表記と発音
8月31日の一撃で書いた「ステュ・レナーズ」という米国のスーパーだが、世の中では別の名前で紹介されていたような気がして、インターネットで調べたら「スチュー・レオナルド」なんて呼ばれているようで、驚いてしまった。(参照)
オリジナルは "Stew Leonard’s" である。
まぁ、"Stew" は、シチューも stew だから、「スチュー」と伸ばすのもいいかもしれない。しかし "Leonard" は「レナード」だろうなあ。少なくとも、知り合いに Leonard という名前の米国人は何人かいるが、「レオナルド」なんて呼ばれてないぞ。
タイタニックに出てた ディカプリオなら、Leonardo Di Caprio だから「レオナルド」でもいいような気がするが、スーパーの店名の方は、最後にイタリア風の "o" の字が付いてないのだから、米国風に「レナード」と言う方が自然で、舌をかまずに済むような気がするのだが。
そういえば、今、米国で話題のプロレス団体 WWE の会長も、日本では「ビンス・マクマホン」と紹介されている。"McMahon" はローマ字読みすれば確かに「マクマホン」だが、米国では「マックマン」あるいは「ミクマン」に近い発音だ。
オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)に至っては、本当は「ヘボン式ローマ字」のヘボン博士(James Curtis Hepburn)と同じ苗字なのだが、日本では悲惨なことに「ヘップバーン」で定着してしまった。当人にしてみれば、「ヘップバーンって、一体誰のことよ!」と言いたくなるだろう。
まぁ、こればかりは仕方ないかもしれない。英語はヨーロッパ語族の中では、最も表記と発音が一致しない言語の一つだと思う。こんな読み方の難しい言語圏の人間が、戦後、日本語の 「旧かな」 は表記と読みが一致しないからいけないと言って、「新かな」 を押し付けてしまった。
だったら、自分のところも、せめて Leonard を Lenard にするぐらいの改革をしろと言いたくなるではないか。
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