洒落の通じない世の中
やや旧聞めくが、10月24日の本欄に書いた遠野の河童は、日テレの「ヤラセ」とわかり、「電波少年」は非難ゴウゴウだそうだ。
なんと洒落の通じない世の中になってきたものではないか。
鳩山由紀夫氏の講演会にママさんコーラスを乱入させたのもこの番組で、これは鳩山氏が烈火のごとく怒って、放映は中止になったそうだ。
鳩山さんももう少し洒落のわかる人だったら、今回のような失態は演じなくて済んだだろうに。歌が終わったところで、コーラスの一人一人と笑顔で握手でもしてみせる余裕があったら、きっと株が上がっていただろう。惜しいチャンスを逃したものだ。
どうせ下らない番組なのだから、マジに怒ったらそれこそ「無粋」のきわみである。日本人は「無粋」は好きじゃないのだ。
遠野の河童騒動では、地元の人は「遠野の河童は顔の赤い『赤河童』だから、あれとは違う。初めからわかってたよ」と余裕を見せているそうだ。それでこそ大人というものだ。
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