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2003年2月 7日

独立することになった

私は一つところに10年勤めたことがない。最長で 9年である。昔なら 「ヤクザな奴」 と言われるところだが、最近は半分お世辞でも 「豊富なキャリア」 と言ってもらえるようになった。

世の中、様変わりである。

日本の企業社会は 「年功序列」 と 「終身雇用制」 で安定していると言われていたのは、つい10年足らず前までである。最近では、大企業でも50歳を過ぎると居づらくなる。周りを見ても、定年までまっとうできる人は少ない。

今、定年前に会社を去る人のほとんどは、入社時にはそこに 「骨をうずめる」 覚悟で入ってきた人たちである。最近の 「いつ止めてもいい」 ぐらいに思っている若手とは訳が違う。

定年前に会社を去ることを、どこか異常な事態と受け止めてしまう人たちなのである。後姿を見ると、なぜか哀愁が漂う。

そこへ行くと、私は少々異端である。勤めを変わることを何とも思っていない。今までに職場を 5つ変わった。

ところが、近く年貢を治めそうである。何と、独立して社長になることになった。ナンチャッテ社長ではないように、がんばりたい。

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