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2003/03/11

アイデンティティとは?

米国ミネソタ州で不動産金融業を営む普通の男性が、実はナイジェリアの部族の王子だったことが判明した。

養子として暮らしてきたのだが、ある日突然、実母が現れ、それから自分のルーツを辿ることができたのだ。

この人はマーティ・ジョンソン氏(38)で、養子として暮らしてきた。

2年前にアイオワ州に住むという実母が、彼に連絡を取ってきて、そこから、実父はナイジェリアで有力な部族の家柄で、マーティさんはその跡を継ぐ「王子」の立場にあることが判明した。 実父の親族も、全員が彼を一族の「後継者」として認知した。 しかし、彼はアメリカでの仕事を捨てるつもりはないらしい。

「自分は何物なのか」 「自分は何処より来て何処に行くのか」 - 自分のアイデンティティを探るのは、実はとても難しい。

一介の不動産屋が、実はナイジェリアの王子だったということが判明したとしても、それが 「本当の自分」 が 「本当は何物なのか」 ということとは、あまり関係ないような気がする。

自分のアイデンティティとは、「自分は何をもって世の中に関わることができるのか」 ということだ。それは言葉を変えれば 「使命 (ミッション)」 である。自分の内側だけでエンジンを空ぶかししすぎては、わからない問題である。

きちんとクラッチをちょうどよくつなぐ技術というのも必要だ。

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