カテゴリー「自然・環境」の272件の記事

2018/12/04

今日は 「夏日」 になったところが多かったらしい

4日前の 11月 30日に 「あんまり天気がいいので、冬とは気付かない」 と書いた。そして今日はそれを通り越して、西日本を中心に気温 25度以上の夏日となったところが多かったらしいのである (参照)。

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今日の昼頃、所用で 10km ほど離れたところまで自転車で行った。一見して寒そうには思われなかったので軽装で行ったが、それでもかなりの汗をかいた。完全な夏装備で行った方がよかったかもしれない。

今年の夏は文字通りの 「死ぬほど暑い」 夏だったが、師走になっても凍える寒さはまだ体験していない。ずっと小春日和のままである。関東は小春日和で西日本は夏日というのだから、ちょっと尋常じゃない。

ここ 2〜3年、冬は結構寒かったという印象がある。ただ、それでも昨年 12月 8日の 「今日は寒くなったとはいえ、地球温暖化を実感」 という記事で、次のように書いている。ちょっと調べれば一昔前と比べれば暖かくなっているのがわかる。

ここに引っ越して来た頃の冬は、本当に寒かったのである。1981年 1月の平均気温は 1.0℃で、4年後の 1985年 1月なんて、0.2℃だ。ところが 1995年頃から 1月の平均気温が上がってきていて、最近ではずっと 3℃以上の数字を示している。

つまり、ここ数年の体感だけだと 「結構寒い冬」 に感じられ、ということは 30代前半ぐらいまでの人たちは 「冬は寒い」 と実感しているかもしれないが、気象庁のデータを見れば、1月の平均気温が、33年前と比べて概ね 2度以上高くなっているのがわかる。断然暖かめになっているのが一目瞭然なのだ。

1月の平均気温が 2度以上高くなっても真冬だからまだいいが、8月の平均気温がそれだけ上がったら、大変な暑さになって、死者が増えてしまう。地球温暖化は夏よりも冬の気象において顕著だと言われるが、まさにその通りだ。極致の氷が解けてしまっているのが大問題なのだもの。

とはいえ何度か書いていることだが、最近の気象現象は 「温暖化」 というより 「極端化」 という方が実感に沿うので、これから先、どんなに極端な気候の冬になっても動じないように、覚悟しておこう。今週末からは本格的寒さになるというし、何しろ、エルニーニョの年は春先に関東で大雪になる傾向があるようだから。

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2018/11/30

あんまり天気がいいので、冬とは気付かない

今日も関東は小春日和で暖かい。今、11月 30日の 午後 4時過ぎで、天気図を見ても関東付近の等圧線はだらっとなだらかである。これでは夜中になっても風の強まる気配はないから、東京地方では木枯らし 1号の吹かない 11月となることがほぼ決定である。これは 39年ぶりのことらしい (参照)。

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今日はここ、つくば周辺でも妙に暖かく、小さな羽虫がやたら発生している。クルマの窓を開けると、そんなのがどんどん入ってくるので、気持ちよく窓を全開で走るわけにもいかない。

この夏がやたら暑かったせいで、体がかなり夏向きになってしまい、今月半ば過ぎまでは案外肌寒く感じることもあったが、それに慣れてしまうと、もう妙な暖かさのみが気になる。最近は夜中になってもクルマの暖房を点けて走ったことがないし、さらにはエルニーニョまで発生しているらしく、そうなるとますます暖冬傾向が強まる。

思えば 18歳で山形県の庄内から上京し、初めて晩秋を越した時も、冬が来ているとは少しも気付かなかった。故郷の冬と言えば、ほぼ毎日のように暗い雲が立ち籠め、風速 20メートルの吹雪になる。ところが 11月を過ぎても東京の空は明るく、それほど冷たい風も吹かない。それにあの頃は学園紛争で大学はずっとロックアウト状態だったから、夏休みがそのまま冬休みになだれ込むようなもので。メリハリがないのである。

「あんまり天気がいいから、冬とは気付かなかったよ」 と言うと、周囲の連中は 「冬って大抵天気がいいもんじゃないの?」 なんて言う。その時初めて、「ああ、自分は故郷を離れて東京暮らしをしてしまっているのだ」 と、しみじみ思ったものだ。

そして今、あまりにも冬らしくないので、47年前の感覚を思い出してしまい、「あんまり天気がいいから、冬とは気付かなかったよ」 と、もう一度言いたくなった。温暖化は留まるところを知らない。

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2018/11/27

中国の砂嵐による黄砂被害と、米国のダスト・ボウル

中国で大規模な砂嵐が発生しているらしい (参照)。高さ 100m に達するという 「砂の壁」 が都市に迫る画像が衝撃的だ。

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中国メディアによると、甘粛省ってどこにあるのだか知らないが、そこで 25日午後、大規模な砂嵐が発生、近いうちに 1400km 離れた北京に到達すると見られているという。ニュースで紹介された写真はネット上に投稿されたもので、上空 100m に達する砂嵐が捉えられている。

この砂嵐が北京に届いたら、当然ながらその東にある日本海を越えて日本にまで届く。過去にもそうしたことが何度かあった。私の故郷の山形県酒田市でも、洗濯物が黄色の砂で汚れてしまうなんてこともあったから。

こうしたニュースを聞くと、1930年代の米国中西部で起きた 「ダスト・ボウル」 を想起してしまう。試しにこのリンク先の Wikipedia ページに飛んで、冒頭にある写真をご覧戴きたい。現代中国の写真との間で 「デジャブ感」 が湧き上がるだろう。

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スタインベックは 『怒りの葡萄』 で、このダスト・ボウルを描いた。またウッディ・ガスリーの歌った一連のダスト・ボウルの歌は、現代のボブ・ディランに至るまで大きな影響力をもたらした。

米国のダスト・ボウルは、白人の入植者の大草原開拓による表土破壊が原因だった。大規模な現象としては、1930年代で一応の終結をみたが、中国の砂嵐は今後どんなことになるのだろう。

過去数十年間の中国の砂漠化の主原因は、過伐採、過放牧、過剰耕作など人為的なものが大きいとされている。中国北西部の農耕や牧畜は急激な人口増加に対応するため、長く行われてきた移動型から、定着型に変化している。乾燥地域での定着型農業や牧畜は土地への負荷が大きく、水不足によってさらに砂漠化が進行しやすくなる。

環境破壊の規模はさらに拡大され、被害はますます大きくなる一方に思われてしまう。

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2018/11/24

博多のサル騒動にちなんで

Google ニュースで 「博多駅前や女子高付近、大型のサル目撃情報」 という見出しを見つけ、「大型のサル」 とか言うから、思わず 「それ、俺だったんだけど、何か?」 なんてボケようかと思ったが、動画を見れば明らかにホンモノのサルである。

ググってみたところ、「大型のサル」 と言っているのは読売新聞だけで、他のメディアは単に 「サル出没」 と報じている。そしてビデオを見る限りは、ごくフツーの大きさのニホンザルだと思う。ちなみに、読売の記事も本文には 「大型」 とは一言も書かれてなくて、どうやら見出しだけ 「盛った」 みたいなのである。

動画では 12〜13秒目あたりで、黒いコートを着た女性が、間近に来たサルに手を差し伸べたりしている。よっぽど動物好きなんだろうけど、これ、結構危険な行為だから止めた方がいい。ニホンザルをしょっちゅう目撃する私の故郷、山形県では、野生のニホンザルと目を合わせてはいけないというのは 「県民の常識」 となっている。

実際にビデオを見ても、このサルは塀から飛び降りる直前に一瞬大きな口を開けて、女性を威嚇している。引っ搔かれたりしなくて、本当によかった。もしかして誰かに飼われて人慣れしてたのが脱走したのかもしれない。

ちなみに関東では 「動物注意」 という黄色の道路標識に描かれている動物のシルエットは、タヌキぐらいがせいぜいだが、東北地方に入ったとたんにそれがシカになり、カモシカやサルになり、さらに行くとクマになる。こうしてみると、日本という国もなかなかのものだ。

とはいえ我が故郷でも、街中までサルが降りてくるのはさすがに稀なことで、目撃情報があるとすかさずローカル・ニュースで注意が呼びかけられる。時にはクマ、カモシカなどの出没情報も流されるが、秋田などはさらに上を行っている。秋田駅にほど近い千秋公園にカモシカが 2家族棲んでいると言われ、彼らが駅前を散歩するぐらいではニュースにもならないらしい。

野生動物を頻繁に目撃するのは、東北の背骨みたいな存在の奥羽山脈を一般道で (高速道路ではダメ) 横断する時だ。曲がりくねった道をゆっくり登っていくと、カーブを切ったところでサルの群れが道路に落ちた木の実を必死にあさっているのに遭遇したりする。これはなかなか壮観だ。

ことさらにエンジンを吹かして通り過ぎようとすると、サルも怯えて逃げ去るが、驚かせないように道の反対側を静かにゆっくり通り過ぎると、彼らもじっとこちらを注目してくれる。いつでも逃げられるように警戒しているのだろう。

よく見ると、一きわ体の大きいボスザルみたいなのがいて、小さな子ザルは母ザルの近くでチマチマと木の実を食っている。これはかなり可愛らしい。クルマを停めてずっと見ていたくなるが、そうも行かずに通り過ぎることが何度かあった。

山間の地域では、サルも図々しくなって、民家に入り込んで冷蔵庫の中の食い物をあさるなんてこともあるらしい。こうなると、ちょっとしんどいかもしれないね。

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2018/11/21

気候変動を如実に感じる今日この頃

先月 17日に行った広島で、「平成 30年 7月豪雨」 の被災地にも立ち寄ってみた。この豪雨の際の記録は、NHK 広島の 2人の女性記者が 「7月6日夜 広島で起きていたこと」 として残している。そしてその惨状は、3ヶ月経っても生々しく残されていた。

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上の写真はその際に撮った中の 1枚で、広島市から呉市に向かって海岸線を走り、ほどなくのところにある小屋浦という地区の様子である。海岸近くまで迫った丘陵の砂防ダムが決壊し、押し流された樹木が直撃して、外壁がぶち破られた家だ。その手前にあったアパートと家屋は、跡形もなく流されてしまったという。

大量に流れ落ちてきた樹木が海岸近くの橋桁にせき止められ、川の水があっという間に周囲にあふれ出して、前代未聞の大水害になった。10月の時点では、カラカラに乾いた土砂がまだ家の中を埋めていた。実際にみる状況は、NHK の女性記者が残した記録から受ける印象を上回る悲惨さで、私は 「あの時の女川と同じだ」 と思った。

「女川」 というのは、東日本大震災の津波で町がまるごと消えてしまうほどの大被害を蒙った宮城県の女川市のことである。妻の弟の妻が女川出身で、彼女の実家では 7人家族のうち 5人が帰らぬ人となった。私は 3年後に女川を訪れたが、家々の土台まで流されてがらんとした空き地だけが斜面に残されていた。

そして今、遠く離れた米国カリフォルニアでは、前代未聞の森林火災が広がっている。「数十年に 1度の規模の天災」 と言われる災害が、毎年のように世界のあちこちで起きている。これはもう、尋常なことではない。地球規模で気候がおかしくなっているのを如実に感じる。「落ち葉かき」 程度で解決できる問題じゃないのだ。

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1954年の洞爺丸台風や、1959年の伊勢湾台風の頃の台風被害も大きかった。しかし当時は天気予報が今ほど進んでおらず、気付いた時には台風に襲われているという時代だったので、まともな事前対策ができなかった。ところが今はかなり正確な予報がもたらされるにも関わらず、なすすべのないほどの大災害となる。

今、米国のトランプ政権も日本の安倍政権も、こうした気候変動にまともに向き合う対策をとろうとしていない。こんなことでは完全に手遅れとなり、次世代への責任を果たせないだろう。

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2018/11/17

カリフォルニア森林火災の原因

米国カリフォルニア州で森林火災が頻発して大きなニュースになっている。何しろ空気の乾燥具合が半端じゃないので、ちょっとしたことで火が燃え上がってしまうというのだ。

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ニュースでは 「自然発火してしまうほどの乾燥」 などと言われるが、本当にそんなに頻繁に自然発火なんてしてしまうものなのだろうか。

中学生の頃だったか、板にちょっとしたくぼみを作ってその中にノコギリ屑を盛り、棒を押しつけてきりもみさせ、摩擦熱で発火させるという実験をしたことがある。ものの本には、原始人はこのようにして火を起こしたと書いてあるのだが、実際にはなかなか容易に火が付くものではない。

何人か交代でトライし続け、ようやく僅かに煙が立ち昇るようになる程度で力尽きる。たった 1度だけ、ポッと炎が上がったことがあったが、それも一瞬でしかなかったと記憶している。いくら 「湿度 10%以下の乾燥」 といっても、そんなに簡単に自然発火が起きるものだろうか。

試しにいろいろ検索してみたところ、森林の 「自然発火」 を積極的に肯定しているページはほとんどなかった。National Geographic の 2014年 5月20日付の記事は、「カリフォルニア山火事、95%は人為的」 としている。落雷による火花が原因の場合もあるが、多くは人為的な原因によるものだったとしている。

Naver まとめの「頻繁におきるカリフォルニアの 『山火事』 の原因。納得できるものから意外なものまで」 という 2015年 7月 18日の記事は、mamemoke さんという方が 「毎年疑問だったので調べてみました」 としてまとめてくれたものだが、その中で一応 「自然発火」 ということにも触れられており、その出典とされる Wikipedia では、次のように書かれている。

山火事の原因は主に2つに分かれる。1つが自然発火で、雷や火山の噴火などが原因となり発生する。まれにだが、枯れ葉同士が風で擦れあい、その摩擦で発生する場合や熱波の影響で発生する場合もある。

ここで注目すべきは、自然発火とされるものも多くは雷や火山の噴火などが原因とされており、摩擦で発火するのは 「まれにだが」 と但し書きされていることだ。やはり山火事の直接的原因となる 「火」 は、ほかからもたらされることが圧倒的に多いようだ。

このサイトでは他の原因として、「放火」、「電線が落下」、「草刈り機の火花」、「たき火の不始末」、「違法なキャンプファイヤー」、「狩猟者 (ハンター) による火の不始末」、「子どもの火遊び」、「花火」、「麻薬密売組織による、調理時の火の不始末」、「ゴルフ(!?)」、「救助を求めての放火(!?)」 というのが挙げられている。

意外なのは最後の 2つで、「ゴルフ」 というのは、「ラフに打ち込んだゴルファーが、リカバリーショットで草の下にあった岩をこすって、火花が飛び…」 というケースだ。「救助を求めての放火」 というのは、「米カリフォルニア州北部の森林公園に出産間近の女性が迷い込み 1人で出産、数日間身動きが取れずにいたが、助けを呼ぶためにつけた火が大きな山火事となり…」 なんてことらしい。いやはや。

いずれにしても、他の原因については具体的な実例が紹介されているが、「枯れ葉同士の摩擦」 ということに関しては、実例紹介が見当たらない。やはり山火事の原因は圧倒的に人為的なものが多いようなのだ。

ちなみに自然発火に含まれる 「落雷」 が原因ということに関しては、フツーは雷には雨が付き物なので、山火事の原因にはなりにくい。しかしカリフォルニアではあまりの熱波で上空の気温も上がってしまい、雷雲から落ちる雨が地上に届くまでに蒸発してしまって、乾燥したままの地表に雷だけが届くという 「ドライ・サンダーストーム」 が発生する (参照)。

いずれにしても、これほどまでの森林火災の多発は、地球温暖化に伴う熱波と乾燥がバックグラウンドになっていることが否定できない。トランプは 「州の森林管理の粗雑さ」 が原因と tweet したが、実はカリフォルニアの森林の 60%は連邦政府の管理下にあるという。「できるもんなら、自分で緻密に管理してみろよ!」 と、ブーメランが戻ってくるだけのようだ。

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2018/11/06

異常気象は今後も増え続けるという予測

今年の夏は異常としか言いようのない暑さだったが、時節は変われば変わるもので、少しはしのぎやすい季節になった。ただ、近頃はモデレートな気候は長続きせず、秋はすぐに終わって冬に突入する。

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National Geographic が 「夏の異常気象、2100年までに1.5倍に? 最新研究」 という記事を伝えている。「熱波、洪水、干ばつ、山火事など北半球の気象災害の原因、極端気象の長期化で」 という、うんざりするようなサブタイトル付きだ。

夏の暑さがこのまま極端な方向に向かい続けたら、もうこの地球には人間が住めないほどの状況になるまでに、それほどの時間はかからないという気がする。私の世代は、生きてももう 20年やそこらだろうからまだいいが (いや、あと 30年以上生きちゃったらどうしよう)、子どもの世代にとっては深刻だ。

こうした異常気象の主要原因は、ジェット気流の蛇行だと言われている。この現象が起きる要因は北極の平均気温が上昇というのだから、要するに地球温暖化が根本的な問題なのだ。上述の記事から引用しておく。

はるか上空を西から東へ吹く北半球の寒帯ジェット気流は、北極の寒気と熱帯の暖気の温度差によって生じる。北極は、他の場所よりも 2〜3倍も急速に温暖化しているため、気温差が小さくなり、ジェット気流が遅くなる。流れが遅い川と同じように、ジェット気流も遅くなると大きく蛇行しがちになり、夏の間は時に何週間もその蛇行が停滞することがある。

最近頻発するような異常気象が 2100年までの間に起きる頻度を、気象モデルを用いて予測すると、「わずかに減少する」 というものから 「3倍に増加する」 というものまで、さまざまな結果が得られたという。そして平均的な数値としては、異常気象は 「1.5倍に増える」 ということになったようだ。

今年の夏のような猛暑が、それほど珍しいものではなく頻発するようになるというのでは、堪ったものではない。対策としては石炭を用いた火力発電を減らすことが最も効果的であるというのだが、そのためには、原発ではなく太陽光、風力、地熱などの自然エネルギーを利用した発電をもっと増やさなければならないのだろう。

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2018/10/01

手応えたっぷりの台風だった

台風 24号は沖縄から列島に沿うように北上して、昨日20時過ぎに紀伊半島に上陸した。そこから 「非常に強い」 勢力のままスピードを上げて東海から東北を縦断し、今朝岩手県を通過して太平洋に抜けるというコースを取った。

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私個人に限っては、昨日付でも書いたように、仕事先への往復でもほとんど雨に降られることなく、問題なく帰って来た。上の写真は午後 5時過ぎの取手駅西口の様子である。ほとんどの店は早仕舞いして暗く、駅前にも人っ子一人いないのだが、パチンコ店だけは皓々と明かりを灯して営業しているのが、そこはかとなく異様なイメージだった。

帰宅してもしばらくは 「本当に台風なんて来るの?」 と言いたくなるほどの静けさだったが、夜の 11時を過ぎた頃から風の音が大きくなり、締め切った雨戸が大きくガタガタと鳴り出した。さらに 12時を過ぎると、風はさらに強まり、ゴウッという大きな音がする度に家がユサユサ揺れる。「なかなか手応えたっぷりの台風だなあ」 と思っているうちに日付が変わり、1時過ぎに部屋の明かりがフワッと消えた。

一度消えてすぐに点いたが、それも一瞬で、再び消えてしまうとあとは闇である。夜中の停電は怖い。iPhone でニュースを検索すると、あちこちで停電が発生しているという。

ほどなく TEPCO 停電情報というページに、私の住む地域で 1800軒以上が停電になっているとの情報が載った。「複数箇所で停電が発生しており、復旧には時間を要する見込みです」 なんて、嬉しくない但し書きまでついている。

私の住む地域は、7年前の東日本大震災の時でも停電せずに済んだので、思い出す限りでは 1984年のいわゆる 「五九豪雪」 の春先に関東でも結構な雪が降り、電線が付着した雪の重さのために切れて数時間停電した時以来、34年ぶりである。

停電直後は 「朝までには復旧するといいなあ」 と思いながら眠りについたが、何しろ家が揺れるので熟睡はできない。朝になっても停電のままで、所用で家を出る 12時頃になってもまだダメだ。そしていろいろ用を足して 2時半頃になって帰宅したら、やっと通電していた。12時間ぐらい停電していたようで、つくばの地に移転してきて最長停電記録である。

今年は日本列島が災害列島と化してしまった感があるが、こうしたことは日本だけにとどまらず、世界規模で進んでいる。世界気象機関 (WMO) は一連の異常気象が 「温暖化ガスの増加による長期的な地球温暖化の傾向と関係している」 と分析している (参照)。

地球はちょっと住みにくい星になりつつあるようなのだ。「環境対策より経済成長が優先」 なんていうのは、「命を失っても金さえあれば」 と言っているようなものだ。そして実際にはいくら経済成長策をとっても、環境悪化と災害による経済損失は成長を上回ってしまうようになるので、いずれにしても愚策である。

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2018/09/02

「好きな季節は夏!」 という子が激減したんじゃあるまいか

関東の学校の夏休みは例年 8月 31日までということだが、今年は 9月 1日、2日が土曜、日曜に当たるので、今日が実質的に夏休み最後の日となったようだ。ただ 8月 31日も含め、夏休み最後の 3日間は雨模様となった。

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「好きな季節は?」 と聞かれて反射的に 「夏!」 と答える子どもの数が、今年は激減したんじゃないかと思っている。例年この時期は行く夏を惜しむメランコリックな気持ちが湧いてきて、それは大人になってもあまり変わらないものだったが、今年に限ってはそんな感傷は微塵もない。「さっさと本格的な秋になってくれ!」 と思うばかりである。

この夏の暑さは、本当に 「体に悪い」 ものだった。熱中症で亡くなる人が半端な数じゃなかったことをみても、それは確実である。2011年の東日本大震災の後、2013年の夏が来るまでの 2年以上、「原発停止で電力不足だなんていうなら、エアコンなんて使わんわ!」 と、エアコンのコンセントを抜きっぱなしにしていた私が、何とまあ、この夏は朝からずっとエアコンのスイッチを入れっぱなしだった。

我が家の屋根には 3年前に太陽光発電パネルが乗っかったので、日中の暑い時にはしっかりとエアコンを使ってもまだ売電できる余裕がある。そんなわけで、「自分ちの屋根で作ってる電気なんだから、文句あるか!」 ってなもので、省エネ的にはあまり後ろめたさを感じないで済んだ。エアコン使わなきゃ命に関わる暑さだったのだからしょうがない。

中長期予報によれば、9月上旬の気温は最高でも 30度程度で、「猛暑は収まった」 ということのようだが、「それって、昔の真夏ぐらいの気温じゃないか!」 と言いたくなってしまう。30度がしのぎやすいと感じる体になってしまったというのは、かなり複雑な気持ちのするところである。

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2018/09/01

茨城県は 2日連続の猛烈な雷雨

茨城県は昨日に続いて、午後に猛烈な雷雨に見舞われている。下の写真は昨日の 「和歌ログ」 にも使った (参照) ものだが、午後 4時過ぎの、普段ならまだ明るくて見通しもいい時間帯に、クルマのライトを点け、ワイパーをフル回転させて運転した時のものだ。

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近所の奥さんがこの時間帯にスーパーに買い物に出かけていて、あまりの豪雨の恐ろしさに店のすぐ前の駐車場に停めた自分のクルマに戻ることができず、1時間近くも店内をウロウロしたと言っていた。その気持ちよくわかる。私もこの時間帯には、クルマのドアを開けて外に出ようなんて発想すらできなかった。

私の地元ではこの時、落雷で 300軒が停電したといい、この時の雨量が、1時間で 50mm というレベルだったそうである。ちなみに今年の夏は各地で 「1時間に 100mm を超える」 という雨量が観測されたというが、現場にいたらどんなにすごい雨だったか、想像を絶する。

既に何度も書いたことだが、近頃の天気は極端すぎる。この夏は 40度を超える気温が何度も記録されたし、雨も降らないと言ったら水不足になるまで降らず、降ると言ったら水害になるまで降る。「ほどよいお天気」 というのが少なくなってしまった。

来週の 5日頃には、「猛烈な」 レベルに発達した台風 21号が上陸しそうだという。実は私は、5日に仕事で九州に移動しなければならず、台風の影響で飛行機が飛ばなかったりしたら一大事なので、念のために早めに新幹線を予約した。東海道新幹線と九州新幹線を乗り継ぎ、8時間以上もかけて移動することになる。

仕事本番の 6日には、「台風一過」 で天気の心配はないだろうから、無事に仕事を終えたら飛行機で帰って来ようと思っているが、前日の移動は 「じっとガマン」 ということになるのだろうなあ。

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