長期予報は当たらない
かくして、今年の夏は予測に反して、冷夏で終わりそうだ。思えば、気象庁の長期予測はマトモにあたった例がない。
考えてみれば、3ヶ月先の天気を当てるなどというのは、「二階から目薬」 をさすようなものではなかろうか。
昔は、賞味期限の切れかかったものを食べるときは、「天気予報、天気予報」 と唱えるといいと言われた。もちろん、「あたらない」 という洒落である。
しかし、今どきの天気予報というのは、翌日の予測というレベルでは、かなり的中精度が上がっているらしい。ところが、翌々日のレベルになると、その制度はグッと落ちてしまう。それは、不確定要素が時を追うにつれて相乗的に増大するからだ。
近頃も、「明後日には夏の日差しが戻る」 と何日も言われ続けて、今日になるまで戻らない。かくまでに、翌々日の天気予測は、不確定要素に悩まされる。
翌々日ですらこの調子なのだから、3ヶ月先の予報が当たるわけがないと言ってしまえば、案外腹も立てずに済みそうだ。それにしても、これほどまでに当たらない長期予報を、もっともらしく出し続けるというのも、お役所でなければできないことかもしれない。
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