田舎ぐらし
今日帰宅したら、家の中に小さな羽虫が一杯飛んでいる。裏の草薮で大発生し、網戸の目を通って入ってきたらしい。
夏の間に羽化するはずだったのが、冷夏で先延ばしになって、たまたま今日になって、一斉に出てきてしまったのだろうか。
エアコンの嫌いな妻も、今日ばかりは仕方がない。エアコンを稼動させ、白の壁紙にびっしりと止まった羽虫を、ガムテープでペタペタ捕獲している。それにしても、ハエといい、羽虫といい、なぜか白壁が好きらしい。おかげで捕獲ゾーンを絞り込めるので、なんとか駆除できた。
郊外と呼ぶよりも田園地帯と呼ぶ方がふさわしい地域に住んでいると、都会の暮らしでは経験できない出来事がある。まず、夏になると日が暮れてからはジョギングができない。蚊が大量発生するので、つい口から吸い込んでしまうのだ。ジョギングは明るいうちである。
一昨日はトンボが家に飛び込んできて、一晩過ごして、翌朝ようやく出て行った。
もうすぐ、里山に入れば栗が一杯落ちている季節になる。冬は筑波おろし。春になれば、ヘビやトカゲが冬眠から醒めてうようよ出てくる。
都会の無機的な感性では、田舎では生き延びられない。
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