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2002年10月 7日

北朝鮮とのお付き合いは大変

新聞報道は連日、拉致事件でもちきりだが、そろそろ食傷気味だ。

真相解明には時間がかかるだろうし、国交正常化交渉は、日本人の誰も望んでいないのに、急がなければならない事情があるかのようだ。

北朝鮮の態度は、絵に描いたような典型的な不誠実さだし、毎日毎日、この話題で怒ったり呆れたりするのも、そろそろ不毛な感じがしてきた。第一、墓が洪水で流されたなんて言われても、「もう少しましな言い訳を考えて、出直して来い」 と言いたくなるではないか。

そろそろ、落ち着いて深く冷静に、調査を進める時期に入っているのだろう。

国交正常化は難しい問題だ。金正日に花を持たせてやりたいという日本人は皆無だろうが、あまり叩きすぎても、北朝鮮内部でクーデターが発生したりしたら、ますます事は面倒になる。軍部のはねっ返りが主導権を握ったりしたら、それこそ妙なミサイルが飛んでこないとも限らない。

そうなると、少しずつでも金正日にはおみやげを与えてやらなければならないのかもしれない。

いずれにしても、そう長持ちしそうにはない国なのだが、あまりハードなランディングは避けたいというところなのだろう。

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