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2002年12月17日

「大つごもり」に向かって

「良いお年を」 の挨拶を交わす時期になったが、なんだかそぐわない。

街の 「ジングルベル」 も、忘年会も二次会も、時代の感覚に合わなくなった。年末だからといって、盛り上がらなければならない理由はない。

私は大晦日の NHK番組、「行く年来る年」 が好きだ。とくに、元旦の夜中の零時を迎えるまでの、日本各地の神社やお寺の厳粛なまでの静かな風情が好きで、山里のお寺の坊さんが一突きごとに額づきながら除夜の鐘を打つ姿なぞは、たまらなくなるほどだ。

元旦の零時の時報とともに、世の中は一変して、初詣客のごった返す正月モードに入ってしまうのだが、私はいつも、もう少し大晦日のしみじみモードに浸っていたいと思うのである。

12月がクリスマスや忘年会で浮かれる月になってしまったのは、いつ頃からなのだろう。大晦日は 「大つごもり」 である。「つごもり」 とは お月様が隠れることで、それだけに、浮かれずに心静かに過ごすべきなのだ。そろそろ、「つごもり」 モードに入って行くべき時期なのだろう。

バブルが弾けて以来、12月の街は喧騒がなくなってきた。案外これはいいことなのかもしれない。心静かに楽しみながら、バブルのリハビリに励めばいいのだ。

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