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2003年2月 9日

拝金主義と勤勉さ

Rick氏の BBS で、 「勤勉」 と 「拝金主義」 の話題で盛り上がった。

お金は大切だが、そのせいで見えなくなることが多くあることに気付いている人は多い。だが、「何が見えなくなっているか」 は難しい議論だ。


「大切なのはお金ではない」 とか 「お金では幸せになれない」 というのは、簡単なことである。それには、ちょっとしたセンチメンタリズムさえあればいい。

とはいえ、お金は確かに必要だ。それゆえに 「勤勉」 は美徳とされる。しかし、それほど勤勉でなくても生きていくのに困らない風土の人間に、無理やり勤勉を押し付けるのは、「勤勉人」 の傲慢である。

貴族的優雅さというものもある。ローマ人は一日中寝転んで飲食と談論風発を楽しんだ。ちょっとうらやましい気もするが、それは奴隷労働の上に立脚したライフスタイルだった。現代では、奴隷を使うことはもはや許されないだろう。

食い物に困らない風土に生まれるか、金持ちの子として生まれるかといった幸運 (?) に恵まれなかった者としては、「勤勉」 に暮らすしかないのである。しかし、「勤勉一途」 の人と酒を飲んでも、あまり面白くはない。

お金以外のものを得ることにも 「勤勉さ」 を発揮しないと、精神的な 「豊穣さ」 を感じることはできないだろう。

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