「結果オーライ」の神秘
パソコンの世界では、「原因不明の不具合」と同様に、「なぜか、いつの間にか直ってしまった」というのも多い。
普通はいちいち原因を究明するヒマがないので、「相性」とか「こなれた」とか、ウヤムヤな表現にしている。 ウィンドウズは、何万というファイルの連動で動いているプログラムなのだから、それらすべての記述をあたれといっても、仕方がなかろう。
私が以前付き合っていたベンダーには、いかにもオタクのカタマリという風情のシステム・エンジニア軍団がいて、その中にも「職人」「先生」「師匠」「教授」「神様」 などのランクがあった。
「職人」レベルでも結構頼りになったが、中には、「神様」でさえ首をひねり過ぎてムチウチ直前まで追い込まれるという、難解な不具合もあったのである。そして驚くべきことに、そんなウルトラCレベルの不具合でも、何もしないのにある日突然直ってしまったりするのである。
パソコンとはそんな世界である。深く追求してもしょうがない。
「結果オーライ」ならハッピーだし、「結果が悲惨なもの」なら、お金が飛んでいくという、それだけの話と割り切るほかないのである。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 「パスワードが期限切れ」なんていうアヤシいメール(2023.11.27)
- ”X” を ”Twitter” と呼び続けることに、文句あるか !?(2023.10.20)
- フロッピーディスクとがん検診を巡る冒険(2023.10.14)
- ”X" 有料化の可能性があるらしいので・・・(2023.09.20)
- PC の自己流操作から抜け出せないって、案外多い(2023.09.10)
コメント