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2003年1月16日

ポカポカ陽気は一時的

先日までポカポカして、気象庁の暖冬予測も、遅ればせながら実を結んだと思ったら、ここ 2日間はまた真冬の寒さに逆戻りだ。

明日は桜の咲く頃の陽気になって、その後はまた寒くなるという。

まったく忙しい天気だが、結局は 「暖冬予測」 は外れてしまったと思っていいだろう。これから先、多少暖かくなっても、それは 「春に向かうのだから当然」 ということになる。

私は 「お天気商売」 の繊維・アパレル業界に関係しているので、案外気候の変化には気を使う方なのだが、記憶を辿ると、気象庁の中長期予測は、大概外れている。夏は梅雨入り・梅雨明けの予測がまともに当たった試しがないし、酷暑・冷夏の予測もピンボケだ。冬の予測はほとんどでたらめに近い。

それでも、もっともらしく予測されると、眉に唾を付けながらでも一応は聞いてしまうのである。結局は外れてしまうのだが。

明日や明後日までの予測はかなりの確率で当たるようになったのだが、その延長戦にあるメソッドで中長期を考えても当てるのは無理だということに、そろそろ気付いてもいい頃なのではなかろうか。それは結果が明白に物語っているのだから。

いっそ、中長期予測には、昆虫やカエルの行動観察を取り入れるなどした方がずっと当たるような気がするのだが。

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