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2003年8月25日

マイク・タイソンは 「大貧乏」

大金持ちというのがあるのなら、大貧乏というのがあってもいい。さしずめ、マイク・タイソンはその大貧乏の最たるものだろう。

彼は、18年間のボクサー生活で稼いだ 3億ドルをすべて失い、自己破産した。そして、今回、日本の K-1 と契約した。

普通の感覚からすると、約 300億円もの金をどうしたら使いきれるのか不思議だが、彼は実際に使い切ってしまったのである。

別れた妻への慰謝料やら、とてつもない浪費やらというのもあるだろうが、元々、稼いだほどには手元に入っていなかったのではなかろうか。マネージャー、トレーナー、ボディガード、その他もろもろの取り巻きへの支払いが結構多かったはずだ。

タイソンに限らず、たった数年で何億円もの収入を得たら、あとは死ぬまでのんびりと暮らせばいいようなものだが、なかなかそうはいかないもののようだ。というのは、スポーツや芸能の世界では、たった一人で仕事をするのではなく、ほとんどがチームワークである。だから、「もう一生分稼いだから、引退する」 とは、なかなか言い出せないのだ。スターが一人引退してしまったら、その取り巻きの何十人もが食い詰めてしまう。

だから、スターは簡単には引退させないようにしなければならない。そのため、当人にはなかなか金がたまらないように、「浪費のシステム」 が構築してある。金のかかる遊びをさせる。しかも、取り巻き連を引き連れて遊ばせる。その境遇を維持するために、スターは永遠に稼ぎ続けなければならない。ふと気付くと、破産しているかもしれないのだ。

いくら高収入があったとしても、こういうのは 「大貧乏」 というのだろう。

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