楽な親孝行をさせてもらった
酒田に来ている。11月下旬にもなると、東北の日本海側はどんよりとした空が常になるが、今日は雪をまとった鳥海山が、快晴の空を背に鮮やかに立った。
父は「天気を連れてきてくれた」と喜んでくれた。
天気が好かったのは偶然の産物だが、それを喜んでもらえたのだから、運がよかったといえるだろう。誰かの心がけが良かったとすれば、私よりは父の方に違いない。
母の具合は相変わらずで、毎日を介護に費やす父の負担は相当のものだ。だから母の介護を妻に任せ、私は父の話し相手をしている。それだけで、父は「久しぶりで楽しかった」と言ってくれる。こんなことが親孝行になるなら、いつでもOKだ。
今回は雪が降ってはたまらないので、車ではなく、久しぶりで新幹線に乗ってやってきた。冬の間は何度か新幹線を使わなければならないだろう。
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