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2002年12月14日

「色」 について

まがりなりにも 「知」 をウリにしている割には、このサイトは 「色」 を多用している方だと思う。

モノトーン系で統一すれば、ソフィスティケイテッドな印象になるのは百も承知なのだが、あえて逆らっている。

80年代にコム・デ・ギャルソンやヨージ・ヤマモトがジャパン・ファッション・ブームを巻き起こしたときも、私は流行に逆らって、黒の洋服を着ずに、アース・カラーで通した。

私がモノトーンを避けるのは、多分、中学・高校時代の学生服への反感からだろうと思う。せっかくあの非人間的な制服から開放されたのに、同じような色の服を着ることには抜きがたい抵抗がある。かと言って、その反動で派手な色を使おうという気にもならない。

20年ほど前、ファッション・デザイナーの田山淳郎氏のインタビューをしたことがある。彼は 「モノトーンにこだわっているわけではないが、『安っぽい色』 は使いたくないだけ」 と言っていた。私はその主張にとても共感したことを憶えている。

彼は今、"OZOC" のプロデューサーとしてビッグになったが、色に関するポリシーは貫き通している。

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