「SQLスラマー」 でわかったこと
先週末の 「SQLスラマー」 被害は、全世界に及んだらしい。
その頃、私は酒田の田舎で情報と断絶していたので、友人から電話で知らされても、しごくノホノンとしていた。情報遮断も、たまにはいいものだ。
今回のワームは、SQLサーバの脆弱性を狙って侵入したらしい。SQLサーバというのは、オラクルより安いので、かなりあちこちで使われている。それで今回は爆発的に広まったようだ。私も以前それを使ったプログラムを管理していたが、最近は Linux にしたので、被害を免れた。
今回は、アメリカン・エクスプレスのサイトもやられてしまったらしい。アメックスも、オラクルを買うのをケチって、SQLにしていたのがバレてしまったのである。
それよりも笑ってしまったのが、SQLサーバを開発したマイクロソフト本社のサーバもいくつかやられてしまったということだ。MSのサイトにいくと、最新の修正パッチプログラムを当てて、システムを保護することを呼びかけているが、肝心の自分たちがそれを怠っていたわけだ。
これで、ユーザーというのはそれほど従順でもマメでもないということが、身に沁みてわかっただろう。
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