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2003年2月 4日

「比喩」 で語る

これからの時代は、「真理を比喩で語る」ことが重要になる。

具体的客観的事実のみをありがたがった近代には、「真理」を語るレトリックがなかった。それで、こんなにもつまらない時代を作ってしまった。

具体的事実を客観的に語るというスタイルでは、真理に到達できないのだ。それは「客観的」という概念が、突き詰めれば突き詰めるほど「実体」のないものになるということと遠くない。

考えてみれば、釈迦もキリストも、みな真理を比喩で語ったのである。それは「真理」というものが目に見えないものであるだけに、客観的、具体的には語りえないものだからだ。

これからは、いかにふさわしい比喩を語れるかが、重要なポイントなのである。「物語」を語る手法である。それはテクニックというよりは、直観である。だから、インスピレーションのない者はものを語れないのである。

いかに論理的であるかよりも、いかに直観的であるかが問われる。「論理」で得られるのは「説得」とか「論破」でしかないが、「直観」からは 深い「共感」が得られる。

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