« ウェブに日付は大切 | トップページ | ジョンの命日 »

2002年12月 7日

味覚の衰え

一説によると、人間は60歳になると味覚を感じる器官の 「味蕾」 が、20歳の頃の半分に減ってしまうと言う。

60歳にはまだまだ間があるが、そういわれれば、確かに私の味覚も、近頃少々衰えているような気がする。

それを感じるのは、とても微妙な味わいのものを食べた時だ。「この食べ物は、このような味がするはずだ」 という、いわば 「味の記憶」 が働いて、それを確認しようとするのだが、その通りの味覚が得られていないような気がするのである。

人間は歳をとると 「記憶」 によって食べ物を味わうというが、本当にそんな気がする。それだけに、味覚がちゃんとしている若いうちに、きちんとおいしいものを食べておくことが大切だと思う。

「味蕾」 による 「純粋味覚」 が衰えた分、全体的な 「食感」 で食べ物を楽しむようになった。「食感」 とは、硬さ、柔らかさ、ねばり、あっさり感、喉ごし、舌触り、コシなどなどである。「そば」 なんぞは、まさに喉ごしで食うものだけに、これからますます蕎麦好きがつのっていくだろう。

要するに、素材そのものの持つ自然な食感で食べ物を評価するようになり、いろいろな調味料を駆使したソースのようなものは、今イチわからなくなってしまうことになると思われるのだ。

それならそれで、結構だという気もする。単純でシンプルな食べ物で楽しめばいいのである。

|

« ウェブに日付は大切 | トップページ | ジョンの命日 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ウェブに日付は大切 | トップページ | ジョンの命日 »