「SQLスラマー」 でわかったこと
先週末の 「SQLスラマー」 被害は、全世界に及んだらしい。
その頃、私は酒田の田舎で情報と断絶していたので、友人から電話で知らされても、しごくノホノンとしていた。情報遮断も、たまにはいいものだ。
今回のワームは、SQLサーバの脆弱性を狙って侵入したらしい。SQLサーバというのは、オラクルより安いので、かなりあちこちで使われている。それで今回は爆発的に広まったようだ。私も以前それを使ったプログラムを管理していたが、最近は Linux にしたので、被害を免れた。
今回は、アメリカン・エクスプレスのサイトもやられてしまったらしい。アメックスも、オラクルを買うのをケチって、SQLにしていたのがバレてしまったのである。
それよりも笑ってしまったのが、SQLサーバを開発したマイクロソフト本社のサーバもいくつかやられてしまったということだ。MSのサイトにいくと、最新の修正パッチプログラムを当てて、システムを保護することを呼びかけているが、肝心の自分たちがそれを怠っていたわけだ。
これで、ユーザーというのはそれほど従順でもマメでもないということが、身に沁みてわかっただろう。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 「入国審査」が「入獄審査」になってしまう件(2024.11.03)
- 会社の会計システムが「個人ベース」だったとは(2024.10.18)
- Apple 純正の「パスワード」というアプリ(2024.10.15)
- デジタルカメラの進歩ってスゴい!(2024.10.12)
- 新規 SNS の Bluesky、なかなかいいかも(2024.09.08)
コメント