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2002年9月17日

日朝首脳会談

今日の日朝首脳会談だが、さんざん事前交渉をした結果がこれでは、どうしようもない。

貧すれば鈍する。金正日は、経済援助を取り付けるために、思い切って最大限の譲歩をしたつもりなのだろうが、完全に逆効果だ。

これまでの 「得体の知れない悪辣な独裁者」 から、「実は案外話のわかるスマートな指導者」 にイメージチェンジして国際社会での生き残りを図るつもりが、逆に 「過去の国家的犯罪の責任を部下になすりつけて、自分だけは安全圏から一歩も出ようとしない狡猾な男」 という印象を、世界中に定着させる結果となった。

この程度の安易なパフォーマンスで危機を乗り越えられると思ったのだとしたら、この男、案外甘ちゃんである。坊ちゃん育ちで修羅場をくぐっていないのだろう。金と食料が底をついて、仕方なく路線変更に出ているのは見え見えなのだから、今更いくら格好を付けても始まらない。

今回の会談で既に決定的な弱みを見せてしまった以上、後は地盤崩壊が続くだけだ。南北関係においても、金大中は今やレイムダックとなり、「太陽政策」 などというのも、既に過去の遺物になりつつある。

10月から日朝国交正常化交渉が開始されるというが、「そんなものは、全然急ぐ必要がない」 というのが、日本側世論の大勢を占めることになるだろう。

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