シャワーカーテンは気持ち悪い
たまたま、「選りすぐり一撃集」 H15年4月11日の 「わからないことはわからない」 を読み返して、自分で吹き出してしまった。確かに、日本の風呂の入り方は、西洋人には難しいだろう。
しかし、西洋式のバスもかなり難解だ。 とくに、あのシャワーカーテンである。
世界のホテル王、コンラード・ヒルトン氏が、あるとき全米ネットワークTVのトーク番組に出演した。司会者はヒルトン氏に向かって言った。 「ヒルトンさん、今夜は、全米の視聴者があなたを見ています。テレビをご覧の皆さんに何かおっしゃりたいことはありますか?」
ヒルトン氏はしばらく考えた後に、こう言った。「はい、一つだけ言わせてください。いいですか、シャワーカーテンはかならずバスタブの内側に入れてくださいね。外側でなく、内側に」
これは大ウケしたらしい。
シャワーカーテンをバスタブの外側に垂らして、バスルームの床をびしょびしょにしてしまう日本人が後を絶たず、ホテルは迷惑しているみたいなことを書く旅行案内書が多いが、実は当の米国人も同じ失敗をやらかしているようなのだ。
それは今でも変わらないらしく、今回米国に出張して気付いたのだが、シカゴのヒルトンホテルのシャワーカーテンは、アウターとインナーの二重構造に改良されており、アウターがバスタブの外側、インナーが内側にくるように、つまり、2枚でバスタブの縁を挟み込むような構造になっていた。これで、無理やり 2枚ともバスタブの外側に出してしまうという力技を発揮しない限り、いやでもインナーカーテンはバスタブの内側にくる。
苦肉の策だろう。まんざら日本人対策に限ったこととも思われない。
あのシャワーカーテンというやつは、シャワーを浴びると、流体力学だか何だかのせいで内側の気圧が下がり、そのためになびいて、二の腕や腰骨のあたりにペタペタと貼り付いてくる。確かに気持ち悪い。つい下端を外側に出して、こちらに吸い寄せられないようにしたいという気持ちにもなろうではないか。何とかならないものかと思う。
私は、あのバスタブを上まで樹脂製の屋根で覆って、カプセル状にしてはどうかと思う。そして出入り口をソリッドなドアで開閉させるのだ。そうすれば気圧差で吸い付いてくることもないし、締め切れば蒸し風呂状になって、風呂でちゃんと汗をかきたい日本人にはとてもありがたい。閉所恐怖症にはつらいだろうが。
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