日にマーシャル諸島近海で発生した熱帯低気圧が発達して、20日に台風 2号となった。23日には「非常に強い」勢力となり、マリアナ諸島近海で中心気圧 925hPa・最大風速 50m/sと、2月としては中心気圧が最も低い台風となった。

その後 24日には台風は一旦勢力を落としたものの、25日に再発達し、中心気圧 915hPa・最大風速 55m/sの「猛烈な」勢力となった。とにかく、観測開始以来、2月の台風としては最も強い台風だったらしい。

こうして見ると、平成最後の 2つの台風は、かなり異例な動きを示していたようなのである。「令和初の台風」となった 3号も、その延長にあるのだろうから油断できない。夜になって、つくばの地でも風の音がかなり大きくなった。

とにかく最近の天気は極端から極端に振れがちだから、警戒が必要である。ちなみに今回の台風 3号のアジア名は、セーパット(Sapet)と名付けられたそうだ。

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2019/06/24

肉も食わないし、マグロやウナギも食わないのだ

「知識連鎖」というサイトに本日付で "ベジタリアンの肉食批判「畜産が飢餓を助長」「食糧不足」は嘘?" とい記事が発表されている。"マグロはなぜ鶏肉より10倍も高い価格なのか?"、"ベジタリアンの肉食批判「畜産が飢餓を助長」「食糧不足」は嘘?"、”肉食のせいではない…世界で飢餓が起きている本当の理由” という見出しが目を引く。

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私は肉食を止めてかなり経つ。肉を食べないのは、先月 25日付の「長生きしたくて肉食を避けてるわけじゃないので」という記事に書いてあるように、ある意味倫理的な理由からだ。

「米国人と日本人が 5回に 1回肉料理を減らすと、世界から飢餓がなくなる」という短絡的なプロパガンダがあるが、ことはそんなに単純なわけじゃない。しかし肉食の増加が世界の食糧事情を圧迫するのは確かなことだから、私は「やぁめた!」と言っているわけである。

世界の貧困国で飢餓が発生するのは食糧不足からではなく、干ばつや戦争などの理由によるものだとの指摘もある。しかしその干ばつなどの気候変動も、昨今の自然破壊との関係が深く、戦争にしても限られた資源の奪い合いから発生する側面がある。

短絡的な見方をすれば肉食と饑餓は直接的因果関係では結ばれないが、視野を拡大すれば環境問題が回り回って饑餓をもたらすことは否定できない。「肉食が饑餓の原因ではない」というテーゼ自体も、それはそれ、結構短絡的な理窟には違いないのである。

さらに肉食だけでなく、マグロなどの養殖においても、「マグロを 1キロ太らせるのに必要な餌の量が生魚換算で 15キロ程度必要」と言われていて、「牛肉 1キロに穀類が 7キロ」というのよりタチが悪い。しかしだからといって、私としては「マグロを食うより肉を食う方がマシ」とは考えない。

このブログでも何度も書いているが、私は肉を食わないだけでなく、マグロもウナギも食わないことにしているのである(参照)。二者択一というのもまた、「短絡的な理窟」にほかならなず、「ブーメラン」になってしまう。両方遠ざければいいだけの話だ。

要するに、込み入って面倒な背景のある食い物は、食わない方が気が楽だということだ。

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2019/06/23

トイレットペーパーの「使い切り」とは

最近はビジネスホテルでもエコ関連の取り組みが進んできていて、バスルームのトイレットペーパーも、使い切るまで新しいロールに交換されない場合が多い。滞在中に使い切ったら、棚の上にある新品のロールを自分で装着するというシステムが一般的になった。

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昨日までの出張で宿泊した「スーパーホテル」という全国チェーンのビジネスホテルは、かなり前から "LOHAS"(Lifestyles of Health and Sustainability)を売り物にしていて、エコ対策では先進的な企業である。バスルームのトイレットペーパー・ホルダーにも、その旨の断り書きがしてあって、私がチェックインした時には、ロールがかなり小さくなっていたが、これで苦情を言ったら野暮というものである。

ちょっと前まではほとんどのビジネスホテルで、トイレットペーパーは常に新品がホルダーに装着されていた。ということは、前の客がチェックアウトする度にロールを交換していたのだろうから、その無駄はかなりの量になっていたはずだ。

昨日、このホテルでの朝食の際に、隣のテーブルの客が誤ってコップを倒して水をこぼしてしまった。こんな場合、昔だったら従業員がティッシュボックスをわしづかみにして駆けつけて、20〜30枚ぐらいの束をごそっと引っ張りだし、それで水を拭き取っていたものである。

しかし昨日はテーブル拭きのクロスをもった従業員が来て、さりげなく拭き取って始末していた。時代は変わって、これが今のスタンダードである。

ただ惜しむらくは、上の写真のトイレットペーパーホルダーに貼られたシールの表示で、「トイレットペーパーの使い切りにご協力お願いします」という日本語の下に "Please use up the toiletpaper till the last." とあることだ。これ、トンデモ英文である。

「(滞在の)最後までにトイレットペーパーを全部使い切ってください」としか読み取れず、エコとは真逆の意味になってしまう。これ、フツーは二泊や三泊しても無理な話だから、事情を知らない外国人客は、「なんでまた、そんなに大量にトイレットペーパーを使うことを強制されるんだろう?」と思うことになるだろう。

どうしても英語で言わないと気が済まないなら、"Toiletpaper rolls are not replaced everyday due to our LOHAS operation. New one is on the rack behind you." (私どもの LOHAS 的運用に沿い、トイレットペーパーは毎日交換されません。新しいロールは後ろの棚にあります)ぐらいになっちゃうのかなあ。これならいっそ、"New roll is on the rack behind you." だけにする方がすっきりするよね。

まあ、そもそも日本語表示の方にしても文字通りに読んだら「全部使い切れ」ってことになり、言葉不足であることに違いはないのだが。

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2019/06/22

今回の出張は、晴れ男の本領発揮。次回はどうか

出雲への出張を終えて戻ってきた。先週半ばから週間天気予報を見ていた段階では、今日の出雲地方は曇りのち雨ということだったが、ずっと薄曇り、時には薄日がさすという天気で、傘をさすことは全然なかった。

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逆に、夜に取手駅に着いてバスに乗ると小雨が降り始め、途中では本降りになった。さしもの晴れ男の私も、「バス停からは家まで降られるしかないかな」と覚悟していたが、バスを降りると雨は止んでいて、結果、一日中傘をささずに済んだ。晴れ男は梅雨時でもしぶとい。

ネット・ニュースを見ると、「来週 梅雨前線ついに北上、活発化 大雨のおそれも」という日本気象協会発のニュースがあった。「本州から南に離れて停滞していた梅雨前線が、ついに本州付近まで北上してきます」ということで、ようやく本格的な梅雨に突入するらしい。

そんなわけで今回の出張はギリギリ雨には降られずに済んだが、再来週、7月初めに信州の山の中に出張しなければならない。さあ、次回も晴れ男のしぶとさを発揮できるか、今から楽しみである。

 

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2019/06/05

要するに「ウナギは食わない」ことにしちゃえばいいのだ

日経ビジネスの「オンラインゼミナール」に、"あなたも食べてる「違法ウナギ」排除 イオン新商品の画期" という記事がある。中央大学法学部准教授の海部健三が寄稿したものだ。

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ニホンウナギは国際自然保護連合(IUCN)や環境省によって絶滅危惧種に指定されており、人工飼育によって卵を産ませる商業的技術は確立されていないため、天然ウナギの子であるシラスウナギを捕獲して養殖している。しかしこのシラスウナギの多くに密漁・密売が関与しており、これら違法なウナギが通常の流通の中に多く混じっている。

海部氏は「2015年漁期に国内の養殖池に入れられたシラスウナギ 18.3トンのうち、約7割にあたる12.6トンが、密輸、密漁、無報告漁獲などの違法行為を経ていると考えられます」と書いている。要するに、まともな流通を経ているウナギは国内では 3割しかなく、しかもそれらは流通の中で混じり合ってしまうため、どれが適法なウナギかを特定することはできないというのだ。

というわけで、そこまでして絶滅危惧種を食うなんて野蛮なことをしたくないので、私は 6年前からウナギは食べないことにしている。それについて何本か書いてもいて、代表的なのは以下の 3本だ。

当面、ウナギとマグロは食わないことにする(2013.6.14)
「ウナギとマグロは食わないことにする」 ということについて(2013.8.3)
ウナギを食うのは早めに諦める方がいい(2016.9.26)

さらに昨年は 「ウナギのかば焼きが 2.7トンも廃棄されている」という怒りの記事まで書いている。違法な流通で入手した絶滅危惧種のかば焼きを、挙げ句の果てに「売れ残った」からと言って廃棄してしまうなんてやつは碌な死に様をしないと、ここで言っておく。

トレーサビリティの取れたウナギを販売するというイオンの姿勢は立派だが、それとて取扱量の一部に留まり、「違法なウナギは一切取り扱いません」というわけじゃないようなのだ。しかも「適法」というのも第三者の認定を得た上での話じゃないというのが、ちょっと中途半端な印象である。

だったら何度も言うように、「ウナギは食わない」ということにしてしまえば話は簡単なのだ。土用丑の日にウナギを食わなかったからといって死んでしまうわけじゃあるまいし。

 

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2019/06/03

エベレスト山頂付近の渋滞に思う

エベレストで死者続出、何が起きているのか」というニュースの画像を見て、思わず「うひゃあ!」と声を上げてしまった。頂上へのルートが登山者の列で大渋滞を起こしている。

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上に紹介した写真は、5月 22日に、1人の登山家が公開したエベレスト山頂付近の写真であるらしい。こうした大渋滞が影響してか、今年は既に 11人の登山者が死亡しているといい、そのほとんどが高山病で亡くなっているとされている。

平地の人混みを歩くのとはわけが違うのである。標高 8,000メートル以上の登山ルートで大渋滞が発生してしまったら、苛酷な自然状況の中に長い間置かれることになる。記事では「12時間で登れるところを未熟な登山者が20時間で登れば、当然酸欠になり高山病になる」と指摘されている。

私も山登りは大好きで、若い頃は暇さえあれば山に入っていたが、人気のある北アルプスには足を向けなかった。よく行ったのは奥秩父、南アルプスの 2,000〜3,000メートル峰と、北八ヶ岳、東北の朝日連峰などで、いずれもあまり人混みにはならない山域である。

穂高や槍ヶ岳などの岩稜に象徴される北アルプスに人気があるのは、ヨーロッパ・アルプス的な雰囲気があるからだろう。しかし私はそうした人気のコースよりも鬱蒼とした森の中や誰もいない尾根ルートなどを歩くのが好きだった。何しろ人に会いに行くのではなく自然の中に浸りに行くのだから、当然そうなる。

夜を越すのも山小屋ではなく、テント泊だ。狭い山小屋の中で山談義に花を咲かせ、人と折り重なるようにして寝るのは真っ平である。そのうちテントすら余計な障壁のように感じられて、タープ 1枚を斜めにさしかけ、その下でゴアテックスの透湿防水カバーに入って寝るようになった。

夜の山の中で外界との障壁幕のない眠り方をすると、月明かりの下で結構いろいろな動物が行き来しているのがわかる。彼らの 2つの目が月明かりを反射して行き来しているのを見ると、とても懐かしい気分になるのだ。山小屋で人とばかり話をしていたら、こんな気分にはなれない。

渋滞を承知でエベレストに登るというのは、山に登るというより「数字に登る」という意識なんじゃなかろうかと思ってしまうのだよね。

 

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2019/04/01

フィンランドの湖が森林火災を防ぐ

昨年、カリフォルニア州などの森林火災で多くの損失を蒙った米国では、「望ましい森林管理のあり方をフィンランドに学べ」 との気運が高まっている。同時にフィンランド旅行もブームになっているらしい。

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トランプ大統領は昨年フィンランドのニイニスト大統領と会談した後、「フィンランド大統領は、『我々は森林と湖の国だ。フィンランド人は森の中の湖の管理に多くの時間を費やしていて、その水分によって過度な乾燥を防いでいる。だから何の問題も抱えていない』 と語っていた」 と発言した。森林管理の鍵は、湖の保全にあるというわけだ (参照)。

フィンランドの森林管理がよほど気に入ったと見えて、トランプはその後、"LAKE AMERICA GREAT AGAIN" (アメリカを湖で再び偉大に) をベースボールキャップに掲げて、あちこちでアピールしている。

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一部では、ポピュリストで自国経済至上主義のトランプが、自然保護を重視するエコロジストに変身するきっかけになるのではないかと、彼のこの発言が不思議に歓迎されているという。世の中、何が幸いするかわからない。

いずれにしても、米国は五大湖をはじめとして、案外湖の多い国である。この国が自然保護に力を入れてくれさえすれば、地球全体のエコにもかなりプラス要因として働いてくれるだろう。

【4月 2日 追記】

ええ、毎度のことですが、エイプリルフールのネタですので、本気になさらないようにお願いいたします。

 

 

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2019/03/29

政府の南海トラフ地震対策ガイドライン

南海トラフ沿いでマグニチュード8クラスの巨大地震が発生するおそれが高まったと判断した場合に、沿岸部の一部の住民に1週間程度、避難してもらうことなどを盛り込んだガイドラインを政府がまとめたのだそうだ(参照)。

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ただ、そんなことを言ってもいろいろな疑問は晴れない。巨大地震発生のおそれが高まった場合に「避難してください」なんて言っても、現実的な説得力があるのだろうか。いや、説得力という以前にパニックになったりしないのだろうか。

「〇月〇日に巨大地震が来る」などという噂が立っても、それはデマに過ぎないからパニックに陥らないようにと言われている。日時を特定して地震発生を予測することなどできないからだ。しかし今回の政府発表では、「一週間後に巨大地震が来る」という公式情報が発せられるということになってしまう。その「公式情報」に確かな根拠はあるのだろうか。

気象庁のサイトには 「南海トラフ地震に関連する情報の種類と発表条件」というページがあって、南海トラフ沿いに発生する巨大地震に関して何か特別なことがありそうな場合には、気象庁が何らかの情報を発表するということになっている。「本情報の運用開始に伴い、東海地震のみに着目した情報(東海地震に関連する情報)の発表は行っていません」とわざわざ断っているのだから、南海トラフ地震は特別扱いという印象だ。

さらに「およそ1週間経っても巨大地震が発生しなかった場合は、『巨大地震注意対応』に切り替え、避難は解除しつつ、さらに1週間程度は住民に日頃からの地震への備えを再確認してもらうこと」などが盛り込まれているというのだから、ビミョーな受け取り方が求められる。現実的には「逃げろ」というから逃げたのに、「1週間経っても何も起きないから戻れ」なんて言われても、気持ち悪くて帰れないよね。

私は高知県には結構知り合いが多く、今月 11日には高知県の海岸間近の地域に出張し、しかも到着してホテルに入った途端に地震が来ちゃったりしたので、この問題に関してはかなり身近な関心がある。南海トラフ地震が本当に来ちゃったら、8年前の東日本大震災以上に被害になると予想されており、その可能性は日に日に高まっているので他人事ではない。

 

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