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2003年4月23日

人が警察犬を噛んだ

犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛んだらニュースだと言われる。今回は、人間が警察犬のジャーマン・シェパードに噛み付いたというのだから、そりゃあ、極めつけの大ニュースだろう。

「なんでもあり」 の米国でのお話だ。

CNN によると、ニューヨーク、シラキュースの街のバーで、泥酔の挙句問題を起こした男が、警備員に店外につまみ出された。そして駆けつけた警察官の連れていた警察犬、レニー(3歳)の首を絞めて喉笛に噛み付いたというのである。恐ろしい奴!

警察官がこの男の顔面を 2発ぶん殴ってやっと離したというのだが、気の毒なのは不意に噛み付かれたレニーである。さぞかし驚いたことだろう。

男は殴られた際に、鼻を骨折、頭から血を流したというが、病院で手当を受けて留置場に泊められ、それでも、「酔っ払っていて、犬をかんだ憶えはない」 と主張しているらしい。そりゃあ、記憶が残るほどシラフだったら、そんな馬鹿な真似はするまい。

結局彼は、公務執行妨害と警察犬暴行の罪で起訴されたというのだが、「警察犬暴行」 という罪名があるなんて、さすが、「なんでもあり」 の米国だ。

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