タンポポのほけたる綿毛
蒲公英の未だ飛ばざる綿毛より軽きも軽き夢にぞほくる
今朝はちょっと肌寒かった。風邪を引いてしまって熱でもあるのかと思ったが、家族全員が寒がっているので、実際に寒いのだと安心した。
日が昇るにつれて少しは暖かくなったが、昼頃からは雨模様になって、また冷やされたしまった。春先の天気は安定しない。
それでも、駅に向かう途中で綿毛になってしまったタンポポがたくさんあるのに気付いた。もう春はだいぶ進行してしまっているようなのである。
祖父の唯一郎の句に 「この春はほけたる蒲公英のみ見たり」 というのがある (参照)。自由律の俳人だったが、この句は妙に定型っぽい。「ほける」 というのはちょっと方言ぽいが、Goo 辞書を引くと 「古くなって色があせたり、けば立ってくる」 という語義が見つかった。
タンポポの綿毛になってしまったのを、「ほけたる」 と表現したのは、ちょっとおもしろい。「ほける」 は古語では 「ほく」 で、一般的な語義は、「惚ける 」 とか 「呆ける」 とかいうことなのだが。
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コメント
和歌ログ様
久しぶりにこのコーナーにおじゃましました。
タンポポの綿毛は春が進んでいかないと見ることはできませんね。
写真と一緒で素敵なエリアです。ありがとうございます。
またおじい様の俳句は形式が取り払われているので、
私のような俳句も和歌も何も分からないものにも、門戸が払われているように感じ勇気づけられます。
だからといって詠めるには時間がかかるのですがね。
これからもがんばって下さい。
私も日本人だから俳句の一句や和歌の一首、捻れますよとがんばります。
投稿: keicoco | 2009/04/23 09:15
keicoco さん:
>タンポポの綿毛は春が進んでいかないと見ることはできませんね。
今年の春は妙に暑くなったり寒くなったりでわけがわかりませんが、タンポポを見れば、「季節は進んでるんだなあ」 とわかりますね
>私も日本人だから俳句の一句や和歌の一首、捻れますよとがんばります。。
ぜひやってみてください (^o^)
投稿: tak | 2009/04/23 14:04