世界同時株安で、それがどうした?
世界同時株安なのだそうだが、申し訳ないことに、私はそっち方面には全然思い入れがない。
株価なんて所詮「気分」で決まるのだから、結局あってないようなもので、そんなものに血道をあげるのは、馬鹿馬鹿しいと思ってしまうのである。
子供の頃に、切手コレクションがブームになった。昭和24年発行の「月に雁」という 8円切手が人気の的で、昭和30年代に 3,000円ほどの値がついていた。今では 13,000円になっているらしい。
しかし、その「月に雁」も、封筒に貼れば額面通り 8円の価値しかない。差額の 12,992円分は何だったのかと言えば、それは切手マニアの作り出した「気分の値段」でしかないのだ。
いくら経済理論を駆使して、株安が日々の暮らしにいかに脅威となりうるかを説明されても、理屈では尤もだと理解できるが、素朴な気分の問題として、「それがどうした」と思ってしまう。投資家の作り出した「気分の値段」に、律儀に付き合うほど暇じゃない。
土台、平均株価が 9,200円だなどと言うが、実際に 9,200円つけている株なんてほとんどない。あれは詳しくは知らないが、いろいろないきさつで調整に調整を重ねた「行きがかり上のシンボル」みたいな数字であって、なんだかんだ言っても、「結局は 額面 50円なんでしょ」と言いたくなる。そう言って何が悪いと言うのだ。
実体からかけ離れた幻に一喜一憂する社会の「おかしさ加減」に、そろそろ気がついてもいい頃だ。「あれは20世紀後半に現れた特殊な現象だった」ということになっても、不思議はない。
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