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2002年9月11日

テロ 1周年

今日は米国のテロ 1周年。メディアでは 「あれから米国は、世界は変わったか?」 というテーマでいろいろな論議が交わされている。

そりゃあもちろん、変わった。何しろ、米国のバブルがきっちりと弾けてしまったのだから。

米国はあれから、お得意の 「二極対立構造」 という図式を頻繁に持ち出し始めた。以前は 「自由主義国家群」 と 「共産主義国家群」 の対立だったが、最近は、「文明国」 対 「悪の枢軸」 と言いたいようだ。

米国にとっては、バブルも弾けてしまったし、今後は社会的不平不満もかなり出てくるだろうから、今のうちに仮想敵国を明確にして、エネルギーをぶつける対象を国外に設定しておきたいところだ。

イラク攻撃を支持する比率は急激に低下していると言うが、それでも過半数である。それだけ、あの 9.11 の衝撃は大きかったのだ。今のうちに悪者を叩いておかなかったら、また、いつ何時あの恐ろしいテロが再現されないとも限らないではないかという切羽詰った心情は、確かに理解できなくもない。かと言って、事を荒立てすぎるのも考え物だが。

米国の気分が、バブル経済の謳歌から、内向きの防衛的なものへと変化しているのだから、日本も 「グローバル・スタンダード」 などという妙な幻想から自由にならなければならない。

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