パソコンの寿命
私としては、パソコンの寿命は 3年だと割り切っている。
しかし、普通の個人ユースの知人に、「あなたの 3年前に買ったパソコンは古すぎるから、買い換えるべき」 と勧めるのは、ちょっと気が引ける。
つい最近、知人の勤務先のホームページ開設を手伝ったのだが、その会社の事務所においてあるパソコンは、3年前に安く買った型落ちだから、かなり古い。古いのだが、これまでネットにつなぐこともなく、スタンドアロンで使用してきたため、まったく不便を感じていなかったようなのだ。
しかし、これからインターネット常時接続にして、メールもフルに活用しようとすると、CPU が非力過ぎるし、ハードディスク容量も決定的に足りない。しかし、当のオーナーは高い金を出して買ったものが、たった 3年で使い物にならなくなるなどという発想がないから、こちらとしては、買い換えろとはなかなか言い出しにくいのである。
考えてみれば、一般のオフィス機器は、コピー機にしろ、FAX にしろ、3年で使い物にならなくなるものは少ない。パソコンだけは別ということを納得してもらうには、なかなか骨が折れる。
結局、それを納得してもらうには、日頃からガンガン使い込んでもらうしかない。パソコンは、ヘビーユーザーほど買い替えが早いのだ。
パソコンの世界は、まだ一般常識の通じにくいところがあるのである。
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