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2003年7月27日

時間の止まる夏

久し振りに晴れた。ようやく梅雨明けかと思ったが、関東ではまだらしい。気象庁では 8月と同時に梅雨が明けると言っている。

風がまだ涼しい。どうかすると、秋風のような感じさえする。農家は大変だ。7月一杯で作物が育たないと出荷に影響するという。

田んぼの稲を見ても、7月下旬にしてはなんだか妙に小さい。8月にきちんと日が照ってくれれば、実はつけるらしいが、そうなってもらいたいものだ。

ところで、夏の景色をみると、私はいつも 「フリーズ」 という言葉を連想する。カッと熱い日差しがあればあるほど、景色は 「凍りついている」 ように見える。夏の景色は、いつも 「動かない」 のである。

白い田舎道が、緑の田の真ん中を一直線に続き、その向こうには青空に入道雲が湧く。しかし、何も動かない。微風はあるが、草をそよがせるまでにはいたらない。音も聞こえない。実際には蝉時雨なのだが、それは聞こえる音ではない。時間が止まっている。

夕暮れになって、ようやく家々から浴衣を着た娘や祭半纏を着た若衆が出てくる。しかし、夏祭りは止まった時間のままで進行する。夏祭が一巡すると、盂蘭盆が営まれる。

そういえば、お盆までには夏らしくなってくれないと、こうした情感が湧いてこない。気象庁の言うように、8月の声を聞くと同時に梅雨が明けてくれればありがたい。

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