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2003年9月16日

本当のタイガース・ファン

今朝、駅について KIOSK で 「週刊アスキー」 を買おうとしたら。後ろから息せき切って駆けつけたおっさんが、ありとあらゆるスポーツ新聞を 1部ずつ買っていた。その目は、完全に 「イって」 いた。

熱烈な阪神ファンが、ここにもいた。

今日はどこに行っても 「六甲おろし」 が鳴り響いていて、耳についてしまった。世の中、こんなに阪神ファンが多かったのか?

いつも思うのだが、毎年毎年、優勝する球団の 「にわかファン」 というのが現れる。「お前が○○ファンだったとは、ついぞ知らなかったぞ」 と言いたくなるような手合いが、まるで何十年来の熱烈なファンのような顔をして浮かれている。

みんな 「勝ち馬」 に乗りたがる。考えてみると、巨人というのはこの繰り返しで、こんなにも人気球団になってしまったのかもしれない。

とはいえ、本当に長い間熱烈な 「虎キチ」 をやっているのも少なくない。以前の会社の同僚は、「『六甲おろし』 を日本の国歌にすべきだ」 とまで息巻いていた。「そんなことを言っても、俺は 『六甲おろし』 の歌詞なんて、初めと終わりの部分しか知らんぞ」 と言ったら、「日本にそんなヤツがおるんか」 と、本気で驚いていた。彼こそ、本当のタイガース・ファンである。

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