テレビで感動
今日は新宿に泊まり込みだ。
明日までに仕上げなければならない原稿があるので、せっかくの新宿の夜でも、仲間と飲みに行くわけにもいかず、ホテルの部屋に缶詰になって、ノートパソコンの小さな画面と格闘した。
自宅でも職場でも、デスクのそばにテレビなどはおいていないので、私のテレビを見る時間は平均的日本人としては極端に少ない。せいぜい 30~40分で、それも集中して見ることなぞほとんどない。
ところが、ホテルの部屋ではデスクのそばにテレビがおいてあるので、ついスイッチを入れて、「ながら族」になってしまった。仲間はどこかで飲んでいると思うと、テレビぐらいつけなければストレスがたまってしまう。
NHK のドキュメントで、建築家の安藤忠雄氏が、海辺にコンクリート打ちっぱなしの4階建ての住宅を建てるという特集をしていた。これには、原稿を書きながらでも十分感動した。
安藤氏は「建築は生き物だ」と言う。これはどういう意味か。
生物学的な「生命」をもつ「生き物」は、生まれてから成長し続ける。しかし、元々は「モノ」 の寄せ集めに過ぎない「建築」は、完成してしまったら、あとは消耗し続けるしかないはずである。
それが「生命」を持つというのは、作り手と住み手の心が重なり合い、「モノ」として完成した後も、衰えるのではなく、「味=テイスト」が加わり続けるということだろう。
テレビというのも、たまにはいいものだと思った。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 「廿」 や「卅」の読めない人がフツーに出てきてる(2026.07.06)
- 県や市町村の、「まんま」シンボルマーク(2026.06.21)
- 福島、磐梯の旅から帰った(2026.06.10)
- 我が高校の後輩たちによる「酒星劇場」という企画(2026.02.13)
- 裏磐梯、諸橋近代美術館のダリ・コレクション(2025.10.22)







コメント