カテゴリー「自然・環境」の248件の記事

2018/04/11

大変な強風だった

今日の朝のうちはほとんど無風状態だったのだが、昼前から急に風が強まって、さながら 「春の嵐」 の状態になった。4月になって風の強い日が何日か続いていたが、今日の風は断トツに強い。

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近所で販売されている新築住宅の幟や旗、掲示板などはすべてなぎ倒されて地面に寝かされている。ラジオの交通情報では、首都高でも強風のため閉鎖や車線規制が相次いでるようだ。

実は私は、この風が吹き始める直前に、15日からの出張のための指定席券を買おうと、自転車で取手駅に向かっていた。片道約 9km、往復 18km と、普段なら手頃な運動になる。ところが今日は出発して 5分足らずで急に向かい風が強くなった。「ありや、こりゃどうしたことだ?」 と思ったが、軽く考えてそのままペダルをこぎ続けたのが間違いのもとだった。

あまりの向かい風に、スピードメーターはママチャリ並みの 10km/h を越えたり越えなかったり。それどころか、登り坂ではほとんど止まってしまいそうになる。普段は 30分足らずで着くのだが、今日はひいひい言いながら 50分ぐらいかかった。その分、帰りは楽に時速 30km/h 出せて、20分足らずで帰って来たのだが。

帰り道は時速 30km/h 以上で走っても風をまったく感じず、耳のそばで風切り音もまったくしない。背中に吹き付ける風速と同じぐらいのスピードで走っていたからだろう。これは気持ちいいような悪いような、かなり不思議な感覚である。

ただ、これほどの風は関東では珍しいが、私の生まれた山形県の庄内地方では、それほど稀なことではなかった。とくに冬の季節風は台風並みの強さで、猛烈な地吹雪を引き起こす。

私の生まれ育った酒田市はこの季節風のおかげで冬でもそれほどの積雪にはならなかず、せいぜい 30cm ぐらいのものだった。降った雪はほとんど山際まで吹き飛ばされてしまうのである。ただ、地吹雪のせいでしょっちゅう 「ホワイトアウト」 してしまい、視界がほとんど効かなくなる。冬山でもないのに。

地吹雪の時に風に向かって歩くときは、上体を極端に前にかがめて歩く。そうしないと風に煽られて前に進めないし、地面がアイスバーンになっていたりすると、帆掛け船のように流されてしまう。妻が初めて冬の酒田に来た時は、はからずもこの 「帆掛け船状態」 になってしまった。彼女は今でも 「咄嗟に身をかがめる余裕もなく、気付いた時は流されてた」 と述懐する。

こんなことを言うと、冬の酒田は恐ろしいところのように聞こえるが、逆に追い風の時 (つまり南東に向かって歩く時) はとても楽だ。背中から吹き付ける強風が、背もたれ付き椅子のように背後から支え押してくれるので、足を軽くちょこっちょこ動かしているだけで移動できてしまう。子どもの頃、学校から帰ってくる時はよく 「風に座っているうちに家に着いた」 なんて言っていた。

だから酒田で育つと、「苦あれば楽あり」 という諺を、かなり身を以て実感することができる。

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2018/03/21

暑さ寒さも彼岸まで

今年は博多の町で春の彼岸を迎えた。彼岸とはいえ、かなり寒い。写真は夕方の博多駅前の様子。梅の花を模した照明のデコレーションがあるが、そぼ降る雨の中でなんだか場違いに見える。

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明日までは寒くて、週末は春らしい陽気になるらしい。「暑さ寒さも彼岸まで」 というが、そこまで律儀に昔の諺通りの天気にならなくてもいいのにと思う。しかしそう言えば、あの年の 3月も寒かった。

「あの年」 というのは、今から 7年前。あの東日本大震災の年である。3月になって雪が降ったというのも、あの年と同じだ。

あの年は 3月下旬まで寒かったので、着の身着のままで避難生活を送る被災者たちには酷な天気だと思っていたが、よく考えてみると、あの冬の季節風がいつまでも続いてくれたおかげで、原発の汚染物質が内陸まで飛散するのが最小限で済んだのだと思う。無慈悲だと思っていた天気は、実は不幸中の幸いだったのだろう。

世の中、何が幸いするかわからないのである。

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2018/03/13

川面でジャンプする魚たち

ようやく春が春らしくなってきた。ちょっと前までは春が春らしくなかったり、ちょっとだけ春らしくなったと思っても、すぐに 「寒の戻り」 の冷たい風に変わってしまっていた。

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我が家の裏手の川土手を夕方に散歩すると、頻繁に魚のジャンプする音が聞こえる。これは川面を飛び始める虫を、魚がジャンプして補食する行為なのだろう。ただ、ジャンプする魚の姿が確認できるのは、音が聞こえたうちの 5回に 1回ぐらいのもので、しかもほとんどは水中に戻る魚の尻尾がちらりと見える程度のことだ。

ところがたまたま水面高く飛び上がる大きな鯉だか鮒だかの姿がしっかりと確認できる時がある。それがとびきり大きな魚だったりすると、かなり心が躍る。一見して 50cm 近い大物だったりすると、さらにワクワクする。

そのくらいの大物になると、川の流れの中に舞い降りて主食の魚を漁る鷺の足元でも、平気でジャンプする。いくら体の大きな鷺でも、あんな大きな獲物は飲み込めないとわかっているからだろう。「食えるものなら食ってみろ」 ってなわけだ。

鷺の首はかなり細くて長いから、水中の魚を捕まえるとちょっと上を向きながら必死に飲み込む。飲み込んでいる最中は、首が部分的に膨らんで、それがだんだん下に下がるから結構生々しく、その間はちょっと苦しそうにさえ見える。

というわけで、鷺はいくら足元で大物の魚がジャンプしても、「俺らのエサじゃじゃいもんね」 と、一向に気にしない。結果として、鷺に食われるのを恐れて逃げるのは、小魚ばかりということになる。鷺としても、足元でこれ見よがしにジャンプする大物を忌まわしげに無視して、小物ばかりを追うのはさぞ切なかろう。

大物になってしまえば、何物も恐れずに済むようになるのだが、その大物に育つまでが、なかなか苦労が大きいというわけだ。小さいうちは、必死に逃げ延びて育ち、ようやく大きくなった一部の魚だけが、呑気に過ごせるのである。

あそこまで大きく育つと、釣り人に釣られないための慎重さまで自然に身に付けてしまうようで、休日に釣り糸を垂れている人の獲物を覗いても、なかなか大物はいない。つまり成長してしまった魚は大胆かつ慎重で、なかなかの強者のようなのである。

人間社会でも、昔の生き延びるのが容易ではなかった世の中で、古老が尊敬されたのは当然のことなのだとわかる。翻って今のように、何が何でも無理矢理生き延びさせられる世の中では、年を取っただけではなかなか尊敬されない。

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2018/03/07

今日はやたら寒く感じる

昨夜遅く、山形県庄内への出張の旅から戻った。到着した 5日の庄内平野は冷たい雨と風模様。仕事本番の 6日は 「晴れ男」 の面目躍如で晴れたものの、頬が痛くなるほどの冷たい風で、午後にはちらほら小雪まで舞った。

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というわけで、庄内への出張は決していいコンディションとは言えず、寒さに震えて過ごしていたのである。そして 「つくばに帰れば、少しは体も暖まるだろう」 と期待して帰ってきたが、どういうわけかこちらもやたら寒い。どうやら日本中冷えているようなのだ。

先週末はかなり春めいた陽気になって、気温も 20度近くまで上がっていたところに、この急激な 「寒の戻り」 である。近頃は天気が極端化しているので、少々の変動には慣れているつもりだが、ここまで極端だと、体が付いていくのがやっとだ。

明日は雨になって気温もそれほど上がらないらしいが、明後日のつくば周辺は、雨のち曇りとはいいながら、最低気温が 10度、最高気温が 17度まで上がるという。これまた極端な変わりようで、どんな格好をして過ごせばいいのかわからない。

そして来週半ばは関西に行き、20日以後は九州に行く。天候の変動要因が大きいところにもっていて、居場所もゴロゴロ変わるのだから、体にはかなり気をつけなければならない。とにかく気を確かにもって乗り切ろう。

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2018/03/04

「極端化」 する気象のニュース

夜の 8時前に帰宅して Google ニュースを開いてみたら、「トップニュース」 の上から 3本がいずれも気象関係で、しかも 「極端な気象」 のニュースである。

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"米旅客機が乱気流に遭遇、機内の 「ほぼ全員が嘔吐」" というのはすごい。機内のほぼ全員が嘔吐するほどの揺れって、いったいどんなんだろう。よほど激しい上下動があったに違いない。

私は乗り物酔いには強い方だが、中学生の頃に台風が通り過ぎた直後に青函連絡船に乗り、波による激しい上下動でかなり気持ち悪くなってしまった経験がある。「こりゃ、ヤバい!」 と思って船室で横になり、難を逃れたが、あのまま立っていたら嘔吐していたかもしれない。で、今回のニュースは 「ほぼ全員が嘔吐」 というのだから、あの時の何倍もすごかったのだろう。

"各地で気温上昇、20度超も 福島県浪江町は6月並み" というのもすごい。私は今日所用があり、クルマで約 1時間半のところまででかけたのだが、車内では Tシャツ 1枚で、しかも窓を開けて走っていた。とにかく暑かったのである。まだ 3月上旬で、東日本大震災の年は 3月下旬まで冷たい季節風に震えていた覚えがあるのに。

しかも暑いのは今日だけで、明日は最高気温が 5度下がり、明後日は最低気温が氷点下になるというのだから、体を慣らすのが大変だ。私は明日に仕事で故郷の山形県酒田市に行き、明後日は朝から出歩かなければならないのだよ。どんな格好をして行ったらいいのだろう。

"米北東部で暴風雨 6人死亡、90万世帯で停電" というのは、この季節としては異例の 「爆弾サイクロン」 によるもので、6人の死者のうち、5人は倒木によるものだという。死ぬのはこわくないが、倒木の下敷きになって死ぬのはいやだなあ。

最近の気象現象は 「温暖化」 というより 「極端化」 だと、何度か書いているが、本当に気持ちのいいモデレートな天気というのがめっきり少なくなった。そして 「数十年に 1度」 というような異常気象が毎年発生するのだから、本当に油断がならない。

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2018/02/24

清涼飲料水とお酒のメーカーのエコ意識の差なのか

写真は、先日香典返しとしてもらってきたものである。段ボール箱の中に、このペットボトル入り梅酒と、茶葉が入っていた。

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で、梅酒はその日のうちに飲んでしまったのだが、処理がちょっと面倒だった。ラベルを見ると、ボトルは "PET" で、キャップとラベルは 「プラ」 (プラスティックゴミ) として処理するように指定してある。つまりこの梅酒は飲み終わった瞬間に、ボトル本体と、キャップ、ラベルが、別の種類のゴミになってしまうのだ。

まあ、別にそれが特殊ってわけじゃない。いわゆるペットボトル入り清涼飲料水は、大抵そんな具合だ。ただ、清涼飲料水の場合はほとんど、ラベルにミシン目がほどこしてあって、簡単にペリペリっとはがすことができる。ところがこの梅酒の場合は、びっしりと隙間なくラベルが巻かれていて、ミシン目がついていない。

つまりラベルを剥がそうにも、細いナイフなどの道具がないと容易には剥がせないのである。私は家の工具箱からカッターナイフを取り出してラベルとボトルの隙間にこじ入れ、ようやく剥がすことができたのだが、これからの季節、屋外で花見酒として飲むなんてことになったら、ゴミとしての分別は無理だろう。

清涼飲料水とお酒とでは、製造メーカーのエコ意識に差があるのかもしれないと思った次第である。

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2018/02/19

来週からは春の気配が感じられるらしい

ウェザーニュースのお天気キャスター、増田雅昭氏によると、冬の寒さが続くのは今週で終わりになるだろうということだ (参照)。長かった冬もようやく先が見えたということか。

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「来週は、『おっ、春が近い』 という暖かさの日が出てきそう」 というのだが、そりゃそうだ。そうでなければ困る。この予報、信じる。裏切られたらかなり辛いだろうが、とにかく信じないではいられない。何しろ 2月は短いから、来週の木曜日はもう 3月 1日なのだよ。梅がどんどん咲き始めてもいい頃なのだ。

関東付近の季節感としては、長らく 2月中旬過ぎれば 「春っぽくなってくる」 という実感があった。ところが最近は冬と夏がやたらと長く、春と秋が短い。11月から 2月までの 4ヶ月は冬で、5月から 9月までの 5ヶ月間が夏。残りの 3、4月の 2ヶ月間が辛うじて春で、秋となると、10月の 1ヶ月しかないという印象である。

いや、もしかしたら、4月の後半はもう夏で、春は 3月から 4月前半の 1ヶ月半だけかもしれない。東日本大震災のあった 平成23年 3月 11日からしばらくなんて、冬の季節風が吹きまくっていた。おかげで原発の放射能が内陸まで入り込むのが最小限で済んだと思っているのだが。

昔は春夏秋冬がきれいに 3ヶ月ずつあって、春と秋を穏やかに楽しめた。ところが最近は天気が極端化していて、モデレートな季節が短くなってしまった。今年もあっという間に春が過ぎて、夏が来るだろう。自然は帳尻合わせしたがるところがあるから、冬が寒かった分、夏は暑くなるんじゃあるまいかと、覚悟を決めている。

いずれにしても、北海道の旭川に行くのは今週のことだから、春の気配なんて期待しないで行くほかないだろう。

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2018/02/10

春の日射しを味わっている

立春が過ぎても日本のあちこちで寒さが続いているが、ここ関東は、日のあるうちは少しは温かい陽気になりかけている。北陸の大雪に難儀している方々には気の毒だが、ここ、筑波の里は何となくいい気持ちだ。

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上の写真は、裏の川に集まる鳥たちである。明るい日射しを反射する川に降り立ち、川底の虫を啄んでいる。この 2〜3日は、夜明け前の最低気温も零度となって、マイナスの付く気温ではなくなった。来週あたりからまた寒波が復活すると言われているが、今のところは少しはしのぎやすい。

再来週は北海道に仕事で行くことになるので、今のうちに早春の温かさを味わっておこうと思う。今日のことろはこれにて。

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2018/02/03

またしても 「記録的寒波」 だそうだ

先月中旬から、広島、大阪、八戸、高崎と、4カ所に相次いで出張した。広島といえば、瀬戸内に面した穏やかな気候の地と思っていたが、ちょっと中国山地の裾野に行くと、とんでもない雪景色だった (参照)。大阪も雪がちらほら舞う寒さだったし、八戸、高崎でも当然のごとく寒さに震えた。

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上の写真は、八戸からの帰り道に東北新幹線の車窓から撮った、岩手県内の雪景色である。八戸は辛うじて雪にはならなかったが、岩手県から福島県にかけては、ずっと雪景色で、しかも吹雪の様相だった。

これまでの例だと、1月に寒いと、2月には寒波が揺るんで少しは楽になるパターンが多かったと思う。しかし今回の冬は大変な寒さが続いていて、「記録的寒波」 というのが何度も訪れるのだから、始末が悪い。

日本気象協会によれば、明日の 4日以降、またしても  「記録的寒波」 に見舞われるという。今回の寒気は西日本から入り込むのだそうで、九州から山陰、北陸にかけて大雪の予想となっている。今月下旬から東北と北海道に出張しなければならないのだが、大丈夫だろうかと思ってしまう。

今日は節分で、明日は立春ということになるのだが、当面は 「名ばかりの春」 になりそうだ。

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2018/01/23

雪にもいろいろある

今朝の我が家の近辺は一面の銀世界だった (本日の 「和歌ログ」 参照) が、どうしても出かけなければならない用があったので、2時間がかりで県道まで出る道の雪かきをした。いつもの冬は早めにスタッドレス・タイヤに履き替えているのだが、今年は油断していてノーマル・タイヤのままだったのだ。

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ようやくの思いで県道に出てからも慎重に運転して目的地に着くことができ、ミッションは果たすことができてほっとした。そして日が暮れてから道路を走ると、何と雪がほとんどないのである。自宅近辺の道路も、道の端に雪は残っているものの、ほとんど影響がないくらいに解けている。昨日の記事で触れた 4年前の雪と同様の推移を示したようで、あっという間に解けてしまったもののようだ。

それにしても、関東の雪というのは呆気ないものだ。私の生まれた山形県庄内平野では、雪が降り出したら、大抵降り続く。そんなに深くは積もらないが、翌日にほとんど解けてしまうなんてことはほとんどない。

庄内平野の雪がそんなに深くは積もらないというのは、強風に飛ばされてしまうからである。何しろ、雪は上から降るのではなく、下から吹き上がるのだ。これを日本語で 「地吹雪」 という。私の故郷、酒田市は、人間がフツーに都市生活をするところとしては、「世界最凶のブリザード地帯」 なのだそうで、先が見えない地吹雪の中を、手探りするように学校に行ったことが何度もある。関東だったら確実に休校になるところだ。

ところが、同じ日本海側の雪でも、所変われば様相がずいぶん違ってくる。私にとっての雪は、「びゅうびゅう吹き付けるもの」 だが、新潟県上越市生まれの友人の記憶の中の雪は、「しんしんと降り積もるもの」 なのだそうだ。一晩静かだと、翌朝は 1メートル以上の積雪になっているというのである。

「雪で感電するなんて、わからないだろ」 というので、素直に 「わからん」 と言うと、電線が隠れてしまうほどの積雪になるので、知らずに手で雪を掘っていると、「ビリッ」 とくるのだそうだ。そりゃ危なすぎるというものだが、実際にあったことらしい。そんなところに生まれなくて、本当によかった。

「上には上があるものだね」 と言うと、「いや、俺は手探りで学校に行くほどの地吹雪は経験ないから、そっちの話を聞いて 『上には上があるものだ』 と思ってた」 と言う。一口に 「雪」 と言っても、一様ではないのである。

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