放浪人生
昨日は 『ミー・アンド・ボビーマギー』 という歌について書いた。アメリカ中を放浪した経験を歌った歌である。
私も学生時代に放浪し過ぎて、まともな就職ができない年になり、業界紙記者というヤクザな稼業についた。
あれから、繊維業界周辺でいろいろな職を渡り歩き、気付いてみれば、今でもずっと放浪しているようなものである。どんな組織に属しても、結局は一匹狼的仕事で、部下というものを持ったことがない。
大学を 4年で出て、順調に一流企業に入り、中間管理職になって、近頃ではリストラの影に少々ビクついているような 「まともなコース」 というものをたどったことがないので、出世競争に一喜一憂する気持ちというのは、はっきり言ってさっぱりわからない。
私の場合は、自分の後始末は自分で付ければいいというのが基本的スタンスで、大儲けもしない代わりに、他人に多大な迷惑をかけることもない。どこかで人の役に立っていれば、それで十分だ。まぁ、仕事に関しては、ずっとこのペースでやっていきたいと思っている。
何しろ、自由とお金とどちらかを選ぶとなったら、自由を選んでしまうタイプなので、仕方がない。







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