2026年7月10日

加熱式たばこの規制強化が見送られたそうだ

FNN プライムオンラインによれば、厚生労働省が加熱式たばこの規制強化を見送る方針なのだそうだ(参照)。「へぇ」ってなもんである。そればかりでなくバーやスナックなどでは、自治体に届けを出せばこれまで通りフツーのタバコも店内で吸えるらしい(参照)。

この問題では(あるいは、この問題に限らず)政府やお役所って、世界の潮流に反してるよね。ああいうところって、よほどタバコの止められないオッサンが多いのだろうか。

ただ、はっきり言ってしまえば、今回の規制強化見送りは個人的にはほとんど影響がない。というのは、私の周囲には喫煙者なんてほとんどいないからだ。

まったくいないというわけではないが、私の交際範囲は「嫌煙ムード」が満ち満ちているから、「私、少しは吸います」みたいな喫煙者も堂々と吸おうという気にはなれないようなのである。

実は私、タバコの問題にはかなりウトいので、「加熱式たばこ」と「電子たばこ」の区別がついていなかった。今回のニュースを読んで調べてみて、初めて違いがわかったほどである。

そして「そう言われてみれば、加熱式たばこってかなり臭いよね」と思い当たった。

かなり前のことだが、目の前で加熱式たばことやらを吸い始めた知り合い(男)がいて、そのきつい臭いに驚いた憶えがある。そのため彼は周囲から総スカンとなり、「離れたところで吸って!」と追い出されてしまったのだった。

というわけで、このくらいの強い嫌煙ムードを漂わせておくことはとても重要だと思うのである。なにしろ政府やお役所はちっとも頼りにならないからね。

【同日 追記】

そういえば私がバーやスナックなどにとんとご無沙汰なのは、タバコの煙と臭いの漂うところに足を踏み入れたくないからなんだと気付いた。

ちなみに「電子タバコ」については、実際に吸ってる人を見たことがないので、臭いのかどうか知らない。

 

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2026年7月 9日

”JAPAN RAIL PASS” なんて切符、初めて知った

Togetter の書き込みで、”JAPAN RAIL PASS” なんて切符があると初めて知った。JR 全線が 2週間 8万円で乗り放題というもので、「これなら、あちこちの出張を 2週間のスケジュールにギュッと詰め込んだらかなりのお得じゃん!」と思ったが、どうやら外国人専用で日本人には売らないらしい(参照)。

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価格は有効期間が 7日間、14日間、21日間でそれぞれ 5万円、8万円、10万円(グリーン車用は、もうちょっと高い)となっており(参照)、上の写真の落とし物は 7月 6日から 19日までの 14日有効で、値段が 8万円というわけだ。この値段なら、結構余裕をもってあちこち行けるだろう。

ただ、この切符では新幹線指定席にも乗車できるが、東海道、山陽新幹線の「のぞみ」と「みずほ」に乗るには追加の切符が必要というのが面倒くさい。東京〜京都・新大阪 間の乗車の場合、追加料金は 4,960円(参照)だから、往復したらほぼ 1万円上乗せになってしまう。

さらに東京から博多まで行くとすると、新大阪〜博多 間の 4,960円がさらに追加となり、往復で 2万円近い上乗せとなる。これだとよく考えれば、東京から大阪と博多まで行くのに購入したらとくにお得ってわけじゃない。

北海道から九州まで、あちこち行きまくって楽しむならいいが、せいぜい 3か所ぐらいに滞在してのんびり過ごすということだと、割高になってしまうケースも多いだろう。

山手線なんかに乗り降りする度に切符を買わずに済むというのがメリットと言えば言えそうだが。それなら SUICA でもイケる。そしてせっかくこの切符を買っても、こんな感じで落として紛失してしまったらエラいことで、リスクもある。

というわけで、ちょっとビミョーかつ大雑把な切符と言えそうだ。

 

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2026年7月 8日

そりゃ「美しい妹」なんて言わんわな、フツー

インドを訪問中の高市総理にインドのモディ首相が「美しい妹」と言ったとか言わなかったとかの問題は、結局のところ通訳の誤訳の産物とわかったと報じられている(参照)。そりゃ「美しい妹」なんて、言わんわな、フツー。

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ところでこの「誤訳」については「同時通訳のミス」と報じらており、上述のテレ朝ニュースもこんなようになっている。

これについて木原長官は、モディ首相は実際には「閣下、私の妹である高市総理」と呼び掛けていたと説明し、高市総理の発言は日本政府が契約した同時通訳が「美しい妹」と訳したことを受けたものだと明らかにしました。

官邸幹部はヒンディー語から英語、さらに日本語へと二段階で訳したことがミスの原因ではないかとの見方を示しています。

私は当初、モディ首相はインドの知識階級のほとんどがそうであるように、英語で話したものとばかり思っていたのだが、どうやらそうではなかったようなのだ。彼は英語が十分に堪能なのだが、公式な場面ではヒンディ語で話す人であるらしい。

というわけで、この二人の会談はモディ首相がヒンディ語で話し、高市総理が日本語で話すという形で行われたので、その間の通訳はヒンディ語〜英語〜日本語という二段階を経ていたことになる。結構鬱陶しい会談だったわけだ。

ちなみに二段階の通訳を「同時」に行うなんてちょっとした離れ業で、少なくとも「時間差通訳」ってことになると思うがなあ。まあいずれにしても、高市氏が英語をフツーに理解できていれば、誤解は防ぐことができただろう。

モディ首相が「私の妹」という意味のヒンディー語で呼びかけたのは会談の冒頭のことらしい。英語に訳された時点で "my sister"(私の妹)となるから、初っぱなでこれがちゃんと聞こえてさえいれば、"beautiful sister"(美しい妹)なんて言ってないと理解できたはずだ。

しかし残念ながら、彼女は自身のプロフィールに、松下政経塾を出た後に「米国連邦議会 Congressional Fellow(金融・ビジネス)」を体験したと書いている(参照)割には、英語がお下手なのだね。それは先日のトランプとの会談の様子を見てもバレバレだ。

というわけで、彼女はこんな単純な言葉の誤訳をモロに信じて内心舞い上がってしまったようなのである。

ただそうだったとしても、終わった後の会見の席にまでそれを持ち出して「先ほど、私のことを『美しい妹』と呼んで下さいました」なんて言うのは、ちょっと無邪気すぎるよね。こういうのって、フツーは謹むと思うがなあ。

もしかしてちょっとしたサービスのつもりで「多少盛った訳」をしたのかもしれない通訳としても、これには少なからずアセったことだろう。

 

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2026年7月 7日

私としたことが、「夏風邪」なんてひいていたようだ

今月早々の福島出張はハードスケジュールだった上に、途中で大雨だったこともあり(参照)、かなり疲れてしまったような気がしていた。普段より睡眠をたっぷり取って回復に努めたのだが、これってどうやら単なる疲労ではなく、私としたことが「夏風邪」なんてひいていたようなのである。

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昨日の夕刻にググってみると、「世田谷内科・糖尿病総合クリニック」という長い名前の病院のサイトに「夏風邪とは? 普通の風邪と違う? その症状や原因、治し方について解説」というページがあり、冬の風邪との違いが次のように説明されている。

いちばん分かりやすい違いは、夏風邪は鼻水よりも、のどの痛みや消化器症状が前面に出るという点です。冬の風邪が "鼻からくる" イメージなのに対し、夏風邪は "のどと胃腸にくる" と捉えると整理しやすいでしょう。

さらにこれに続き、「全身の倦怠感、食欲不振」なんて記述もある。

うぅむ、私の場合も喉のいがらっぽい状態が続いて、時々咳が止まらなくなり、胃が重苦しくて食欲がなかった。それに何と言っても「ぐったり感」が続いていたのである。

というわけで、ほとんど治りかけてから「どうやら夏風邪だったらしい」とわかっても遅いと言えば完全に遅いのだが、なにしろ病気には興味がないので、私の場合は大抵こんなもんである。昨年 9月の入院騒ぎの時にしても、前日まで完全にのほほんとしていたからね(参照)。

お陰様で今日になってかなり楽になり、もう心配はないと思うので、今後ともなにぶんよろしく。

ところで今日のテーマとはあまり関係のない話だが、このクリニックのページに登場してる女医さん、美人過ぎる気がしてしまうなあ。多分モデルさんなんだろうけど、もし本物だったらオッサンの患者でドエラく繁盛してしまいそうだ。(ところでこの場合、「繁盛」という言葉でいいんだろうか?)

 

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2026年7月 6日

「廿」 や「卅」の読めない人がフツーに出てきてる

Threads で makiko.k_bmemo さんという方が「分かる人がいたら教えてー!」と助けを求めておいでだ(参照)。Google AI の Gemini には、「昭和卅五年」が「昭和 5年」としか読めなかったようなのである。

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うぅむ、時代もついにここまで来たかと思ってしまったよ。私の世代の人間なら、ごくフツーに「昭和 35年」と読めるのだが、こうした分野では AI って頼りにならないのだね。

「廿」 や「卅」という表記に関しては、昔、手書きの書類が当たり前だった時代に、「二十」「三十」という表記だと容易に「五十」みたいに書き換えられる可能性があるので、こんなような書き方をしたのだと教えられた。元原稿がデジタルで残る今では、あまり必要のないことなのかもしれない。

ただ、私がそれより気になったのは、その左側の草書体文字だ(拡大表示は こちら)。「〇本山」の一番上の文字には手こずる人が多いだろう。これ、種明かしをすれば「総」いう文字で、続けて「総本山」と読む。

そしてその下はさらに厄介だ。下手すると「お忍院」(もっと下手すると「お魚院」)なんて読みたくなるかもしれないが、そんな名の総本山はどこにもない(多分)。これは「知恩院」という文字(キッパリ!)で、浄土宗の総本山である。

さらにその隣の「傳戒師」という言葉は初めて目にしたのだが、「浄土宗大辞典」というサイトの説明によれば、「授戒作法の儀式を司る師」なんだそうだ(参照)。申し訳ないけど、これ以上はよくわからない。

ちなみに「昭和五年」だと西暦 1930年で 95年前だから、紙の色だってもっと古びてしまうだろう。そして昭和元年生まれは、今年 100歳になる。いやはや、「昭和」ってもう「歴史」なんだなあ。

【念のため 追記】

「卅」は「州」じゃないからね。言ってしまえば「十」が 3つ並んでるカタチ。

 

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2026年7月 5日

どうしようもない社員を辞めさせる手?

X(Twitter)で、もふもふライオンさんという方の tweet が話題になっている。「新卒採用のセミナーに参加して、人事担当者や経営者と腹終わった話をする機会があったんだけど・・・」という書き出しで始まるものだ(参照)。

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この tweet は次のように続き、もふもふライオンさん自身が「血の気が引いた」とおっしゃっているのも無理もない。

新卒の給与を急激に上げて、既存の社員の給与より高給にすると、プライドだけが肥大化した既存の社員が率先して辞めていく。 仕事しないくせに、なかなか退職してくれないどうしようもない社員に辞めてもらうには良い手だと思う。

まさにひどい話で、tweet に「日経電子版」の "新卒の方が高給なら「転職検討」7割超 初任給上げ相次ぎ、逆転懸念" という記事が合わせて紹介されているのは、とても気が利いている。

案の定、この tweet にはまっとうなコメントがかなり付いていて、いくつか挙げると次のようなものだ。

そんなことしたら
仕事できて引く手あまたの人が辞めて
仕事しないのにやめない(行くとこない)社員だけ残るよね

めっちゃ残念なことに仕事ができる人が辞めるだけでそいつらは残る。
それを言った人はたぶん、仕事ができない側の人だ

ただ、次のようなコメントもある。

優秀な人は昇給してるから新卒より給料が高い
無能は昇給しないから新卒より給料が低い、なので無能だけがやめる
いいシステムかもしれない。もちろん優秀な人に新卒より高い給与を与えていると言う前提があるけど

もちろん「前提」のもとに語られている話なので、この tweet に出てきた企業が該当するかどうかはわからない。

いずれにしてもデフレが長く続いてきて世の中が急にインフレ傾向に振れているので、こうした話はまったくナンセンスと言い切るわけにもいかない。程度の差こそあれ、既存の優秀な社員と新人の給与の差がそれほどなくなるというのは、案外困った現象として問題になるだろう。

本当に優秀な社員をきちんと優遇していれば避けられることなのだが、日本の企業ってまだ「下手な横並び」的考えが根強く残っているのがいけないんだろうね。

 

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2026年7月 4日

日本の歌におけるクロスジェンダー・パフォーマンス

ちょっと古いが、朝日新聞の 2023年 3月 15日付に "女性アイドルはなぜ「僕」と歌う? 日本語が生む「ジェンダー交差」" という記事がある。有料記事だが、冒頭部分を読んで女性アイドルの歌は一人称が「僕」になる場合が多いと確認すればそれで OK だ。

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これに関連する話を、私は 17年半程前の「五木ひろし版 「テネシーワルツ」 のチョンボ」「テネシーワルツの CGP」という記事で 2日連続して逆の視点から論じている。

洋楽では、歌い手のジェンダーによって歌詞を変える("he" を "she" に置き換えたりする)。これはごく当然のことなのだが、五木ひろしは非常識にも、『テネシーワルツ』を女の立場(クロスジェンダー・パフォーマンス= CGP)で歌っているのだ(詳しくは、上述のリンク先を参照)。

これは何も明確に意図してのことじゃなく、おそらく英語歌詞の意味と国際的な歌の常識を理解しないまま江利チエミのバージョンで歌ったため、図らずも「女歌」になってしまったものと推測される。まったくもう、艶歌じゃあるまいしね。

一方、日本の歌、とくに艶歌やムード歌謡などでは男が女の立場で歌うという CGP が多く、カラオケなんかでも妙に切々と情感込めて歌う男がいたりする。私は LGBT にはまったく偏見がないのだが、これだけはかなり苦手で、「勘弁してくれ」と思ってしまうのだよね。

艶歌だけじゃなくニュー・ミュージックと言われる分野でも、この「苦手意識」は変わらない。私が『神田川』なんて歌が嫌いのは、やっぱりこのせいなのだよ。妙に甘ったるい声で「🎵 あなたはもう、忘れたかしら〜」なんてやられると、もうゾッとしてしまうのである。

ここで冒頭に触れた朝日新聞の記事に戻るのだが、近頃の女性アイドルの歌は「僕」という一人称で歌われる場合が多い。そしてこれが興味深いところなのだが、艶歌や『神田川』などの CGP とは、雰囲気がかなり異なるのである。

艶歌の CGP はやたらジメッとしてしまうのだが、女性アイドルが「僕」で歌うと、カラッとした感じになる。そう言えば、大昔のことだが水前寺清子の「いっぽんどっこの歌」というのも、「俺」という一人称でずいぶんカラッとしたパフォーマンスだった。

こうして見ると、日本の歌の世界では「男」と「女」のイメージというのがかなりステロタイプ化されていて、CGP になるとそれがさらに際立つというのがわかる。ちなみにこの件については、3年ちょっと前の 【”LGBT” と「クロス・ジェンダー・パフォーマンス」の差】 という記事もよろしく。

ただ同じことなら、私としてはカラッとした女性アイドルの CGP の方が、別に好きいうわけじゃないにしてもまだ抵抗がない。ジメッとした艶歌の「女歌」はどうもね。さらに言えば、それを『テネシーワルツ』でまでやらないでもらいたいものなのだよ。

 

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2026年7月 3日

音楽準備室って、音楽教師の「別荘」みたいなものだから

先月 19日の東京北区の小学校での火事、火元は音楽室の隣の準備室と伝えられていたが、音楽教師が私物の洗濯物を乾かしていたのが原因とわかったという。初めから「音楽準備室って、音楽教師が好き放題に使ってることが多いからなあ」とは思っていたが、やっぱりこんなことだったわけだね。

最近は生徒数が減っているから、学校の音楽教師も 1人だけという場合が多いのだろう。とすれば、この小学校の音楽準備室は、問題の音楽教師の専用ルーム(あるいは、無料の別荘?)みたいなものだったんじゃあるまいか。他の教師が入ってくることなんてこともほとんどないだろうし。

というわけでこのニュースが流れてからというもの、日本中の学校で少なからぬ音楽教師が、「やば、もう準備室は好きなように使えない!」と思ったに違いない。こっそり私物を運び出す教師もいたんじゃなかろうか。

それにしても家庭科室の洗濯機で私服を洗濯し、運び込んだ私物の電気ストーブを使って乾燥していたというのは、いくらなんでも「やり過ぎ」なんじゃなかろうか。この学校は建て替えになるというから、ここまでの「公私混同」の代償はかなり高くつくことになるんだろう。

 

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2026年7月 2日

昨日の福島、「レベル 3 の大雨警報」だったようだ

大忙しの福島への出張からようやく帰ってきた。昨日の記事の「追記」に書いたように、ホテルに入ってしばらくしたら地震があったのだが(参照)、移動の途中で遭遇した大雨は、それどころじゃないほどヒドかった。今日になって確認したところ、「レベル 3 の大雨警報」だったらしい(参照)。

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ただ郡山市に出されたこの大雨警報の発令時刻は昨日の 18:52 ということになっていて、私が高速道路の常磐道で郡山付近を走っていたのは 18:15 頃から約 30分間ぐらいのことだ。だからこの警報は、私が通り過ぎた後に発令されということになる。

というわけで私の実体験とは多少の時間差があるものの、とにかく実際の話としてもの凄い大雨だった。「こりゃ、本当にヤバいかも・・・」なんて思うほどの大雨に遭遇したのは、70年以上生きてきて初めてである。

フロントガラスに打ち付ける雨の跳ね返りも手伝って、視界がほとんど効かない。「前が見えないほどの大雨」という例え話はなく、日が暮れていたわけでもないのに、「実際に前も横もほとんど見えない」という状態だったのである。

高速道路上ということで、歩行者も対向車もいるはずがないからと覚悟を決め、僅かに見える前のクルマの赤いテールランプを頼りにソロソロと走り続けることはできたが、スピードは 40km/h 以下だった。とにかくコワくて、それ以上は出せない。一般道だったら停車するほかなかっただろう。

しばらく走ってひどい雨雲から外れ、「フツーの大雨」に変わった時にはホッとした。大雨警報はそれから後になって出されたのだから、郡山周辺ではあれからまだ降り続けていたのだろう。あるいは、警報と実際とは多少ズレてしまいがちなのだろうか。

そして改めてニュースを見ると、今日の早朝にはそれを上回る大雨があったようだ。「【レベル 4 大雨危険警報】滋賀県・草津市に発表 04:36時点」とあるじゃないか。「レベル 3」であれだけひどかったのだから、「レベル 4」なんて想像を絶してしまう。

というわけで、きょうもずっと雨の中を走り続け、つくば近辺に戻るとようやく止んだ。ただ、仕事の要所要所ではちゃんと止んでいたのだから、我ながら晴れ男の効き目はスゴい。

 

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2026年7月 1日

福島県浜通りの放射線量は、まだまだ高いところがある

今日は早朝に家を出てクルマを飛ばし、仕事で福島の浜通りから中通りまであちこち廻って、夜の 8時過ぎにようやくいわき市のホテルにチェックインした。私も 70歳をとうに過ぎた身だから、さすがに疲れてしまったよ。

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というわけで、今日は前々から気になっていた福島県内の看板を紹介させていただく。それは上の写真のようなもので、とくに浜通りの国道 6号線を走り、双葉郡を通り過ぎるあたりの何カ所かで見られる。今日はたまたま間近で信号停止したので、写真に撮ることができた。

「この先 帰還困難区域につき 通行制限中です」と書かれ、下には「原子力災害地対策本部 双葉町」とある。もちろん、2011年 3月 11日に発生した東日本大震災で起きた原発事故によるものだ。あれから 15年以上経った今でも、住民が帰ることのできない地域が残されているようなのだ。

私は福島県内にも友人が少なくないが、原発事故関連では表立って公表されていない情報がかなりあるようだと言われている。これ、行政が隠しているというより、敢えて深く調査したがらないというのが近いようなのである。

なまじきちんと調査してしまうと、その結果を公表しなければならない。しかし敢えてグズグズして調査しなければ、公表しなくて済む。それでも住民の私的な測定機器(少なからぬ福島県民は、これをもっている)を使って放射線量を量ると、かなり高めの数値を示す場合が多いのだそうだ。

聞いたところでは、神社などの鎮守の森の大木がアブナいらしく、とくに杉の木は高い数値を示すので近付きたくないという。さらに言えば、軒先の排水管の水が落ちてくるポイントにある石も結構高いらしい。行政はそんなところまではなかなか調査してくれないというのだ。

というわけで、原発事故の傷跡はまだまだ消えていない。私は少なくとも地震国日本では、原発を行うべきではないと思っている。

【同日 21:13 追記】

こんな記事を書いたとたんに、東北地方に地震があった(参照)。いやはや、本当に地震はコワいよ(参照)。

【同日 21:24 追記】

地震、何度か続いてきており、ちょっと不気味。

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2026年6月30日

「日本国旗損壊罪法案」が衆院を通っちゃったらしい

「日本国旗損壊罪法案」というのが、本日衆議院で可決した。多くのニュースが共同提案者である国民民主党と参政党を含む全野党が会議を欠席したばかりでなく、自民党の岩屋毅前外相まで採決を棄権したと報じていて、「なんだかなあ」と思わせられる。

というわけで、この採決には結果的に全野党が「棄権」(「反対」じゃない)というちょっと訳のわからない話になっていて、さらに本日衆議院を通過しても、参議院では少数与党のため法案成立はビミョーとなる。とにかくこの話、高市さんが張り切っているばかりという印象だ。

一部では国旗損壊罪に類するものは、世界中ほとんどの国に存在するなんて言われているが、実際にはそんなことはない。ドイツ、フランス、イタリアなどにそのような法律があるが、米国にはない。だから日本だって、なくてもこれまで同様、困ることはない。

それなのに大急ぎで法律を作ろうとするのは、高市政権の「なんとかの一つ覚え」みたいなものだと思っている。なくても困らない法律を急いで作るより、必要な政策を推進してもらいたいものだ。

まあ、この法律、個人的にはあっても別に困らないので、どうでもいいんだけどね。とはいえ、どうでもいい話で大騒ぎというのは馬鹿馬鹿しい気がするなあ。

 

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2026年6月29日

ニフティの大規模メンテが終わった

今日は午前 10時から Nifty の大規模メンテナンスとやらで、このブログだけでなくメールアカウントへのアクセスもできなかった。メンテ終了は 14:00 とアナウンスされていたが、14:15 に試しにアクセスしてみたらちゃんと終了していた。おお、これなら十分合格だ。賞めて上げてもいい。

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日頃からこのブログにアクセスして下さっている方は、昼前後にいくらクリックしても「メンテナンス中」なんて表示が出てしまうので、「tak-shonai のブログもついにヤキが回ってしまったか」なんて思われたかもしれないが、ご覧の通り問題なく復活したので、今後もよろしくお願いしたい。

今回のメンテは、KDDI の ISP システムが 23日に不正アクセスを受けて、最大1422万件のパスワードが外部に漏洩した可能性があるいう(参照)ことによるもののようだ。Nifty やビッグローブなどのプロバイダーは、KDDI のサーバを使うケースが多いのだね。

このニュースに続き、NIfty から24日付で通知が届いていたので、私はすぐにメールとブログのパスワードを変更した。当然の対応である。

個人的には「これで OK じゃん」と思っていたのだが、世の中にはこうしたことになかなか対応しない(対応できない?)呑気なユーザーも少なくないらしい。そんなわけで、Nifty としてはサーバをまるごと移転させるという措置を講ぜざるを得なかったようなのだ。

サーバ移転に伴うメンテにはほぼ 4時間を要したわけだが、さしたる不具合もなく終了したようでホッとしている。ちょっと前までの Nifty はこうしたことをさせると必ずと言っていいほど妙な不具合が出て、それが解決するまでずいぶん時間がかかっていたものだが、最近はかなりマシになったようだ。

それにしても、ブログやメールのサーバにアクセスしてパスワードを盗み出すなんて、世の中には困ったヤツがいるものである。そんな高度な技術を持ち合わせているなら、もっと世の中のために使ってくれればいいのに。

せっかく盗み出したパスワードだって、1週間で使い物にならなくなってるわけだし。

 

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2026年6月28日

自転車の傘さし運転、「傘スタンド」でもダメらしい

昨日付の朝日新聞記事に "関西ママチャリの定番・自転車の傘立て「アウト」に梅雨のユウウツ」" というのがある。春からの自転車青切符の導入で、自転車のルール違反が厳しく問われるようになり、自転車の傘立てが違反ということになってしまったのだそうだ。

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記事は "「直径60センチの傘なら車道で使える」と解説するテレビ番組もあった" としているものの、少なくとも大阪府に関しては警察庁の答えは「アウト」だったようで、次のように報じられている。他の都道府県でも概ね同様らしい。

傘立てを禁じる法律はないが、各都道府県の道路交通規則にのっとると、大阪府などでは直径 30センチを超える傘の取り付けは違反になるという。

「直径 30センチ」を越えない傘なんてお笑いぐさでしかないから、要するにこの春からは「違反」扱いになっているということだ。このため、自転車傘立てのメーカーとして知られる「第一精工」では既に製造を中止しているらしい。

そもそもの話としていえば、私はこの「傘スタンド」なるものには初めから疑問を抱いていた。こんなもの付けたところで、自転車を走らせたら斜め前から降り込む雨で体は濡れてしまう。要するに「気休め以下」の道具でしかないだろう。

ただ日本人って、とにかく「雨傘好き」である。私は 16年 12月 1日付の「自転車の「傘さし運転」はやめようね」という記事で次のように書いている。

それにしても、日本人は雨傘好きである。自転車に乗る時にまで、大して役にも立たない傘さし運転をするというのは、よっぽど「雨が降ったら傘をさすもの」と思い込んでいなければできないことだ。そんなタイプの人というのは、一滴でも雨が降ったら傘をさすのである。

私なんて念のためにバッグには折りたたみ傘を入れているが、実際には面倒だから、ちょっとした雨程度ではささない。私が面倒でさしたくない傘を、日本のオバサンは自転車に乗ってまでさしたがるのだから、「国民病」みたいなものなんじゃないかとまで思えてしまう。

というわけで、これからは自転車での傘さしは、「傘スタンド」を使っての場合も含めて止めとこうね。どうしても濡れるのがイヤというなら、雨具を着る方がずっとマシだ。ゴアテックスなどの透湿防水素材雨具なら、内側が汗でびしょびしょになるなんてこともないから。

 

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2026年6月27日

日本はデフレを脱却したというのだが・・・

Courrier 20 に "学ぶべき多くの教訓があるにもかかわらず…  英誌が考える「デフレ脱却した日本」と「罠にはまり込んだ中国」との違いは" という記事がある。有料記事なのでプレミアム会員にならないと全文は読めないが、とりあえずは初めのサワリを読むだけで十分だろう。

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記事の初めのあたりに「日本は長らくデフレの代名詞となったが、2022年にその立場を中国が継いだ」とある。まあ、日本がデフレを脱したというのは、昨今の物価上昇をみれば明らかだろう。

こうした記事に接する度に、私はこれまで日本経済の「インフレ傾向」(経済成長)では、まともな恩恵にあずかったことがないと、しみじみ思ってしまう。これ、個人的には本当に実感のある印象だ。

日本の「高度成長期」というのは、一般的には 1955年から 1973年頃とされている(参照)。私は 1952年生まれだから、子どもの頃は日本経済が数字的にはどんどん成長していたわけなのだが、「いくら成長しても、暮らしって楽にならないものだなあ」と思うばかりだった。

大学に入って上京したのは 1971年だったが、卒業して就職する頃には経済が一転してばったり低迷していた。私は模範的な大学時代なんて過ごしていないから、まともな仕事には就けなかった。

そしてこの不景気を脱して「第二次経済成長期」とも言うべき時代となったのが、1980年代後半から1990年代初頭にかけてである。いわゆる「バブル景気」だ。

ただ、私はこの時期には外資系の団体に勤務していたので、外国から給料をもらっていたのである。この時期は外貨を日本円に変える際にどんどん目減りしてしまうので、給料は全然上がらない。

周囲にはボーナスが当時の金額で 100万円以上なんていう友人がいくらでもいたが、私には無縁の話だった。つまり「バブル」の恩恵にはまったく浴せなかった。

というわけで、日本経済がインフレ傾向にあった時代には、私は個人的にはまったくいい目を見ていないのである。そして 70歳を過ぎ、まともな仕事を卒業して、好きなことだけ細々とやるようになった今頃「デフレを脱した」なんていわれても、またしても「恩恵なし!」というわけなのだ。

収入はデフレのままで、支出ばかりがインフレ傾向でどんどん増えるので、個人的には「デフレが続いてくれる方が、まだ楽じゃん」と言いたいほどのものだ。世間様には悪いけど。

要するに、私は「お金にはあまり縁がない人」なのだろうね。

 

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