シティバンクの広告
「豊かに生きよう」 をテーマにした、印象に残る画像の広告をあちこちで目にする。しかし、今日までシティバンクの広告とは気付かなかった。
広告と企業名がリンクしない好例だ。
実は今日の午後、新橋の駅で広告関連のアンケートに応えて、これらが米国のシティバンクの広告と初めて知った。
(オバサン=アンケートのオバサン)
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オバサン: | 「シティバンクをご存知ですか?」 |
私: | 「もちろん、知ってますよ」 |
オバサン: | (ファイルブックを開いて件の広告画像を見せ) 「この絵を電車内でご覧になりましたか?」 |
私: | 「ええ、見ました。とても印象に残ってますよ」 |
オバサン: | 「この広告で、シティバンクに対する興味が増しましたか?」 |
私: | 「え? これって、シティバンクの広告だったんだ。知らなかった」 |
オバサン: | 「実はそうなんです。それで、この広告で、シティバンクをご利用になりたいと思われましたか?」 |
私: | 「全然。だって、そもそもシティバンクの宣伝とは気付かなかったんだもの」 |
とまぁ、こういうやり取りがあったわけだ。
広告としてはとてもいい出来だと思う。しかし、「一将功成りて万骨枯る」 と言うが、「広告代理店功成りてクライアント枯る」 ということもある。
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