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2002年9月25日

野球はダラダラと長すぎる

私は近頃、野球に興味がなくなってしまった。何しろ、試合が長すぎる。3時間かかってもまだ終わらない。

昨日の巨人の優勝がかかった試合は、6時に始まって、11時過ぎまでやっていた。ただでさえ忙しいのに、これでは付き合いきれない。

平均 3時間以上の試合時間のうち、実際のオン・プレーの時間は非常に限られていて、多分、7割ぐらいはチェンジでの守備交代、ピッチャー交代による投球練習、そして意味もなく頻繁にとられる 「タイム」 によって占められるのではないかと思われる。

ピッチャーの投球の間合いがちょっと長いと、打者は遠慮なく 「タイム」 を宣言し、靴の泥をバットでコンコンと叩き落とし、あらぬ方向を向いて何度も素振りを繰り返し、周囲につばを吐き散らしてから、ようやくもったいぶってバッターボックスに戻る。こんなに際限なくタイムを取ることができるというのは、けっこうダラダラとしたスポーツである。

その上、ピッチャーがちょっとピンチに陥ると、テレビの解説者までが 「ここはキャッチャーが行って、間を取ってやらなきゃいけませんよ」 などと言う。冗談じゃない。ただでさえ試合時間がダラダラと長すぎるのだから、余計な間なんか取らないで、とっとと投げてもらいたい。プロのくせに、見てるものの都合をちっとも考えていない。

試合が長引けば、それを見ているオヤジたちが睡眠不足になる。また、それだけ野球中継が長引き、その後に予定されているテレビドラマの開始時刻が遅れ、それを楽しみにしている子どもたちが夜更かしになる。

サッカーなら、大抵は 2時間で終わる。高校野球の多くは 2時間以内で終わるのだから、プロだって早く終わろうと思えばできるはずだ。

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