2021年9月21日

株価に関しては、ほとんど興味がない

お恥ずかしいことに、経済、とくに株の話にとんと疎い。今日も仕事先からクルマを運転して帰る途中、ラジオのニュースで「日経平均株価が値下がり」とか「世界同時株安」とか、いろいろなことが言われていたが、まるでピンと来ない。自分とどんな関わりがあるのかも、ほとんどわからない。

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帰宅してからネットで検索して NHK テレビのニュース(参照)を見たが、文字通りの言葉をそのまま文字通りにしか理解できず、それ以上の深読みはまったくできない。「ほほう、そうですか、はいはい」と言うしかないので、「俺って、バカかも・・・」と思えるほどだ。

先週までは平均株価が 31年ぶりに 3万円を超えたとやらでウハウハ言っていたのだから、何がどうなっているのかさっぱりわからない。ニュースでは中国の恒大集団とやらの経営悪化が株価全面安の要因と言われるが、自分にはほとんど縁のない企業だから個人的には「知ったことじゃない」というだけの話だ。

思えば 1980年代後半から 91年までの「バブル景気」とやらで世の中がウハウハ浮かれていた頃(もう 30年以上前になるのか)も、個人的にはひたすら居心地の悪い思いしかしていなかった。何しろ私は昔から次のような事情で、景気のいい話には縁がない男なのである。

  1. 1970年代の高度成長期には学生の身で、どんどん上がる生活費にひいひい言いながらバイトに明け暮れていた。
  2. 卒業するときには「オイルショック」で大変だった。
  3. やっとまともに就職できたのが、プラザ合意による「円高」の影響をもろに受ける繊維業界だった。
  4. 1980年代後半から 91年までの「バブル」の頃はウール関係の外資系団体にいて、給料の基本がオーストラリア・ドル建てだったので、円にしたとたんにバブルの逆作用で目減りする一方だった。要するにこの頃は何もいい目を見ていない。

91年 3月になっていきなり「バブル崩壊」と言われた時も、「ああ、これでやっとまともな世の中になる」と、むしろほっとしたのを覚えているほどだ。

というわけで、今回のニュースにしても「関係ないね」と言うばかりである。興味のないことには関わらない方がいい。

 

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2021年9月20日

カルガモの鳴き声は意地悪ばあさんの高笑い

我が家の裏手を流れる川には、シラサギアオサギなどのほか、年間を通じてカルガモも多く住んでいる。冬鳥として飛来するマガモとよく似ているが、下の写真のようにくちばしの先の黄色いのがカルガモといわれ、鳥にそれほど詳しくない私なんぞはそれで区別するしかない。

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カルガモといえば、ヨチヨチ歩きの雛を引き連れた引っ越しの姿が可愛いとよく話題になる(参照)が、鳴き声はその可愛い姿からはかなりかけ離れていて、昼となく夜となく「ゲハハハハ」と興醒めなほどの大声で鳴く。下の表示の「▶」印をポッチンすれば聞けるが、かなり騒々しいので、ボリューム設定にご注意。

この鳴き声、忘れた頃に突然鳴りひびいてくるので、自分で録音するのはなかなか難しく、サントリーの「日本の鳥百科 カルガモ」のページからお借りした。時間のある方は行ってみていただきたい。ちなみに上のポッチンで聞けるのは「さえずり」で、「地鳴き」の方はほんの少しだけおとなしい。

ただ、「さえずり」と称するにはあまりに興醒めな声なので、私なんぞは「意地悪ばあさんの高笑い」と称しているほどだ。「世界の鳥の生態図鑑」というサイトの「カルガモ」のページによると、「さえずりは繁殖期にオスが出す鳴き声のことでメスへのアピールなんです」とある(参照)。

ただ、ウチの周りではなんとなく一年中「ゲハハハハ」と鳴いている気がして、繁殖期(春らしい)には限らない気がするがなあ。いずれにしても、カルガモのメスって、あんな下世話な声に惹かれてしまうのだね。鳥の世界は、よくわからないことばかりである。

まったくこればかりは、他から何を言ってもしょうがないのだろう。「好き好き」が他から窺い知れないのは、人間の世界でも同様だから。

 

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2021年9月19日

希望ナンバーにしてるクルマって、結構多いんだね

世間は自民党総裁選の話題でもちきりだが、こちらは敢えて軽いトピックにしておく。今年 1月 24日でも触れた "クルマの「希望ナンバー制」というもの" についてのお話だ。何でも近頃では、クルマの登録の際に 4,000円払うと、好きなナンバーを付けることができるというのである。

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今日、某ホームセンターに買い物に行ったところ駐車場が混んでいて、店の入り口から少々離れたスペースに停めざるを得なかった。さすが上天気の日曜日である。

そしてクルマを停めたスペースから店の入り口まで歩くと、ズラリと並んだクルマのナンバーの 8割以上が、いかにも「希望ナンバーでございます」というものだったのである。ちょっと多すぎる気もするが、たまたま私の停めた列に限ってそんなことになってしまっていたのかなあ。

私もヒマじゃないのですべて撮影したわけじゃないが、たまたま最初に撮った上の写真の、手前は「11-17」で、語呂は「いい、いいなあ」。あるいはこの近くの地名の「伊奈」をとって、「いい伊奈」かも知れない。

その隣は「・・・1」(ズバリ「1番」)。「1番」というナンバーのクルマはいかにもお金のかかった風情のものが多いが、このクルマもやはり結構な押し出しだ。

ほんの少し歩くと、今度は「11-55」(いい高校、あるいは、いい孝行、はたまた、いいゴーゴーかな?)というナンバーだった。そしてその隣の隣も、栄光の「1番」。1番の好きな人って多いんだなあ。

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さらにその隣のもみじマーク付きはド定番中のド定番、「11-22」(いい夫婦)である。隣が「11-55」だけに、いい高校を出た同士で結婚して、長年連れ添ったみたいな雰囲気だ。それにしても「11-**」というナンバーは人気があるのだね。

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もうちょっと歩くと、今度ももみじマーク付きの「・8 88」。「8」という数字は縁起がいいということで人気らしいが、これは「ハハハ」と笑って明るく生きようと言ってるみたいである。きっと長生きできるよね。

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さらに歩いて店の入り口付近に来ると、向かい側に「86-86」(ハローハロー)が停まっていた。ここまで来ると圧巻である。

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今日はなぜか、ド定番の、「11-88」(いい母、あるいは、いいパパ)、「25-25」(ニコニコ)には巡り会わなかったが、とにかく皆さん、かなり語呂合わせのナンバーがお好きなようなのである。私としてもつい、次は「40-71」(庄内)にしようかなんて、余計なことを思ってしまったよ。

でもよく考えると、ナンバーに 4,000円払うぐらいなら、おいしいものを食った方がマシだよね。

 

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2021年9月18日

例のドタバタは、小山田圭吾の「キャラ変」失敗劇だった

7月 20日付「今回のオリンピックを象徴するようなドタバタ」で小山田圭吾という男関連のドタバタに触れたという経緯があるので、今回の「小山田圭吾、自身が語ったいじめ行為について経緯説明と謝罪文を公開」という件についても触れないわけにいかないだろう。

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とりあえずは、昨日付で発表された「【いじめに関するインタビュー記事についてのお詫びと経緯説明】」というのをざっと読んでみた。このページ、アクセスが多いらしくて、表示されるまでやたらと時間がかかってうんざりしたけどね。

この文章で徹頭徹尾強調されているのは、「自分がいじめに直接関わったわけじゃない」ということだ。以下のように描かれている。

『ROCKIN'ON JAPAN (1994年1月号)』の誌面にて見出しとして記載され、この度多く報道されていた「同級生に排泄物を食べさせた、自慰行為をさせた」といった内容については、私が行わせたり、示唆や強要をしたといった事実は一切ありません。
「排泄物を食べさせた」ということについては、小学校の帰り道に、クラスメイトの一人がふざけて道端の犬の糞を食べられると言い出し、拾って口に入れてすぐに吐き出したという出来事があり、彼本人も含めその場にいた皆で笑っていたという話が事実です。
「自慰行為をさせた」という部分については、中学校の修学旅行の際、ある先輩が、私のクラスメイトの男子に対し、自慰行為をしろと言っている場面に居合わせ、限度を超えた状況に自分は引いてしまったということが事実です。

本心としては「直接関わったんじゃない」というのを、免罪符みたいに振りかざしたかったのかもしれないが、そこまでは至っていない。全体を通してやたら言い訳がましいくどくどした記述の多いのが、やや「往生際の悪さ」を感じさせるものの、辛うじてギリギリのところで踏みとどまれてよかったね。

ただ、これを読んで「なぁんだ、そんなことだったのか」で済めばいいのだが、残念ながらそうはならない。実際のインタビュー(抜粋参照)ではこんな風には語っておらず、その場に居合わせてしっかり楽しんでいたと受け取るのが自然な語り口だったじゃないか。

結局のところ早く言ってしまえば、東スポの見出しにあるように、"小山田圭吾「いじめ自慢」は〝キャラ変〟失敗の産物" とするのが一番納得できる解釈だろう。「〝ポップ小山田〟から〝アングラ小山田〟へのキャラ変」を図るために、必要以上に悪ぶってみせる必要を感じていたわけだ。

今回の「お詫びと経緯説明」でも、自ら次のように書いている。

当時は、自分に対してなんとなく定着してしまったイメージを破り、露悪的なキャラクターを演じることで世間からの見られ方を変えようとしていました。過剰で自虐的なリップサービスを必要以上に行うことで、世間との距離を取ることを意識していました。自分の作品に対する自信のなさも、そういった言動の原因になっていたと思います。

「世間との距離を取ることを意識」とか「自分の作品に対する自信のなさ」というのはこの文脈に直接関係なくて、かなり混乱が感じられるが、まあ、この際正直になるついでに、そんなところまで言ってしまいたくなったんだろう。

ただそうした(かなり自分勝手な)理由があったにせよ、そのために過去の「いじめ体験」(あるいは「いじめ現場居合わせ体験」?」を得意げに語ってしまったというのは、いかにも考えが浅すぎる。今回のオリンピック前のドタバタは、自ら招いたことに変わりはない。

さらに言えば、露悪的に「いじめ自慢」をすることで「ポップ小山田」から「アングラ小山田」にキャラ変にできるなんて考えたのが、そもそもの了見違いである。「アングラ」って、そういうものじゃないんだよね。

今回の騒動に辛うじてポジティブな意味を見出すとすれば、「軽い気持ちでいじめに加担すると、後々になって大変なことになって、人生を台無しにしてしまう可能性まであるんだよ」と世間に認識させたことだろう。これが「いじめ防止要因」効果を発揮するように願いたい。

 

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2021年9月17日

「謎マナー」と、サラリーマン社会

昨日付「葬式の場でネクタイのディンプルは NG だって?」に付けていただいた らむね さんのコメントで、この種の「得体の知れないマナーみたいなもの」が、世の中では「謎マナー」と呼ばれていると知った。

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ググってみたところ、この種の「謎マナーの権威」はビジネス・ライフマナー講師の「尾州真奈美」という御方であるらしいとわかった。らむね さんの挙げた「自分の名刺が大きいと失礼なので切り取る」というのも、一昨年の春にこの方が発信してしっかりと炎上したネタである。

ちなみにこの「尾州真奈美」というのは、いわゆる 「釣り垢」(「釣りアカウント」ね、念のため)であるらしい。これ、既にネット社会の常識となっているようで、この先生のおっしゃる馬鹿馬鹿しい話は決して真に受けてはいけない。

というわけで「名刺のまわりを切り取って小さくする」なんていうのは異次元的なまでの「ウルトラ謎マナー」だが、そこまで行かなくても、いかにももっともらしく聞こえて、一部では忠実に実行されている「謎マナー」も多い。私が一昨年に取り上げた「ハンコのお辞儀」というのもその一例のようだ。

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らむねさんは「偉い人に徳利で日本酒を注ぐときは、注ぎ口を使ってはならない」という「謎マナー」も紹介してくれている。これ、私は全然知らなかったので、ちょっとググってみたら、こんなことのようだ。(参照

「この部分は注ぎやすさで付けていますが、丸の切れ目、すなわち円(縁)の切れ目、また、角が立つという意味になります。縁起の良し悪しの観点から言うと悪いです。冠婚葬祭など、厳粛な場ではやめたほうが良いでしょう」

こうしたあまりの馬鹿馬鹿しさに反発してか、「マナー講師撲滅用とっくり作りました」という陶芸家もおいでだ。ちょっと拍手を送りたくなってしまったよ。

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さらに「ビールを注ぐ時はラベルを上にする」という有名かつ由来不明の謎マナーのほか、最近では Zoon 会議での表示の順番(上座、下座)だの、会議終了後の退出はエラい人から先だの、面倒くさすぎるのまで加わっている。

こうしてみると「謎マナー」の多くは、サラリーマン社会の「上下関係」とか「過剰で無意味な気配り」みたいなものから発想されている気がする。まことにもって「気配り」は必要ではあるが、し過ぎると面倒になるばかりだ。

 

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2021年9月16日

葬式の場でネクタイのディンプルは NG だって?

Togetter で "エリートも知らない大人のマナー 「葬儀に出る際のネクタイのディンプルは NG」はホント?" というのが話題になっている。しゃく|笏本達宏さんという ネクタイ作りのプロが、「葬儀や謝罪の時にディンプルは NG です」と tweet したのが発端らしい。

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この tweet、全文はこんなようなものだったようだ。

実は、エリートと呼ばれる人の中にもこれを知らない人が多いのですが、ネクタイは「ディンプル」という「くぼみ」をつくって結べばオシャレさが増します。でも葬儀や謝罪の時にディンプルは NG です。なぜならその場に必要なのはオシャレさではないからです。学校では教えてくれない、大人のマナーです。

ところがこれに対する反応として、Brarin/ぶらりん という人が挙げた tweet には、次のようにある。

ほんと?と思って調べてみたけど、
・ 昭和天皇の大喪儀や30年式年祭での現在の上皇陛下
・ ダイアナ姫葬儀でのチャールズ皇太子
・ ブッシュ元大統領の国葬でのトランプ、オバマ、クリントン
それぞれディンプルを気にしている様子はない。

確かに、上述のページに掲げられた写真を見る限り、現在の上皇陛下も、チャールズ皇太子も、トランプ、オバマ、クリントンも、葬儀参列の際にすべてネクタイにディンプルを作っておられる。「葬儀や謝罪の時にディンプルは NG」なんていう「大人のマナー」は、誰も気にしている様子がない。

そもそも しゃく|笏本達宏 氏の主張する「ディンプルは NG」ということの根拠は、端的に言えば次のような三段論法だ。

  1. ネクタイは「ディンプル」をつくって結べばオシャレさが増す。
  2. 葬儀や謝罪の時にディンプルは NG。
  3. その場に必要なのはオシャレさではないから。

これをそのまま受け取ってしまえば、「葬儀や謝罪の場ではオシャレしちゃいけない。ダサダサの礼服などを着て参列すべし」ってなことになってしまうだろう。これはもう「なんだかなあ」と言いたくなってしまうよね。

あるいはちょっと深読みして、「礼服自体はしっかりオシャレしてもいい。ネクタイにディンプルさえ作らなければ、そのエクスキューズになるから」ってことなのかもしれない。それにしてもやっぱり、「なんだかなあ」感は薄まらない。ディンプルが言い訳のタネだなんてね。

この記事にはいろいろな反応が寄せられているが、ネガティブなものが多数派だ。早く言ってしまえば tweet した本人も冒頭で言っている「エリートと呼ばれる人の中にもこれを知らない人が多いのですが・・・」というのがキモだろう。

多くの人が知らないままで何のこともなく済んでいる類のことは、決して「マナー」なんかじゃないよね。むしろ、ことさら声高に主張すること自体が馬鹿馬鹿しいというほどのことだ。

私の場合は、ネクタイなんてよほどフォーマルな場でもなければ締めることがないし、ディンプルなんてその時々でできちゃったりできなかったりする。そもそも 4年半前の記事で書いているように「プレーン・ノット」しかできないし(参照)、個人的にはどうでもいいことなんだよね。

以上、おしまい。

 

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2021年9月15日

んoon、最高じゃん!

今日の午後 6時半過ぎ頃から、TBS ラジオの「アフター 6 ジャンクション」を聞きながらクルマを運転していたところ、7時頃からの "Live & Direct" というコーナーに登場した ”んoon" というバンドを聞いて驚いた。というか、シビれたね。

ラジオを聞いていた限りでは、バンド名の ”んoon" は、「ふぅん」みたいに聞こえたが、彼らのサイトには次のようにある。

んoon(ふーん)2014年結成。バンド名の由来は、感嘆(あるいは無関心)を表す日本語の擬態語「ふーん」から。(発音アクセントは「不運」と同じ。)「ん」は "h" であり、ハープのアウトラインでもある。直観と思いやりをコアコンセプトに、ジャンルを無駄にクロスオーバーさせるより、その境界面に揺蕩うことを重視する。

聞いてみれば、まさにここに書いてある通り、ジャンルをどうこう言うのが無意味に感じられるほど、彼らの独特の世界が表現された音楽である。クールではあるが、同時に「ノリノリ」でも聞けるところがいい。

なにしろ、ボーカルの JC さんが素晴らしい。さらに、ベースがやたらとエグい。その上、何と、ハープなんていう楽器が加わっている。この演奏力は、そのへんのポッと出のバンドとはレベルが数段階違う。

これからずっと彼らの音楽を聴いていこうと思ったのだよ。皆さんにもおススメするので、よろしく。

 

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2021年9月14日

コロナ関連のデマの 65%の発信元は、特定の 12人

NHK のサイトに "誰が、何のために「デマ」を拡散させるのか?" という WEB 特集の記事がある。冒頭の写真に取り上げられているパンフレットのタイトルは "THE DISINFORMATION DOZEN"(デマの 12人)というものだ。

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この記事は、イギリスとアメリカに拠点を置く NGO 団体、デジタルヘイト対策センター(CCDH)が今年 3月に発表した報告書に沿い、次のようにレポートされている。

ことし 3月までの 1か月余りの間に SNS 上に出回った新型コロナウイルスのワクチンに関するデマの 65%は、わずか 12人に派生するアカウントから発信されていたというのです。

(中略)

「新型コロナのワクチンによって不妊になるおそれがある」
「ワクチン接種によって死者が出ている」

それらのアカウントからデマが発信され、瞬く間に世界中に拡散されたのだといいます。

「世界中に拡散された」というだけに、日本でも同じようなデマが広がっており、私も今年 6月 20日付の "「ワクチン陰謀論」というのがあるらしい" という記事で、次のように書いている。

先日、美容院から戻った妻が急に「私、ワクチン接種止めとこうかな」と言い出した。

美容師のお兄ちゃんに「政府は隠してるけど、コロナのワクチンってかなりアブナいらしいですよ」と吹き込まれたらしい。「ワクチンが遺伝子の中まで入り込んで DNA 情報を書き換えちゃうから、命に関わる悪影響が 2年半後ぐらいに出てくるらしいです」ってな話だ。

この美容師のお兄ちゃん、腕は確かなようだが、かなりのオタクなのかもしれない。

結局のところ、妻もネットで客観情報をよく調べた結果、疑問が晴れて夫婦一緒に 2度のワクチン接種を済ませたのだが、知り合いの中にはまだかたくなに拒んでいる人もいる。「コロナ・ワクチンは遺伝子の中まで入り込むらしいから、少なくとも 2年ぐらいは様子を見てから接種する」なんて言うのだ。

NHK の記事によれば、こうしたデマを流す 12人の目的は単純に「マネー」であるといい、次のような事実が紹介されている。

CCDH が発表した別の報告書では、12人がそれぞれ運営するウェブサイトでの物品の販売、“健康情報”にからむビジネスによる年間の売り上げは合わせて 3580万ドル、日本円で 39億円余りにのぼるというのです。

これはちょっとした数字である。3580万ドルを単純に 12で割れば、約 300万ドル、つまり 1人あたり 3億円以上の売り上げになっているのだ。この 12人の中には、故ジョン・F・ケネディの甥も含まれ、名を「ロバート・F・ケネディ・Jr」というらしい。詐欺をするには「できすぎ」みたいな名前だ。

というわけで、インターネットというのはとてつもなく便利なモノではあるが、同時にかなりアブナいものでもあるということを、我々はきちんと認識しておかなければならないだろう。

 

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2021年9月13日

「飲み会」がなくなって、酒の売上が激減

Hatelabo に「コロナ禍で酒なんてみんな飲みたくなかったんだなと知れて嬉しい」という書き込みがある。書き手は「昔から酒が美味しいと思えなくて飲み会が苦痛だった」という匿名氏である。

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「コロナ禍で酒の売上が 80%減」ということで、「なーんだ、みんな飲み会がなかったら酒なんて飲まないんじゃん」「飲み会が馬鹿げた奇習としてこのまま消えそうで嬉しい」としている。

これに対しての反応は、実にはっきりと賛否両論に別れている。

「居酒屋で飲む酒は最適な状態で出してくれて飲んだら片付けてくれるからいいんだよ 家でこのクオリティでやるのはめんどくさいぞ」というのは、飲み会肯定派の反論である。家で飲んでも居酒屋での飲み会のようには気分良く飲めないので、売上の減少も当然とみているわけだ。

それに対しては、すぐさま「コップを戸棚から出すのが重労働なのかw」「美味しいはずなのにその程度もできないのか」というちょっと皮肉なリアクションが付いている。

さらにそもそものことを言えば、「酒の売上が 80%減ってそんなわけなくね?」というコメントもある。確かに酒類販売が 80%減少したというニュースなんて、どう探しても見つからない。

このコメントの示唆したリンク先の記事は、"宿泊業の不振、取引企業への悪影響鮮明に 食材などの納入企業、8割が「売上減少」 酒類関連は 9割超で減収に" というもので、要するに「ほとんど食材納入企業で酒類の販売が減少しているというものだ。

というわけで、酒の売り上げが ⒏割減というわけではないようなのだが、いずれにしても、飲み会というものがなくなったので、酒の売上激減というのは確かなことのようだ。

最近は酒の好きじゃない層はかなりスッキリしているわけで、コロナ禍以前の酒に関する「同調圧力」は、それほどまでに強かったということなのだろう。

ちなみに私は、14年前となる 2007年 8月 13日の「酒との付き合いの変化」という記事に、"以前は 「週に一度の休肝日」 なんて、不可能だと思っていたのだが、最近は週の半分は、一滴の酒も飲まないようになった" と書いている。そしてさらに最近では、酒を飲むのは月に 1度ぐらいまで減っている。

というわけで個人的には、「酒は飲めばおいしいとは思うが、別に好んで飲もうというほどのものじゃない」というところに落ちついてしまっている。

 

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2021年9月12日

激辛「ブート・ジョロキア」を試してみた

9月 4日付の「ハバネロより辛いトウガラシがあるとは!」という記事で触れていた、世界で 3番目に辛い「ブート・ジョロキア」(写真左側)という唐辛子が、Amazon からやっと届いた。

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これで我が家常備の「激辛調味料」は、沖縄の「島とうがらし」(コーレーグースー)、京都の「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」と合わせて 3種類となった。相当な辛モノ好きでも、ここまで揃えているのは珍しいだろうと思う。

今回届いたのは「りょう君のジョロキア」という商品で、ブート・ジョロキアの栽培のため、2007年にバングラデシュに渡った日本人、竹内僚さんによるものである。その生産に関する苦労話は、サイト内の「単身バングラに渡った日本人 竹内僚」というページに詳しく紹介されている。

なにしろ生のブート・ジョロキアのカプサイシンが直接皮膚に触れてしまうと、いくら洗っても洗い流されることはなく、氷がないと悶絶するほどの痛みが 15時間も続くという。それほど恐ろしいまでの辛さをもった調味料なのである。

届いた「りょう君のジョロキア」を、早速スープにかけてみた。ちなみに私はフツーの「鷹の爪」を使った七味唐辛子だと、1杯のスープに 15回ぐらい振りかけて、ようやく満足する辛さとなる。そして「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」だと、それが 4〜5回ぐらいで済む。

ところがこの「りょう君のジョロキア」だと、ほんの 1振りで十分な辛さになる。つまり、フツーの鷹の爪の 15倍、「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」の 4〜5倍は辛いということだ。大したものである。

そしてこの 3種類の香辛料には、それぞれの「得意/不得意」があるとわかった。

「島とうがらし」(コーレーグースー)は、なにしろ沖縄の酒「泡盛」を使っているので、アルコール風味があって、入れすぎるとちょっと心地良くなっちゃったりもする。やはり「沖縄そば」のような麺類に最適で、温かいスープのうどんにもよく合う。

「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」は、私は「一味」ではなく「七味」の方が好みである。「一味」はシンプルな辛さだが、「七味」はハバネロ以外の調味料がうまくブレンドされて、ちょっと複雑で深みのある辛さとなる。

それに対し、「りょう君のジョロキア」の辛さはひたすら単刀直入だ。だから元々いろいろな風味を備えた具だくさんのスープに振りかけると、絶品の「おいしい激辛」になる。そして一振りで足りてしまうので、一瓶でも長持ちすると思う。

というわけで、当面はこの 3種類の「激辛香辛料」をそれぞれ楽しんでみたい。そして「りょう君のジョロキア」が切れてしまったら、今度は世界第二位の辛さの「トリニダード・モルガ・スコーピオン」を試してみようと思う。

 

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