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2003年2月23日

高級ブランドの名前

山形県庄内出身の私は、高級靴で有名なイタリアの某ブランドの名前を口にするのにちょっと抵抗がある。

そう思っていたら、津軽出身者にとっては、その抵抗はより大きなものになるらしいということがわかった。

庄内では「おちんちん」のことを「かもこ」という。小さな男の子のかわらしい段階のものをいう場合が多いように思うのだが、これについては、別に「かもこ」の専門家ではないので、勝手な思い込みかもしれない。

だから、温泉で有名な佐渡島の加茂湖という地名も、よく「佐渡加茂湖温泉」などと表記されているが、ちょっとなんだかなぁという気がする。加茂湖の地元の方々には、まったく他意はないのでお許しいただきたいのだが、こればかりはいたしかたない。

庄内では「かもこ」なのだが、なおも都を離れて津軽あたりまで行くと、一説には、かわいらしさを表す接尾語の「こ」が取れてしまう場合が多いらしく、さらに訛りが加わわって、単に「がも」となるらしい。

ここまで来れば、何ゆえに私がイタリアの高級靴 (最近は靴ばかりではなく、バッグや香水でもおなじみだが) ブランドの名前を口にするのに抵抗があるか、おわかりいただけたと思う。津軽人にとってはなおさらと思いやられるのである。

なお、「かもこ」が 男女の仲がいいことを現す「ちんちんかもかも」という言葉(国語辞典にも載っている)と関係があるかどうかは、皆目見当がつかない。ご存知の方がいたら、ご教示いただきたい。

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