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2002年9月 7日

リスクマネジメントの「いろはの い」

企業による 「ごまかし」 事件が後を絶たない。牛乳、牛肉、米と続いて、ついに原発まで登場した。

リスクマネージメントにおいては、「洗いざらい正直に発表する」 というのが基本中の基本なのだが、この国ではそれが全然通用していないようだ。

何か問題が起こったら、トップが責任者となって対策本部を設置し、関連情報を一元的に吸い上げて、包み隠さず発表するというのが、「リスクマネジメント」 の基本である。こんなことは、ちょっとしたマネジメント・セミナーに参加すれば、「いろはのい」 として教え込まれることだ。

この常道に反して、保身のために隠し事や虚偽の発表をしても、次から次にウソがばれて、企業イメージはますます失墜する。逆に正直に発表して迅速で適切な対策を取れば、企業イメージの向上につながることさえある。こんなことは企業人の常識と思っていたが、どうもそうではなかったようだ。

「貧すれば鈍す」 というが、日本経済はそこまでひどくなったのか。それとも、そんなのは昔からあったことで、最近になってウソがばれやすい世の中になっただけなのか。

せめてまともなリスク・マネジメント措置が取れるような企業風土を作りたいものだ。

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