2025年7月 9日

米国では、ココアは「ハッチョコリ」

このことについてはもうとっくに書いたものと思い込んでいたのだが、検索しても出てこない。ということは、まだ書いていないようなので自分で驚いている。何かといえば、ココアを英語で何と言えばいいのかという問題だ。

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学校の英語授業では「ココア」は"cocoa" で、発音は「コウコウ」だと教わることが多いと思う。ただ実際には、米国では "hot choclate" ということが多いような気がしている。

発音は「ハッチョコリ」(「ハッチョクリ」にも近い)みたいになる。なんだか「ハッチョコリ、ソレ ヨイヨイヨイ」なんて言いたくなり、滑稽な踊りみたいな感じだ。

私は普段は暖かい飲み物に関してはコーヒーさえあれば満足で、他の飲み物は滅多に飲まないのだが、若い頃に米国に行く時、機内食でココアを注文したことがある。どうしても現実の場面で「ハッチョコリ」と言ってみたくなったもので。

飲み物の希望を聞きに来た機内アテンダントに極々フツーに「ハッチョコリ・プリーズ」と言ったところ、何の問題もなく通じてちゃんとココアを持ってきてくれた。「やっぱりコーヒーの方がおいしい」とは思ったが、「ハッチョコリ」が通じた嬉しさで、後悔することはなかった。

ところがよくよく調べてみると、"cocoa" と "hot choclate" は違うもののようなのである。Dandelionchocolate というサイトには "「ホットチョコレート」と「ココア」の違いについて、考える" というページがあり、次のように書かれている。

ココアバターが入ったチョコレートから作られるのがホットチョコレート、ココアバターが入っていないココアパウダーから作られるのが、ココアということなのです。

「ココアバター」を調べると、「ココアバターとはカカオ豆に含まれた油脂。チョコレートへの役割や成分も解説」というページが見つかった。ということは、ココアは「ココアバターが入っていないココアパウダー」、つまりカカオ豆からわざわざココアバターを抜いたものから作られるということになる。

ただ、多くの場合はここまで厳密な区別はされておらず、"hot choclate" とさえ言えば「いわゆる "cocoa"」が出てくると思っていて問題ないようなのである。私としてはいつもコーヒー なので、あまり余計なことまで突き詰めて考える必要はないのだが。

 

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2025年7月 8日

水分補給に関する「昔からの言い伝え」みたいな誤解

あまりの暑さに水を飲む回数が増えて、保冷水筒を持って外出してもすぐにカラになってしまい、コンビニでペットボトル入り飲料を何本も買ってしまいがちだ。そんな折、NATIONAL GEOGRAFFIC が "水分補給の 6大誤解、「1日 2L」「コーヒーやお茶は NG」ほか" という記事を伝えている。

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この記事によれば、「6大誤解」とは次のようなことだという。

誤解1:成人は毎日 2リットルの水を摂取すべき

誤解2:喉の渇きは水分補給のサイン

誤解3:飲み物でしか水分補給はできない

誤解4:一度にがぶ飲みすれば水分を保てる

誤解5:カフェイン入りのコーヒーやお茶を取ると脱水する

誤解6:運動中は水よりもスポーツドリンク

実際のところは、成人は「毎日 2リットルの水」では少な過ぎだし、「喉の渇き」を感じてからの水分補給では遅いらしい。喉が渇かなくてもこまめに水を飲む方がいいという。

さらに水分補給は飲み物だけでなく、果物や野菜、スープ、シチューなど食べ物でもされている。そりゃそうだよね。

気を付けなければならないのは「一度にがぶ飲みすれば水分を保てる」という誤解で、一度に水分を大量摂取し過ぎると、「水中毒」(低ナトリウム血症)を引き起こして、筋力低下やけいれんなどの症状を引き起こすおそれがあるという。重要なのはあくまでもこまめに摂取することのようだ。

「コーヒーやお茶を取ると脱水する」なんてことはなく、炭酸水も OK だというのは、コーヒー好きの私には嬉しい情報で、さらに軽い運動なら、普通の水で十分なのだという。

「注意したいのは、運動中に水分補給すれば十分というわけではない」ということのようで、運動前に水を飲んでおく方がいいらしい。考えてみれば「そりゃそうだ」となるが、実際にはそこまではあまり気が回っていないよね。

 

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2025年7月 7日

”ググる” は崩壊するので SEO は通用しなくなるらしい

TBS CROSS DIG が【「"ググる" は崩壊する」時価総額4兆円・マーケ企業 HubSpot CEO が警告 「SEO は通用しない」AI 時代のマーケティング激変に備えよ】という記事を伝えている。HubSpot 社長、ヤミニ・ランガン氏の「"ググる" は崩壊する」という指摘が、なんとも衝撃的ではないか。

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念のため最初に触れるが、「SEO は通用しない」という指摘の "SEO" のキーワードでググってみると、冒頭に「AI による概要」として次のように表示される。(下の画像をクリックすると別画面で拡大表示される)

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要するに SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)とは「検索エンジンで特定のキーワードを検索した際に、自社サイトを上位に表示させるための施策で、より多くのユーザーに自社サイトを見てもらい、集客やビジネス成果につなげることが目的」というのである。

そして検索結果のページをより下の方にスクロールすると、「SEO を理解して、ぜひ当社にご用命を」みたいな、まさに SEO で作られたサイトがズラリと並ぶだけで、要するに宣伝広告の世界になってしまう。

つまり冒頭の「AI による概要」だけでよく理解できてしまうのだから、とりあえずこれさえ表示されれば OK とまで思ってしまうのだ。これこそランガン氏の言う「"ググる" は崩壊する」「SEO は通用しない」ということなのだろう。

私はこれまで、「AI なんかに頼らなくても、自分でいろいろやっていけるさ」と思っていたのだが、どうやら AI というのはかなり使い物になる段階に達しつつあるらしい。少しはアンテナを研ぎ澄ましておこう。

 

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2025年7月 6日

「生ハムの原木」というものがあると、初めて知った

70歳を過ぎても知らないことっていくらでもあるもので、今回は X(Twitter)の 現 実 さんという方の tweet をきっかけに、世の中には「生ハムの原木」というものがあると生まれて初めて知った。調べてみればそれほど突飛なモノでもなんでもないようなので、さらに驚いている。

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調べてみる前だったら上の画像の 川岸の木 さんのコメントみたいに、一生「???」のまま終わるところだった。ネットで検索すれば、「AI による概要」では、生ハムの原木とは「骨付きの生ハムの塊のことです」とあり、MiAPPe というサイトでは、写真まで紹介してある(参照 )。

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要するに熟成した豚の足のようなのだ。私はここ10年以上、肉を食わない生活をしているし、その上に若かった頃にドイツで食わされた「アイスバイン」を思い出してしまい(参照)、見るだけで腹一杯になってしまった。

ちなみに「アイスバイン」に関しては、事前に「ドイツの豚足(とんそく)だよ」と聞かされていたのだが、実際に現地で提供されてみれば、同じ「豚の足」でも太股だとわかったのである。日本のいわゆる「豚足」はひづめに近く細い方なので、ボリュームが全然違う

確かに目の前に提供されたアイスバインは、上の写真の太股部分ぐらいの大きさだった。私は若い頃だっただけに日本男児の名誉にかけて必死で完食して、翌朝まで満腹だった。

というわけで、私はこのまま「生ハムの原木」なんてものにお目にかかることはないだろうが、会話の中に出てきても「はぁ?」なんてことにならないように、知識として知っておこう。

読者諸兄はレストランなどで、決して「生ハムの原木」をまるのまま注文したりしないように。(そもそもそんなメニューのあるレストランなんて、あり得ないか)

 

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2025年7月 5日

「大阪や、はよ開けろ ごるぁ!」という凄まじさ

MBS 毎日放送の "【大阪や!】山口組系弘道会傘下の暴力団事務所に大阪府警が家宅捜索 なかなか開かないシャッターに捜査員「早よ開けろ!」" というニュースがかなり話題になっている。下の動画を見ればわかるが、捜査員の迫力がスゴいのだ。

おそらく相手が相手だけに「大阪府警ですが、シャッターを開けていただけますか?」みたいな調子では埒があかないので、どうしてもこんなようなことになるのだろうね。これがとんでもないほど堂に入ってるので、端から見ていたらゾクゾクしてしまいそうだ。

ただ、このスレッドにはこんなような話も添えられているから面白い(参照)。

これ、実際のことではないフェイク動画なのだろうなどとコメントされているが、上のフル動画を見る限りではリアルの出来事だったようだ。ただ、捜査対象の「悪岡健二容疑者」という名前が何だかでき過ぎなので、やっぱり手の込んだヤラセなのかなあ。

あくまでもヤラセじゃなかったと仮定すれば、この迫力で「開けろ、ごるぁ!」とやられてドアを開けることができたオッサンは、なかなか肝が据わってるよね。

というわけで、ドアを開けてもらいたいときには、こんなようなことになるのだろう。

一般人向け:「済みません、ドアを開けていただけますか?」と丁寧に

暴力団向け:「はよ開けろ ごるぁ!」とチョー高圧的に

以上。

 

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2025年7月 4日

土用の丑の日には、そんなにまでウナギを食いたいか?

JBPress の本日付として、経済コラムニストの志田富雄氏が "【もうすぐ土用の丑】日本はウナギを守れるのか、EUがワシントン条約で取引規制案" という記事を寄せている。"小泉進次郎農相は「極めて遺憾」と表明も、養殖ビジネスの透明化、資源管理の徹底は不可欠" というサブ見出し付きだ。

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日本人の食べるウナギは国産のニホンウナギだけでは足りず、かなりの部分を輸入のヨーロッパウナギやアメリカウナギい頼っている。ヨーロッパなどは資源減少を背景に、国際組織にウナギの国際取引規制を提案しているが、日本はこれが気に入らないらしい。記事には次のようにある。

小泉進次郎農相はウナギの国際取引を規制するEUなどの提案について「極めて遺憾だ」とし、近年の管理体制で「国際的な取引で絶滅のおそれはない」と訴えた。

小泉農相はこう言っているわけだが、本当に「絶滅のおそれはない」のかどうかは、ベールに包まれている。環境省としても 6年前に「ウナギを大事にいただきましょう」なんてビミョーな tweet をしている(参照)ほどだから、まったく心配ないわけじゃないのだ。

そんなわけで私は、2016年 9月 26日に「ウナギを食うのは早めに諦める方がいい」という記事を書いているし、その 6年前には「当面、ウナギとマグロは食わないことにする」と書いている。実際、この 15年以上、ウナギとマグロは食ってない。

ウナギなんて食わなくても生きていけるし、土用の丑の日だからなんて言って妙にこだわる必要はまったくない。要するに、絶滅危惧種を食うなんて夢見の悪いことはしたくないのだ。

 

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2025年7月 3日

通信簿で「5」を取るということ

て〜 さんという方が "東大生になった今だからこそ言える「中2の時僕にこの成績をつけた公立中の『低学歴教員』どもは間違っていた」ということ" という tweet をしておられる。それぞれの教化の細目で A がやたらと多いのに「5」にならず、オール 4にも届かないのに東大に入学できたというのだ。

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上が添えられた画像だが、リンク先に飛べばいかに教師の主観のみでつけまくられた成績なのかわかる。国語の「3」なんて、ちょっとヒド過ぎるよね。つまり教師に好かれないと、成績表で「5」はもらえないということのようなのだ。

この tweet に付けられた 八田益之「大人のトライアスロン」日経ビジネス電子版 連載中 さんという長いユーザー名の方のコメントで、次のようなものがある(参照)。つまり今世紀になってから教師の主観がやたら強くなったというのである。

21世紀からの傾向のようです。
20世紀は相対評価でクラスに5が4人とか決まってて、テスト高得点が順に取った。21世紀の絶対評価でなぜか教師の主観が強くなった。

なるほど、私が小学生、中学生だった時代に「オール 5」がなかなか取りにくかった理由がこれでわかった。国語、数学(算数)、社会、理科、英語の 5科目はペーパーテストがあって、98〜100点しか取ったことのない私は文句なしで「5」だったのだが、ほかの科目はペーパーテストがなかったのだよね。

音楽や美術、体育などは、結構いい線行ってても、ペーパーテストのような「客観的」な点数に落とし込めなかったので、教師の主観が強く働いて「5」だったり「4」だったりしていたわけだ。こうした科目の教師は、ペーパーテストで 100点取るようなやつに「5」は付けたがらなかったようなのだ。

いずれにしても少なからぬ小中学校の教師というのは、この程度のものらしい。私は英語は学校に頼らず勉強していたので、「英語の授業と東京タワー」という記事で書いたように、中学校 2年の時には修学旅行で行った東京タワーで米国人と英語で会話が出来るほどのレベルに達していた。

この時、英語の教師は遠巻きに眺めるだけで、周囲の生徒の「先生はあんな風に会話できるか?」と聞かれて「できん!」と答えていたらしい。なにしろ こんな程度 の教師だったからね。

て〜さんは近く「内申オール 4取れない問題児が東大理系に余裕合格するまで」という記事を書くつもりなのだという。なかなかの執念である。中学教師に同様の不信感をもつ人はかなり多いだろうから、かなりの共感を呼ぶかもしれない。

 

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2025年7月 2日

6月は統計的にもとんでもない暑さだったようだ

NHKが「6月の全国平均気温 平年よりも 2.34度高く 統計開始以来最高」というニュースを伝えている。2.34度と言ったら半端な数字じゃない。とんでもない暑さの 6月だったわけだ。

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ニュースは日本各地の 6月の平均気温について、次のように伝えている。

▽ 北海道雄武町でプラス 4.8度
▽ 仙台市でプラス 3.6度
▽ 6月の真夏日が過去最も多い 13日を記録した東京の都心でプラス 2.8度
▽ 宮崎市でプラス 2.5などとなっています。

各行の冒頭にある三角印がすべて下向きになっているのが「はぁ?」という気がするほど、内容は全て上向きの話である。こういうのって、上向きというのはあまりありがたくない。

「仙台市でプラス 3.6度」とあるが、試しに tenki.jp の資料をみると、今年の 6月後半は 30度以上の真夏日が 8日もある(参照)。仙台というのは私の出身地である山形県庄内からみると、東北の背骨と言われる奥羽山脈を挟んで日本の反対側で、寒流である千島海流の影響で涼しい所とされてきたのだが。

仙台は私の妻の出身地ということもあって、かなり身近に感じており、前世紀までは真夏でも最高気温が 30度に達する日は稀だった。それが今年は 6月後半の 2日に 1日以上が最高気温 30度以上の真夏日というのだから、驚くほかない。地球の気候は変わってしまったのだ。

もう 7月に入ってしまったが、まだまだ 8月という月も控えているし、昨年の例によれば暑い日は 10月まで続くのだろう。うんざりしてしまいそうだ。

考えてみれば、もはや 1年のうち 5月から10月までの半年は夏なのだ。1年の半分が夏で、12月から 3月までの 4ヶ月が冬、残りの 1ヶ月ずつが春と秋と諦めるほかない。さらに言えば、6ヶ月の夏のうちでも 7月から 9月までの 3ヶ月間が「真夏」ということなのだろう。これじゃ、四季ではなく「五季」だ。

ずいぶん極端な季節感になってしまったものだ。この夏はダウンしてしまわないようにせいぜい気を付けよう。

 

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2025年7月 1日

寝台特急というのが、今でも定期運行されているとは!

今月熊本に出張するので交通手段を調べていたところ、寝台特急を利用するという手があるとわかった。「サンライズ出雲・瀬戸」(出雲市行き)というのが毎日 1往復、定期運行しているというのである。

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臨時運行がいくつかあるものの、定期運行されているものとしては、これが日本唯一であるらしい。東京駅 21時 45分発で、翌朝 6時27分に岡山に着き、そこから九州新幹線直通の さくら 541号に乗り換えれば、9時 44分に熊本に着ける。

「これはいいじゃないか!」と、今度の出張に使ってみたくなった。寝台特急代が 10,000円かかるようだが、今どき新幹線代とホテル代を足したら 14,000円は下らないのでしっかりとお釣りが来る。経済的にもメリットがあるわけだ

ところが予約しようとしてみたところ、残念なことに既に満席状態で指定寝台席が取れなかったのである。どうやらこれは人気列車で、発売開始早々に満席になってしまうようなのだ。

仕方なく早めに出発して当日中に熊本に到着し、ホテルを使って 2泊 3日という計画に切り替えたのだが、ちょっと残念な気がする。近く早めに九州行きか山陰行きの予定が決定したら、是非久し振りに寝台列車に乗ってみたいものである。

 

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2025年6月30日

北見市の最高気温と、飲みかけペットボトルの話題

FNN が「北見市で3日連続34℃以上―「さすがに厳しい」 熱中症も相次ぐ 飲みかけのペットボトルは中身によっては細菌が急増殖も!麦茶やスポーツ飲料は大丈夫?」という、地域的な気候の記録とペットボトルの危険性を絡めた複合的なニュースを伝えている。

北見市というのは道東に位置しており、冬になれば厳しい寒さを伝えるニュースの舞台となる地域だ。それだけに 34℃ 以上が 3日も続いたら、暑さに慣れない住民はかなり辛いだろう。

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そしてニュースは突然、飲みかけペットボトルの危険性に話が移ってしまう。ペットボトルに直接口を付けて飲むと、細菌がどんどん増殖してしまうので危険というのだ。

一番危険なのはミルクコーヒーで、30℃で 48時間放置した結果、菌が 2日で 3億倍に増えてしまったという。含まれる糖分やたんぱく質が細菌の餌になるというのである。まあ、実際にはここまで乱暴な放置の仕方はあまりしないだろうが、ミルクコーヒーってかなりヤバいことは事実のようなのだ。

さらに麦茶も 48時間で菌が 3万倍に増えるというが、スポーツ飲料は酸性が強いためそれほど増えないという。ペットボトル飲料も、種類によって結構差があるようなのだ。

ただいずれにしても、夏の暑い時期には容器に移して飲んだり、なるべく早く飲みきることが大事と結論づけられている。要するに、飲みきるまでにダラダラ時間をかけてしまうのはヤバいようなのだ。

その点、私は 500ml ぐらいなら大抵 1時間以内で飲みきってしまうので、まあ、大丈夫だろう。ただ自前の保冷水筒を用意することも多いので、きちんと洗わないといけないね。

 

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2025年6月29日

暑さで危険すぎる万博

朝日新聞が「大阪・関西万博で暑さにより体調を崩し、会場の救護施設を利用した中学生が、体調が回復しないまま20分で退出させられた」と報じている(参照)。この暑さでは熱中症になるのもしょうがないが、救護施設に 20分しかいられないというのは問題だろう。

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記事には上のような、中学生があまりの暑さで地べたにへたり込んでいる写真まで添えられ、まともな人なら「万博なんて行きたくない」と思うのが当然みたいなことになっている。しかも救護施設がそんなような不親切な状態というのだから、どうしようもない。

私は前々から「真夏にかかる会期で万博というのは危険すぎる」と思っていたのだが、真夏以前でこんなことになるのだから、7月、8月になったら会場内をまともに歩いていられなくなるんじゃなかろうか。これじゃ会期設定があまりにもヒドすぎる。

私は元々万博なんて行く気がないが、これからの時期に予定している人は覚悟しておく方がよさそうだ。

 

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2025年6月28日

まだ真夏じゃなかったのか

ウェザーニュースが「真夏を思わせる暑さ 週後半はゲリラ雷雨にも要注意」という週間天気予報を伝えていて、「『真夏を思わせる暑さ』ってことは、まだ真夏じゃなかったの?」と改めて驚いた。来月、再来月になったら、こんなもんじゃ済まないってわけだね。

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昼過ぎにクルマで買い物に出たのだが、気絶するような暑さだった。夏風邪が治りきっていないので、結構しんどい。

早くこの夏風邪を治さないと、まさにフラフラだ。というわけで、今日のところはこれぎり。

【お詫び】

この記事、28日夜に書き上げていたのですが、夏風邪のせいでそのまま寝入ってしまい、公開が遅れて翌日になってしまったことをお詫びします。

 

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2025年6月27日

Apple Watch の充電器、実はタフだった

昨日は 23〜24日の大阪出張で夏風邪の症状が重くなってしんどかったという記事を書いたのだが、この出張はこれ以外にも問題がいろいろ発生して、しんどさが重なってしまったのだった。

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まず、宿泊したホテルで Apple Watch の充電ができなかったのである。上の写真は旅行用にコンパクトに設計された Apple Watch の充電器(Amazozn で 1,699円)で、2年ほど前に購入したのだが、下の写真のように電源につないで充電する。これが作動しなくなってしまったのだよ。

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突然、さらに当然のように壊れてしまったので、こちらとしてもあっさり諦めてしまった。とはいえ Apple Watch というのは 1回の充電で 2日間はもたない。翌日は 午前 11時頃に充電が切れてしまったので、時刻を確認する度に iPhone をポケットから取り出さなければならいのが、結構不便だった。

その上、老眼用のメガネを家に置き忘れてきてしまい、PC を打つときは少々合わなくなりつつある遠近両用メガネを、必死に手で押し上げてやっていたのだった。おかげで眼まで疲れてしまったのである。夏風邪の上にこれだから、まさに「弱り目にたたり目」だったというわけだ。

帰宅してからは、「早めに充電器を買わなければ」と思っていたのだが、夏風邪のためそのまま放っておいてしまい、今日になってからようやく Amazon でこんなようなものを発注した。明日には届くという。

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ところが問題はこれからである。壊れたものと思っていた充電器を念のため改めて作動させてみると、ちゃんと充電できるじゃないか。壊れてなんかいなかったのである。この充電器、実はかなりタフで、壊れていたのはホテルの配線の方だったようなのだ。

あわててて Amazon の発注を取り消そうと思ったのだが、それは思いとどまった。というのは、この新しく発注した充電器は USB 機器が 2つ充電できるというので、旅行に持って行く小物を減らすことができる。うむ、それならこっちを主力として使う方が楽そうだ。

前から使っているヤツは予備用として取っておこう。というわけで今回の経験かから、ホテルの配線を信用しすぎないという教訓を得たのだった。

 

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2025年6月26日

どうやら夏風邪をひいてしまったらしい

毎週出張が続いたせいで体が疲れているような気がして、23日24日の記事は「体力温存のため、早く寝る」みたいな締めくくり方をしているのだが、これはどうやら疲労どころではなく、夏風邪をひいてしまっているらしいとわかった。これも年のせいかなあ。

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どうやら夏風邪は先週末からのようで、今週からは 1日 15時間睡眠(決して熟睡しているわけではないのだが)みたいな状態になっている。それでもこちらは大丈夫と思っていて、大阪出張もフツーにこなしてしまったのだが、新幹線車内では往きも帰りもずっと居眠りという状態だった。

咳も絶えないし、残尿感まである。「どうもおかしい」ということで調べてみると、ウェザーニュースのサイト(参照)に出ている上の表にある症状とかなりの部分が一致する。これはどうやら、夏風邪をうつされてしまった(妻からなのだが)ものと結論づけるほかない。

細かいことを言うと咳と残尿感に加え、朝起きると目やにがあってまともに目を開くにも手間がかかっていた。細かい字を読もうとしてもかすんでしまい、「もう年なのかな?」なんて思っていたが、今朝辺りからまともにモノが見えるようになっている。これって、なかなかありがたいことだ。

今は妻と一緒に買い置きにあった薬を飲みつつ、夏風邪からの回復過程にある。こういうのってこれまで実感的な体験がなかったのだが、いざ実際に直面してみるとかなり面倒くさいものだね。

というわけで、今は夏風邪症状からの脱出に全力というところなのでよろしく。

 

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