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2003年8月22日

冷夏と地震と甲子園

今、仙台から帰ってきた。上野駅に着いて地下の新幹線ホームから地上の在来線ホームに上がってきたら、むっとする熱気が立ち込めていた。「あぁ、夏って、こういう感じだったんだ」 と思い出した。

こんな日は、今年は何日もなかった。

宮城県方面の今年の夏は大変だったようだ。冷夏長雨の影響は宮城と岩手でとくに大きく、米作農家にはつらいことになっている。それに加えて、北部の大地震である。泣きっ面に蜂だ。

それだけに、甲子園野球で地元の東北高校が準決勝を勝ち上がったのは、うれしいニュースになっていた。妻の実家の次男坊が東北高校で、ここまで勝ち上がると、父兄としては寄付金をはずまなければならないようだ。まぁ、めでたいことだから、いいだろう。

私は高校野球にはそれほど思い入れはないのだが、奇しくも決勝戦は妻の実家の宮城と、我々の現住所の茨城の対決になってしまった。雨にたたられながらも全日程がようやく消化されそうで、とりあえずは、よかった。

「今回は宮城県は大変だったのだから、東北高校が優勝するといいね」 と言ったら、茨城は茨城で、常総学園の木内監督が今年限りで引退のため、花道を作りたいという事情があるらしい。う~む。難しいところだ。

まぁ、結果はそんな情緒的な要素よりも、「強い方が勝つ」 ということになる。それでいいのだ。

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