« 日本はもはや鷹揚な「お大尽」 ではない | トップページ | 神道式の葬儀 »

2002年9月21日

歩行者の交通事故の半数は道路横断中のもの

今日、ラジオを聴いていたら、「歩行者の交通事故死の約半数は道路横断中のもの」と言っていた。

道路横断には気を付けようと呼びかけていたのだが、私には「残り半数は、横断中でもないのに車にはねられて死んだ」ということの方が驚きだ。

どう考えても、歩行者が車にはねられるのは横断中に最もその可能性が高いはずだ。しかし、実際にはそれが半分の確率でしかないというのは、よく考えると恐ろしい。 秋の交通安全週間の初日、ラジオ局というのは、自らの情報のこうした裏の意味に何の疑問も抱かないのだろうか。そうだとしたら、その感性はジャーナリスト失格である。

横断中の場合と普通に道を歩いている場合以外に、いったいどんなケースがあるのだろう。酔っ払って道路に寝てしまって、車に轢かれたというのもたまに耳にする。しかし、それが 1割にも 2割にも達しているとは思えない。

ということは、普通に道を歩いているときでも、横断中のケースに迫るくらい、車に轢かれる可能性があるということだ。これは大変なことだ。普通に歩いているところに、暴走した車が突っ込むなどということが、それほど多いのだろうか。

ここで私は、「知のヴァーリトゥード #7 - 赤信号は、本当にみんなで渡れば恐くないか?」 で書いたことを思い出す。それは「集団登校の子供たちは、集団心理でふざけあいながら道を歩くので、かえってあぶない」という指摘である。

多分、ふざけあって歩いているうちに急に車の前に飛び出したりするケースもあるのだろうと推測する。

いずれにしても、普通に歩いているときでも横断中と同程度に注意を払わなければならないというのは、大変なことである。

|

« 日本はもはや鷹揚な「お大尽」 ではない | トップページ | 神道式の葬儀 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日本はもはや鷹揚な「お大尽」 ではない | トップページ | 神道式の葬儀 »