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2002年12月27日

クローン人間誕生?

世界初のクローン人間が誕生したと伝えられたが、まだ具体的な情報は入っていない。

専門家の間では疑問視されているようだ。しかし今回はガセだとしても、いずれ実現してしまうのは確実だ。

クローンというのは、他の哺乳類の例を見ると、出産時の生存率が低かったり、病気がちだったり短命だったりと、かなり問題が多いらしい。しかし、より大きな問題とされているのは、倫理上の問題だ。

単に同一の DNA を持った人間というのなら、いくらでも例がある。一卵性双生児がそうだ。しかし、いくら一卵性双生児でも同じ人間にはならない。かなりの部分で似ているが、まったく同じというわけではない。

私なぞは、「物質的な遺伝子は同じでも、そこに宿る 『霊 (たましい)』 が違ってしまうから」 と解している。見た目はそっくりでも、内面は違ってしまって当然だろう。

クローン人間はいくら禁止しても、どこかで必ず生まれてしまうだろう。科学者の探究心と、子供を授かれない人が 「どんなにしてでも子供を生みたい」 とする欲求がある限り、倫理や法律では全面的に止めるというのは無理のような気がする。

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