長期予測は当たらない
この冬の長期予報は、「60%の確率で暖冬」 と言っていたはずだが、実際にはこの通り、相当に寒い!
天気予報というのは、翌日か翌々日までならかなり当たるが、1ヶ月以上先となると、なかなか当たらない。
今日は、妻が外出したので一日家事をしていたのだが、朝の9時半頃に外に干した洗濯物が、昼前の11時には凍っていた。山形県なら珍しくないが、関東では滅多にない。それほど寒かったということだ。
天気を予測する上でのいろいろなファクターが、時間的に先になればなるほどカオス的様相を強めるので、長期予測が大変だというのは、よくわかる。
よくわかった上で、あえて言わせていただくとすると、「なかなか当たらないものを、予測するなんて、止めた方がいいんじゃないか」 ということだ。 あるいは、「60%の確率」 程度では、「眉に唾つけて聞いといてください」 と断りを入れた方がいいのかもしれない。
天気予測というのは、かなり複雑系の要素の濃い領域であるようだ。それだけに、長期的なことは、あまりもっともらしく言わない方がいい。
「先のことは、はっきりわからないというのが、科学的にも、もっとも誠実で客観的な態度」 ということの理解をきちんと広めておいてから、「もしかしたら、これこれの陽気になるかもしれない」 という程度にとどめておけば、外れてもあまり腹も立たないだろうにと思ってしまうのである。
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