永平寺参詣
金曜日に福井に出張したのを幸いに、自費で一泊して、長年行きたかった永平寺を参詣してきた。
たまたま、2月15日は「涅槃会 (ねはんえ)」の行事が行なわれていて、末席に参列させていただけた。
「涅槃会」というのは、釈尊入滅の日、つまり、お釈迦様の祥月命日である。お釈迦様の誕生日(4月 8日)はもちろん知っていたが、恥ずかしながら、命日までは知らなかった。今日、参拝して初めて知った。
たまたま行った日が、偶然にもそんなに大切な日に当たったというのは、運が良かったのだろう。知らずに入っていったら、ご焼香までさせていただけて、本当にありがたい。
曹洞宗の大本山で、お釈迦様のためにご焼香をした人なんて、そんなに多くはないだろう。きっと、父の父の得明和尚が導いてくれたのだと思う。感謝。
永平寺は、入り口からすぐ屋内に入れて、そのまま一番上の法堂までよく磨かれた回廊を通って行けるのだった。屋外の雪深い参道を辿って登る覚悟をしていたのだが、その点は呆気ないほど楽だった。さすがに雪国の修行道場である。ただ、雪道を辿りたかったような気も、しないではないのである。
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