« 国境を越えた入れ歯 | トップページ | 「エスカロップ」という料理 »

2003年10月27日

「みゃー」

名古屋を中心とした尾州は、毛織物の本場である。以前、羊毛関連の仕事をしていた頃、毎月のように名古屋に行っていた。

ところで、名古屋では「みゃー、みゃー」言うというが、それは本当のようなのだ。「旨い」も「お前」も「みゃー」と聞こえる。

ところである時、韓国から出張してきた妙齢のご婦人を交えて夕食を食べていると、彼女は満足そうに「みゃー」と言う。そんな言葉をどうして知ったかと聞くと、案の定、名古屋オフィスの○○氏に教わったという。

(以下、実際は英語での会話)
「彼は、 『デリシャス』は日本語で『みゃー』というと言ったのか」
「そう教えてくれた」
「彼は、とても悪い男である。彼の言うことは、何一つ信じてはいけない」
「どうして?」
「『みゃー』は名古屋アクセントなのである。あなたのような人が東京でそれを言ったら、周りはフリーズする」
「実は『ベリー・デリシャス』も教わった」
「どんな風に?」

彼女はゆっくりと思い出すようなまなざしをして言った。

「どえりゃー、うみゃーて、いかんわ」

|

« 国境を越えた入れ歯 | トップページ | 「エスカロップ」という料理 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 国境を越えた入れ歯 | トップページ | 「エスカロップ」という料理 »