米国の爪切りは大雑把
実は、先月米国に行くのに 「爪切り」 を持っていくのを忘れてしまった。
1週間ほどいる内に爪が伸びてしまったので、ドラッグストアで買おうとしたのだが、英語で 「爪切り」 を何と言うか忘れてしまっていることに気付いたのである。
米国のドラッグストアというのは、かなりでかい。日本のマツキヨよりは大きい気がする。その中で、爪切りを探すのは大変だ。なかなか見つからないので、店員に聞こうと思ったのだが、何でも、"nail cutter" でないのは確かである。
さて、何と言うんだっけ? 店員に近づきながら、"nail..., nail..." と心の中で繰り返していたら、天啓のように思い出した。"Nail clipper!"
以前 「一撃」 に、物忘れをしても、執念で思い出さないと 「ボケ」 が進むと書いたことがある。このようにして必死に思い出すと、「シナプス」 がつながって、「ボケ」 の進行が止まるのだそうだ。私のボケの進行は、この瞬間、少なくとも 3日は遠のいたのである。
で、店員に聞いてその "nail clipper" のおいてあるコーナーに行くと、3種類の製品があった。しかし、どれもみな、サイドにカバーが付いていない。つまり、切った爪はあちこちに飛び散り放題になる。米国の爪切りは、かなり大雑把なコンセプトで作られているようなのだ。
このあたりのパテントの関係がどうなっているのか知らないが、米国で日本流の 「爪が飛び散らない爪切り」 を売り出したら、一儲けできないだろうか。
ちょっと興味がある。
それとも、米国人は爪が飛び散るくらいはなんとも思わないから、全然売れないだろうか。
| 固定リンク
「比較文化・フォークロア」カテゴリの記事
- 「バーコード頭」という文化遺産(2022.06.23)
- 「小股」に関して、再び、三度(みたび)(2022.05.26)
- 自分の「部族」名を特定するとしたら(2022.04.04)
- トリックスターに(ほんのちょっとでいいから)幸あれ(2022.04.02)
- 留学と海外出張(2022.03.12)
コメント